想い出の役者 ジャック・ペラン
ジャック・ペランは、我が青春のときめきの人である。
その昔、紅顔の美少年とは、彼のためにあるような言葉だった。
今みたいに、「イケメン」なんていう軽~い言葉とは意味も中身も違う、ギリシャ彫刻のように美しい容貌。。。。
中高生の頃、マルタン・デュガールの「チボー家の人々」のジャックや、ドストエフスキーの「白痴」の主人公レフ・ムイシュキン公爵など、私はジャック・ペランを頭でイメージしながら読んだものよ。
最初に見たのは、「スクリーン」「映画の友」のグラビア。
その美しさに惹かれ、見に行ったのが、「鞄を持った女」(1961)。
ヴァレリオ・ズルリーニ監督、クラウディア・カルディナーレ主演。兄が捨てたナイトクラブの歌手に思いを寄せる心優しい青年を演じたペランの初々しくて繊細な美しさは、忘れがたい。特に海岸での2人のラブシーンが印象的だった。

その後は、同じくズルリーニが監督、マルチェロ・マストロヤンニ共演の、慟哭ものの名作「家族日誌」(1962)。極貧の兄弟。兄は、不治の病に見舞われ病院で衰弱していく弟の前で何もできない。弟が食べたいと言ったオレンジマーマレードを探して雨の中を歩くマストロヤンニ。
もう、涙が止まらない。
これを見たのは、何と期末試験の最中で、母と一緒に新宿の日活名画座に見に行った。
あまりに泣けて,母が後で「よっぽど映画館出ようかと思った」と言った言葉も忘れられない。
それから数年の間に、「未青年」「ふたりだけの夜明け」「ロシュフォールの恋人たち」「ロバと王女」などを見た。しかし、私の方で次第に、結婚、子育ての時期となり、自然にペラン熱も下火に。
彼が製作も兼ねた「Z」や「戒厳令」は未だ未見、恥ずかしながら。
それから20年近い歳月が流れ、「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989)で彼に再会したときは、嬉しかったな。
それまでの間も彼の動向は気になっていた。
プロデューサーとして大いなる活躍をしていたことは知っていた。
ガラス細工のように線が細く傷つきやすい美しさゆえ、年をとってしまったら消えていくかと心配していたのだが、どっこい、彼はそんなやわな男じゃなかったのだ。意外や意外、彼はしぶとくて、信念と才能あふれるタフガイであった!
以前、まだ若い頃の「スクリーン」のインタビューで、「寝るのももったいなくて、夜は夜更かし、朝は早起き」と語っていた。後年、「ミクロコスモス」「リュミエールの子供たち」「WATARIDORI」「コーラス」「オーシャンズ」など、そうそうたるヒット作品を生み出してきた原動力が、その一言から垣間見えるじゃないですか!
前人未到の分野ーー昆虫の世界を昆虫の視点で描いたり(「ミクロコスモス」)、渡り鳥を卵から育てて、一緒に空を飛んで撮影したり(「WATARIDORI」)、そのユニークなアイデア力とそれを実現させてしまう行動力、リーダーシップに脱帽。で、さらにすごいのは、それをビジネスとして大成功させてしまう手腕。
ここ数年、ペランが手がけた作品はいつもフランスでNo.1ヒットを記録しているのだ。
今やフランス映画界を超えて、世界に名だたる名プロデューサー。若い頃に比べて、貫禄あふれる白髪のおじさまになってしまったけど、やっぱりステキです。

そして、「ニュー・シネマ・パラダイス」の映画史に残る名場面をご覧くださいな!
ペランの涙の演技が、素晴らしいでしょ!?
その昔、紅顔の美少年とは、彼のためにあるような言葉だった。
今みたいに、「イケメン」なんていう軽~い言葉とは意味も中身も違う、ギリシャ彫刻のように美しい容貌。。。。
中高生の頃、マルタン・デュガールの「チボー家の人々」のジャックや、ドストエフスキーの「白痴」の主人公レフ・ムイシュキン公爵など、私はジャック・ペランを頭でイメージしながら読んだものよ。最初に見たのは、「スクリーン」「映画の友」のグラビア。
その美しさに惹かれ、見に行ったのが、「鞄を持った女」(1961)。
ヴァレリオ・ズルリーニ監督、クラウディア・カルディナーレ主演。兄が捨てたナイトクラブの歌手に思いを寄せる心優しい青年を演じたペランの初々しくて繊細な美しさは、忘れがたい。特に海岸での2人のラブシーンが印象的だった。

その後は、同じくズルリーニが監督、マルチェロ・マストロヤンニ共演の、慟哭ものの名作「家族日誌」(1962)。極貧の兄弟。兄は、不治の病に見舞われ病院で衰弱していく弟の前で何もできない。弟が食べたいと言ったオレンジマーマレードを探して雨の中を歩くマストロヤンニ。
もう、涙が止まらない。
これを見たのは、何と期末試験の最中で、母と一緒に新宿の日活名画座に見に行った。
あまりに泣けて,母が後で「よっぽど映画館出ようかと思った」と言った言葉も忘れられない。
それから数年の間に、「未青年」「ふたりだけの夜明け」「ロシュフォールの恋人たち」「ロバと王女」などを見た。しかし、私の方で次第に、結婚、子育ての時期となり、自然にペラン熱も下火に。
彼が製作も兼ねた「Z」や「戒厳令」は未だ未見、恥ずかしながら。
それから20年近い歳月が流れ、「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989)で彼に再会したときは、嬉しかったな。
それまでの間も彼の動向は気になっていた。
プロデューサーとして大いなる活躍をしていたことは知っていた。
ガラス細工のように線が細く傷つきやすい美しさゆえ、年をとってしまったら消えていくかと心配していたのだが、どっこい、彼はそんなやわな男じゃなかったのだ。意外や意外、彼はしぶとくて、信念と才能あふれるタフガイであった!
以前、まだ若い頃の「スクリーン」のインタビューで、「寝るのももったいなくて、夜は夜更かし、朝は早起き」と語っていた。後年、「ミクロコスモス」「リュミエールの子供たち」「WATARIDORI」「コーラス」「オーシャンズ」など、そうそうたるヒット作品を生み出してきた原動力が、その一言から垣間見えるじゃないですか!
前人未到の分野ーー昆虫の世界を昆虫の視点で描いたり(「ミクロコスモス」)、渡り鳥を卵から育てて、一緒に空を飛んで撮影したり(「WATARIDORI」)、そのユニークなアイデア力とそれを実現させてしまう行動力、リーダーシップに脱帽。で、さらにすごいのは、それをビジネスとして大成功させてしまう手腕。
ここ数年、ペランが手がけた作品はいつもフランスでNo.1ヒットを記録しているのだ。
今やフランス映画界を超えて、世界に名だたる名プロデューサー。若い頃に比べて、貫禄あふれる白髪のおじさまになってしまったけど、やっぱりステキです。

そして、「ニュー・シネマ・パラダイス」の映画史に残る名場面をご覧くださいな!
ペランの涙の演技が、素晴らしいでしょ!?
ブランジェリーナと金曜の夜。。。
今週も5日間、精一杯働いた。
個人面談なんていうやっかいなものもあったし、クライアントを1つ失ったショックなニュースもあったし、台湾映画の試写に行ったり、お芝居に行ったり、原稿も色々書き、山のような雑用をこなし。。。。
で、金曜の夜は、別に何をするわけでもないが、気分がほっとする。
ツタヤディスカスで2週間前に届いたのに、まだ見てない映画も見ないといけないな。
それと、そろそろ喪中ハガキも書かないとな、、、、
なんて色々考えながら、
隣のソファではくっちゃんがいねむりをし、
居間のステレオからはトム・ウェイツが流れてるの。。。。。
今日、アメリカのサイトでみつけたブランジェリーナの写真。
何か、とても心暖かくなったので、ここに紹介しますね。
現在、彼らは、ボスニア滞在中。アンジーが監督している映画が撮影されていて、ブラピは子供のお世話をしてるそう。
いつ見ても、大好きな2人です。。。。





個人面談なんていうやっかいなものもあったし、クライアントを1つ失ったショックなニュースもあったし、台湾映画の試写に行ったり、お芝居に行ったり、原稿も色々書き、山のような雑用をこなし。。。。
で、金曜の夜は、別に何をするわけでもないが、気分がほっとする。
ツタヤディスカスで2週間前に届いたのに、まだ見てない映画も見ないといけないな。
それと、そろそろ喪中ハガキも書かないとな、、、、
なんて色々考えながら、
隣のソファではくっちゃんがいねむりをし、
居間のステレオからはトム・ウェイツが流れてるの。。。。。
今日、アメリカのサイトでみつけたブランジェリーナの写真。
何か、とても心暖かくなったので、ここに紹介しますね。
現在、彼らは、ボスニア滞在中。アンジーが監督している映画が撮影されていて、ブラピは子供のお世話をしてるそう。
いつ見ても、大好きな2人です。。。。






エドワード・ノートン
私が通っている整骨院の先生との会話で、先生曰くーー
「私、エドワード・ノートン、好きなんです」ですって!
ええっ、意外!こんなところで(って失礼)ノートンの名前を聞くなんて思ってもいなかった。
結構、映画通の先生。とても若い、美人先生なの。
今、全身マッサージしてもらってるけど、その間に色々おしゃべり。私が映画の仕事してるの知ってて、話題は大体、映画か、ネコとか。
私は肩だの腰だの、揉まれたり、押し付けられてるので、時々声出すの、大変なんだけど、映画の話題は楽しいので、つい、うんうんと唸りながら、おしゃべりしてる。
で、この一言に
「えっ、先生、ぐぐっ、すごい映画通ですね、ううっ」てな感じで。。。
о(ж>▽<)y ☆
エドワード・ノートン、そういえば、最近、あまり元気ないなあ。
だってデ・ニーロ、ミラ・ジョヴォヴィッチ共演の「ストーン」が、銀座シネパトス((@_@)なんかで公開されちゃった。。。
こんな豪華メンバーなのに。。。
彼の衝撃的登場はやはり「真実の行方」。
その後、ガラリイメージチェンジで可愛かった「世界中がアイ・ラブ・ユー」。歌まで歌ちゃったし。。。
で、何と言っても彼の名前を不動にしたのが、「アメリカンヒストリーX」。
それと、ブラピ共演、デヴィッド・フィンチャーの問題作「ファイトクラブ」も、素晴らしかった。
大阪に住んでいたことがあるので、日本語が堪能で、来日したとき、日本語しゃべってくれて、超キュートでしたね。
you tubeで探したら、こんなのが出てきましたよ!
今、41歳。もっと活躍してほしい俳優ですね。。。
「私、エドワード・ノートン、好きなんです」ですって!
ええっ、意外!こんなところで(って失礼)ノートンの名前を聞くなんて思ってもいなかった。
結構、映画通の先生。とても若い、美人先生なの。
今、全身マッサージしてもらってるけど、その間に色々おしゃべり。私が映画の仕事してるの知ってて、話題は大体、映画か、ネコとか。
私は肩だの腰だの、揉まれたり、押し付けられてるので、時々声出すの、大変なんだけど、映画の話題は楽しいので、つい、うんうんと唸りながら、おしゃべりしてる。
で、この一言に
「えっ、先生、ぐぐっ、すごい映画通ですね、ううっ」てな感じで。。。
о(ж>▽<)y ☆
エドワード・ノートン、そういえば、最近、あまり元気ないなあ。
だってデ・ニーロ、ミラ・ジョヴォヴィッチ共演の「ストーン」が、銀座シネパトス((@_@)なんかで公開されちゃった。。。
こんな豪華メンバーなのに。。。
彼の衝撃的登場はやはり「真実の行方」。
その後、ガラリイメージチェンジで可愛かった「世界中がアイ・ラブ・ユー」。歌まで歌ちゃったし。。。
で、何と言っても彼の名前を不動にしたのが、「アメリカンヒストリーX」。
それと、ブラピ共演、デヴィッド・フィンチャーの問題作「ファイトクラブ」も、素晴らしかった。
大阪に住んでいたことがあるので、日本語が堪能で、来日したとき、日本語しゃべってくれて、超キュートでしたね。
you tubeで探したら、こんなのが出てきましたよ!
今、41歳。もっと活躍してほしい俳優ですね。。。



