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白内障と診断されたお話はこちらから
手術当日の様子と、気持ちを書いていくね。
病室で、手術着に着替えます。
ここで、緊張感がだんだんと湧いてきて
ナースコールで、看護師さんから、
オペ室へ降りるようにアナウンスが来た時には、
「怖い」
「でも、ママ頑張る」
その両方があったよ。
私は、無虹彩症ということで、
手術時間も、
通常日帰り15分の手術時間というところ、
1時間もかかる
何が怖いって、、
やってみないとわからない
っていう目の作りというところだったかな。
先生の話によると、
手術方法がいくつかパターンがあったからです。
そんな事前知識があるおかげで、、?せいで?笑
余計怖さが増していたのかもしれない
オペ室の手前には、控室があってね。
看護師さんから、
不織布のシャワーキャップのようなものを
被るようにと、渡され、
それを被って、
リラックスソファーのようなところへ誘導されます。
これから起こることの想像が全く
未知の世界すぎて
全然リラックスできません 笑
点眼麻酔を、2回ほどやります。
看護師さんに、
「怖いよー」
と、伝えたのと、
「私の子どもたちも無虹彩症なんです。」
と、世間話をしながらリラックスできるよう、
前の患者さんが終わるのを待っていました。
白内障手術はそんなに簡単な手術なのか
先生は、分刻みに手術をこなしています。
1回目の目薬の5〜10分ほど間隔を空けて
2回目の点眼麻酔。
前の方も、順調に進んでいますので、
予定通りに手術できそうです。
と、看護師さん。また緊張させることを笑
前の患者さんが終わり、
いよいよ私の番です。
オペ室の入り口で、
名前と、生年月日を伝えます。
緊張、絶頂。 (韻踏んでる〜☺︎)
オペ室では、
診察の時からお世話になり、
たくさん、私の心配事や、不安なことを伝え、
プロの目線からのご意見などもくださっていて、
信頼していましたので、
緊張が和らぎ、
もう、「お任せします✧*。」
どうか、良くしてください✧*。
と、まさに「俎板の鯉」。
痛み流しのボールを2つ両手に握らされ、
(痛みには強く、((子どもを出産の時頭が見えかかっていた))程)笑
そうそう、なので痛みは、耐えられるだろうと考えていた。
顔にシート?をかけられ、
目が機械で開かれているのだろう。
もうまばたきができない。
「怖いよー」
テレビドラマでよく見るような、
手術ライトを、パチっとスイッチオン
眩しい、眩しすぎる。
何にも見えない。
白内障だもんね。。
真っ白で、何も見えなくて、怖い。
手術する目には、常に水が流されていて、
麻酔が充分に効いているため、
痛みは全くないよ
目を弄られている違和感が強い。
周りでは、機械音がする。
目の、表面、
白くなったレンズを、
削りとっているんだるうな。
音は、歯医者さんで聞くような、
ウィーンという音が、皆さんに伝わりやすいかな。
何にも見えないこの恐怖は、
たまらない。怖すぎる
目を瞑って、
自分で目の前の視覚を遮るとか、
そういうレベルではない。
目を開けているのに、
見えない。
見たいのに。見えない。
先生が、たまに、
もう少し右を見てと言ってくる
右に目を動かしてみたけど、
わからない。
できてるの?
右、向けてる?
見たいところが見れないのって、
こんなに恐怖で、
こんなに辛い事なの?
まだ、1時間経たないの?
私、ずっと同じ体勢でいると、
足がだるくなって、気持ち悪くなる。
この恐怖と、足のだるさにたえなくては。
あと何分なんだろう。
そんな恐怖体験を続け
先生が、もう終わるよー。
と言って。
その瞬間!一瞬で!
私の目の前の鮮明な情報が
視界に飛び込んできた。
魔法をかけたみたいに
全然、ものの輪郭も、色も感じられなく
真っ白の私の視界は、
透明に透き通っているように見え安心に変わりました
手術も、数パターン用意した中で、
1番安全で、難しくい方法で
出来たよ。と
手術台の頭の方から先生の声がした。
綺麗に目の周りを拭いてもらい、
金属製の目を保護するようなものを当て
眼帯をして無事に終わりました。
先生に感謝を伝え、オペ室をでて入院棟へもどり、
家族に無事に終了したことを連絡いれました。
予定通り、手術自体の時間は1時間ほどでした。
当日は、安静に過ごしました。
※今書いていて、思うのは、
見えない子や、見えづらい子に、
「写真とるよー」
「こっち向いてー」
は、とても酷な事。って思ったよ。
当たり前に言ってしまう言葉だったな。。
音で、知らせてあげないと。
サッカーボール、
バレーボール
かけっこ、
音が頼りになっている。
音の出る信号機も大事な情報をくれてる。
点字ブロックも。
視覚が、人の情報をほとんど占めている。
そう実感しています。
けれど、視覚に障害があるなかで、
他の器官が、発達したり、
才能あふれる人たちもいる。
アメリカや、ドイツでは、
目の研究がかなり進んでいる。
希望に繋がる情報を、取りにいける時代。
私は、
自分の経験と、
希望に繋がる情報を
これから伝え続けていきたい。
そう改めて思いました゚+゚ +
最後まで読んでいただきありがとうございます⋈*。゚
川崎エリカ