テンションがが若干下がっていた数日前。
花を作ったらテンションが上がるかな~と思い、
「2月の花と言えば?」で
「チューリップ」と「カーネーション」と「ガーベラ」を作りました。
ミニチュア作家さんたちは花を作る時に、
まず何から始めて、どんな資料を見て、制作中は何に気をつけているんだろう
本を出版されている宮崎さんは↑
ミニチュアを作っていくうちに「実物を見て参考にしたい」と思い、花の苗や球根を植えて育て始めたとか・・・。
我が家にも庭があればな~遠い目
毎回購入するのも、私の性格上、結構ヤバい事になりそうだし。
私がミニチュアフラワーを作る時の流れとして
まずは・・・
ネットで参考になる写真を探したり、
花屋さん(通販)のカタログを見たり、
フラワーアレンジメントの本を見たり、
写真だけをじっくり見ます。
写真だけを見て作るというという技は、
研究のためと衝動買いしてしまう私には結構重要なことで。苦笑
実在するレストランのメニューをミニチュアにするという
「勝手に作ちゃったシリーズ」は
衝動買い癖を出さずに作れるか!?の訓練もちょっぴりあります。
「花の解体写真」「展開写真」は興味深く、
結構参考になるのでオススメですよ!
いろんな角度から花の写真を撮ってくれいる方もいるのですが、すご~く参考になります。
ありがたい
そして次に
写真(画像)を見ながら頭の中で、粘土で作るとしたら・・・のシミュレーションをします。
「こう作ったらいいかな」
「この方法は過去に失敗しているから、違う方法で」
などなど。
シミュレーションが終わったら一本作ってみよう!
まずは一本!
一本作れるかどうかが大事!
実際に作ってみると
頭では分かっているのに、
こう作りたいというイメージがあるのに
実際に作ってみたら全然作れなかった~!違った~!
っとなることがよくあります。
チューリップを作った時は、
一本目は失敗しましたが、
二本目で花びらにちょっとした凹みを入れたら成功しました。
このちょっとしたコツに気がつくかどうかは、
実際に作ってみて、そこで失敗をしたから分かったことです。
花びらの形が難しい時は、
シリコンモールド(型取り材)で花びら作ろう。
チューリップとガーベラの花びらは指先で作りましたが、
カーネーションは花びらの型を作りました。
昔、ミニチュア粘土を作ったことがない人に
「(花びらの形にするために)ハサミで切ったらどうですか?」
と言ってきた人がいたのですが、
う~ん、う~ん・・・
どう答えますか? ミニチュア作家のみなさんは?
私的には、ハサミで切ると、
・思っているほど丸く切れない(ハサミで切ったという不自然な角張ができる)し、
・自然な薄さがが無くなるというか(髪の毛を切ったばかりの毛先みたいな)、
なんとな~く、ハサミで形を作るのは避けたいな~と思うんですよね。
どうなんでしょうね~。
ハサミを上手に使っている人がいたら教えて欲しいです。
とりあえず完成させよう♪
私がまだミニチュア粘土初心者だった頃は
こだわりが強すぎて、たった1個を作るのに1ヶ月も3ヶ月もかかっていました。
これじゃない!これじゃない!と結局完成しなかったものがいっぱいあります。
でもね、とりあえず完成させないと、次のステップにはいけないんです。
ずっとその時間・過程に立ち止まったままなんです。
だから、私はある時から、
「こだわり過ぎ禁物で、作り始めたらとにかく最後まで完成させよう!」
と決めました。
「欲張って多く作りすぎずに、まずは1本・1個ね!」
と何度も心に唱えながらw
↑これは私には難しく、ついつい多く作りすぎてしまって、必要以上に時間を使ってしまっています。
はじめて作ったガーベラは、花びらの大きさがバラバラで。
全体的に丸く仕上げたかったのに、
まばら感があるというか、ギザギザになっちゃったというか。
でもいいの!作ったことに意味があるの♪
「本物みたいだよ♪」と言ってくれた友達、
ありがとう。嬉しかったよ~。
そう~・・・
きれ~いに完璧に作った物が必ずしも「本物っぽいか」というとそうでもないですよね。
一番初めに参考写真を探していた時に、
綺麗に花びらが揃ったガーベラもあれば、
若干不格好な、花びらの枚数が少ないガーベラもありました。
本物の花だって完璧な形ではないんです。
ミニチュア粘土って奥が深い。
たった一本の花を作るだけだけど
その一本目はすごく時間がかかるし、
知識や経験もいっぱい使う。
ドールハウス用とかシルバニア用に
庭とか鉢植えとかを作っている人がいますが、
めちゃくちゃ凄いと思います!
どれだけの時間と能力と集中力を使っているんだろうって。
頭はげそうw
いや、白髪だらけになりそうw
これ以上白髪は増えて欲しくない
40歳になったとたん白髪スピードがすごくて悲しい。
肩こり、眼の疲れ、睡眠不足は禁物!
気をつけながらミニチュアを楽しもうね~。
それじゃ~またね
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