大飯原発の安全性に一定の評価(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120323/k10013918591000.html
(要約)
大飯原発3・4号機のストレステストについて、原子力安全委員会は「福島第一原発の事故を踏まえて実施された緊急安全対策などの効果が示されたことは1つの重要なステップだ」などと一定の評価をする見解をまとめた。
安全委はこれまでの審議の中で、「一次評価」だけでは不十分とし「二次評価」の実施を求めているが、政府はあくまで「1次評価」で運転再開を判断するとしている。
斑目さん、やっぱり肝心な所で責任回避しますね。
なんなんだろうこの他人事感は。
この委員会、5分で結論出たそうです。
国営放送では一切判りませんが。
田中龍作ジャーナル 原子力安全委員会、わずか5分で「一次評価は妥当」
http://tanakaryusaku.jp/2012/03/0003933
原子力安全委員会、5分で打ち切り大荒れ(産経)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120323/waf12032316560027-n1.htm
当然ながら怒号の嵐。
で、八木社長が神妙にコメント。
「評価いただいた」と関電社長(産経)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120323/biz12032318020028-n1.htm
淡々と予定調和をこなす社長。
そう、こんなの予定調和でしかないです。必要なのは現実にクライシスが防げるかどうか。
その意味では、ストレステスト自体に問題があり過ぎる。
●原発の耐震設計を大きく超える地震が、現実に頻発している
●大飯原発の場合、周辺の3つの活断層の連動地震の恐れがある
●原子炉が無傷でも、配管等が破損すれば結局メルトダウンにつながる
●ストレステストは計算上の評価に過ぎず、想定の甘さ・漏れがある
●EUにおけるピアレビュー(利害の無い他国による評価)に相当する仕
組みが無く、評価の中立性が不明
いずれも、既に指摘されている事です。
耐震性について、以下のサイトで各原発の耐震基準を詳しく表にしておられます。
http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/cooldata2/politics/politics14.htm
ちょっと拝借。
これによると浜岡の600ガルが最高。
でも、現実には
阪神大震災(1995)・・・800ガル以上
新潟県中越沖地震(2007)・・・2000ガル以上
岩手・宮城内陸地震(2008)・・・4000ガル以上
東日本大震災(2011)・・・2900ガル以上
いずれも局所における最高値ですが、この半分でもほぼ全ての原発の耐震設計を超える。
大飯については、保安院は設計の1・8倍、1260ガルまで耐えられるとしていますが、全然ダメです。
再稼動なんて論外。
そもそも現実に福島第一原発が事故を起こし、収束どころかこれからどうなるかも判らない訳ですよ。
まして健康被害もこれからという状態では、「原発を止める」事が議論の前提でないと順序的にもおかしい。
全員判っててやってるんでしょうけど、幾らなんでも馬鹿です。
馬鹿過ぎます。

