「全部前世で決めてきた」という
一般論が言いにくい一つが病気です。
でも「そこに意味がある」ことが
明らかになることが本当に多いです。
「岩だった前世」を見たM実さんは
聴覚に障害をお持ちで、
補聴器をつけてのセッションでした。
基本的に生活に支障はないので、
悩んでいるとか、原因を知りたいとか
そういう思いで前世療法を受けに
来られたわけではないのですが、
滅多にないような病気で
違う人生になったのは、
「どうしてなのか」という思いが
ないわけではないそうです。
「岩だった前世」体験は、
M実さんにとって快適だったようです。
動けないことや、外の世界を見れない
ことは別に苦痛ではなく、
それが自然で、それが当たり前。
とても「自分らしくある」
「ありのままの自分でいい」
という感覚のようでした。
岩のM実さんは満足気に言いました。
「ずーっと静寂っていいねえ」
…えっと、M実さん、
今何ておっしゃいました？(汗)
静寂がいいんですか？
ずっとでいいんですか？
（画像は九州旅行ナビのサイト「【雲仙】静寂につつまれたパワースポット！「岩戸神社」」のページからお借りしました）
周りの雑音に邪魔されたくない。
いつも一人だけで快適にいたい。
とっても岩っぽいですねw
「私は周りの音を、聞きたくないんですね」
薄々そう思っていたそうですが、自分の
口から「静寂」というキーワードが出て、
その時の満足している自分を感じて、
しみじみと納得していました。
現代の、人間の、観点では
「聞こえない」と呼ばれるものが、
M実さんの魂的な観点から言えば
「静寂」だった。
この「視点の変換」が起こるのが
私にとって「前世を見る」
一番面白いところかもしれません。
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