パルミラへ移動する日のお昼。
手持のシリアンポンドも少なくなり、
そろそろ両替しなきゃ・・・。
と、言ってて思い出した。
いつも同じ場所で、
「Exchange?」
と、声をかけてくる男のことを。
どこで両替できるかもよくわかんないし、
とりあえず、レートを聞いてみようとなった。
男は、やっぱりいつもと同じ場所にいた。
そして、いつものように「Exchange?」
レートを尋ねると、悪くない。
よし、ここで頼もうとなりお願いすると・・。
「ついて来い」と。
え?ここじゃない、の?
少し不安になりながら男についていく。
着いていくと、そこはおもちゃ屋さん・・・。
男はおもちゃ屋さんの奥へと進み、
さらに階段をのぼっていく・・・。
すると、小部屋に1人の男。
なんか、ワルそう・・。
絶対、闇両替じゃん・・。
これは、気をつけなきゃ・・、怪しすぎる!!
警戒レベルを一気に引き上げ、
慎重に両替に臨む・・・。
まぁ、そんなに怪しむならそこで引き返せばいいんだけど(笑)
両替で騙されたことないあたしたちとしては、
受けて立とうと(笑)
いつものように、2人でちゃんと確認すればなんてことない!
なんて意気込みをよそに、
ワルそうな男はあっさりと正確な数字をたたき出し、
あっさりとその金額のシリアンポンドを渡してきた。
りょ、良心的・・。
両替が終わると、
ここへあたしたちを案内した男は、
「どこへ行くの?」ときいてきた。
「パルミラ行きのバス乗り場」
と、こたえると、
あたしたちをバス停まで連れて行き、
バスに乗せ、
その代金を払い、
あたしたちを見送った・・。
お金は、もちろん払おうとした。
でもいらない、と。
シリア。
ここにも、あたしの知らない常識が存在しそうだ・・。
ムスリムの国にいると、
あたしたちにはちょっと過剰と思うような親切に遭遇することが度々ある。
もう二度と会うことのない人に対して、
さらっとやってしまうこんな行動。
日本人も親切だと思うし、
日本は暮らしやすいとも思う。
でも、日本を一歩出て、
いろんな国の人間に出会ってみると、
自分の知らない、いろんな形の人との関わり方に
驚かされたりする。
それは、
うれしいことも、
いらつくことも、
いろいろではあるけど、
やっぱり新鮮で、
それを感じるのはとても楽しい。
そんな関わりが、
何よりその国のカラーとして、
自分の心に残る。
シリア3日目にして、
いろんな意味で(笑)、
あたしの中のシリアに色がつきはじめたような出来事だった。
パルミラを目指したのは、
パルミラ遺跡へ行くためだったんだけど、
パルミラ遺跡は・・・、けっこう朽ちてます。
そんな遺跡が好き、という人もいるので何とも言えませんが、
ここであたし的に感想はとくにありません(笑)
この遺跡へ行った数日後、
日本では、世界ふしぎ発見でこのパルミラ遺跡が取り上げられてたそうですが・・。
なかなかステキに映ってたと聞きました。
パルミラで印象的だったのは、
夜のモスクでお祈りをする人々の姿、
そしてゴミ箱のようなポスト。
それくらいかなぁ・・・。
シリアは、悪くない。
人も親切だし、
治安もいい。
評判どおりのんびりしてて、
落ち着けるとも思う。
でも。
なんだか退屈なんです・・。
翌日には、
ハマロールというおやつを食べに、
ハマという町へ移動。
それだけが、目的。
あたしたちの目的がゆるすぎるのか・・??
それでこんなに退屈なのか?
バスを降りると、
おいしそうなハマロールが
そこらじゅうで売られている。
さすが、ハマ。
さらにあたしたちは、
中東でNo.1と言われている安宿へチェックイン。
でも、ちょっと期待はずれ・・。
きれいだけど、フツーのドミトリールーム。
みんな、どこと比べてる?
ハマには、
ハマロールのほかにも名物が!
それは水車。
はい、水車です。
もちろん見に行きました。
日本でも見たことある感じのやつでした・・。
ハマロールを食べ、
なぜかずっとおなかの調子が悪かった、
ハマでの滞在。
意外?にも印象に残ってます。
パルミラのケバブ屋さん。
おっちゃんはくわえタバコで、オーダーが入ってから調理します。
オーダーが入ると、子供もさっとお手伝いにはいります。
忙しくても、カメラ目線と笑顔は忘れません。
お店の外にいた子供。
このちびっ子が立ったり座ったり、とにかく落ち着きがない。
いつか鉄の枠に頭をぶつけ、流血沙汰になるんじゃないかと、
ずっとひやひやしっぱなしだった・・。
祈る人々。
熱心にお祈りしてるところ申し訳なかったのですが、
このきれいに並んだお尻を撮らずにはいられませんでした。
モスクの中に入りきれない人が、
こうやって道にはみ出してまで祈ってた。
宗教がしっかり根付いてるのを感じる場面。
パルミラ遺跡。
雑然としてるけど、
これが修復とかの手が加えられてない、
歴史を刻んだそのままの姿なのかも。
パルミラの町。
ここが、渋谷で言うスクランブル交差点的なとこね。
パルミラのメインストリート的なとこ(たぶん)。
ここに、おそらくすべての店的なものが集まってる(と思う)。
最後まで、この道を
”たぶんメインストリート”と呼んでた。
どうしても、確信が持てなくて・・。
ちゃりんこをがんばりすぎて、疲れちゃったんだね。
スクランブル交差点は、あえて少しはずし、
ちょっと喧騒から離れて休んでみえました。
これ、ポストです。
「ポストはどこ?」ときいて、指差されてもわかりませんでした・・。
無理もないでしょ?
子供にこのポストの目の前まで連れて行かれても、
「ほんとにこれ?」ってきいちゃったほどです。
絶対に届かない。
届いたら奇跡だ・・。
もう、これはゴミ箱だと思おう。
このはがきは、永遠にここに眠る・・。
そう思って投函したはがき。
数ヵ月後、タマちゃんから届いたと聞いたときは、
まじでびっくりした・・・。
ハマへ向かうワゴン。
荷物はすべて上に乗せられる。
着いたときには砂埃で色が変わってる、
そんなこともあります。
そのワゴンの中。
それっぽいのが乗ってるでしょー(笑)
ハマの町。
パルミラからみれば、ずいぶん大きな町です。
水車の近くで遊ぶ子供。
水辺って、何かとにぎやかだよね。
飛び込んでみたり、釣りしてみたり。
水車はこんな感じ。
バイクがとまってるから分かると思うけど、
まぁ、でかいでしょ?
子供(たぶん)が、あんな高いとこに登ってる。
たぶん子供と言ったのは、この町の大人があまりに無邪気だったから。
通りを歩いてると、バイクに乗った大人が、
大きな声で「Hello!」って叫んでくるの。
その率が、他の町に比べてあまりに高かった・・。
これが、ハマロールです。
見た目は、ロールケーキのミニチュアって感じなんだけど、
味は全く違う。
生地は、ムチムチしてて、
洋菓子と言うよりは和菓子的。





























