本格的に無理になった | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

旦那と2010年生まれの息子と暮らしてます。
2013年にパート勤めを辞めて以来
「さして働かず、さして家事せず、さして子育てせず」をモットーに
不謹慎でネガティブな日々を送っています。

というのが、自分の中で決定的に・・・

 

いや、好きな作家さんのね、本を読んだんですよ本を。

 

アカン、本格的に無理なのが決定的になった

 

というのが分かってしまい、若干自分でショックです。

 

しかし、少し以前からその兆候はあって、3年前にも俺はこんなことを書いてます。

 

好きだった作家の言葉が入ってこなくなった | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常 (ameblo.jp)

 

ここに書いてる件については、こんな風にまとめられてもいます。

 

炎上常連 吉本ばなな!!「ある居酒屋での不快なできごと」からスーパー銭湯、最近のツィートでの炎上まで | おにぎりまとめ (eternalcollegest.com)

 

あ、名前出しちゃった(;´Д`)

 

彼女は、元祖癒やし系みたいな感じの作風でしたが

ここ15年ほどは、スピの方にガッと傾いてる感じで

 

昔の作品に高校生の頃から、それなりハマってた俺は

最近の作風に違和感があったんですよね。

 

それは先ほど引用した、自分のブログにも書いてるんですが

3年前にアレを書いた時は、まだ「自分はこの人の書くモノに、この先もちょっとずつ癒やされたりするんだろう」という希望が少々残ってましたが

 

コレ読んで、それが叩きのめされた感じ(;´Д`)

 

 

全4冊で完結なのかな?

3冊目までは読んでて、だいぶ日が空いてから、昨日図書館で4冊目の上記を借りて読んだんですよ。

 

そしたら、作者の過去の炎上に

ことごとく納得が行くようなくだりがチラホラで。

 

3年前の違和感の時に

「この人、いいこと言ってても結局、闇を愛してないんだな」

と感じたことが、決定的になった感じ。

 

さらには今回、「闇を愛してない」みたいな、消極的なレベルじゃなくて

「自分が思う光以外は、全部排除したいんだな」みたいな積極性を感じました。

 

いや、別にそういうのはアリなんです。

日常に、そんな人、ゴロゴロしてるし

そういう片鱗見せられても「可愛いねぇ♡」って笑えるくらいの余裕も

通常ならこちらにはある。

 

ただ、俺が好きだった作家さんだからこそ

何らか絶望感大きいんだろうなぁ。

信じてた恋人に裏切られた感?www

 

上記のシリーズ本、3冊目までは

違和感はそこまでではなかったんですが

なんで4冊目に、ここまでインパクトあったんだろう。

俺の受け取り方が変わったのか、それとも作者さんが最終巻ということで、あれこれぶちまけすぎてるのか。

 

と言っても、何も鬼な内容がたくさん書いてるわけではありません。

単に、俺にとっての胸クソ悪い箇所が、多くはないけど破壊力デカくなってるっていう。

 

変に真理を書いてるんです。

 

命の繋がりとかきらめきとか大切さとか愛おしさとか

宇宙に何がどういう風に作用しあって、奇跡的な今を作っているのかとか

その辺の理論だけなら共感できるんですが

 

登場人物たちは、狭くて特別なコミュニティで皆生きていて

その中での在り方を持ってる人しか、究極尊重していない。

 

コミュニティ外のものたち、すなわち闇っぽく認定されてる人々の在り方については

否定と排除を試みる。

 

そして、自分たちの生き様は

表立って派手なものではないし、お金がたくさんもらえるわけでもない、報われないものだけど

確かに地球のために良い作用をもたらしてる

 

的に自負している。

 

しかしそれを書いているのは、それなりメディアにも出てお金をたくさんもらってるような感じの

いちげんさんとして訪れた先で、傍若無人なふるまいをし

のみならずそれを、「書く仕事」をしてる人として作品に残したり、発信したりして炎上するレベルで

俺様感のある作者だったりする。

 

「またも私は、聞いてあげられる私がここにいてよかったね、と思った。街の平和を小さく守る私の仕事は確実に進行中だった」

 

というくだりが、昨日読んだシリーズ4冊目にあったが、とても気持ち悪かった。

炎上を知らなくても気持ち悪かったと思う。

 

(そもそも、お店を訪れてワインのエピソードは、実際俺がエッセイで読んで、「きもちわる!」と思ってからググったら、炎上してた事実にたどりついた)

 

作中では、彼女の思う、闇っぽい事象や人物は

決して歩み寄れない、近付いてはいけないものとして書かれてることが多いし

そういう闇だらけの環境で、闇に染まらず生きてきてる人だけをたたえてる。

 

宇宙の成り立ちを、割と正解な感じて解いてるのに

どうして闇を悪として書くのか俺には全然分からない。

 

赤ちゃんが生まれて何となくええ感じで丸く収まって

赤ちゃんを通じて命の素晴らしさを訴えてるところも違和感だった。

 

俺は何らか、こうしたモヤモヤを書くとき

もう少し、距離感ができて笑えるネタ目線が、自分に生まれてから書きたい方なんだが

 

今回は、ヘド吐きそうな気持ち悪さが

新鮮なうちに書いておきたくなったのだw

 

何なら、この気持ち悪さを忘れないために

4巻だけ買ってもいんじゃね?!って思ったくらいに。

 

なぜなら、大体が消去法人生なので

「こんな風に書きたい」と思うものを手元に置いておくより

「こんな風には書きたくない」というものを、自分のテキストにした方がいいような気がしてさww

 

テキストにするためだけに

またこの人の本を読むことがあるんだろうか?

 

「アムリタ」までなら、また読みたい。持ってるし。

あの辺りは、今みたいに、マスターぶった目線がなくて

もっと世の中に対して謙虚だったんだ(お前が言うなw)

 

ほんのりと真理が分かってるけど、まだ掴みきれなくてもがいてる感と

掴みきってしまったと勘違いして、延々と真理の素晴らしさを説いてる感じは

俺には全然違う。前者の方が全然いい。

 

愛とかキラキラを延々語る人が

実は分かってないのと同じなように

何かに対して饒舌すぎる人は

俺はいつでも、本気で話を聞かない。

 

俺にとっての「分かってる状態」は、感覚がほとんどなので

言葉や文章で説明できなくなるのだ。

 

説明できるのは、こんな風に、今みたいに

なんかモヤモヤ掴みきれてないことばかりだ。

 

掴みきれないものと、自分との間を埋めたくて

俺は言葉を使う。

 

だから、「掴んでる風」な感じで饒舌な人が

それが、文章書きをなりわいとしていて

俺がかつて好きで、文章だけなら今でも、1、2を争うくらい好きで

少なからず心を許してた相手だから

今はただただ残念なのだと思う。

 

俺が好きだったあなたの文章を、筆力を

そんな風に使うなんて。

 

ファンって勝手でタチ悪いですねww

 

しかし、スピに傾いてる人の言うことって

どうしてこんなに、生理的レベルで一定の気持ち悪さを醸してくるんだろう。

あちこちで目にしてる、他愛もないことなのに

彼女がそれをしている、てのが、やっぱり途方に暮れるくらい残念だ。