部下育成 | 突き抜けた歯科医院になる!マナーセミナー接遇コンサルタント久保佳世子

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マネージメント研修に備えて、今日は1日テキストを作成しておりました。

私が人材育成に関わって足掛け7年。年月が経てば経つほど、店舗ならスタッフよりも店長、医院ならスタッフよりも院長の方が研修が必要と感じます。

特に今後は歯科業界において、マネージメント研修を実施していきたいと強く思っています。

院長が変わらないと医院は変わらないです。

店長が変わらないと店舗は変わらないです。

院長が変わった方が、物事が好転するのが早いです。

どこの業界でも部下を叱れない上司が実に多いです。

「褒め育て」ばかりが、取り上げられる風潮がありますが、叱るのも褒めるのと同じくらい不可欠です。

これは私の主観ですが、部下を叱れない、指導出来ないのは上司の怠慢であり、部下育成を放棄していると同じことだと思います。


これでは上司としての本分を全うしていません。

「長」としての責任を果たせていない、無責任な行為と感じます。

よくマニュアル本で「叱っても良いが怒ってはいけない」、「感情的になっていけない」とありますが、私は感情的になってしまう時があっても良いと思います。

上司だって人間です。感情があって当然です。只、理屈として感情的にはならいないよう留意する必要はあります。


少々感情的になっても、普段からの信頼関係があれば、おかしな事にはなりません。

私もこれまで人を指導していく上で、何度も叱りました。

気をつけていたつもりでも、感情的になってしまった事もあるかもしれません。


叱る一番の理由は、その人に良くなって欲しいから。今の組織を出ても、どこに行っても認められる存在になって欲しいから。


仮によその会社に行っても「人」として大切にして貰って欲しいという親心でした。

また仕事を通じて成長し、豊かな人生を送って欲しいから。

だから叱る時は、こちらも一生懸命です。必死です。

私も、よく叱られましたし、若い時は叱られて泣きました。

今思い返して、課題を手伝ってくれる優しい先輩上司より、叱ってくれた先輩上司の方が記憶に深いですし、今も感謝しています。

一番叱られた上司に、今でも大阪に帰った際は会いに行きます。


今年のお正月にお会いした時も、「俺も反省してるんや」と元上司はおっしゃっていましたが、あの時はありがとうございましたという気持ちでいっぱいです。

自分もまだ至らない点はありますが、自分がこれまで、育てて貰って成長できた分、違う形で別の人に恩返ししていきたいと思っております。