エリコのブログ           バックパック2人旅         ~世界をゆるめに横断~     -3ページ目

パルミラへ移動する日のお昼。


手持のシリアンポンドも少なくなり、

そろそろ両替しなきゃ・・・。

と、言ってて思い出した。


いつも同じ場所で、

「Exchange?」

と、声をかけてくる男のことを。


どこで両替できるかもよくわかんないし、

とりあえず、レートを聞いてみようとなった。



男は、やっぱりいつもと同じ場所にいた。


そして、いつものように「Exchange?」



レートを尋ねると、悪くない。


よし、ここで頼もうとなりお願いすると・・。



「ついて来い」と。


え?ここじゃない、の?



少し不安になりながら男についていく。



着いていくと、そこはおもちゃ屋さん・・・。


男はおもちゃ屋さんの奥へと進み、

さらに階段をのぼっていく・・・。


すると、小部屋に1人の男。

なんか、ワルそう・・。


絶対、闇両替じゃん・・。


これは、気をつけなきゃ・・、怪しすぎる!!



警戒レベルを一気に引き上げ、

慎重に両替に臨む・・・。


まぁ、そんなに怪しむならそこで引き返せばいいんだけど(笑)



両替で騙されたことないあたしたちとしては、

受けて立とうと(笑)

いつものように、2人でちゃんと確認すればなんてことない!



なんて意気込みをよそに、

ワルそうな男はあっさりと正確な数字をたたき出し、

あっさりとその金額のシリアンポンドを渡してきた。


りょ、良心的・・。



両替が終わると、

ここへあたしたちを案内した男は、

「どこへ行くの?」ときいてきた。


「パルミラ行きのバス乗り場」

と、こたえると、

あたしたちをバス停まで連れて行き、

バスに乗せ、

その代金を払い、

あたしたちを見送った・・。


お金は、もちろん払おうとした。

でもいらない、と。





シリア。

ここにも、あたしの知らない常識が存在しそうだ・・。


ムスリムの国にいると、

あたしたちにはちょっと過剰と思うような親切に遭遇することが度々ある。


もう二度と会うことのない人に対して、

さらっとやってしまうこんな行動。


日本人も親切だと思うし、

日本は暮らしやすいとも思う。


でも、日本を一歩出て、

いろんな国の人間に出会ってみると、

自分の知らない、いろんな形の人との関わり方に

驚かされたりする。


それは、

うれしいことも、

いらつくことも、

いろいろではあるけど、

やっぱり新鮮で、

それを感じるのはとても楽しい。


そんな関わりが、

何よりその国のカラーとして、

自分の心に残る。


シリア3日目にして、

いろんな意味で(笑)、

あたしの中のシリアに色がつきはじめたような出来事だった。




パルミラを目指したのは、

パルミラ遺跡へ行くためだったんだけど、

パルミラ遺跡は・・・、けっこう朽ちてます。


そんな遺跡が好き、という人もいるので何とも言えませんが、

ここであたし的に感想はとくにありません(笑)


この遺跡へ行った数日後、

日本では、世界ふしぎ発見でこのパルミラ遺跡が取り上げられてたそうですが・・。

なかなかステキに映ってたと聞きました。



パルミラで印象的だったのは、

夜のモスクでお祈りをする人々の姿、

そしてゴミ箱のようなポスト。


それくらいかなぁ・・・。





シリアは、悪くない。

人も親切だし、

治安もいい。

評判どおりのんびりしてて、

落ち着けるとも思う。


でも。

なんだか退屈なんです・・。



翌日には、

ハマロールというおやつを食べに、

ハマという町へ移動。


それだけが、目的。


あたしたちの目的がゆるすぎるのか・・??

それでこんなに退屈なのか?



バスを降りると、

おいしそうなハマロールが

そこらじゅうで売られている。


さすが、ハマ。


さらにあたしたちは、

中東でNo.1と言われている安宿へチェックイン。


でも、ちょっと期待はずれ・・。

きれいだけど、フツーのドミトリールーム。

みんな、どこと比べてる?


ハマには、

ハマロールのほかにも名物が!


それは水車。

はい、水車です。


もちろん見に行きました。


日本でも見たことある感じのやつでした・・。



ハマロールを食べ、

なぜかずっとおなかの調子が悪かった、

ハマでの滞在。

意外?にも印象に残ってます。





エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


パルミラのケバブ屋さん。

おっちゃんはくわえタバコで、オーダーが入ってから調理します。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


オーダーが入ると、子供もさっとお手伝いにはいります。

忙しくても、カメラ目線と笑顔は忘れません。


エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


お店の外にいた子供。

このちびっ子が立ったり座ったり、とにかく落ち着きがない。

いつか鉄の枠に頭をぶつけ、流血沙汰になるんじゃないかと、

ずっとひやひやしっぱなしだった・・。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


祈る人々。

熱心にお祈りしてるところ申し訳なかったのですが、

このきれいに並んだお尻を撮らずにはいられませんでした。

モスクの中に入りきれない人が、

こうやって道にはみ出してまで祈ってた。

宗教がしっかり根付いてるのを感じる場面。


エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

パルミラ遺跡。

雑然としてるけど、

これが修復とかの手が加えられてない、

歴史を刻んだそのままの姿なのかも。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


パルミラの町。

ここが、渋谷で言うスクランブル交差点的なとこね。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


パルミラのメインストリート的なとこ(たぶん)。

ここに、おそらくすべての店的なものが集まってる(と思う)。

最後まで、この道を

”たぶんメインストリート”と呼んでた。

どうしても、確信が持てなくて・・。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


ちゃりんこをがんばりすぎて、疲れちゃったんだね。

スクランブル交差点は、あえて少しはずし、

ちょっと喧騒から離れて休んでみえました。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


これ、ポストです。


「ポストはどこ?」ときいて、指差されてもわかりませんでした・・。

無理もないでしょ?

子供にこのポストの目の前まで連れて行かれても、

「ほんとにこれ?」ってきいちゃったほどです。


絶対に届かない。

届いたら奇跡だ・・。

もう、これはゴミ箱だと思おう。

このはがきは、永遠にここに眠る・・。

そう思って投函したはがき。


数ヵ月後、タマちゃんから届いたと聞いたときは、

まじでびっくりした・・・。


パルミラの奇跡。


エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


ハマへ向かうワゴン。

荷物はすべて上に乗せられる。

着いたときには砂埃で色が変わってる、

そんなこともあります。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

そのワゴンの中。

それっぽいのが乗ってるでしょー(笑)



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


ハマの町。

パルミラからみれば、ずいぶん大きな町です。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

水車の近くで遊ぶ子供。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


水辺って、何かとにぎやかだよね。

飛び込んでみたり、釣りしてみたり。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


水車はこんな感じ。

バイクがとまってるから分かると思うけど、

まぁ、でかいでしょ?

子供(たぶん)が、あんな高いとこに登ってる。


たぶん子供と言ったのは、この町の大人があまりに無邪気だったから。

通りを歩いてると、バイクに乗った大人が、

大きな声で「Hello!」って叫んでくるの。


その率が、他の町に比べてあまりに高かった・・。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


これが、ハマロールです。

見た目は、ロールケーキのミニチュアって感じなんだけど、

味は全く違う。

生地は、ムチムチしてて、

洋菓子と言うよりは和菓子的。





















マッキに

「さようなら。いろいろとありがと。」

と、別れを告げあたしたちは次の国シリアへと向かった。


この旅に出て、国境越えもすでに3回目。


国境越えって、

日本人的には飛行機での大仕事って感じだけど、

陸続きの国ってのは本当にあっさりとやってくれる(笑)


この日も、簡単にシリア入国だろーなと、

軽い気持ちでセルビス(人数集まり次第出発の5人乗りワゴン)乗り場へ。


あたしたちの他に、韓国人、現地民を乗せたワゴンは無事出国を終え、さらにしばらく走り、シリアへ。


入国手続きのため、書類を記入し、列へ並ぶ。



さて、あたしの前に並んでたともちゃんの番。

そこで事件は発生しました・・・。




ともちゃんが書類を提出するなり、


「GO BACK TO JORDAN!!!!!!!」


と、ものすごい勢いでブチ切れしたシリアの入国審査担当のおやじ。



えっ???

あまりにびっくりして、得意の逆ギレすらできない。



たしかに、

シリアのビザを事前に取っておかなかったのは悪かった。

でも、国境でビザ取れるような話だったからさぁ・・。

今さらそんなことを後悔しても遅い。


おやじは英語もろくにしゃべらず、

ただブチ切れるだけで、ビザを出さない理由も説明しない。


そして、ブチ切れてるのはこのおやじだけじゃない・・・。


・・・・・・・。

おやじと同じ、いやそれ以上に切れてる女。

怖くて話しかけられやしません。


またまたどえらい窮地に立たされたあたし。

こうして2人で旅しながらも、

ときどき1人を感じます(笑)




結論から言うと、

このあと、書類に2週間と書いた滞在予定期間を2日か3日と記入し直したことにより、

あたしたちはMAX4日までしか滞在できないという、

観光旅行するにはありえない短さの

トランジットビザというものを手に入れた。




未だに、このブチ切れ事件に関して

真相ははっきりしないんだけど、

たぶんイスラエルに行ったのがバレたから。



シリアとイスラエルは、仲が悪い。


イスラエルに入国するときには、

スタンプをパスポートではなく、

別紙にわざわざ押してもらって、

イスラエルに入国したことを隠し、

シリアへの入国に備えた。

そのときの理由も、

シリアには行きたくないんだけど、

その先のトルコに行くために、通り抜けるためだけに、

シリア入国が必要なので、

どうか別紙にしてくれ、と理由を作った。


だから、イスラエルに行った事実というのは、

このパスポート上からは完全に消えてるというわけ。


なのに、なぜ?


少し経ってからわかったんだけど、

どうやら、それはパスポートの裏表紙。

そこに、貼ったシールを剥がしたあとのようなネチョっとしたものが。

そのネチョっとしたものがイスラエルへ行った証?とみなされたらしい。



たしかに、アラビア語で何をブチ切れてたのかは全く分からなかったけど、

執拗に、このともちゃんのパスポートについてたネチョにこだわってた。

荷物をまとめられてたせいか、あたしにはついてなかったんだけど・・・。



そりゃ、別紙スタンプ制度をイスラエルがやってることくらい、

このおやじも知ってるだろうしねぇ。

たくさんの旅行者見て、おやじなりに法則を見つけたのかもね・・。



「シリアは、とてもいい所。」

と、ここまでの旅で会った人からの評判はなかなかだった。


だから、ゆっくり滞在して・・・なんて考えてたのに、

あたしたちに与えられた猶予はたった4日・・。


一体どうなるんだろう・・。

不安なまま首都ダマスカスへ。



その夜、対策会議。

とりあえずは、明日朝一番でイミグレーションに行ってみよう、

ということになった。

ビザを延長してもらえるかもしれない。


とりあえずは次のアクションも決まり、

部屋でテイクアウトの夕食。

ともちゃんも機嫌を直して久しぶりのビール。

(のはずが、シリアのビールはクソまずいとのこと。)


そんなことしてると、

ホテルのお兄さんがお茶を持ってきてくれたので、

一緒にいただく。


しかし・・・・。

ホテルで働いていながら、

恐ろしいほど英語が通じない。


2日後に、このホテルをチェックアウトすることになるんだけど、

”チェックアウト”すら通じなかった・・・。

てか、チェックアウトがわかんなくても、

泊まってた人間が、

朝、バックパック背負って受付に来たら、

99%の確率でチェックアウトだと思うんだけど・・・。

違う?


と、まぁ勘も悪いときてるので、

なぜかあたしたちが知る限りのアラビア語をならべて会話。

なんで?



ただ、そんなんであたしたちとコミュニケーションをとろうとする勇気だけは認める・・。

ハンパなく、勇敢。



このホテルへたどり着く前、

あたしたちが訪れたホテルはどこも予算オーバーだった。


そこで、3件目に訪れたホテルのおやじに

「高すぎるよ・・・。」

と言うと、予算を聞かれた。

予算を伝えると、

「わかった、ちょっと待ってろ。」

そう言ってどこかへ電話をかけた。


そうしてこのホテルを紹介してくれたというわけ。

自分の稼ぎになるわけでもないのに・・、

なかなか親切な人だった。


このホテルは600SP(シリアンポンド、約1200円)。

安くはないけど、

まぁ他より安い分、足りないとこがある・・・?


そういうことで納得し、

少しの不安を抱えながら眠りについた。




そして翌朝。

あたしたちはオープンと同時にイミグレーションへ飛び込んだ。


イミグレーションってのは、

なんでいつもこんなに混んでるんだろう?


人ごみをかき分け、

やっとのことで1人の役人の前にたどり着いた。


もちろん、この国にも列を成すという習慣などない。


とりあえず、役人に事情を説明。

すると、パスポートのコピーをとり、

スタンプを買ってこいと言われる。


おとなしく言われたようにして、

書類提出。


そして。

出された答えは・・・。


「あんたたち、何もしなくてもこのままで15日滞在できますけど何か?」


きたきた、意味わかんね-し。

んじゃ、パスポートに押されたスタンプだか、

なんかの書類に書かれたあの4日後の日付は何だ?


だめだ、この国。


もうこれ以上戦っても仕方ないと判断。

結局、何ひとつ解決しなかった。


こうなったらどうしようもない。

あたしたちなりに腹をくくることを決めた。


よし。

もめるとなったら出国のときにもめよう。

不法滞在ではないと信じて滞在しよう、と。


こうして、改めてシリアの旅をはじめることにした。




旧市街を訪れる。

スークはお土産屋さんがいっぱいで

ツーリスティックかと思いきや、

服、スパイス、女の人のほっかんむりスカーフ・・・etc

完全に現地民のためのショッピングゾーン。


あたしも負けじと買い物してみる。


選んだのは、

バービーの腕時計。


このバービーがアラブの国らしくて。

なんと、ムスリムの女性らしく

あの、黒いマントのような服を着てるの。


たしかに、ムスリムの国の女の子からしたら、

憧れの女の子もこうでなくっちゃねー。

これ、20SP(40円くらい)。


次は、

へんてこな雨合羽みたいなのを着せられて、

モスクの見学。


そして、

お菓子を食べながら旧市街の住宅街をふらふら。



疲れて、かわいらしいカフェに入ると、

カップルがいちゃいちゃしてたり、

パソコンをにらんでる人がいたり、

なんだか今までのアラブの国とはちょっと様子が違う。


そんなこと思いながらイチゴのフレッシュジュースを飲み、

これまたアラブっぽくないうまさだ、と思い、

いつの間にか、寝てしまった。




目が覚めると、

ともちゃんに、”本気で寝てたね・・・”、

とあきれたように言われ、

ウエイターにも”Good Morning"

と微笑まれる・・・。



だから、疲れてたんだって!



こうやって、毎日だらだらしてそうで、

でも毎日新しい何かを見たり感じたりしながら、

過ごしてた。



夜には新市街へ。

町にはまだたくさんの人。

子供も、家族連れもいた。


基本、お酒が飲めないんだから

治安も悪くなりようがない・・。


シリアっていうと、

ちょっと危険な印象受ける人もいると思うけど・・。

旅してるくらいだと、まったくそんな雰囲気、ない。





エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

スークにあった、スカーフ屋さん。

ともちゃん、しっかりおさえてました。

ちょっと怖いけど(笑)、シリアの女性にとってはかかせないおしゃれアイテム。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


こんな感じで、スークには高いアーケードがあった。

他の国のスークと比べると、重厚感がある。

2000年前に作られたというからすごい。

今もふつうに現役だし・・・。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


バービーの腕時計を選んでるとこ。

いろんな色を試しに着けてみましたが、

黒いマントが映える白に決めました。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


スークのスパイス売り場。

もう、何を買っていいのかわかんなくなると思うんだけど・・。

日本人も、いろんな調味料を料理に使うけど、

この国の人がこのスパイスを本当に使い分けてるんだとしたら、

完全に負けてると思う。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


ウマイヤド・モスクにて。

こんなおかしな格好させられて見学します。

足のにおいがすごい。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


ウマイヤド・モスク中庭。

現地の子供は無料、だろうね、モスクだもん。

ふつうに遊んでた。

モスクは、どの国でも憩いの場になってる。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


ダマスカスの町の風景。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


ダマスカスの住宅街。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    


ちょと人が並んでたりして、人気のパン屋なのかもしれない。

シリアのパンはおいしい。

チーズをはさんだだけでどんどんすすむ、

めちゃうまフランスパンにも出会ったし。

粉好きとしては、パンや焼き菓子のおいしい国は天国!












ヨルダンへ戻る当日、

出発の11時まで時間があったので、

ホロコースト博物館へ行ってみることにした。



ホロコースト。

あたしの知識は少ない・・・。



でも、

ずっしりと重かった・・。



ユダヤ人、というだけで殺された罪のない多くの人々。

何も分からずに殺されていった子供。

ユダヤ人が持つ、悲しい過去。


それは、今のユダヤ人の人格形成にも大きく影響してる・・?


この歴史は、今でも大きな爪痕を残してる。





最後の最後まで、少ない脳みそで考えることが多かったイスラエルでの滞在。

イスラエルに行ったことはあたしにけっこう影響を与えたと思う。



帰国してまず見た映画数本は、

ホロコーストに関わるものだったし、

パレスチナの本も読んだ。



知ってから行ってたら、

もっと違ったんだろうな、というのは、

イスラエルに関わらずだけど、思う。



行かなきゃ興味を持つきっかけもなかなか持てないけど・・。





そしてあたしたちは、国境キングフセインブリッジへ向かった。


途中のチェックポイントでは、

アーミーの美人なおねえちゃんに、

パスポートを見せたり・・、となかなか面倒。


出国は意外にもスムーズだったけど。



再びヨルダンに入国し、ぎゅうぎゅう詰めのタクシーで爆睡。

リビエラホテルへと向かう。



久しぶりに銃密売人と再会を果たし、

インターネットをするために出かけた。





事件はそこで起きた・・。



ともちゃんがブログを更新中、

許可なくいきなりパソコンの電源をぶちぎった店員・・。

ちょうど1時間が経過したんだと思います。


んで、ともちゃんもブチ切れた、というわけです。



どうなるんだろう・・・と、

不安なまなざしでともちゃんと男の店員を見つめるあたし。



すると・・。

不安は的中、はじまった・・・。




”彼女はダメだよ、お兄さん。

 謝って、自分が悪かったと言って。お金は要らないと言って・・・。”



そんな願いは通じませんでした。





ともみ 「死ね、ばか。金なんて払うか!」



店員  「もう二度とくるな!」




会話をめちゃめちゃ簡単にまとめると、

こんな感じだったと思います・・・(笑)







その夜。

夕食の時間が終わってまた町が賑わいはじめる頃、

町へと繰り出した。



ヨルダン最後の夜。



たくさんのお土産は持ち歩けないから買わないけど、

1カ国につき1個、自分への小さなお土産を買ってる。


エジプトではツタンカーメン?の指輪、

イスラエルではスヌーピーがイスラエルの国旗を持ってるTシャツ。

↑(着る国によっては撃ち殺される危険を伴う)

ヨルダンでは、ヨルダン国旗のミサンガを買うことにした。







ホテルに戻ると、密売人がお茶を淹れてくれた。


密売人は、今更だけど名前をマッキという。



この日のテーマは、ゲイについて。

何故かは、この先わかる。



この国はゲイについてかなりクローズな感じだと思う。



そのためか、彼はゲイを理解できないらしく・・・。

というか、はっきり言うとかなり嫌っている。


それでも、今日はゲイの友人?からおっぱいに入れるシリコンを預かったらしく、

それが100ドルもする高級品だから・・・と、

大切に鍵のかかる引き出しに入れて守ってた(笑)

そのゲイの方は、

明日の朝5時に戻るとかで、

それまで守り抜かねばならないとか・・。



かわいい奴だ。


日本のゲイ事情?(よく知らんけど)についても少々レクチャー。

そして、夜景でも見よう、と。


はしごをよじ登って屋上に出る。

目の前に広がる、アンマンの夜。





やさしい人。

光の多すぎない夜景。



ヨルダン最後の夜は、なんだかほっとする、とてもすてきな夜だった。






エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

このはしごを上ると・・・。




エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

この夜景が広がる。

屋上には、柵とか一切なくて怖い(笑)

ゆるい光がきれいだった。




エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

これが、何度も登場した銃密売人マッキ。

指名手配中?なので顔は出してません・・。



エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

ホテルのお部屋。

なかなか広くて快適だけど、猫が怖かった・・。

人間含め、生き物があまり得意じゃないので。

この日も、ソファの上に・・・。

なんで入ってくるんだろう?




エリコのブログ                         バックパック2人旅 ~世界をゆるめに横断~    

この階段を登りきる途中にある、リビエラホテル。

アンマンの町は、こんな感じに斜面が多かった。