エジプト編  ~アスワン~ | エリコのブログ           バックパック2人旅         ~世界をゆるめに横断~    


お菓子屋さんで、チョコロールケーキを買って、

アスワンまでの楽しい電車の旅に備える。


カイロを南下。

次はアスワンへ。



アラブの人って、

イスラム教の人が多いから、

お酒とか飲めないせいもあるんだろうけど、

老若男女問わず、

本当に甘いものが好き。


ケーキ屋さんも大繁盛。

大きな箱にものすごい量のケーキを買っていく人々。


そんな量1日で食べきれるの?

こっちが心配になる。



22:00発の電車は期待通りのいい加減ぶりを見せつけ、

23:30も過ぎた頃到着。


待ち疲れた・・・。

でも、とりあえずは楽しみにしてたケーキが食べれる!

意気揚々と乗り込む。



・・・・・。

死ぬほど寒い。

それどころじゃない。


寒さは、夜が更けるにつれ厳しくなる・・。


真夜中には、凍死寸前です。



アホすぎる・・・。

アホすぎやしませんか?


だって、

クーラーの調節って、

そんなに難しいものですか??


100歩譲って、調節は難しいとしよう。

スイッチオフはできるよね?



快適なものでしかありえないと思ってたクーラー。

使い方ひとつで、

使わせる人間違えるだけで、

こんなに恐ろしい凶器に変わるとは・・。




もちろん、

「あの~、みなさん寒くないんですかね?」

と疑問を抱きました。


そりゃ寒いに決まってるでしょう。


なので、

みなさんを代表して、車掌に訴えました。

「死ぬほど寒いので、クーラー消せや!」と。


返ってきた答えは

「10minutes!」


おお、なかなか仕事のできる車掌さんだ。







・・・・。

クーラーがきえることはありませんでした。



念のため車内を見回ると、

みんなさんフツーに寝てらっしゃいました・・・。


ですよね。

誰がおかしいのか、って話ですよね。


おとなしくバックパックをひっくり返し、

着れるものはすべて着て、

体に巻けるものはすべて巻きつけ、

寝ることにしました。


さて、寝ましょうかとソファを見ると、

出た・・・・。

出てしまった。


ゴキだーーーーーっ!





いつもなら・・・・。


えりこ 「ともちゃーーーん、ゴキブリ!!!!」と叫ぶ。



ともみ 「はぁ・・・。」と言って、


あたしのことを冷めた目で見た後、ひねり潰す。

                or

    (小さいのなら)飛んだところを空中キャッチして、外へ投げる。

    ※こんな技をもってるということは、後に知ったんですが。



しかし・・凍死寸前。

生きるか死ぬかのこの状況。

こんなつまんないこと(全然つまんなくないけど)で騒いだら・・・・?

たぶん、「こんなときに何言っとんの?」ってなる。

間違いない。






見なかったことにしました。


人はこうして強くなってゆくのですね。



(この寒さ、ほんとに冗談でも大げさでもないの。

後に、シリアで出会った日本人もとんでもない寒さだったって言ってたんだから!)




14時間後の翌日13:30、

凍死からはなんとか免れアスワンに到着。

ほんとに、よく耐えた。



電車の外に出れば、

これまた死ぬほど暑いアスワンの町。

弱った体に堪えます。


やっとのことでホテルにチェックイン。

部屋に入り、ドアを閉め、電気を点けようとすると・・、

はい、点きません、壊れてますね。


こんなことでは動じません。

安宿ではよくあることです。


さて、お兄さん呼んでくるか。と部屋を出ようとすると・・。



ドアが開かなーーーーーい!


さすがにこれにはちょっとびっくり。

はじめてのパターンだわ。



部屋の中から

「Hello!!」だの「Open the dooor!」だの叫びまくり、

数分後、お掃除係の女の子によって助け出されました。



なんだこの宿?!


その後も電気の修理はちょっとした工事レベルに発展。

そしてドアノブの修理・・・。

かなり拘束された。





アスワンは、エジプトの南の方にあって、

ヌビア人が多く住んでる。

見た目も、ここまでで出会ったエジプト人とは違う。


肌の色が黒くて、顔立ちもさらにはっきりしてる。

そして、髪はくりくりのテンパ。

陽気度はさらに上がる、と思う。



ホテルのおばちゃんはビール飲もうと強引に手を引いてくる。

(てか、ムスリムでしょ?飲んでいいの?って話。さらに女やし。)

飲んでれば、隣に座ってたおっちゃんがおごってくれる。

夕食に入ったレストランでは、少年が口の中でタバコを吸うという芸を披露。

サンダルが壊れたと土産屋の兄ちゃんに言えば、靴屋に連れて行かれ、なぜか無料で修理。


どうなってるんでしょうか、この町。





気を取り直して。

ここアスワンからアブシンベルの観光へ。


アブシンベルは、アスワンから車で3時間。

日帰りの小旅行。


前日にバスを予約すると、

3:30a.m.にロビーに来るようにと言われました。


翌日。

よい子のあたしたちは、

真夜中2:45a.m.にちゃんと起きて支度をしていました。


すると、3:00a.m.に”クイックリー”しか言えないエジプト人が乱入。

どうやら、お迎えに来てしまったらしい。


何事ですか?

集合時間は3:30a.m.ですよね?

まだ30分ありますよね?

見てください、あたしたち今とても忙しそうですよね?



”クイックリー”しか言えない人に通じるわけありませんでした。


はぁーーーーーっ。

なんなの?

眠いんですけど。



意味も分からずめっちゃ急かされ、バスに乗る。


15分走ると停車。

「あれれ?もう着いちゃったとか?」

なわけないですよね。


「一体これは何待ちですか?」


なんだかよー分からんが、

護衛とやらをつけていかなければならないとかで、

その護送をしてくださるお車を待ってるのだ、と。



はぁーーーーーーっ。


こんなとこで1時間待たせるんやったらなんであそこであんなに急かした?



世の中には意味の分からないことがたくさんありますね。





砂漠の道をどんどん進み、

アブシンベルに着いた。


今回もピラミッドと同じ感想です。

デカイ、とりあえず。


ラムセス2世。

この人は、本当に自分の像を作らせるのが好きだったらしい。

同じ像が4体。

高さ20メートル。

どんだけ目立てば気がすむんだろう。


これは約3500年前に建てられたもの。

中のレリーフも細かくてきれいだった。


ナイル川の氾濫で沈みそうになって、

1980年代に実際の場所より60メートル高いところに移されたんだって。

3500年前、ここには国があって、

王様がいた。

エジプト人は、このころすでに世界の広さを知ってたのかなぁ?

だって、日本はこのころ土器作ってたくらいだよね?





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アスワン行きの列車が出る駅のホーム。

けっこうたくさんの人がいるんだけど、

電車が遅れてたって誰も文句なんて言ってない。

売店のおじちゃんに必死の形相で訴えてる人なんてあたしたちくらい。




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車内で死んでしまいそうな私の様子。

もう説明はいらないと思います。

ちなにみゴキは、画面向かって左のソファーにいました。



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アブシンベル。




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アスワンのパン屋さん。

地面に落っこちたパンも、

余裕で拾って自転車の荷台に入れてたよー!



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訪れたすべての国からはがきを出しました。

お土産はたくさん買えないから・・・。

写真と、このはがきがいちばんの宝物になります。




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このぐるぐるチキン定食が、エジプトでいちばん食べたものじゃないかなぁ。

これ全部で8エジプトポンド(約130円)。

スープとサラダとパンと野菜と豆のトマト煮みたいなのがたいてい付いてくる。

とにかく暑さで食欲無くて。

あんまり味は覚えてない。




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洗濯機!

すごくないこれ?

日本でもこんなの使ってた時代があったのかなぁ?

毎日洗濯物を手洗いするのは、ほんとに面倒。

ホテルのおばちゃんが洗濯機貸してくれると言ったときはものすごい感動。

しかし見てびっくり・・・。

どれが洗濯機でしょうか?ってなります。

すごい水しぶきをあげながらぐるぐるまわって、

その水が電源付近にかかる。

止めようと電源に触れたら感電死しかけたという、恐ろしい代物。