都内に戻る新幹線から更新している、歯科専門 接遇講師の久保佳世子です。
いつもなら、ビールを飲むところですが抹茶ラテを飲んでます。
ある先生から日経ビジネスで「富裕層の正体」という記事があり、面白かったと聞いたので、バックナンバーを買い求めました。
今、車内で読んでますがなかなか面白いです。
築三十年以上経過したみすぼらしい木造二階建てが社屋という町工場のオーナーは、実は資産72億円あると書いてありました。
資産を持っている人は、生活が質素な傾向があるようです。
このような記事を読むと百貨店時代を思い出します。
私が入社した当時は、バブルで五万円もするようなセーターが飛ぶように売れました!
商品をすすめなくても買って貰える時代でした。
そんな中、催しの販売応援に行きましたが、扱っている商品は単価が5000円や3000円が多かったです。
ある時、貧しそうな老人を接客しました。
その老人は「いつも、大丸で物を買ってる」と恩着せがましく言うのです。
新入社員だった私はホンマ?と思いました。
そして、5000円のジャンパーを買うにも時間を掛けて慎重に選ぶのです。
私は、このお客さんは普段百貨店で物を買うなんて、嘘だと思いながら接客をしました。
ところが会計する時になって出てきたカードが、外商カードでした。
詳しい基準は知りませんが、大丸の外商は審査が厳しくなかなか入れません。
ある一定の財力が無いと外商には入れないのです。
貧しく見えたその老人は、外商に入れるだけのお金持ちだったのです!
私は、人は見かけで判断したらアカンと思いました。
大丸では10年間接客してきましたが、着飾った人ほど、意外にお金を使いませんでした。
一見質素な人の方が沢山買ってくれました!
新入社員の時に良い経験をしました!
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