差を縮めるためには
ほかより2歩先を行かなければならない。
それは往々にして、
1歩下がるという結果を招くこともある
ゲルハルト・ベルガー
(出典:GPX 2000年マレーシアGP号)
差を縮めるためには
ほかより2歩先を行かなければならない。
それは往々にして、
1歩下がるという結果を招くこともある
ゲルハルト・ベルガー
(出典:GPX 2000年マレーシアGP号)
今日のテーマも
「ヴァージンレーシングはコンストラクターズ10位を獲得できるか?」
です。
昨日のお話の通り、
ヴァージンはコンストラクターズ最下位に沈んでますが、
マシンパフォーマンス(ドライバーも含む)としてはどうなんでしょう?
”速さ”という観点では、予選パフォーマンスが参考になるでしょう。
ここまでの予選結果をチャートにまとめると下図の通りとなります。
予選Q1での最速タイムを100とした場合の指標で表しています。
(従って、100に近い数字の方が速いタイムということです。)
傾向としては、ロータス2台とヴァージンのティモ・グロックが並び、
やや下がって、
ヴァージンのルーカス・ディ・グラッシ(出入りが激しいですが・・・)
さらにその下にヒスパニア勢といった感じでしょうか。
この傾向は、開幕から現在まで大きく変わらないようですね。
ドライバー毎の平均を算出してみると以下の順に並びます。
ヤルノ・トゥルーリ(ロータス) 104.1
ヘイキ・コバライネン(ロータス) 104.2
ティモ・グロック(ヴァージン) 104.5
ルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン) 105.8
ブルーノ・セナ(ヒスパニア) 106.2
山本左近(ヒスパニア) 107.0
カルン・チャンドック(ヒスパニア) 107.6
綺麗にチーム毎に分かれ、
マシンパフォーマンスではロータス、ヴァージン、ヒスパニア
の順であろうと考えられます。
ちなみに、コバライネンとグロックの間の0.3の差は
100秒(1分40秒)サーキットで0.3秒の差がつく計算ですが、
大きいといえば大きいような、同じといえば同じレベルの差だと思います。
では、現状をコンストラクターズの順位を分けたのは何だったのかを
明日確認することにします。
【参照情報】
今日もご愛読頂きありがとうございます。
時には最も簡単に見えるようなことが、
最も達成し難いということもある
ジャン・トッド
(出典:GPX 2000年マレーシアGP号)
昨日に引き続き、
「ヴァージンレーシングはコンストラクターズ10位を獲得できるか?」
をテーマにお話しを進めます。
まずは、最初に今シーズンここまでの結果から、
ヴァージンの現状を確認してみましょう。
ヴァージンは、今さらではありますが、
今シーズンからエントリーした新興3チームの一つで、
マノーと呼ばれていたチームをヴァージンが買収して成立しました。
風洞を使わず、すべてCFD(計算流体力学)で設計したマシンVR-01で
話題を集めたチームですね。
で、そのマシンで臨んだ今シーズンの第12戦ハンガリーGPまでの結果は
コンストラクターズ選手権で12位、すなわち最下位に沈んでいます。
もちろん、新興3チームでポイントを獲得したチームはありませんので、
ここでの順位は最高完走順位と獲得回数(同じであれば2番目の順位)
で決定することになります。
まとめると下記の通りです。
ロータス:13位、14位×2(全てヘイキ・コバライネン)
ヒスパニア:14位×2、15位(全てカルン・チャンドック)
ヴァージン:14位、17位(ともにルーカス・ディ・グラッシ)
と言うことで、現在10位はロータス。
現状をベースにすれば、10位になるためには
13位を2回獲得すればいいことが分かります。
今日はここまでとさせて頂きます。
明日は3チームのマシンパフォーマンスについて見てみます。
【参照情報】
今日もご愛読ありがとうございました。
F1はいつでも目指しているし、
ただ乗るだけが目標じゃありませんから
佐藤琢磨
(出典:GPX 2000年マレーシアGP号)
みなさま、ごぶさたしておりました。
久方ぶりの通常記事の更新です!
今回から、ちょっと趣向を変えまして、
自分がちょっと気になったテーマに関して、調べたり、考察したりした事を
お届けしたいと思っています。
果たして、どれくらいの頻度で、いつまでできるかわかりませんが、
ご興味のある方は、ぜひお付き合い下さい!
さて、記念すべき第1回目のテーマは、
「ヴァージンレーシングはコンストラクターズ10位を獲得できるか?」
という非常にマイナーなテーマです。
そもそも、このテーマは、6/17にESPNF1に掲載された記事 での
リチャード・ブランソンの発言に端を発しています。
なんでも、10位には興味はないが、
賞金の1,700万ポンド(当時約22億9,000万円)には興味があるとか。
う~ん、さすがカリスマビジネスマン、分かり易い人だ。
と言うことで、
ブランソンの野望は叶うのかを検証(と言うほどでもないですが)
してみたいと思います。
申し訳ありませんが、明日に続きます・・・
与えられた環境の中で、
いかに高いレベルで
仕事をキープしていくかということでも、
モチベーションは得られるものなんです
市川良彦
(出典:GPX 2000年マレーシアGP号)
とても実現することが
困難なことのように思えるルールの中で
タイヤを作ること、
それはそれで
技術屋にとっては
楽しいものなんです
市川良彦
(出典:GPX 2000年マレーシアGP号)
レースでのオーバーテイクというのは
非常に戦略的なもので、
何周も前からイメージを描き、
決定的な瞬間に
スパッと追い抜くものだ
エディ・アーバイン
(出典:GPX 2000年日本GP号)
一番難しいことにチャレンジし、
それを前進する力にしたい
吉野浩行
(出典:GPX 2000年日本GP号)