ずっとチェックしてたけど、バリに行かなかったので今回絶対はずせないお店
他の記事で書いたこともありますが
Pithecanthropus Bali
現在、バリ島に3つの店舗があるババティック専門店で、ここはその中でもできて新しいけど(2022年かな)旗艦店
伝統としてのバティックはBaliにはないのですが、創設者のMicky Indraがペカロンガンの有名手描きバティックOey Soe Tjoenのバティック作品
に出会って、1980 年代からOey Soe Tjoenのオールドバティックを探し集めるようになり、インドネシア各地のバティックも含めてバティックの文化に精通していった。
Oey Soe Tjoenのバティックを受け継ぐファミリー(現在3代目)のバティック作品をプロデュースするようにもなった。
日本語でも出版されてるこの本
1925 年に中部ジャワのバティックの中心地の 1 つであるペカロンガンで創業者の名前が入った Oey Soe Tjoen は、インドネシア系中国人によって作られたバティックで、
Oey Soe Tjoen のバティック作品は、複雑で繊細なデザインのため、複製が非常に難しく希少品となってます。
今はコレクターもいるアンティークバティック
このOey Soe Tjoenの生涯、その創作の原点、手描き技法、バティックを産み出したジャワ島の歴史・風土など、現地での密着取材をもとに、Oey Soe Tjoenのバティックの解説と豊富な写真で、バティックを通してジャワバティックについてがわかる内容の本
この本は、Pithecanthropusの編集参加によって、Oey Soe Tjoenの親族や個人コレクターからの協力を得ることができ、秘蔵とされていた氏の手によるアンティークバティックを数多く掲載することに成功した。
とされてます。
ピテカントロプスを設立する前に、日本の友人数名とまずコンセプトを探すことから始め、「インドネシア文化再発見」という伝統的なアンティークバティックから最新デザインの雑貨まで取り扱うバティックのお店を作ったそうなのです!
「是非2階も見てー」と知り合いから言われてたのに、お買い物に夢中になって、時間なかったので2階は見なかった。
2階にはパレンバンのアンティークやアラブの調度品の部屋など、こだわった部屋となってるらしい
MASA MASAの両側はお店になっていて、片側はアンティークを中心にした[PUSAKA]
調度品だけじゃなくアンティークのバティックも販売してます。
Pusakaの中でも一瞬「ジャンビかな?」ってシリーズがありまして、↑これはパレンバンのバティック。
バレンバンのバティックなんて有名なん??知らんけど.. .
Pithecanthropusの創設者Micky氏がパレンバンのバティックが一番好きでコレクションもしている。ということで調べたところ
もともと"Jupri"はモチーフの名称とか、売っていた商人の名前からきているなどはっきりとはわかっていません。
ほとんどが2mを超える大きなサイズで、独特の暗赤色、または一般にレーズマンレッドとも呼ばれる色を使っています。
昔バティックを所有している人は裕福な人で、このJupriは それとは別に、一般庶民に使われていました。
モチーフに鳥があることもありますが、とても小さくシルエットで表現されます。
多くは花や低木のモチーフを使いますが、これは人間や動物などの絵は許されないイスラム教、アラブ人の影響だということです。
パレンバンにはJupriを古くから作っている専門のバティックメーカーはありません。
Jambiが地理的に近いとも、バティックの特徴もあって非常によく似ています。
"南スマトラ"という地域でいうと同じなので関連があるのかもなぁ〜
Pusakaの反対側が
Pithecanthropus
Jl. Subak Telaga I No.9, Ketewel, Kec. Sukawati, Kabupaten Gianyar, Bali