すっかり風邪が良くなった歯科専門 接遇講師の久保 佳世子です。
水木と福岡県久留米市の歯科医院にドクター向けの研修に行っておりました。
多くの院長と話していて、勤務医時代の事を悔やまれる先生も多いです。
院長になって初めて院長(自分の前の)の苦労が分かったと言う先生の話をよく聞きます。
勤務医の時は、一緒にスタッフ側に立ち院長の立場を理解していなかった。
患者さんが途中で治療を中断しても、余り気にかけなかった。
キャンセル患者のことを真剣に考えていなかった。
など今まで無意識だったことが院長になって初めて、とても重大であった事に気づく先生も多いでしょう。
勤務医だと、給料の心配も月々の支払いも患者数も気になりませんよね!
他人事に近い感覚でしょう。
勤務医時代にいかに物事を院長目線つまり経営者感覚で捉えるかどうかが、開業後に大きく差がつきます。
院長事(他人事)を自分事に考えるクセをつけるべきですし、同時にその感覚を院長が勤務医に伝えて欲しいです。
先日伺った久留米の院長先生は、勤務医に経営者感覚が身に付くようにと、厳しさと愛情を持って部下育成をなさっています。