やってきたのは、
またまたカイロ・・・。
道があまりたくさんないから、
拠点となる町に戻ってこないと、
次の目的地に進めないのよね。
家から新宿くらいお手軽な感じならいいんだけど、
もちろんそうもいかないので、
今回もエアコン効きすぎのバスで震えながら約5時間半。
早朝。
そのバスはまだ半分眠った状態のあたしたちを
容赦なく大都会のカイロに放り出した。
目の前には広い道路。
とんでもないマナーをお持ちの方々が運転される車は、
動く凶器です・・・。
この国に、交通ルールはない。
ともちゃんに手を引かれて、
道路を渡る。
「ぎゃぁーーーーっ、怖い、轢かれる、死ぬー。」
なんて叫んでみても、
散歩を嫌がる犬のように足を硬直させても、
この女、ふつうに引っ張ってくれます。
・・・。
助かります・・・。
一生道路を渡れないとこでした。
そして、今回カイロへ来た目的はもうひとつ。
ビザの延長。
ホテルの近くにあるモガンマアという、
市役所のようなところへ。
ビザ延長コーナーへいくと、
たくさんの人。
ま、この中には延長に来た外人さんにたちに紛れて、
ジュースや文房具を売ってる人たちなんかもいて、
混雑をさらに混雑にしてるという状態。
ねえ、とりあえずこの人たち出禁にしたらどうすか??
んで、これまた役所の人間の態度が死ぬほど悪い。
これが、ほんとうに、あのエジプト人ですか?ってなる。
窓口はすべて女。
何を聞いても笑顔ひとつ見せず、
ぶっきらぼうな答えか無視をお見舞してくる。
はぁーーーーーーっ![]()
キレてみたって、
助けてくれる人がいないと、
わたしたちはこんな小さなことでも路頭に迷ってしまう。
ただ、ビザを延長する。
それだけなのに、
それがすんなりできない。
今まで助けられて何とかなってただけ、とはっきり認識して、
外国での自分の無力さを痛感。
感傷に浸っても仕方ないので、
窓口の女に意味も分からずキレられながら、
スタンプを買い、貼り、突きかえされたりしながら、
なんとか申請は受理された。
「3時間後に来い。」
とだけ言われ、モガンマアを後にする・・・。
さて、3時間後。
できたかな?
あたしのだけ出来てねーし。
なんで?
もう、お約束とかいらないかビザ下さいよ・・。
あたし、このあとバフレイヤオアシス行かなきゃいけないんだから。
ふざけてる時間ないの、おねがいしますよ
泣きそうになって訴えると、
訳の分からん汚い字の書いてある紙切れを持たされ、
よう分からん指示で、
あちらこちらの窓口へ行かされ、
そのお姉さんたちはみんな怖くて、
たまになんか書かされて、
元の窓口に戻され・・・。
「座って待て。」と言われ、
忠犬ハチ公のように待つこと20分。
音沙汰なーーし!
混み合う室内は空気も悪い。
息苦しいので、
忠犬ハチ公ごっこはしばし中断。
外の空気を吸いに出た。
銀行行って、両替して、
戻ってみた。
できてた![]()
ほんと、よかったぁ
ともちゃんと全く同じ条件なのに、
なんであたしだけがこんな目に遭ったのかとか、
未だに謎だらけだけど、
細かいことはもういい、
できたもん、あたしのビザ・・・。