映画とネコと、私の好きなもの。 -376ページ目

海老蔵のことで。。。。

歌舞伎ファンの私にとって、今回の海老蔵事件は、ショックでもあるが、彼の性格や人柄を考えたら、いつかは起こりうることだったのかも、という認識である。

いつだったか、「寺子屋(菅原伝授手習鑑の四段目)」を、海老蔵の武部源蔵、中村勘太郎の戸浪で見たことがある。
それまで、どんなすごい役者が演っても心に響いてこなかったのに、彼らの演技は、いきなりストレートに琴線に触れてきた。涙なくしては見れなかった。現に、海老蔵自身も目頭を熱くして演じていた。
やはりただ者ではない役者なのだ、とそのときほど感じたことはなかった。

思えば、長らく高名な歌舞伎役者と仕事してきた私の父方・母方の2人の祖父(田中伝左衛門、田中佐十郎)であるが、海老蔵の祖父に当たる団十郎丈とも何度もご一緒させていただいていたはず。
そして、私の母は、先々代の団十郎aka「海老さま」の大ファンであった。
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我が家に伝わる、歌舞伎と邦楽への想い、その血は、私の娘世代にも確実に繋がっていて、長女も次女も歌舞伎大好き、長唄大好き。そして、海老蔵や勘太郎、七之助らの大ファン。いつも感じるのは、彼らが常に本気で演技に取り組んでいるということ。
彼らの素晴らしい才能に触れて、歌舞伎の未来は明るいと信じている。

確かに、彼の破天荒すぎる性格がなせる事件ということで、バッシングも仕方ないかもしれないけど、いい意味での常識の枠を超えた人柄が、この事件を契機にしぼんでしまわないよう、祈るばかり。

昔、歌舞伎役者でも噺家でも邦楽師でも、芸事をする人たちは、そりゃあ、遊んだものです。
実際、私の2人の祖父も放蕩してました。
でも、芸はそれで大きくなるの。すべてを忍んで家を守る妻は辛い立場ではあるけど、「芸」を持っている男たちをそうやって支えてきた。
海老蔵は、無尽蔵の芸の力を持つ天才です。天才と狂気は紙一重って言うでしょ、やはり、バランスがとれないんでしょうね、当人も苦しいのではないだろうか。

そして、もうひとつ、海老蔵で思い出すのは、宮尾登美子の名作「きのね」。

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これは海老蔵の父、当代団十郎の両親の物語。
つまり、かつての「海老さま」(先代団十郎)を愛して、今の団十郎を生んだ女性の信じがたいほどの忍ぶ愛のドラマなのだ。
ここに出てくる海老さまの破天荒ぶりなんて、本当にすごいのです。
この血を引いてる今の海老蔵だもの、しかも彼は「じいチャン」に憧れているんだから、同じようなカルマを背負って生きているんだろうと想像がつくではないか。



ギャロがブルーノートにやってきた。。。

日曜日の朝から、頭痛と吐き気と腹痛。でも、夜には持ち直したんで、月曜は会社に行ったものの、やっぱり、おかしい。。。で、会社の近くのクリニックで診てもらったら、「ウイルス性胃腸炎」ですと!
困る、実は火曜日に、次女の家でQ姫のシッターをしないといけないの、それまで1日しかないけど、意地でも直さないとと、会社を早退して、薬を飲んで早々にベッドへ。でも、夜中に熱が上がったみたい。朝、汗かいて目覚めて、あら、奇跡、気分スッキリ!
午前中からお昼にかけて、ゆっくりと身体を休ませ、3時過ぎにいざ、次女の家へ。

実は、それには理由があって。。。

今年は、ほんとに色々なことがあって、家族の波瀾万丈が一挙に来た年だった。アメリカから意気揚々と日本に移住してきた次女一家は、大騒動が持ち上がっていた我が家に一時同居していたこともあり、その間に言葉で言い尽くせないほどの苦労をかけてしまった。
まあ、そのお詫びも込めて、ワタクシが一足早いクリスマスプレゼントを用意したわけなのです。

それが、ブルーノート東京でのヴィンセント・ギャロのライブ公演よ!


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ギャロって、ああ「バッファロー66」や「ブラウン・バニー」のあのユニークなアーティスト役者だって、知っている人は反応してくれるけど、意外にも知らない人もいるので、ここんところであまり驚かない人もいるかもしれないが、少なくとも、私や次女とそのムコ様のレベルでは、もう、

ええっ、ギャロがブルーノートに来るの!?

てなもんで、それはそれは、ヤバいほどすご~い出来事なのだ。
次女たちは筋金入りのギャロファンで、2人して「バッファロー66」の大ファンだし、サンタモニカに2人で住んでいたときには、ギャロのイベントを見にいってるし、バスキアとバンド組んでいた頃のギャロのことなども色々とリサーチして、とにかくギャロに関して詳しいのだ。

しかも、しかも、開催されるブルーノート東京が普通の地とは違って、我々にとっては、元実家のあった場所の斜め前の敷地だもんで、もう、他人の場所とは思えないところ!
当然、次女にとっては、私の母の「バーバ」といつも一緒に過ごした想い出の場所として、心の中に永遠に刻まれているところなのだ。(実家について書いた記事は→コチラコチラ

この2つの理由が相まって、これは外せないと、私が小躍りしたのもわかるでしょ?

そもそも、私の中には上に書いた理由から彼らにクリスマスのブルーノート・チケットをプレゼントしようという思いはあったんだけど、そこにギャロが出るなんて思ってもいなかった。だから、9月の終わりにHPを覗いたときはほんとにビックリ!
私が迷うことなくチケットを買ったのは言うまでもない。
以来、まる二ヶ月ーー
「11月30日」は、次女夫婦を心配なく送り出すために、夕方からQ姫のシッターをすると決めていた、重要な日としてマークされていた。
こんな大事なイベントを、胃腸炎ごときでキャンセルさせてしまってはならない!
と、気力で直して、無事にQ姫のお世話をしてきました!

そして、彼らも本当に楽しいひとときを過ごして帰ってきた!チョキ

聞くところによると、ギャロは本当にシャイで、演奏中はずっと背中を向けたまんまなんですって!
彼って、よく「俺さま」とか偉そうに振る舞っていると言われているけど、次女たちがサンタモニカで見たときも、全然エラぶってなくて好印象だったらしい。なんで、誤解されるのかなあ。

久しぶりの2人だけのデートだったし、いい時間が過ごせたでしょうか?
喜んでもらえて本当によかったわ!


龍馬伝 最終回。。。。

「龍馬伝」、最終回終りました。。。。。

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私が大河ドラマを最初から最後まで全く外す事なくみたのって、もしかして「太閤記」以来?ワ~オ!半世紀ぶりぐらいってこと!?

「篤姫」も「天地人」も、かつてはG社が権利を買っていてDVDも出ていたので、ちょうどその仕事が来る夏頃から見始めたものだ。
で、2作品ともとてもよかったのと、今年は大好きな龍馬とあって、何故か第一話から見始めたところ、意外にもハマってしまって、今日に至ったわけ。

それまで福山雅治のファンではなかったが、この役はよかった。今まで龍馬を演った人の中では群を抜いて素晴らしかった。
それと岩崎弥太郎役の香川照之、武市半平太の大森南朋、勝海舟の武田鉄矢などをはじめとして、いい役者ぞろい、そして何よりも脚本と演出が素晴らしかった。
カメラワークも今までにない斬新さで、とにかく引き込まれました。

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で、思ったことは、日本だって、才能あふれる人材はあるんだということ。
時に背筋が寒くなるような、超恥ずかしい日本映画とか、いっぱい目にするけど、脚本が素晴らしくて演出が優れていれば、役者はちゃんと本領を発揮できるし、期待した以上の才能を見せることもできるということ。

1年間に渡ってみてきた龍馬のでっかい人間像、弥太郎のアクの強さと飽くなき上昇志向、よく描かれていました。
役者も本気でやっていたから、毎回、目頭が熱くなったし。。。感動をいっぱいもらった。

それにしても、今夜の最終回、私は8時からのNHKで見たが、なんで、あの一番のクライマックスである龍馬暗殺のシーンに、愛媛か和歌山(だったか?)の知事選の速報が出るかなあ。。。。ヽ(`Д´)ノ
1年間で最高の見せ場になるべきシーンじゃないの?
NHKだってそれ、わかってるでしょうに。
なんで、あんなに大きな字のテロップが出ちゃう?
40インチ以上とかのテレビを持っている人だったら影響ないかもしれないけど、ウチのテレビは小さいのでてきめんでした!(。>0<。)
暗殺シーンがあれで散漫になっちゃったし、第一、場面がよく見えなくて、大河ドラマを大事にしているはずのNHKの良識を疑いましたよ。
あれ、このドラマの後のニュースで報道するので十分だったのではないですか?
私的には、ほんっと、ガッカリ。せっかく楽しみにしていた最終回、芸術祭参加という文字を見て、おっ、そう来ましたか、とこちらも構えて見てたのに、あの速報で一気にクールダウンでした。。。


って、なんか関係ないところに行ってしまったが、来週からの「坂の上の雲」第二部も楽しみにしてまっせ!
そして、速報を出すときは、その速報の情報的レベルと、今、どんなシーンなのかってことも考慮に入れてくださいましね。



麻の爪研ぎに無反応。。。。(T_T)

かねてから、ネコと暮らしている人たちから薦められていた「麻の爪研ぎ」。
ダンボールでできたものと違って、ボロボロとゴミが出ないから部屋はキレイ、長持ちするので、エコフレンドリーでもあると、いいことだらけ。
私もずっと欲しいと思っていた。
で、いつもくっちゃんのフードを買う会社の近くのペットフード屋さんで、それをみつけ、2コセット880円という、爪研ぎにしてはちょいとお高い価格ではあったが、迷わず購入。

意気揚々と持ち帰り、くっちゃんにお披露目。
ネコは最初は新しいものを警戒するので、付属品のままたびの粉をつけて、どうぞ、と差し出した。
ところが、ところが。。。。。。

一応、またたびの粉には反応し、よだれたらたら出してすがりついていたものの、香りがなくなったら、もう、ダメ。見向きもしないの。
何、これにゃあ、って感じで、横目でチラ見して、すたすたと去っていってしまった。

以来、近寄りもしない。
そこで、何回か、私が、こうやるのよと、ネコの真似して、爪をとぎとぎして見せたけどσ(^_^;)、それも、なんか、バカ~にしたような顔して、シラーっと見てるだけで。
ママ、ばかみたい。。。。ってか。。。。

かくして、置き去りにされた麻のつめとぎ。

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一体、彼が反応してくれる日は来るんだろうか。。。。。
気を長くして待つっきゃないな。。。。

(ボクはこっちの方がいいのニャ)
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フィガロの誕生日。。。

今日は、我が家の初代ネコ、フィガロの誕生日。
生きていれば、16歳ね。
10歳で、腎臓が悪化して、あっけなく死んでしまったの。

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でも、それはそれは立派なネコだった。
すごいカリスマ性のある顔つきで、性格はかなり気難しくて、人見知りも激しく。でも、可愛くて可愛くて、夜中に起こされても、その顔見てると怒れないで、メロメロになるぐらい。
訪ねてきた人が、いい顔してますね!っていつも褒めてくれたっけ。

でも、我が家に来て、半年ぐらいで腎臓結石になって、それからは病院で売っている高い減塩フードしか食べられなかった。
さらに、てんかんの病気が見つかってからは、毎日、発作を抑える薬をマヨネーズに混ぜて舐めさせていた。それがもとでか、とにかく太って太って、一時は12キロぐらいまでになり。。。。。

身体が弱かったのね、便秘がひどくなって手術したこともあるし、同時に腎臓が悪くなって、ほんとにあっけなく逝ってしまったの。

そのときの悲しみときたら。。。

ビデオで撮った彼の映像を私が編集して、1枚のDVDに収めた。ジャケットのデザインは会社の子にやってもらって。。。力作揃いで、4タイプのジャケットを制作してしまいました。ここにご紹介するのは、その一部です。。。。

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ペットロスから逃れたくて、すぐにまたアメショを求めてしまい。。。
で、やってきたのが、今のエリック。フィガロとは対照的に超庶民的、穏やかで、何とも暮らしやすい子です。

今でも、毎日、フィガロにはお線香をあげています。。。