砂漠のすばらしさを再確認してしまったあたし達。
さて、次行こう!とはしごオアシスすることに。
山田とザキに砂漠近くの小さな町まで送ってもらい、
ダフラオアシス行きのバスを待つことにする。
1時間ほどでバスがやってきて、
楽しませてくれた2人ともお別れ。
そしてダフラへ・・・。
ダフラに着き、バスを降りるとバイクに乗った男が声を掛けてきた。
この男、迷わずあたしたちの元へやってきて、
この町の後には、ルクソールへ戻ることまで知っている・・・。
キモい。
どうやら、あたしたちが泊まったホテルのおっさんマックスを知ってるらしく、
そこから情報が漏れた模様。
情報網とは、どこでどうなっているかわからないものです・・。
はぁーーーー。
非常にめんどくさいんですけど、こういうの。
しかも、当初の予定では、この町に昨日来てたはず。
昨日から待ってたんじゃね?疑惑まで浮上。
キモい。
彼は、この辺りでホテルの経営をしてて、
砂漠のツアーなんかもやってる人みたいなんだけど、
とにかく客がほしいらしい。
ま、たしかに町を見渡した感じでも、
ここへ好き好んで観光にやってくる人なんていないだろう・・・という雰囲気。
あたしたちを逃したくない気持ちは、わかる。
やる気も認める。
きっと数ヶ月ぶりの仕事なんだろう。
張り切る気持ちはわかる。
が、それにしてもしつこい!
歩き始めてもついてくる。
それでますます嫌になって、はっきり拒絶。
「とにかく、あたしたちはあなたのホテルに絶対泊まりませんから、どこかへ行ってください!
そして、ついて来るなーーーっ!」
しかし、どんな言葉でお断りして全くもめげない・・。
どんなにこてんぱに言っても、
あたしにできる最上級のウザそうな態度を見せても、
彼は絶対に立ち上がる。
めげない人多いなぁ、エジプト。
ということで、
とりあえず、あだ名は”七転び八起き”にした。
こんな状況でも、あたしたちは天才的なネーミングセンスを発揮。
ちょっと長すぎるんじゃないかという意見もあったので、
通称”七転び”とした。
こんなことをやってるうちに、
辺りはどんどん暗くなりはじめ、
はじめはウザすぎると思ってた七転びが、
だんだんツボになってきた。
頭がおかしくなったのかもしれない。
おもしろい。
これぞ、七転び八起き・・・
と思ったらもう止まらない。
人生、何事も本気で頑張ってみるものです。
1時間以上は路上でブチ切れながら拒絶を続けたあたしたちが、
なんと、彼のホテルに泊まることにしたんだから・・。
しつこさに笑えて、負けた。
もう、神の域かもしれない。
行ってみれば以外にも広い部屋で、悪くない・・。
ちょっとうれしそうな顔をしてしまったあたし。
それを見た七転びは、ちょっと得意げ。
なに喜んだ顔見せとんの?って顔であたしを見たともちゃん。
まぁ(笑)、いろいろあったけどよかった、よかった。
そのまま七転びパワーにやられ、
翌日は七転びツアーでダフラの町を見て、砂漠へ行くことに。
完全七転びペースに流されてます。
朝、迎えに来た車に乗ろうとすると七転びのほかにもう1人。
”どちらさまでしょうか・・?”
七転びの親戚らしい。
なんで連れてきた?
疑問は残ったけど、
とにかく声がでかいので
とりあえず、あだ名は”大声”にした。
こんなとき、思う。
日本語同士って、ほんとに便利。
だって、英語圏のツーリストには不可能でしょ?
こんな直接的なあだ名、絶対につけられないし。
ビッグボイスとか言っちゃうわけ?
たとえば、あたしたちはチップのことは”枕(まくら)”(枕銭からきてる)ってよぶ。
こうやって、あたしとともちゃんはめちゃめちゃ隠語を使って会話をするの。
基本、国の名前もオーストラリアなら豪州って言うし、フランスなら仏。
隠語を使う必要ないのに、ビールは麦酒ってよぶ。
日本国外では、主に隠語で会話してるって言っても過言ではありません。
あたしたちの隠語会話能力レベルは相当高いです。
基本、文句の多い人たちなんで(笑)
これは、かなり上手に日本語を操ってしまう人たちにもさすがに理解できないので、
そんな人たちの前でも非常に役立ちます。
みなさんも是非。
ダフラの町でカスルという古い街を見て、温泉へ!
これが、すごい楽しかった。
マジックスプリングといって、
底なし沼みたいな温泉なの。
足がつかないから、最初は恐る恐るだったんだけど、
底からお湯が湧き出てるから、
体は沈まないの。
貸しきり状態のうえ、
久しぶりの温泉がうれしくて、
相当調子に乗って遊んだ。
さて、温泉からあがってランチ。
ってときに調子に乗ったツケがきた・・・。
不思議なくらい、
いいことと悪いことって交互に起こらない??
体を拭こうとタオルを手に取ったら、
手のひらにものすごい痛みが・・・。
(とりあえず、痛みにめちゃ弱いんで)
「痛ーーーいっ!」
タオルをかなぐり捨て、叫ぶ。
すると、そのタオルからハチが飛び出してきた!
それを知ったらさらに痛みが増して
「ぎゃーーーぁ、イタイよーぉ!!!!!」
驚いた顔で見つめるみんなにこの状況を訴えたいんだけど、
パニックで説明することすらできず。
でも、さすがエジプト人。
事態を察知し、毒の吸引をはじめました。
口で吸って毒を出すんだね。
すごい勢いで口つけて吸われたので、
「めちゃ痛いんですけど、何すんのよ?」って言ったら、
「毒出してんだよ!」
ともちゃんがやさしく?そう教えてくれました。
警戒心が強い(と思う)あたしは、
注意深く生きてきた(つもり)なので、
ハチに刺されたことはこれがはじめてでした。
驚きのあまり大げさに振舞ったけど、
想定内の痛さでした。
日が沈む砂漠で、
穴を掘って入り、砂に埋もれた。
ムダな感じが、いい。
夜は、2人が太鼓とタンバリンを足して2で割ったみたいな楽器で、ベドウィンの音楽を奏でます。
さすがベドウィン、
リズム感がとってもいい。
聴きなれない音楽だけど、
砂漠にはこんな音楽がやっぱりよく合う。
バフレイヤと比べればお手軽な感じだけど、
これはまたこれで違う砂漠、違う夜。
それぞれに違う楽しさがある。
今日も星空を見上げながら寝る。
ダフラの町で。
七転びの親戚?の結婚式へ半ば無理矢理連れて行かれました。
花嫁さんは写真拒否だったので、ばあさんと子供を撮らせてもらいました。
これがカスル。
土壁のお家ってかわいらしい。
壺を作るおっちゃん。
このカスルの一角で、壺を作りまくってた。
こんなにたくさん作って、誰が買うのですか?ってくらいありました。
これがマジックスプリング!
底なしだけど、底から湧いてくる温泉で体が浮いてしまう。
水面に丸く波の模様ができてるでしょ?
ダフラから行った砂漠にて。
お菓子屋さんだったと思う。
子供がたくさん集まってわいわいやってました。
どの国の子供も駄菓子大好き。
ガソリンスタンドで。
おもちゃみたいでかわいいメーター。
右は七転び。
七転びが親戚のお家へ連れて行ってくれました。
家の前で、ロバに乗ってるところです。
いつもこうやって、ともちゃんと仲良く遊んでました。







