オーストラリア~ericco'sメルボルンライフ~

2000年 (27歳) からメルボルン在住
2007年 (34歳) Swinburne University / Bachelor of Multimedia Design卒業
2009年12月、息子のアンジを出産(37歳の高齢出産)
2022年9月(49歳)、大腸がんの宣告をうけ、10月に手術をし、その後は抗がん剤治療を2月まで続ける。
2023年10月から11月にかけてのチェックアップで、肺に癌が転移発覚。
2024年1月中旬に肺の手術をし、現在に至る。

主に息子の成長やオージー夫との生活文化の違い、
そして最近の事など綴ってます。
時々、がん治療や通院の様子も綴っております。



ネコericcoネコ



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南半球の冬と日々の食事

寒い冬になると雨ばかりで
太陽が少しでも出てくると
陽を浴びないと勿体ない!と言わんばかりに
外は人で溢れるメルボルン。
 
まぁこれは万国共通なのだろうけど。
 
時々太陽が顔を出したら
私も少し庭に出て日光浴。
 
 我が家に植えられた レモンの木は
今年は豊作で、色もキレイだ。
 
レモンが冬に実るのも今回初めて知った。

 
他の植物はというと、ピンクのお花だけが
元気に咲いているが、もっと他の色も欲しいところ。

 私の亡き父が植物を育てるのが趣味だったが
全くその遺伝はこちらに届かず
相変わらず大雑把な庭にため息をつく。
 
そして雨が降り続くメルボルンは
全く洗濯物が外に干せず
室内干しなので、中々乾かない😭
 
乾燥機が欲しいがスペースが足りない笑い泣き
 
さ、愚痴はこのくらいにしておいて
またまた最近の自炊事情を。
 
この日は、ピーピーというアサリに似た貝を
久しぶりに見付けて早速ボンゴレパスタを作った。

塩コショウのシンプルな味付けで
パスタに絡めた写真を取り忘れ。。。ショック
 
海鮮好きのアンジと私はあっという間に完食。
夫は貝殻を取り除くのが面倒臭いと言うので
サンドイッチを自分で作ってもらった。

貝の分け前をする競争相手が減るので
アンジも私もニヤリニヤリ
 
ある平日のランチは同僚のかなみさんと
Glen Weaverlyにある日本食屋さんへ。
(この日は急だったにもかかわらず
親友のカザマ君がアンジの面倒を見てくれていた😅)

以前友人と行って食べた炙りサーモン丼を
この日も注文。
 
新しく平日ランチ限定セットメニューが
出来たらしいので、味噌汁、サラダに
3種のおかずから一品選べる。
 
アレルギーの心配があったが
3切れくらいだったら大丈夫かな?と思いつつ
刺身を選んだ。(蕁麻疹には至らず)

炙りサーモンは照り焼きっぽいソースが
かかってて、ご飯が進む。

サラダが味噌汁用の椀に入っていたのが
笑えたが、美味しかったので良し!
 
かなみさんはとんかつセットを選んだ。
 
とんかつ美味しい〜💕と
彼女も喜んで食べていたので
この店にして良かった✨
 
 
そして自炊飯に戻り
この日は、イカ、赤ピーマン、玉ねぎ、マッシュルームの生姜炒めとチキンコーンスープ。

スクールホリデー中は、仕事も休みなので
料理も少しだけ頑張れる。
 
 続いて、ペコリーノロマノを使った
カルボナーラ。
 本場イタリア人シェフのレシピを参考にしたのだが
ペコリーノはヤギのミルクから作られていて
塩味が強いので、塩いらず。
 
卵と胡椒とペコリーノに茹で汁を加えて
十分クリーミーに仕上がり大満足。
 
イタリア人のこだわりが理解出来た気がした。
 
そして翌日は、帰宅が遅かったので
インスタント飯に頼って
Woolworths ブランドのサテイチキン。 

 
冷凍インゲンを茹でる or フライパンで炒めて
一緒に食べると美味しいが
この日は疲れていたのでインゲン抜き。
 
緑の彩りが無いと何だか物足りない。

 
 
さらに別の日は、
ホリデーも終盤近いという事で、
アンジのお気に入りCafeへ。
 
バナナブレッドとホットチョコレートが
アンジの大好きなCafeおやつ。

 
私はいつもラッテ。
 
そして、ある日の朝食は蕎麦サラダ。
これもよく作る定番。
たいてい、イカが小エビを入れる。

この日はベトナム風ドレッシングをかけて頂いた。

 
夜は、ホワイトシチュー。
チキンのダイス切りが売っていたので
そのまま鍋に入れて炒める。

普段、チキンを買ってくると
まず脂身のカットをしてから
使用用途に分けてラップで包んで
冷凍庫に入れていく作業があるのだが
この日はそんな面倒くさい作業は省かれて
楽ちん料理。
 
夫がトーストを焼いて、朝ごはんのような夕飯が完成。
 
久しぶりに作ったシチューは3人でペロリ。
 
翌日は、カレーライス。

この日のカレーの具材は、ナス、赤ピーマン、
玉ねぎ、マッシュルーム、人参を
全てみじん切りして、牛ひき肉と
ターメリックと一緒によく炒めて
時間をかけてコトコトと煮込んでから
カレー粉を投入。
 
夫が「いつものカレーよりも美味しい!」と絶賛し
これからのカレーはこちらに変更したいそうだ。
 
だったら、みじん切りのお手伝いよろしく~!爆笑
 
手間をかけると何でも美味しくなると再実感した夜。
 
 
続いて、翌朝はエビとシイタケ入りうどん。


しいたけなどのキノコ類は
癌予防に効果があるそうなので
最近は、なるべく多く取り入れて
他にもシメジやえのき、
オイスターマッシュルームなどが
冷蔵庫にスタンバイ。
 
そしてスクールホリデー最終日の朝の朝食は
シンプルにパンケーキと
ベーコンにスクランブルエッグ。

小麦粉ではなく
そば粉が入ったパンケーキの素を見つけ
早速焼いてみた。
 
ふんわり感が欠けるが、メープルシロップを少々
バター少々かけて食べさせたら、アンジもハッピー♪
 
残ったパンケーキを
夫がアイスクリームとシナモンと
メープルシロップをかけて嬉しそうに食べていた。
 
こだわりの強いボーイズ二人には無理かと思ったが
そば粉パンケーキでも大丈夫で良かった。👍
 
夜ごはんは、エビフライ。

以前、洋食屋のピシッと真っ直ぐなエビフライに
憧れて挑戦したけれど
面倒くさがりの私は秒で挫折し
美味しけりゃいいさ♪ということで
丸いエビフライ🍤に戻った。
 
一昨日は、ショッピングセンターの中の
シーフードショップを覗いたら
イカの足が売っていたので、早速購入して
イカのゲソ揚げを作った。
下処理の段階で作業が嫌になった。笑い泣き

イカの吸盤のリングの除去作業が
何とかして簡単に出来ないかな?と
色々検索したものの見付からず
結局忍耐強く吸盤に包丁を入れて切り
終わる頃に慣れてきて
次回も買う気満々になった。

足の先の方は、翌日のイカ炒飯に使い
太い根元のほうをゲソ揚げに。
 
これもきっと夫もアンジも苦手かな?と思って
メインの鶏そぼろ丼と一緒に出してみたところ
二人ともレモンを大量にかけて
みるみるうちに完食。
 
苦労した甲斐があった。😅
 
イカゲソが主役に見えるが
メインは鶏そぼろ丼で
こちらは夫の強いリクエスト。
 
夫はイカのゲソ揚げも結構食べてたから
肝心のそぼろは半分で満腹に。
 
アンジは空腹だったので
イカゲソも、そぼろ丼もあっという間に完食。
 
母ちゃんは嬉しいぞ。


そして今宵の夕食は焼き餃子と
ミニシウマイ、海老のワンタンスープ。

ボスの手作り餃子を頂いたので
今日は献立を決めやすかった。

シウマイとワンタンスープは
冷凍食品で準備が楽ちんな夕食となった。

餃子は、手作りとあって
たっぷりの具が入っていて
熱々のパリっとジューシーな餃子を
手作りタレに付けて食べると
3人とも美味しさにうっとりし
無言でパクパク。

こちらのミニシウマイは
Woolworths で買ったのだが
日本のシウマイっぽくて
白飯が欲しくなったが
炭水化物だらけだったので我慢。

ワンタンスープは、アジア系のスーパーで
だいぶ前に買い置きしてあったので
中華がテーマな今宵に使うことに。
寒い夜なので、体がポカポカに。

ミニトマトも冷蔵庫で冷やしておいたけど
出すのを忘れ、夫曰く
「今宵のディナーにはトマトは合わなかったから
忘れて良かったよ。」だそうだ。

ということで、溜め込んであった
自炊飯を見返すと、やはりやはり
野菜が不足がちだなぁと思った。

ではまた後ほど〜音符ニコニコ音符

先週の経過観察の日と今朝の水分不足から来る地獄の血液検査

先週の水曜日は、3か月おきの経過観察だった日。

 

毎回、経過観察の日の1週間前からソワソワし始める。

 

いつの時も慣れない経過観察日。
 
今回は、大腸内視鏡検査の結果についてと
経過観察前の血液検査結果について聞きに
久しぶりに少し遠くの病院へ。
 
初回から担当してくれている手術医が
この日も変わらぬ笑顔で部屋へと
迎え入れてくれた。
 
スクリーンを確認して、異常無しと言われて
今回もほっとした。
 
「次回は半年後に会いましょう。」と言われて
3か月ごとの観察期間から
6か月ごとの期間に切り替わったのが
とても嬉しかった。
 
長かった。。。。
 
人生で一番マメに病院へ通った期間であった。
 
もちろん、まだまだ油断は出来ないけれど
検査をする度に、結果を聞くのが怖かったので
それが半年おきとなって
緊張感から来るストレスが一つ減る。
 
病院へ検査結果を聞きに行くことが
血液検査と同じくらい緊張する。
 
痛みは伴わなくても、結果が悪いと
ズドーン!と撃沈する。
 
血液検査は、痛みは伴うし
結果が悪ければ、同じように簡単に撃沈状態。
 
病院へ行くことがハッピーなのは、
結果が良かった時だけな今現在。
 
ということで、
病院よ、半年後にまた会おう~!
さらばじゃ~!
 
と言いたいところだけれど、
実は今朝もう一つ血液検査を受けて来た。えーん
 
来週は、内科医の経過観察で
この血液検査の結果が大丈夫なら
今度こそ半年後まで検査はないはず。
 
だが、よりによって今朝の血液検査は
水分不足が原因で、なんと針を3回も刺されて
たやすく撃沈。ネガティブ
 
脱脂綿が3個腕に貼られて帰宅あせる
 
息子のアンジに見せたら
「ママ。。。大丈夫?やっぱり一緒に行ってあげたら
良かったかな?」と青ざめて聞いて来た。
 
優しい息子よ、有難う。
 
が、さすがに検査所で
スタッフにも笑われるくらい
針の恐怖に怯えた母ちゃんの姿を見せるのは
恥ずかしい。
 
今朝も、私の怯えたリアクションを見た
二人のスタッフが、
一生懸命に血管を探しながら
小さな子供を励ますように
「大丈夫でちゅよ~!もうすぐ終わりまちゅよ~」みたいな
感じで腕を押さえたりさすったりしてくれながら
頑張ってくれたのであった。
 
次回は必ず水を沢山飲んでから参上するぞ~!と
スタッフのお姉さんたちに訳の分からない誓いをして
ノリの良いお姉さんたちも、ガッツポーズで
頑張ってね~!と送り出してくれたのだった。
 
心配性な夫から早速連絡が入って
事のいきさつを書いて送ると
涙マークの絵文字が返信されてきた。
 
最後に、「付き添えなくてゴメンな。」と書き添えてあった。
 
定期的血液検査歴がそろそろ2年になる私。
 
血液検査ごときで、付き添いはさすがに
恥ずかしく思うこの頃である。にやり
 
では、また後ほど~!音譜爆  笑音譜

カンガルーサラミ

今日は一日どんよりで雨だったメルボルン。

 

冬の寒さと雨で、すっかり外出する気が無い私とアンジは

それぞれ好きな事をして過ごしていた。

 

私は自分の寝室の整理を

午後から開始し、今も現在進行形。

 

その間、珈琲やお茶の休憩を何度か入れたり

洗濯物を干したり、夕飯を食べたりしてたら

もう何時に終われることやら。。。とほほ。

 

そんな中、携帯電話が鳴り

しばらくしてから見てみると

夫が職場で振る舞われたランチの残りを

持ち帰るよ~とのメッセージ。

 

 

片付けながらゴミもその都度出るので

丁度外のゴミ箱へ捨てに出たところで

夫が帰宅。

 

サラミのフォッカーチャを見せてくれて

「美味しそうだね。後で夕飯で食べるよ。」と言い

しばらくした後、ホットプレスで温めてから

食べてみた。

 

 

 

うん?いつものサラミと違って

ちょっと脂が多い気がするな。

 

いったい何のサラミだろう?と

夫に「これはハンガリアンサラミじゃないよね。」と言うと

「それはオーストラリアンサラミだよ。」と言う。

 

オーストラリアンサラミ?

 

ま、オージーが自分達独自のサラミを作っていても

不思議ではあるまい。と「へぇ。。。結構脂っぽいね。」と

言いながら食べていると

夫が携帯の写真を見せてきた。下矢印

 
カンガルーサラミ!!!?ガーン

 

半分ほど食べたところで

この写真を見せられた私は

一気に食欲が無くなって、フォークとナイフを置いた。

 

夫が、「え?どしたの?カンガルー肉嫌いなの?」と

聞いてくる。

 

嫌いも何も、私は一度もカンガルー肉を食べたことがないし

トライしたいとも思ったことも無かったので

かなり衝撃的だったのだ。

 

日本にいた時だって、くじらや馬の肉は

カンガルー肉同様に苦手意識が強すぎて

自分で率先して口にしたことが無かったし

普段口にしているのは、一般的に市場に出回っている

鶏と豚と牛肉くらいである。

 

羊肉はたまに食すが、クジラは小学校の給食以来

口にしていない。

馬の肉は、若かった頃に友達と居酒屋に行った時に

食べてみて~!と言われて口にした時以来、見ていない。

 

カンガルー肉なんて

私の中では一生口にすることが無い肉だと

信じていた。ゲッソリ

 

どうりで、脂っぽい味が強いなぁと思ったら

そういうことか。。。

 

夫曰く、このケータリングサービスは

オーストラリアの先住民であるアボリジニの

大事な食材を使って提供しているとのこと。

 

中に挟んであるのは、オーストラリアで採れる食材である。

 

しかもアボリジニのプロのシェフが作っている。

 

父方の祖父がイギリス系オーストラリア人と

アボリジニのハーフであり

カンガルー肉を食べることに抵抗の無い夫は

逆に私がカンガルー肉を食べたことがない事に驚いていた。

 

ということで、人生初のカンガルー肉を試食した感想は。

 

「脂臭くて、苦手である。ネガティブ

 

もちろん、これは私の個人の感想なので

ひょっとした他の日本人の口に合うかもしれないし

私は元々好き嫌いがはっきりしているので

あまり私の評価はあてにならない。

 

息子のアンジも、今日が初のカンガルー肉デビューであった。

 

夫が感想を聞くと、「美味しいよ♪」といいながら

アンジは楽々完食。

 

サラミ好きなアンジは、カンガルーのサラミも

お気に召したらしい。

 

育った環境にもよるのかなぁと

結局、私はその後は昼間に作ったミートソースパスタを

食べたのだった。

 

では、また後ほど~!音譜ニコニコ音譜

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