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テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

2号機の格納容器、水位わずか60センチ(日経)

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E0E4E2E08B8DE0E4E2E1E0E2E3E09F9FEAE2E2E2

(要約)

東電の発表によると、水面は容器の底から焼く60センチメートルの位置にあったとの事。水深は当初4メートル以下とされたが、大きく下回った。27日には内部の放射線量を測る。

東電は水温がセ氏48・5~50・0度だったことから「格納容器底部に落ちた燃料は水につかって冷却できている」(松本純一原子力・立地本部長代理)としている。

水漏れは圧力抑制室や、そこに続く配管が損傷している可能性が高いという。水は透明で、塗料片や配管のさびとみられる粉末状の堆積物があった。


前回カメラが入った時には確認出来なかった水位は、

わずか60センチでした。


当時僕の友人は「ほんとは水なんか入ってないんじゃね?」と言いやがりましたが、残念ながらだいたい合ってた訳です。


各紙が乗せてる格納容器の図解も、「こうだったらいいな」的な予想図に過ぎません。メルトスルーした燃料の行方は判らない。


温度が48・5~50・0度だからといって、松本氏が言うように

「格納容器底部に落ちた燃料は水につかって冷却できている」

かどうかは疑問です。


温度の異常上昇は片っ端から温度計が壊れた事になってますので。


ところで温度計といえば、先日また変化があった模様。


東電 2号機温度に関するパラメータ(3月22日)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/2012parameter/120322_data_2u_g-j.pdf テーさんのスミレカフェー
このTE-2-3-69F3という温度計。


翌日の23日には外されてます。


東電 2号機温度に関するパラメータ(3月23日)

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/2012parameter/120323_data_2u_g-j.pdf


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このTE-2-3-69F3って、以前の記事で書いた

「RPV支持スカートジャンクション上部(270°)」の事ですね。

http://ameblo.jp/eric6859/entry-11182274622.html


「参考値として継続監視」扱いになってたものが、完全に故障として

除外された模様。


まあ、だからどうという事ではないんですが。


こうやってグラフから消えていくんだなあ

とか思っただけです。


もう温度計の変化なんか報道もされなくなったし。


福井県原子力委員に1490万円(朝日) 

http://www.asahi.com/national/update/0325/OSK201203240241.html

(要約)

福井県原子力安全専門委員会の委員12人のうち、4人が2006~10年度に関西電力の関連団体から計790万円、1人が電力会社と原発メーカーから計700万円の寄付を受けていた。

大飯原発3、4号機の再稼働について、5人の委員が関電など審議対象と利害関係にあることになる。5人はいずれも寄付の影響を否定している。


>5人はいずれも寄付の影響を否定している。


そりゃ本人が「手心加えてます。」とか言うわけありませんよね。

なぜ利害関係があるとまずいのか、根本的に判ってません。


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この先生方が会議でどんな発言をするかとは、全く別問題としてNGなんですよ。


一応、今までの会議は概要がHPで見れます。

気になる人は見てみると良いかも。


福井県原子力安全委員会

http://www.atom.pref.fukui.jp/senmon/index.html


5人の委員の内、泉佳伸・福井大教授について、越前市議会議員・山崎隆敏氏がブログで言及されています。


「放射線は身体に残らない」という御用学者 http://blogs.yahoo.co.jp/kumanote8621/10819604.html

泉佳伸福井大学教授の怪

http://blogs.yahoo.co.jp/kumanote8621/11041632.html


山崎氏が紹介している、泉教授の発言が載ったPDFはこちら

http://www.jaero.or.jp/genshiryokuforum/media2.pdf


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泉教授の発言には、山崎氏のブログで的確に突っ込みが入っているので

いちいち繰り返しませんが、関電にとって都合の悪い人物ではなさそうです。


また朝日によると、三島嘉一郎・元京大教授は09年より関電100%出資の関連会社の研究所長をつとめていたとの事。完全に利害当事者です。


まあ定番のパターンですね。

行政に都合の良いメンバーで会議が行われるのは。

今まで僕らが知らなかっただけ。


今年の始めには、「ストレステスト意見聴取会」のメンバー3名を含む、24名の学者が関連業界から寄付を受けていた事件がありました。


原子力業界が安全委24人に寄付 計8500万円(朝日)

http://www.asahi.com/national/update/1231/OSK201112310119.html


こういうのは基本のやり方なんでしょう。


ところで。

今回スポンサーの関西原子力懇談会のHP。


かんげんこん!

http://www.kangenkon.org/luminous/luminous.htm


ちっとも萌えないタイトルに加えて


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でんこのコピーみたいなキャラが神経に障ります。


全体的にふざけた内容のHPですが、この関原懇の設立には関電が中心に出資。


今年1月まで関電副社長が会長(現会長は西原英晃・京大名誉教授)。

現副会長は関電常務。


どうひいき目に見ても迂回献金ですね。




先日の報道。


大飯原発3・4号機のストレステスト一次評価について、安全委が「妥当」との見解を示した事になっていました。


しかしネット上では、twitterでの下村健一氏の発言を中心に、報道への疑念が生じているようです。


togetter

「安全委が大飯原発を妥当と認めた」は誤報?

http://togetter.com/li/278191


下村氏は会議終了後の記者会見動画を見た感想として

報道から受ける印象と、実際に斑目氏が言ってる事が、殆ど真逆!と述べています。


実際に動画を見てみました。


ニコニコ動画

【大飯原発の安全性に関する評​価について】 原子力安全委員​会 臨時記者会見

http://live.nicovideo.jp/watch/lv86409111?ref=ser


約一時間ある長い映像です。


気になったのは、斑目さんが「安全委は再稼動の判断には関わらない」という立場で発言している所。


斑目さんは会見の各所でこの立場を強調してます。


でも、普通に考えておかしいですよね。


「再稼動の是非についての安全性」を聞いてるのに

「再稼動とは関係ない安全評価」なんて有り得るんでしょうか。


原子力安全委員会の役割について、安全委のHPでは次のように書かれていました。


原子力安全委員会について

http://www.nsc.go.jp/annai/tsuite.htm


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赤線の部分。

「行政機関ならびに事業者を指導する役割」

「改善・是正すべき点については提言や勧告を行うことによって、行政機関や事業者を指導」


原子力の安全確保と原子力安全委員会の役割

http://www.nsc.go.jp/annai/yakuwari.htm


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「最大の責務は原子力安全確保の基本的考え方を示すこと」

「原子力安全委員会が独自の立場から審査を加えます」

「原子力安全確保の基本的考え方を見直し、提示して、規制行政庁を指導していきます」


見ての通り、安全委は自らを

安全性について国に勧告や提言を行うべき機関としている。


勧告や提言には、当然ながら

何らかの主体的判断が必要です。


斑目さんにはその主体的判断を示してほしいんですよ。

会見で記者が聞いてたのも、その部分です。


ただ、法律を見ると曖昧なんですよね。


原子力委員会及び原子力安全委員会設置法
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=3&H_NAME=&H_NAME_YOMI=%82%A0&H_NO_GENGO=S&H_NO_YEAR=30&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=188&H_FILE_NAME=S30HO188&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1


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「必要な措置を勧告することができる」


「~することができる」ならば

主体的に勧告を行うかどうかは安全委しだい、とも取れるわけです。


そして斑目さんは「再稼動と安全委は無関係」という立場。


責任が何処にあるのか判らなくなりそうですね。



ともあれ、斑目さんが「一次評価のみでは不十分」としているのは確か。

無条件でOKという事ではない。その方針で勧告ないし提言を行うものと思われます。

その意味では、安全委の「妥当」見解を報じた記事に偏りがあったのは

事実。


今後もし野田首相が一次評価のみで再稼動容認の判断を示したならば、

安全委の勧告を無視する形になる。



その説明責任は必ず生じてくる筈です。









大飯原発の安全性に一定の評価(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120323/k10013918591000.html

(要約)

大飯原発3・4号機のストレステストについて、原子力安全委員会は「福島第一原発の事故を踏まえて実施された緊急安全対策などの効果が示されたことは1つの重要なステップだ」などと一定の評価をする見解をまとめた。

安全委はこれまでの審議の中で、「一次評価」だけでは不十分とし「二次評価」の実施を求めているが、政府はあくまで「1次評価」で運転再開を判断するとしている。


斑目さん、やっぱり肝心な所で責任回避しますね。

なんなんだろうこの他人事感は。


この委員会、5分で結論出たそうです。

国営放送では一切判りませんが。


田中龍作ジャーナル 原子力安全委員会、わずか5分で「一次評価は妥当」

http://tanakaryusaku.jp/2012/03/0003933

原子力安全委員会、5分で打ち切り大荒れ(産経)

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120323/waf12032316560027-n1.htm


当然ながら怒号の嵐。


で、八木社長が神妙にコメント。


「評価いただいた」と関電社長(産経)

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120323/biz12032318020028-n1.htm


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淡々と予定調和をこなす社長。


そう、こんなの予定調和でしかないです。必要なのは現実にクライシスが防げるかどうか。


その意味では、ストレステスト自体に問題があり過ぎる。


●原発の耐震設計を大きく超える地震が、現実に頻発している

●大飯原発の場合、周辺の3つの活断層の連動地震の恐れがある

●原子炉が無傷でも、配管等が破損すれば結局メルトダウンにつながる

●ストレステストは計算上の評価に過ぎず、想定の甘さ・漏れがある

●EUにおけるピアレビュー(利害の無い他国による評価)に相当する仕

組みが無く、評価の中立性が不明


いずれも、既に指摘されている事です。


耐震性について、以下のサイトで各原発の耐震基準を詳しく表にしておられます。

http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/cooldata2/politics/politics14.htm


ちょっと拝借。


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これによると浜岡の600ガルが最高。


でも、現実には

阪神大震災(1995)・・・800ガル以上

新潟県中越沖地震(2007)・・・2000ガル以上

岩手・宮城内陸地震(2008)・・・4000ガル以上

東日本大震災(2011)・・・2900ガル以上


いずれも局所における最高値ですが、この半分でもほぼ全ての原発の耐震設計を超える。


大飯については、保安院は設計の1・8倍、1260ガルまで耐えられるとしていますが、全然ダメです。


再稼動なんて論外。


そもそも現実に福島第一原発が事故を起こし、収束どころかこれからどうなるかも判らない訳ですよ。


まして健康被害もこれからという状態では、「原発を止める」事が議論の前提でないと順序的にもおかしい。


全員判っててやってるんでしょうけど、幾らなんでも馬鹿です。


馬鹿過ぎます。












もともと僕は勉強が嫌いな方で。


興味が無いとまるで自分から学ぼうとしません。


普通は社会に出ると変わります。必要を感じたら、誰に言われずとも学ぶ。


僕の場合、仕事の為の勉強すら意欲が欠けているので、根本的に向上心に問題あるんじゃないかと疑ってます。


前置きが長くなりましたが、要は意識的な勉強に慣れてないと大変ってことです。


特に原子炉とか放射線とか廃棄物とかジャーナリズムとか法律とか、ついこないだまで縁遠かったですから。


現実がシャレにならんから仕方なくやってんです。


それに、頭の良い人・立派な人ほど、最近変なので。


マッドサイエンティストは学会に追い出されて復讐するもんだと思ってましたが、


思いっきり学会の真ん中に住んでる事も最近知りました。


まあいいんですが。


仕方なくやってると、本を読んでもなかなか頭に入りません。


ものすごく疲れるんですね。


昨日も「もしかして自分はもう物を考える事が出来なくなったんじゃなかろうか」

とか思って、真剣に日付の確認とかしてたんです。


狂ってる自覚はギリギリあったので、気分を変えようと買い置きしてた小説を手に取ったんです。そしたら


一発で自信回復しました。


いやあ時の経つのを忘れますね。一気に読んじゃいました。


ついでに頭に入らなかった産廃関係の本まで一気に読み終え、うずうずして金も無いのに続きの巻を買いに走りましたよ。そっちもすぐ読み終えてつまんない。


頭が動いた事より、自分の中にこういう気持ちが健在だった事に感動しました。


アホみたいな話ですが、面白い小説は力を与えてくれます。


ラノベを侮ってはいけません。


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