「現実と未来の不安」
 
 
今、現実に起こった出来事によって
未来を想像して不安になり
どうすればいいのか
わからなくなることってありますよね。
 
 
想像が膨らみ
すべてがネガティブに感じ
最悪の最悪まで考えて
思考や感情がぐるぐるしたり
 
世間から批難されるような
冷たい感情が現れたり。
 
 
でも
その時点では誰にも話せず
ひとりで抱えてしまう人も
少なくないのではと思います。
 
 
そこから抜け出したいと
もがき続けても
ひとりではなかなか抜け出せない。
 
 
もし、そんな人がいたら
ちょっとでもいいから
何か届いたらいいなと思って
今回のブログを書いています。 
 
 
心理カウンセラーeruka(えるか)です。
 
 
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以前、こんなブログを書きました。
 
 
ネガティブになる出来事が重なり
もがいてみたけど
 
自分の足元だけ砂の中に埋まって
身動きが取れなくなり
「あれ?どうしよう…」
と思っている現状
 
というような内容です。
 
 
 
実は、この数週間前の4月終わりごろ
夫と子供に病気の疑いがあることが
わかりました。
 
 
 
※病気についての話や
 家族が病気になったときの心情を
 リアルに書いています。
 心苦しい表現もあると思いますので
 すこしでも気にかかるようでしたら
 そっと閉じてください。
 
 
 
***************
 
 
聞いた瞬間は放心状態になり
そこからあらゆる想像がかけめぐり
思考がぐるぐるしていました。
 
 
夫は検査の結果
病気だと確定し
その後いろいろ検査することになるのですが
 
子供は2ヶ月後に
良性であるという結果がでて
大事にはいたりませんでした。
 
 
 
でも、
ダブルで病気の疑いがでてから
いろんな感情が交差していて
私は休まるときがなかったのです。
 
 
病気になった・病気の疑いがある本人達が
あまりにもあっけらかんとしていて
 
もちろん
落ち込むよりはいいことなのですが
生活態度が全く変わらず
体のことを気にしていない感じ。
 
 
一方私は
先々のリスクを考えてしまう性格なので
 
病気のこと
保険のこと
お金のこと
仕事のこと
他の子供達への影響
家族の未来のこと
 
最悪の最悪まで考えて
これからどうなってしまうのか
何をしないといけないのか
いろんなことを考えていました。
 
 
 
 
 
そんな中で
二人の体の心配や
家族のこれからを心配している
自分もいるのですが
 
もう1人の自分もいることに
自分責めもはじまりました。
 
 
それは、私自身の
これからの負担を考えてしまう自分。
 
 
 
いままでの生活スタイルが
変わってしまうかもしれない。
 
 
たとえば、
ずっと主婦としてはあたりまえの
食事を作る・料理する
ということも
私はだいぶ前からしていなくて
気が向いたときにしか作らず
 
お弁当やコンビニやお惣菜に
助けられてきたけれど
作らなくちゃいけなくなるのかな…。
 
 
先々の出費を考えて
行きたいとこにも行けず
キリキリした生活を送らなきゃいけないのかな…。
 
 
病院に毎日のように
通わなきゃいけないんだろうか…。
 
 
距離を置いていることで
私が楽に心を保てている親族と
これを期に関わっていかなきゃいけないのか…。
 
 
など、
家族がこんな状態のときに
自分のこれからの負担を不安に思っている。
 
 
 
周りの人から
世間から
 
「なんて妻だ!」
「なんて母だ!」
「なんて嫁だ!」
 
と言われるような
冷たくて、ゲスい自分がいることに気づいて
「うわ…最低だな…」
と自己嫌悪に陥る。
 
 
家族のことだけでなく
自分自身についても
ネガティブが増していったのです。
 
 
 
 
 
「このままだとダメになる…」
 
 
そこでやってみたことが
 

・楽しいことをする

・考えずに他のことをする

・自分を労う

・美味しいものを食べる

・気分が晴れるような予定を入れてみる

・誰かに話す

・最悪まで考えてみる

・感情を感じきる

など
 
 
そうすると

『ものすごくネガティブ』から

『ちょっとだけネガティブ』

くらいにはなるのですが

 

他にも『ちょっとだけネガティブ』なことが

いくつも重なりパタっと動けなくなりました。

 

 

身動きが取れなくなった。

 

 

 

現実的には

子供は病気でなかったり

夫の病気も初期だったため

考えていた最悪な状況にはならず

徐々に安心できる要素も

増えてはいったのですが

 

考えないようにしようとしても

思考を巡らせていた蓄積が多すぎたのか

キャパオーバーになってしまったようです。

 

 

 

顕著に現れたのは

・人に会う気力がない

・楽しみを作れない

・SNSが見れない

・やりたいことのためのアンテナが

 立てられない

 
動けない自分を責める。
 
 
 
これからの負担を考えてしまう自分も
まだまだあって
 
普段と違う状況下で
ストレスになっていることも
たくさんあって
 
これ以上余計なものが入ってこないように
エネルギーを消費するようなことから
身を守るために
 
ガラスのドームのようなもので囲い
雨も風も太陽の光も遮り
押しつぶされないようにすることしか
できませんでした。
 
 
 
 
過去に経験した
最悪の状態の時期と同じ感覚をおぼえて
とても心地が悪く
 
無理にでも状況を変えようと
もがこうともしましたが
なかなかうまくはいかない。
 
 
なので、
いまの自分も受け入れながら
上がったり下がったりする感情の中で
わずかに空いた隙間に
 
自分のエネルギーを充電するように
信頼できる友人に会う予定を入れたり
 
心を許せる人に
話を聞いてもらったりして
自分の中の”安心”を増やしていきました。
 
 
 
気分が一気に上がると
リバウンドしてしまうこともあるので
 
小さなアップダウンを繰り返しながら
ゆっくり浮上していった感じです。
 
 
 
7月に
夫の入院・手術・退院があって
しばらく自宅での療養期間があり
7月終わりには仕事に復帰できて
 
徐々に日常生活も
落ち着きを取り戻してきました。
 
 
 
今回、精神的にも肉体的にも
しんどい3ヶ月でしたが
 
悩みや問題を抱えた時に
その悩みや問題をどうにかしようと
もがくよりも
 
自分にたいして優しくすること
自分を責めることから視点を変えること
大事にしたいことを大事にすること
 
そういう
自分自身の心のケアをすることが
何よりも大切なのだ
身をもって実感しています。
 
 
 
 
 
病気の家族を持ったとき
考えることがたくさんあって
家族の心配や不安もものすごくあるけれど
 
心配な気持ちとはうらはらに
自分の心配・不安も
浮き彫りになることもある。
 
 
世間的にダメと言われること
「ひどい」と批難されるようなことを
考えてしまうかもしれない。
 
 
でも、
それまでの家族としての背景や
セルフイメージが下がっていることで
そう考えてしまうこともあると思うのです。
 
 
大事にしたい気持ちが
全くないからではなくて
 
自分を大事にしてあげられてないから
誰かを大事にできるだけの
余裕がないこともあります。
 
 
 
私はカウンセラーとして
相談者さんの悩みに
お伝えできることはあるのに
 
自分のことになると
途端にわからなくなることもまだまだあります。
 
「こんなんで、情けない」
とも思います。
 
 
でも、
身近な人には話せなかったけれど
信頼するカウンセラーの先輩方に
自分のダメな部分も聞いてもらったことで
 
そんな自分ごと受け止めるための
視点を変えていく
 
自分責めをやめていくための
心のケアをしてもらうことができました。
 
 
 
なので、もし
私と同じように
家族が病気になって
ひとりで抱えてしまっている方や
 
似たような状況で
未来の不安を考えすぎて
しんどくなっている方
 
誰かから批難されるようなことで
誰にも話せずにいる人がいたら
 
信頼できる
否定せずに聞いてくれる人
話をしてみてほしいなと思います。
 
 
 
このブログを読んで
不快に感じる方もいるかもしれませんが
 
もし同じような感情を持っていて
苦しいと感じている方がいたら
 
「そんな自分もいていいんだよ」
と伝えたくて
このブログを書きました。
 
 
必要な方に
なにか届いていたら嬉しいです。
 
 
 
 
erukaで良かったら
いつでもお話聞かせてくださいね。
 
 

 

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いつもお読みいただき
ありがとうございますキラキラ
 
今日も、素敵なあなたに
たくさんの笑顔があふれますようにクローバー
 
eruka
 
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