ルクソールからハルガダに来る前に、
実はコセイルというこれまたリゾート地へ行ったんだけど。
ガイドブックにも載ってなかったし、
なんの情報も持たずに行ったため、
ホテルすらまともに探せず、
またエジプト人の方々にお世話になったわけなんだけど。
やっと着いたホテルは、
高い、
汚い、
なんか広くて気味が悪い、
ベッドが羊臭い(アラブ人特有の体臭。ともちゃんはこの匂いをかぐと吐きそうになります)。
コセイルでは、
バスに乗ろうとしてボラれ、
TAXIに乗ろうとしてボラれ、
あまりのボラれ方をしたので、
「なんで、そんなにぼりまくるの?」と聞いたら、
「外人だから。」
なんじゃそれ、そのままじゃん・・・。
でも、当たり前のようにそんな言い方するか?
やる気を失い、
速攻ハルガダ行きを決めたのです。
この町に、あたしたちは一体何をしに来たんだろう?
ここまでのバスは窓を開ければ熱風がものすごい勢いで流れ込み、
乾燥した風でコンタクトは吹っ飛びそうだったし、
顔も髪もゴワゴワ。
硬いコンクリートの上に座り込んで、
来るか来ないか分からない乗り換えのバスを何時間も待った。
不快なホテルで一夜を過ごし、
翌朝には外人という理由でボラれ、
ブチ切れ、この町を出ることを決意する。
このときは、
この町へ来たことを記憶から消そうと思った(笑)
無意味すぎる・・・。
それでも少し落ち着いて考えれば、
こんなこともこんな旅ならではの思い出なんだよね(笑)
そしてハルガダでのリゾート生活がスタート!
ここまで、観光やら移動やらが続いて疲れたし、
ここらでしばらく贅沢なリゾート暮らしでも・・・となる。
1泊140エジプトポンド(約2200円)のホテル。
おお、ルクソールの5倍以上の価格設定だ・・・。
でもそこは高いだけあって。
ベランダに出れば、
目の前にはバァーーーーンと広がる紅海。
紅海・・・。
もう、それは想像以上の美しさです。
ボートで進んでいくと海の色は、
エメラルドグリーン、真っ青、深い青・・・と、
変化していく。
潜るとそこは、深くて、静かで、でも鮮やかで。
これはひとつの世界。って思った。
ダイビングする人なら、
こんな感じって知ってるのかもしれないけど、
あたしにとって、これははじめて見た驚きの世界だった。
サンゴ礁とその周りを泳ぐ魚は自然界の色とは思えない色。
海の中の世界を、夢中で見た。
この感動は忘れない。
暑くて、海があるところで飲むビールは最高。
そんなにお酒を飲めないあたしですら、
そう思う。
浴びるように酒が飲める?ともちゃんにとって、
ここは天国でしょう。
町をふらふらしてると、
酒屋発見。
イスラム教の国エジプトでは、
酒屋も少ないし、お酒が飲めるところもそんなにない。
なので、ともちゃん飛びついた。
迷って4本買い、
1本はその場で飲むことにした。
そうこうしてたら、店員数人が食事をはじめた。
大きくておいしそうな魚。
ともちゃん、じっと見たでしょ?
そのせいなのか、一緒に食べよう、みたいなジェスチャーして、
なかば強引にテーブルにつかされた。
なんだか図々しい気もするけど、
目の前の魚はあまりにおいしそうだし・・・。
とりあえず遠慮なく頂くことにする。
これが、めちゃめちゃうまい。
焼きたて、身がたっぷり。
うまーいっ!
って顔ジェスチャーしたら、
どんどん食えーっ!って、
目の前に1匹づつどーーーーんと置かれた。
手で身をほじくり出して食べる。
これエジプト流?
奴らは、大きな身が取れると、
どんどんあたしたちに渡してくる。
みんな、ふつうの顔して食事をすすめていく・・・。
いや、おかしいよね?
この状況がおかしくてたまらないあたしは、
1人で腹を抱えて笑ってた。
だって!
おかしいだろ、この状況。
ともちゃん、あなたはなぜ普通に、
そしてまるでその家の子のような顔をして食べていられる?
エジプトのホスピタリティは確かにすばらしい。
それは知ってる。
でも数分前に出会った人たちと、
なんで同じ食卓囲んでるんだ??
なぜ囲める?
みんなが、笑うあたしをどんなに不思議そうな顔で見つめても、
あたしは笑いをこらえることができなかった。
アホにも限度がある。
あたしは、
こんな異文化交流が大好きでもあり、
ただの笑いのツボでもある。
永遠に理解できない人たち。
食事が終わると、
「踊ろっか。」となる。
なーぜ?
まじ意味わかんねーし、勘弁してくれ。
「日本人って、踊らないんですよ。」
と、適当に教えておく。
ろくに英語も喋れないのに、
なぜそこまで堂々としていられる?
やっぱりあたしとは違う種類の人間だ・・・、
と確信。
数日後。
その日も暑く、
ともちゃん、導かれるように、
再びビールを買いにこの店へ(知る限り、近くに酒屋はここだけ)。
今日もローランド(目の下にほくろがあって、桐島ローランドみたいなのでそう名づけた)は、絶好調。
許可無く同じテーブルに座ってくる。
んで、アラビア語でガンガンくる。
・・・・・。
わかるわけないですよね?
多少はくじけようよ。
こんなに”はっ?”って顔してんじゃん、あたしたち。
くじけるわけないので、こちらも日本語で応戦。
アラビア語、英語、日本語が入り乱れる中で、
なんとか会話にする・・・。
そしてこの日はやたらと腕相撲をしたがった・・・。
めんどくせぇ・・・。
そんなこと思いながらも、
分からない英語を必死できいて話の内容を理解したい!と瞳を輝かせてくるから憎めないし、
自分の話を伝えようとアラビア語でけなげにがんばってくるから、聞かずにいられない・・・。
ハルガダにいる間に、
こんな時間をどれだけ過ごしただろう・・・。
ハルガダを発つ日、
ローランドはカイロ行きのバスにまでちゃんと乗せてくれた。
こうして、彼らはこの町で出会った印象的な人たちになった。
出会った人とのお別れは、
いつもどこか切なくて、
何度繰り返しても慣れることなんて出来ない。
ルクソールでのアミンとのお別れも、
やっぱりそうだった。
でもお別れの後には、
こうやって新しい町で新しい出会いがある。
出会った大好きな人たちのことは、
もちろん忘れない。
でも、こうやって新しい人に出会って、
前に出会った人たちが少しずつ思い出に変わってく。
旅を続けるって、これを繰り返していくってこと。
エジプトへ来て、
もちろんたくさんキレた(笑)
でも。
どこに行っても必ず幸せな気持ちになれる。
どこへ行っても笑顔にしてくれる人がいる。
だからこうやって進んでいける。
これってすごいこと。
あたしにとって、大きな経験。
バスの移動で途中に寄ったカフェ?なんだけど、ほんとぐるぐるの男だらけでした。
宗教上ほとんど男の人しか出歩いたりしないから、やっぱり出会う人ってのもほとんど男の人になってくる。
たまにはガールズトークがしたいんだけどな。
ホテルのお部屋からみた風景。
紅海がバーンと見えていいでしょ?
そして、これがその部屋のベランダ。
どうでもいいけど、これはたぶん爪を切ってる。
けっこう広くて、気持ちいいので、よくこんなふうになんか飲んでゆっくり過ごしたりもした。
ステキなビーチを探し求めて、地図にも載ってない道を何時間もひたすら歩いたことがあった。
焦げて死ぬ・・・と思った矢先に辿り着いたのがこのコクテール屋。
エジプトのフルーツジュースは、安くて死ぬほどうまい。
特にマンゴーはこの世のものとは思えないほど絶品。
紅海にて。
きれいでしょ?
こんな感じでシュノーケル。
ハルカダで見た夕焼け。
シーシャ(水タバコ)を吸ってみた。
ともちゃん家で見たビデオで、アンタッチャブルの山ちゃんがリビアでこれ吸って、
「これって日本人的に合法?」って言ってて(笑)。
すごいおもしろかった。
もちろん合法で、フルーツの味とかする。




















