英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki -112ページ目

英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

心まで伝わる英語絵本の読み聞かせで、本物の英語力を育てます@神保町+オンライン講座。子ども英語講師の指導力と英語力を上げる・英語絵本コノサー講座のトレーナーMs.Miyukiのブログです。英語で子どもと笑おう。楽しく世界の絵本を英語でご紹介!!

Teach your children

>躾けをしなよ
パパだって苦労はしたさ
でも夢もあるんだぜ
いつかお前にも伝わるはず(拙訳)

>そう、ガキに言おう
この世は地獄 誰もが過ごす
でも 夢もある
ひとつくらい 教えてやろう(サエキ訳)

もちろん元は同じ英文ですよ。

Teach your children well
Their father's hell did slowly go by
And feed them on your dreams
Th one they picked, the one you'll know by

ここは大きくトーンが分かれる訳となりました。

それだけ「イメージが多彩な部分」ということです。

歌詞の解釈としては、

一応他にも訳詞をあたると

their father's hell

これを「父親から思春期にガミガミ叱られるという

コドモの地獄」と受け止めている方が多いようです。

え?

ふ~ん。

ここは私は素直に読みたいところです。

サエキ訳の面白みは

地獄

という強い言葉を使って

インパクトを与えているところ。

この方のイメージでも

their father's hell 

の解釈がキモ。

子どもの側からの

一方的な

プロテストソングという

ナイーブな解釈に終始せず、

親世代が

受け止めざるを得なかった

20世紀前半の

世界の混沌という深さまで

考察が及んでいることが伝わります。

あくまで美しいハーモニーの

軽快な曲調の中で、

「予定調和」の美という

突っ込みどころも無い代わりに

面白みも無い表現。

それをきっぱりと拒否した

オトナならではの品格のある

解釈であり、

表現だと思います。

小粋な中に

熱いものが垣間見えて

とてもチャーミングです♪





続けてCSN&Yの

Teach your children

60年代の終わりから70年代。

68年生まれの私には

イマイチきちんとした空気感が

理解出来ていない気もする


そんな時代。

80年代に中学生。高校生。

ニッポンの音楽を聴きそびれ

MTVから繰り出される映像+音楽に

すっかりやられてしまった私ですw

大学生になったら世はバブル真っ盛り。

大物アーティストが必ず立ち寄るTOKYOで

ますますニッポンの音楽に疎いまま

馬齢を重ねてここまで来てしまいました!!orz

なので、日本語に置き換えて

どういう事を歌っている歌なの?なんて

マジメに考えたことは

無いに等しい。ですね

むしろ、

歌詞で勝負されるニッポンの音楽には

少々むきになっていたかもしれません。

なので。

自分でいざ訳してみると

圧倒的に。

愛が足りない。orz

少々居心地の悪さを感じます。

ですが、

サエキ訳の解説だけでは

ひいきの引き倒しになるのが

オチでしょうから、

ここは。

サエキ訳の歌詞のどこがイケてるかを

拙訳を参照しながら見ていきますね。

You, who are on the road
Must have a code that you can live by
And so become yourself
Because the past is just a good bye♪

>おい、おまえにはまだ分からんことがある
だから マジメに生きろ
時は過ぎていくものだから(拙訳)

下はサエキけんぞう訳。

>ね、生きるなら
必要さ 拠り所が
で、そう、昨日のこと
さよならして 自分に気づく(サエキ訳)


↑こちらのサエキけんぞう公式ブログ
6月5日の記事に翻訳全文があります。

このポップさ。軽快~♪

キリッと冷えた

スパークリングワインのような。

CSN&Yの美しすぎるハーモニー、

曲調にぴったり。さりげない訳です。

この部分、拙訳では

一番の歌詞は

オトナからの目線で歌われているので

つい実父の語り口を思い出してしまい、

なんとな~く九州弁になってしまう

九州人の私のダサさが光りますw

気を取り直して(笑)。

元の歌詞でのキーワードは

code

これをどう受け止めるか。

訳詞にしろ解説にしろ

センスが分かれていくところです。

↑ここ重要。

日本人に委ねると何故か??

旧い英和辞典の訳語のような

「規約」や「法典」という重厚な?解釈が

一番に来がちなところです。

そうでしょうか?

この言葉のイメージは多重です。

生きるための「rule」

と言っているのではなくて

「code」っていう言葉使い。

「お約束」みたいなこと。

ドレスコード、っていう時の

あの「コード」ですが。

たぶんソーシャルセキュリティや

徴兵のときに発行される徴兵番号、

あるいは学校の学籍番号、

こういった「code」、

それによって

「管理されているこの社会」

のことも同時に思い起こさせる

言葉の選び方をしているように感じます。

もちろん road  と codeで

韻をふんでもいます。

口から出てきたときの調子を整えるのは

英語の鉄則です。

それを踏まえた上で。

ただ、短いフレーズに日本語で

その説明をいれるのはヤボというもの。

枝葉にとらわれずに

骨身を断つようなきっぱりとした表現力が

あるかどうかが、

イケてる英語の使い手か

そうでないか

勝負の分かれ目です。

もちろん続きます。













先日から話題にしている

CSN&Yです。

Teach your children

今からゆるゆると見ていきますが

とても多重な意味で

日本語で説明するのが

なかなか

絶望的に?難しい歌詞です。

これを

「ガキに教えろ」

と、「さっくり」訳なさった

サエキけんぞうさん。

唸りましたねえ。

Teach your children well

これって音節に分けると

5音節。

音節ってなあに?という方も

いらっしゃるでしょうが

要するに、

母音とその前後の子音のカタマリのこと。

そう。

Teach

Your

Child/ren

Well


で、計5つ。

さて。

日本語にするならどうしよう?

残念ながら歌心の無い

私の一案としては

「躾けをしなよ」(7音)

とかかなあ?

今どきならおそらく

和訳をする人は

「ティーチ ユア チルドレン」

とカタカナですますところでしょうね。

う~ん。

長っ!!

それでは英語のドライブ感が

台無し。

サエキ訳。

「ガキに教えろ」

ガキという強い言葉を頭に持ってきて

7音で1フレーズにおさめているところ。

不足なく、スッキリとしています。

日本語で作詞や言葉の仕事を

たくさんなさっている方ならではの

きっぱりとした表現に感じます。

日本語はリズムに乗りにくいけど

だからと言ってはしょりすぎるのも

その歌の心を伝えるには軽率になってしまう。

絶対の正解は無い。

難しい世界です。

サエキさんには及びもしませんが

私の案が奇しくも

サエキ訳と同じ7音になったのは

偶然ではありえません。

やはり音符に載せることのできる

音数のモンダイ。

これ以上の説明では

メロディに載せることが出来ません。

もちろんアルバムに入れたり

有線などで使ってもらうためには

タイトルのたたずまいは最重要なはずで

コマンド(命令文)になっているところなど

やはりサエキ訳は

音楽での実績を重ねてきた方らしく

隅々まで考えられていることが

きちんと伝わってきますよね。

私が考えた「躾け」という言葉は

和語ですし、

耳から入っただけだと、

やはり

分かりにくい言葉かもしれません。

元の英語の歌詞を

歌に載せるのではなく

ただ「英文解釈」するだけなら

どれだけでも饒舌に

細部を語ることは出来ます。

でも元のメロディに

日本語を載せるのであれば

要らないものをギリギリまで

そぎ落としたものである

必要があります。

こういう時は細部に拘泥して

リズム感が失われるくらいなら

鼓動が伝わることを優先するのが

音楽で英語と楽しくつきあう方法です。

続きます。



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