彼らはF1世界選手権初年度である1950年から参戦しており、
翌年の1951年にはグランプリ初優勝を遂げています。
その後、グランプリ優勝を数えること実に221回であり、
史上最多勝のコンストラクターとして名を馳せています。
そんなフェラーリが伝統のモナコGPで初優勝をあげたのは、1955年5月22日。
その年のF1世界選手権第2戦として開催されたモンテカルロでの出来事。
前戦、開幕戦のアルゼンチンで母国ドライバーのフロライン・ゴンザレスが
ポール・ポジションを獲得しながら2位で終えるという惜しいレースの直後でした。
ここでの主役は、モーリス・トランティニャンです。
予選9番手と厳しいポジションでのスタートを強いられながら、
先行するマシンのトラブルにも助けられ、見事、優勝を飾ったのでした。
このトラブルの一つに、ランチアのアルベルト・アスカリの事故があります。
過去にフェラーリで2度に渡ってワールド・チャンピオンを獲得した彼は、
前年にランチアに移籍したものの、そのランチアの開発遅れにより
レースすら参戦できない日々を過ごしていました。
そんな中、予選2位だった彼は、80周目のシケインで姿勢を乱し、
マシンと一緒に海に飛び込んでしまう事故に見舞われました。
そんな事故の間隙を縫って手にしたトランティニャンの勝利は、
フェラーリのモナコ初制覇であることはもちろん、
トランティニャン自身の初勝利でもあり、フランス人の初勝利でもありました。
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