
セルチュクからイスタンブールへ。
移動中、
あたしのバックパックの中では悲劇が起こった。
大好きなチャッピーが、破裂。
チャッピーは、パック入りのミックスジュース。
もったいなくて捨てられなかったのが仇となった。
ジュースにまみれたバックパック。
イスタンブールへ降り立ったとたんに突きつけられた厳しい現実。
触りたくもなかったけど、
バックごと捨てるわけにもいかないので、
ベトつくそのバックパックを背負い、
甘い匂いを漂わせながら、電車に乗った。
Tシャツにまでチャッピーが染み込んだ頃、
やっと宿も決まり、ほっと一息。
イスタンブールは、そこそこ都会というだけあって、
宿も今までのようにはいかなかった。
ドミトリーのくせに12ユーロ。
新しくてきれいだけど、システマチックで味気ない。
気を取り直して、
スルタンアフメッドをふらふらしていると、
日本語使い登場!!!
おお、噂はほんとうだ、まじで日本語うまいし。
「ジャーミー(モスク)がキレイに撮れるポイントへ連れてってあげるよ!」、と。
もちろんお断りするが、
こんなことで諦めないことは知ってる笑
こういうとき、あたしたちはわりと付き合いがいいと思う。
ヒマだとついて行ってみたりする。
面白いことに出会えることが、けっこうある。
2人で旅してるという安心感があるからだけど。
そうこうしていると、
もう1人の日本語使いが現れた。
このおじさんが、またすごい。
日本語はもちろん、日本のことをよく知ってる。
もはやごまかしは通じないレベル。
そうなると、それはそれで面倒になってくる。
とても日本人っぽく、その場を適当に収めて、
逃げた笑
外国では、つたない英語での会話・・くらいがが一番心地いい。
基本、別行動はほとんどしないあたし達。
でも、はじめてトルコに来たあたしと3回目のともちゃんじゃ、
やるべきこともかわってくる。
なんで、あたしは1人アヤソフィアや地下宮殿を見学。
いろんな国から来た外国人たちに紛れて観光を楽しむ。
数時間後、再会したともちゃんはお疲れ顔。
何人ものトルコ人やら日本語使いに話しかけられ、
読書どころじゃなかった、と。
がっつり系、トルコ人。
その夜、ジャーミーの辺りには出店が並び、とっても賑やか。
楽しそうなので、のんびりとはしゃぐ人たちを眺めてると、
ここでもやっぱり日本語使い登場。
続いては大阪弁バージョン。
この町で日本語使い抜きの時間は無理らしい。
はあああああああ

翌朝、あたしたちはとりあえずホテルをチェックアウトした。
ドミトリーはやっぱり無理。
そんなこと、わかってた。
おとなしく、はじめからこうすればよかったんだ。
金にものを言わせて隣のホテルのツインルームにチェックインし直す。
「ダメだね、あたしら。」
とか言いながらカフェで朝食を食べる。
話しながら、気になって仕方ない。
このカフェのお兄さん、
黙って1人で立ってりゃ、かなりクール(に見える)。
少なくとも、日本人のほとんどはそう思うはず。
しかし残念なことに、
この国は男同士の距離が近すぎる。
(このカフェの男に限らず)
仲良く頬を寄せ合い、1つのケータイで夢中に遊んでる。
・・・非常に残念。
こんなところがかわいくもあるんだけど。
ホテルに戻ると、レセプションに朝のお兄さん。
ロビーで少し立ち話。
日本人の彼女がいるという。
そしてびっくり、その彼女はイスラエルで仲良くなった女の人。
トルコ人の彼氏がいるとはきいていたが、君だったのか・・。
なんて狭い、日本人旅人社会。
度々感じてはいたけどこれほど狭いとは。
彼はあたたちが彼女の友達と知ると、
とても親切にしてくれた。
夜にはタクシーに乗って新市街のバーへ連れて行ってくれたし、フルーツもご馳走してくれた。
いい彼だねー、と
彼女には早速メールをした。
イスタンブールに着いてから、
ずっと天気がよくなかった。
ポスポラス海峡のクルーズも雨だった。
この日も、目覚めれば朝から雨。
滞在費のかさむ場所で身動きができないのは、
本当に困る。
アジアだったら、雨がやむまで、雨季が明けるまで(?)
待ってやろう、とも思う。
でも、ここでは1日の滞在費がアジアの1週間分にも相当する。
時期が悪いのか・・。
あたしたちは、朝から悩んでた。
今日、どうするか。
そう、ホテルのチェックアウトが数時間後に迫ったあたしたちは、
このままもうしばらくイスタンブールに滞在しようか、
イランのビザをとるためにアンカラへ行こうか、
それとも、国境を越えブルガリアへ行ってしまおうか。
今日の夜、どこで眠っているのかさえわからない。
どんなふうにでも変えられる、あたしたちの旅。
自由だけど、選択し続けなければいけないというのは、
とても大変なことでもある。
何も考えず、流れに身を任せてしまいたい時だってあるけど、
そればかりやってると、この旅は進んでいかない。
で、あたしたちはちょっとまじめに考え、
ブルガリアへ行く、と決めた。
知識ゼロで。
イスタンブールにまた戻ってくる、といっても、
しばらくはこの国のおバカな人たちや美味しいものとはお別れ。
夕食の後、大好きな海辺へ向かい、夜景を見ながらワインで乾杯。
しばしの別れを惜しみつつ、陽気なトルコ人たちの相手をしていると、あっという間に時間は過ぎてった。
ブルガリア行きのバス停へ向かうメトロの中、
乗換えが分からずオロオロしていると、
1人のお兄さんが「俺についてこいっ!」と言わんばかりに案内し、
その駅につくと「ここ!」と指示を出す。
なんと言う責任感の強さ。
気持ちよくトルコから送り出してもらい、
国際バスに乗り込む。
いざ、ブルガリアへ!

スルタンアフメット・モスク
通称ブルーモスク。これぞ、あたしが思い描いてたトルコの風景。

アヤソフィア

スルタンアフメット・モスクの中。
内部も期待を裏切らない、好きな感じだった。

夜のスルタンアフメット・モスク。
歴史的建造物のライトアップって、あんまり成功例を見たことないんだけど笑、
このライトアップは、なんかやわらかくていい感じだった。

スルタンアフメット・モスクの周りに出てたお店。
みんな、友達と騒いだりしてとっても楽しそうだった。
やっぱこーゆーの好きなんだね、って幸せな気分になる。

こんな感じで食べまくってる。

恐怖のサバサンド。(フランスパンに焼いたサバをはさんだサンドイッチ)
なんで恐怖かって、何年か前にともちゃんがこのサバサンドにあたって、とんでもないめにあったから。
それでももう一度食べたいと彼女は言った。
なぜなら、すごく旨いから。
そして、あたればもれなく激やせできるから・・だって。

恐る恐る食べた。
おいしかった、と思う。
なんせ、かなりの小心者なので、
あたったときの恐怖が頭の中を渦巻いていた。
もちろん、平気だったけど。

ポスポラス海峡のクルーズ中に食べたヨーグルト。
途中、ヨーグルトで有名な町を通りがかったところで売られる。
めちゃうまい。

ブルガリア行きの、国際バス。
意気揚々と乗り込んで、さあ出発。
この先の地獄も知らずにね笑



ってなるでしょ?

















