エリコのブログ           バックパック2人旅         ~世界をゆるめに横断~     -7ページ目

砂漠のすばらしさを再確認してしまったあたし達。

さて、次行こう!とはしごオアシスすることに。


山田とザキに砂漠近くの小さな町まで送ってもらい、

ダフラオアシス行きのバスを待つことにする。


1時間ほどでバスがやってきて、

楽しませてくれた2人ともお別れ。

そしてダフラへ・・・。





ダフラに着き、バスを降りるとバイクに乗った男が声を掛けてきた。


この男、迷わずあたしたちの元へやってきて、

この町の後には、ルクソールへ戻ることまで知っている・・・。

キモい。


どうやら、あたしたちが泊まったホテルのおっさんマックスを知ってるらしく、

そこから情報が漏れた模様。


情報網とは、どこでどうなっているかわからないものです・・。




はぁーーーー。

非常にめんどくさいんですけど、こういうの。

しかも、当初の予定では、この町に昨日来てたはず。

昨日から待ってたんじゃね?疑惑まで浮上。

キモい。



彼は、この辺りでホテルの経営をしてて、

砂漠のツアーなんかもやってる人みたいなんだけど、

とにかく客がほしいらしい。


ま、たしかに町を見渡した感じでも、

ここへ好き好んで観光にやってくる人なんていないだろう・・・という雰囲気。


あたしたちを逃したくない気持ちは、わかる。

やる気も認める。

きっと数ヶ月ぶりの仕事なんだろう。

張り切る気持ちはわかる。



が、それにしてもしつこい!

歩き始めてもついてくる。


それでますます嫌になって、はっきり拒絶。

「とにかく、あたしたちはあなたのホテルに絶対泊まりませんから、どこかへ行ってください!

そして、ついて来るなーーーっ!」



しかし、どんな言葉でお断りして全くもめげない・・。

どんなにこてんぱに言っても、

あたしにできる最上級のウザそうな態度を見せても、

彼は絶対に立ち上がる。

めげない人多いなぁ、エジプト。



ということで、

とりあえず、あだ名は”七転び八起き”にした。


こんな状況でも、あたしたちは天才的なネーミングセンスを発揮。

ちょっと長すぎるんじゃないかという意見もあったので、

通称”七転び”とした。



こんなことをやってるうちに、

辺りはどんどん暗くなりはじめ、

はじめはウザすぎると思ってた七転びが、

だんだんツボになってきた。

頭がおかしくなったのかもしれない。


おもしろい。

これぞ、七転び八起き・・・転んだ

と思ったらもう止まらない。



人生、何事も本気で頑張ってみるものです。

1時間以上は路上でブチ切れながら拒絶を続けたあたしたちが、

なんと、彼のホテルに泊まることにしたんだから・・。

しつこさに笑えて、負けた。

もう、神の域かもしれない。


行ってみれば以外にも広い部屋で、悪くない・・。


ちょっとうれしそうな顔をしてしまったあたし。

それを見た七転びは、ちょっと得意げ。

なに喜んだ顔見せとんの?って顔であたしを見たともちゃん。


まぁ(笑)、いろいろあったけどよかった、よかった。





そのまま七転びパワーにやられ、

翌日は七転びツアーでダフラの町を見て、砂漠へ行くことに。


完全七転びペースに流されてます。


朝、迎えに来た車に乗ろうとすると七転びのほかにもう1人。

”どちらさまでしょうか・・?”



七転びの親戚らしい。

なんで連れてきた?

疑問は残ったけど、

とにかく声がでかいので

とりあえず、あだ名は”大声”にした。



こんなとき、思う。

日本語同士って、ほんとに便利。

だって、英語圏のツーリストには不可能でしょ?

こんな直接的なあだ名、絶対につけられないし。

ビッグボイスとか言っちゃうわけ?



たとえば、あたしたちはチップのことは”枕(まくら)”(枕銭からきてる)ってよぶ。

こうやって、あたしとともちゃんはめちゃめちゃ隠語を使って会話をするの。

基本、国の名前もオーストラリアなら豪州って言うし、フランスなら仏。

隠語を使う必要ないのに、ビールは麦酒ってよぶ。


日本国外では、主に隠語で会話してるって言っても過言ではありません。

あたしたちの隠語会話能力レベルは相当高いです。

基本、文句の多い人たちなんで(笑)


これは、かなり上手に日本語を操ってしまう人たちにもさすがに理解できないので、

そんな人たちの前でも非常に役立ちます。

みなさんも是非。





ダフラの町でカスルという古い街を見て、温泉へ!


これが、すごい楽しかった。

マジックスプリングといって、

底なし沼みたいな温泉なの。

足がつかないから、最初は恐る恐るだったんだけど、

底からお湯が湧き出てるから、

体は沈まないの。


貸しきり状態のうえ、

久しぶりの温泉がうれしくて、

相当調子に乗って遊んだ。



さて、温泉からあがってランチ。

ってときに調子に乗ったツケがきた・・・。


不思議なくらい、

いいことと悪いことって交互に起こらない??



体を拭こうとタオルを手に取ったら、

手のひらにものすごい痛みが・・・。


(とりあえず、痛みにめちゃ弱いんで)

「痛ーーーいっ!」


タオルをかなぐり捨て、叫ぶ。

すると、そのタオルからハチが飛び出してきた!


それを知ったらさらに痛みが増して

「ぎゃーーーぁ、イタイよーぉ!!!!!」


驚いた顔で見つめるみんなにこの状況を訴えたいんだけど、

パニックで説明することすらできず。

でも、さすがエジプト人。

事態を察知し、毒の吸引をはじめました。


口で吸って毒を出すんだね。


すごい勢いで口つけて吸われたので、

「めちゃ痛いんですけど、何すんのよ?」って言ったら、

「毒出してんだよ!」

ともちゃんがやさしく?そう教えてくれました。




警戒心が強い(と思う)あたしは、

注意深く生きてきた(つもり)なので、

ハチに刺されたことはこれがはじめてでした。


驚きのあまり大げさに振舞ったけど、

想定内の痛さでした。




日が沈む砂漠で、

穴を掘って入り、砂に埋もれた。

ムダな感じが、いい。


夜は、2人が太鼓とタンバリンを足して2で割ったみたいな楽器で、ベドウィンの音楽を奏でます。


さすがベドウィン、

リズム感がとってもいい。

聴きなれない音楽だけど、

砂漠にはこんな音楽がやっぱりよく合う。


バフレイヤと比べればお手軽な感じだけど、

これはまたこれで違う砂漠、違う夜。

それぞれに違う楽しさがある。


今日も星空を見上げながら寝る。





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ダフラの町で。

七転びの親戚?の結婚式へ半ば無理矢理連れて行かれました。

花嫁さんは写真拒否だったので、ばあさんと子供を撮らせてもらいました。




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これがカスル。

土壁のお家ってかわいらしい。




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壺を作るおっちゃん。

このカスルの一角で、壺を作りまくってた。

こんなにたくさん作って、誰が買うのですか?ってくらいありました。





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これがマジックスプリング!

底なしだけど、底から湧いてくる温泉で体が浮いてしまう。

水面に丸く波の模様ができてるでしょ?





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ダフラから行った砂漠にて。

ここで砂に埋もれて夕日見ました。




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お菓子屋さんだったと思う。

子供がたくさん集まってわいわいやってました。

どの国の子供も駄菓子大好き。




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ガソリンスタンドで。

おもちゃみたいでかわいいメーター。

右は七転び。




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七転びが親戚のお家へ連れて行ってくれました。

家の前で、ロバに乗ってるところです。

いつもこうやって、ともちゃんと仲良く遊んでました。




























カイロでビザの手続きを終え、

なんとかバフレイヤオアシス行きのバスにも間に合いそう。


ビザ事件で多少、心に傷を負いながらもバス停へと急ぐ。


さて、どこから乗るんだ?とふらふら・・。

すると、やっぱりここはエジプトでした。



その辺のお兄さんに、

「バス乗り場はどこでしょうか?」とたずねると、

「どこへ行くの?」と言うので、

「バフレイヤオアシスですけど。」と答えると・・・。


彼はバスのチケットを買い、

「17時にここへバスが来るから。」

と、チケットを手渡しながら言いました。


これだけ済ませると、彼は人ごみへと消えてゆきました・・・。


もちろん、この代金は払ったけど、

なんてお世話ができる人たちなの?

そして親切の後、なんてクールなの?



傷心のあたしの胸に、

無償のやさしさが沁みます。

こんな親切であたしたちの旅は作られてる・・。

そう実感しました。




さて。

バスに乗り込むと、あたしたちの席は、一番後ろの5人掛け。

でっかいおっちゃん3人+あたしら2人。

めっちゃはみ出してくるし。


そこ、あたしの陣地なんだけどな・・・。と

押し寄せてくるおっちゃんのおケツ見ながら思う。

でもあまりに悪気がない様子に何も言えず、

小っちゃくなってるしかなかった。


そのまま5時間。

旅は時に過酷です。




バフレイヤオアシスに着いた頃には、

外はもう真っ暗。

バスが止まる少し前に、

1人の男の子が乗り込んできた。



バスに乗ってる外人はあたしたち2人だけ。

まっすぐこっち目指してやってきた。

「どこのホテルに泊まるの?」

久しぶりの車内客引き?と少し驚く。


こんなに頑張る人見たの、

数年前のアジア旅行以来だ・・・。

なんて思ってたけど、

どこのホテルにでも好きなとこに連れてってやると言う。

どうやらホテルの客引きではないらしい。


とにかく、外には街灯もろくにないし、

道という道もないし、

とても2人でホテルを探し出すのは不可能。


ついていくことにした。


真っ暗闇を歩きながら、

この”山田さん”と名乗る青年がいなかったらどうなってたんだろうと、

ちょっと怖くなった。


なんとか目的のホテルに到着。

外に出されたイスに座り、

ウエルカムメロンを頂く。


疲れて山田が何者なのか突き止めることも忘れてたけど、

砂漠のガイドと判明した。





ここは小さなオアシス。

町も小さくて、のどか。

田舎って、やっぱり落ち着く。

人のもてなし方も違うし(だっていきなりメロンじゃん?)、

静かで穏やかな空気が流れてる。

ふぁーっ、きもちいい。

夜空を見上げながら、ここはオアシスだということにしばらく酔ってみたりした。




翌日。

山田さんは、朝からあたしたちのホテルに来た。



山田さんは、ゆったりのんびりマイペース。

頼んでもないのに、

予想どおりの残念な博物館や壁画の残るお墓へ案内。


さらに自宅へ連れて行き、お茶やお菓子でおもてなし。

でもこれにはちょっと感動。

オアシスに住む人のリアルなお家。

かわいい扉、だだっ広い室内。



夕方には、夕日を見にちょっとした丘へ。

町から少し走ると景色はすぐに砂漠になる。

夕日が沈むと、空は赤くなってオアシスの夜景がくっきりしはじめる。

そして空には星が出てきて・・。

オアシス、いいわぁ~。



そんな余韻に浸りながらホテルに戻ると、

停電・・・・・・。

さらに水道からは茶色い水が噴出した・・。


本気?と思ったけど、明日はシャワー使えないので、

もちろん入りました。




明日からの砂漠ツアー、

ガイドは山田さんにお願いすることにした。

だって、彼以外誰も砂漠へ行こうとツアーを勧めてくる人がいない。

ふつー、外人がここへ来たら砂漠行くでしょ・・?

やる気出そうよ・・・。




翌日、ベドウィンの音楽がガンガン流れる車で迎えに来た山田とドライバーのザキ。

砂漠を爆走できそうな日本製の4WD。

乗り込んで少し走ると、

何もない、ただだだっ広い砂漠に出た。


やっぱり砂漠って大好き。

自分がちっちゃく感じて(あ、ほんとに小さいんだけどね)、

この、ぽつーんって存在してるような不思議な感覚がたまらなく、いい。


久しぶりの砂丘に大興奮。

もうはしゃがずにはいられない。

写真も撮りたい、景色も見たい。

とにかく忙しい。




昔は火山だったという黒砂漠は、

その名のとおり黒い砂漠。

溶岩が固まったものが砂や岩の表面を覆ってる。


こんな砂漠の説明や歴史を、

山田やザキは上手な英語で説明。

おでこに、ともちゃんが日本から持ってきた冷えピタ貼り付けて頭を冷やし、

この灼熱の中でも天才的なリスニング能力を発揮すべく、集中してききとる。



あたしのリスニング力はなかなかスゴいよ(笑)。

1人で勝手に聞き取り、訳し、納得する。

分かったつもりでともちゃんに親切に教えてあげると、

「何言っとんの?」ってなるわけです。


今でも話題に出ると失笑という、

リスニングに関する逸話も持ってるんだけど(笑)、

長くなりそうなので・・、やめておきます。





さらに砂漠を走り、オアシスに辿り着く。

子供たちが水浴びしてたので、

大人であることを忘れてもちろん参加。


こんなに暑くて乾いた大地で水浴びとはなんて贅沢なんでしょう。

そこへラクダさんもやってきて、

プールの水をゴクゴク飲む。


近い・・・。

ラクダさん、ちょっと近すぎるんですけど・・。

ラクダさんのバカ面は近くで見ると、

泣く子も黙る、かなりの迫力なのです。




そして白砂漠へ。

ここは、真っ白な岩や石の上に、

黄土色の砂がさーってのっかってる感じ。

なんか、砂漠に雪が積もってるみたいにも見えて、

とにかくキレイ。


見渡す限り、360°この景色。

この星の生物は自分たちだけ。

そんな錯覚しそうなくらい、

ここは地球離れした景色を持つ場所。


すぐ近くに見える道路の標識が、

歩いてみるとすごく遠くて、

広さの感覚がおかしくなる。


白い岩の中に貝殻を発見。

ここはずーっと昔、海底だったんだって。

信じられない。

地球の歴史って、ほんとうに長いんだなぁって、

改めて思う。

だって、今はそこに、海とは真逆の砂漠が広がってる。


そんな歴史がまた、

ここをスゴいものに見せるんだよね・・・。



砂の上の真っ白な岩は、

地面からにょきにょきと生えてるみたいで、

それがキノコだったりラクダの形をしてたりする。

真っ青な空と、真っ白な岩。



見たことのない世界。


自分たち以外に生命体はいない。

ここはどこかの星で、

この宇宙船(ザキの車)に乗ってたった4人でやってきた・・。


本気で信じられそうな勢いだった(笑)




夜、岩の影になる場所を今日の宿泊場所に決める。

車のとなりに布を張り、

マットを敷き、

机を置く。


かわいい青空ホテルの出来上がり。



8:00p.m.サンセット。

アフリカのでっかい太陽が、これまたでっかい砂漠に沈んでいった。

ながーい地平線に沈む太陽見て、

地球はほんとに廻ってるわー、と思った。


日本じゃこんな夕焼け見れない、のか?

見ようともしてなかったなぁ・・。



夕食は、ごはん、チキンの焼いたの、サラダ、ズッキーニとジャガイモのトマト煮。

シンプルな食材、調味料、調理器具。

なのに、ほんとおいしい。


ドライバーとガイドのこの2人はベドウィンという砂漠の遊牧民。

厳しい砂漠という環境の中でも、

生きていくために必要なことは何でもやってしまう。

何の目印もない砂漠で迷うことなんてもちろんなく、

目的の場所へ、目的の時間に着くし、

こんなふうにおいしいご飯もさっと作ってしまう。

遥か遠くから来る人間も見えてて、

気づくの早いし。

動物的感覚が鋭いのか・・?


とにかくベドウィン・・・、すごい。

砂漠に生きる人に、強さとたくましさを感じた。




空を見ると、星がではじめた。

くっきりと見える天の川。

流れ星もどんどん流れていく。


この流れ星、なんていうんだろ、

ひと流れがとにかく長いの。

一瞬じゃない。

人が「あーーーーっ」って言いながら見れば、

その声に気づいてから見ても間に合うくらい長い。


マットレスの上でブランケット1枚かぶって寝転がる。

目の前には星空。

空を見てると、なんだかワクワクして、

なかなか眠れなかった。



3,4時間眠って目覚めると、空が明るくなりはじめた。

7:00a.m.、サンライズ。

サンセットを見たあのときから、地球は半回転した。

今度は太陽が昇ってくる。


何もないこんな場所で、地面の上で眠ったりなんかすると、

星や、太陽や、地球が廻ってるということが、

ものすごく身近に感じる。

これが、生活の基準になるというという暮らしが、

ここにいれば当たり前になるということが分かる気がした。




私たちのこの砂漠ツアーは1泊2日だから、

今日で終わり、のはず。

朝食を食べながら、足りない・・・と思った。

朝食がじゃなくて、砂漠が1泊2日じゃ足りないって。


今日帰る?ありえない。

やだやだ、そんなの。

まだまだここにいたい、あたし!


そんなわがままも言ってみるものですね。

当日、延長オッケー出ました。



あまりにあっさりとオッケー出たので、

それはそれで、逆に不安になったりする。

しかし、このガイドさんたち相当フレキシブルなお仕事をされる方々みたいで(笑)・・・。

よかったです。


食料とか水はあるんですかね?

途中で水無くなって死ぬとか嫌なんですけど・・。

予定通り帰らないと、家族が心配して捜索願出したりしないですか?


なんて疑問は死ぬほどあったけど、

まぁ、いいやってなる。

だって、この国の人の口癖は”インシアッラー”。

(これは、神のみぞ知るって意味)

何をまじめに言ったって、聞いたって、

この一言で済まされることがこの国では非常に多い。

まじめに考える自分のほうがアホに思えてくる。






カイロで出会った日本人の子が、

「砂漠は1泊で十分だった。」と言ってたけど、

わかんないものです。

感じ方というものは人によってかなり違うもの。

何でも自分で行って、見て、確かめてみなければ自分にとっての真実は分かりません。

旅の早い段階で、いい勉強ができたなぁ、と思った。




そんなドタ延長で始まった2日目の砂漠は、

ひたすら車で砂漠のオフロードを行く。

走っても走っても、

ずっと砂漠。

車で砂丘を上って下りて。

砂丘の頂上からは、向こう側が見えなくて、

なんか空を飛んでるみたいだった。

顔に当たる強い日差しも気にせず、

シミができるなんてことも忘れて、

窓から身を乗り出して、体中で砂漠の風とこの瞬間だけは自分たちだけのものになった砂丘を感じた。



何時間か走って、

水が湧き、数本の木が影を作ってるだけの小さなオアシスに着いた。

不思議な風景。

なんでここに水が湧いたんだろう?

生物を死なせないために神が与えたとしか思えないような場所。

不思議すぎて、そんなもの信じたことも無いくせに、

なぜか宗教がかってくる(笑)


同じようにまた夜がきて、

流れ星を見ながらともちゃんとおしゃべり。


青空や広い砂漠やサンセットや星空・・・。

昨日も見て、今日も見た。

何度見ても”うわぁー”って思う。

でもどれも見たままを写真なんかでは残せない。

とにかく、ずっと忘れないように目に焼きつけた。








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これはカイロなんだけど、大人気のスイーツ屋さんの前で。

あたしがいちばん目立ってるけど(笑)、ほら、おっちゃんがまわりにいっぱいいるでしょ?

アラブの男の人は、スイーツ大好きなの。

ほんと、話が合いそうだわー。




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バフレイヤオアシスにて。





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これが、ベドウィン山田の自宅ドアです。

すごいかわいいでしょ?




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んで、これが山田。

ちょっと目をはなした隙にぐんぐん登っていきました・・・。

さすがだわ。

でも、なんで”山田”なのかは、あまり深く追求しませんでした。

ほんとはレダとか言う名前だったと思うんだけど、たしかに変な名前だもんね。

きっと改名したかったんじゃないかな?




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オアシスでの水浴び風景。

このあと、あたしもちびっ子にまぎれて遊ばせていただきました。




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そんな水辺に、ロバさんに乗って様子を見に来たちびっ子。

かわいすぎ。

同じ世界にこんな生活をしてるちびっ子がいるなんて、なんかときめくわ・・。





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黒砂漠と山田。

黒砂漠は・・・、正直そんなにキレイなもんじゃないね。




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どう?ぽつーんでしょ?

見渡す限り続いてる砂漠・・。

なんか、本当に心をかき乱されるのよ、砂漠には。




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こんなとこも、へっちゃらで進みます。

砂埃まきあげて車をとばすと、本当に気持ちいい!




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砂丘を登る2人。

足がずぼーって埋まるから、砂丘を駆け上がるのはマジで体力消耗します。




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青空ホテル。

なかなかかわいいでしょ?




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白砂漠。

なんか、火星っぽくない?

火星行ったことないからよく知らないんだけど。




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夕暮れ時の白砂漠。

真っ白な岩がちょっとピンク色っぽくみえてキレイ。




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これが、白い岩の中にあった貝殻の一部。

ホントに海底だったって証拠。






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火星を走る、宇宙船。




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この岩、キノコみたいでしょ?




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夕日。

長い長い地平線の向こうに消えていくまで、見届けました。




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朝撮った写真。

何してたのか覚えてないけど、3人の姿がとてもステキに見えて撮ったんだと思います。

左から、ともちゃん、山田、ザキ。

太陽、めちゃデカい。






































やってきたのは、

またまたカイロ・・・。


道があまりたくさんないから、

拠点となる町に戻ってこないと、

次の目的地に進めないのよね。

家から新宿くらいお手軽な感じならいいんだけど、

もちろんそうもいかないので、

今回もエアコン効きすぎのバスで震えながら約5時間半。



早朝。

そのバスはまだ半分眠った状態のあたしたちを

容赦なく大都会のカイロに放り出した。


目の前には広い道路。

とんでもないマナーをお持ちの方々が運転される車は、

動く凶器です・・・。

この国に、交通ルールはない。



ともちゃんに手を引かれて、

道路を渡る。

「ぎゃぁーーーーっ、怖い、轢かれる、死ぬー。」

なんて叫んでみても、

散歩を嫌がる犬のように足を硬直させても、

この女、ふつうに引っ張ってくれます。


・・・。

助かります・・・。

一生道路を渡れないとこでした。





そして、今回カイロへ来た目的はもうひとつ。

ビザの延長。


ホテルの近くにあるモガンマアという、

市役所のようなところへ。


ビザ延長コーナーへいくと、

たくさんの人。

ま、この中には延長に来た外人さんにたちに紛れて、

ジュースや文房具を売ってる人たちなんかもいて、

混雑をさらに混雑にしてるという状態。


ねえ、とりあえずこの人たち出禁にしたらどうすか??



んで、これまた役所の人間の態度が死ぬほど悪い。

これが、ほんとうに、あのエジプト人ですか?ってなる。


窓口はすべて女。

何を聞いても笑顔ひとつ見せず、

ぶっきらぼうな答えか無視をお見舞してくる。


はぁーーーーーーっため息


キレてみたって、

助けてくれる人がいないと、

わたしたちはこんな小さなことでも路頭に迷ってしまう。

ただ、ビザを延長する。

それだけなのに、

それがすんなりできない。


今まで助けられて何とかなってただけ、とはっきり認識して、

外国での自分の無力さを痛感。


感傷に浸っても仕方ないので、

窓口の女に意味も分からずキレられながら、

スタンプを買い、貼り、突きかえされたりしながら、

なんとか申請は受理された。

「3時間後に来い。」

とだけ言われ、モガンマアを後にする・・・。


さて、3時間後。

できたかな?






あたしのだけ出来てねーし。

なんで?


もう、お約束とかいらないかビザ下さいよ・・。

あたし、このあとバフレイヤオアシス行かなきゃいけないんだから。

ふざけてる時間ないの、おねがいしますよ号泣


泣きそうになって訴えると、

訳の分からん汚い字の書いてある紙切れを持たされ、

よう分からん指示で、

あちらこちらの窓口へ行かされ、

そのお姉さんたちはみんな怖くて、

たまになんか書かされて、

元の窓口に戻され・・・。


「座って待て。」と言われ、

忠犬ハチ公のように待つこと20分。





音沙汰なーーし!


混み合う室内は空気も悪い。

息苦しいので、

忠犬ハチ公ごっこはしばし中断。

外の空気を吸いに出た。


銀行行って、両替して、

戻ってみた。









できてたハート



ほんと、よかったぁQueenly

ともちゃんと全く同じ条件なのに、

なんであたしだけがこんな目に遭ったのかとか、

未だに謎だらけだけど、

細かいことはもういい、

できたもん、あたしのビザ・・・。