こんにちは!

 

とともに6月以来、約2ヶ月ぶりの投稿なわけですが

シン・エヴァは結局7月の終映までで8回観ました!

もちろん過去イチ観た映画です。

 

 

何度観ても、何度観てもいい!!(何度でも言う笑)

 

そして!13日からは早くもアマプラでの配信が始まりましたね〜お願い

そのおかげ?なのかブログのアクセス数が上がっておりました笑

 

13日の深夜帯に増えてたので、

みなさん気持ちが高まってたのかなってウシシ

 

仕事場の仲間は残念ながら映画館では観れなかったみたいだけど

これで安心ですね笑、アマプラでいつでも観れてしまう!

延々4作をリピート、これ決定です。

 

そんな贅沢配信がスタートしたので、

ぜひこの夏はエヴァ新劇場版を堪能しましょう!

 

ということで今日はおすすめの鑑賞方法をお伝えです。

 

1日目 エヴァンゲリヲン新劇場版:序(1時間42分)


2日目 エヴァンゲリヲン新劇場版:破(1時間53分)


3日目 あればeva EXTRA EXTRA Qの前日譚(16ページ)

→エヴァンゲリヲン新劇場版:Q (1時間36分)

→シン・エヴァンゲリオン劇場版(2時間35分)

 

この流れ最高ですね〜ラブ

Qとシンは上映期間中に連結上映がありましたから

これを自宅でもやってしまおう!ということですね。

 

私は昨日の23:30ごろから

一人連結上映会を開催しました笑

最高でした〜!

 

もちろん時間がないという方はシン・エヴァだけでも。

「これまでのエヴァンゲリヲン新劇場版」も

冒頭に流れるので、さらっとおさらいできます。親切!

 

何度目かの鑑賞になる方は

日本語字幕を表示させるのもいいかもですね。

 

私はまだやってないですが、

聞き取れないところを確認するのにいいと思ってます。

 

あとは外国の声優さんの吹き替え版にして

いろんなバージョンのエヴァを楽しむのもいいかもですね!

 

外国語の吹き替え版については

緒方恵美さんがおっしゃってましたが

部分的に緒方さんの声(例えば嗚咽するところとか)が

そのまま使われてたりもするらしいですよ!

 

識字率の問題とかもあり、外国では字幕でなく

吹き替えが主流なのだそうです。

 

まだまだ終わりがない!笑

いろんなエヴァの楽しみ方ができますので

ぜひぜひ一緒に楽しみましょう!

 

ではまた!

 

そう言えば「シン・エヴァ」3.0+1.01観てきました^^

 

変更されているカット、何ヶ所くらいあったのだろう?

多分ここだよね?これかな?と思いながら観てたんですが

1カ所とてもグッとくる場面がありました。素敵だったな。

 

そしてついに「シンエヴァの薄い本」を読みまして(笑)

Qの前日譚とても胸熱だった〜!

 

スタッフの方達のイラストも、

それぞれにエヴァへの想いが溢れていて良かったなあお願い

 

特に井関さんの描かれたあれとあれとあれと、、、

もう愛でしかないですね(笑)

 

ちなみに薄い本を読んだら、

作品の見方が変わっちゃうんじゃないかな…と

先日のブログで書いていましたが、

 

全然そんなことない!(笑)ふ〜よかった

 

内容は触れませんけれど、

まだ薄い本を読んでいないという方は

ぜひ映画を観てゲットしてみてください!

 

 

ではでは、今日の本題に移りたいと思います。

 

前回はエヴァ新劇場版が美しく終わった4つの要因のうち

2つを書きました。

 

 

 

①大人が子供に向き合うようになった

 

②丁寧に積み重ねられた描写

 

と書いてきましたが、

後の2つのポイントはこちらかなと。

 

 

③シンジの心の変化が繊細に描かれた

 

これは「シン・エヴァ」のAパートと言われる部分で

とても丁寧に時間を割いて描かれていたと思います。

 

初回こそまさかの展開に目が飛び出そうになりましたが(笑)

何気ない会話や村の風景など、どのシーンを切り撮っても

後半パートに繋がるとても重要なストーリーでした。

 

カヲル君を目の前で失ったショックから

言葉を発することが出来なくなってしまったシンジ。

 

それと対比するように

穏やかな空気が流れ、人の生きる力が満ちている第3村。

 

まずその描かれ方がとても印象的で

最初の頃はこの対比によって

シンジの苦悩がより際立っています。

 

Aパートの大きな特徴としては、

これまでのエヴァではあえて描いてこなかっただろう

 

日常生活が描かれています。

 

ニアサー(ニアサードインパクト)を生き残った人達は

理不尽で抗いようのない大惨事を経験してもなお

 

何だかんだ人間は

力強く生きている

 

ということを教えてくれます。

 

 

そんな人々の日常の中で、

シンジはゆっくりと生きる力を取り戻していきます。

 

涙を流すこと

 

シンジは涙を流す場面が多かったですが、

涙を流すことはとても大切な「心の浄化」です。

 

例えば涙を流すために映画などを観ることを

「涙活(るいかつ)」と言いますがこれも「心の浄化」の一つです。

サウナや運動などで汗を流すこともそう!

 

溜まっている感情を外に出してあげることで

バランスを整えていくことができます。

 

また、人は何かに向けて行動を起こせるように

なるまでの過程で、さまざまな心の葛藤が起きます。

 

うまくいっていく時があればそうでない時もある。

「立ち直れ」と言われても出来ないときは出来ない。

 

それでいいんです照れ

 

強くなるために泣くことだって必要

泣くことは、自分が弱いと認めることができた証

 

なのだから。

 

これ、ラストのシーン観たかたはピンときますよね^^

 

まずは自分のために涙を流してあげればいい。

 

シンジは自分のためにたくさん泣いたからこそ

そんな自分にさよならして、

大切な人のために涙を流せたんだと、私は思います。

 

 

そしてもう一つ大切なのが

 

見守ってくれる存在がいたこと

 

アスカ、レイ、トウジ、ケンスケは

それぞれの言葉、それぞれの距離感で

シンジを根気強く見守り続けました。

 

どんな状態の自分だとしても

寄り添ってくれている人がいると実感できることが

どんなに心強いことか。

 

シンジって究極の人たらしだなあ〜って

つくづく思います(笑)THE愛されキャラです。

 

そんな風にシンジが自分自身と向き合う過程

そして周りのみんなの見守る描写を

ぶつ切りにせず丁寧に描いていったことが

美しいラストにつながったわけですね。

 

 

 

④みんな1人じゃない

 

4つ目はこれに尽きるかなと!

みんな良かったよ〜とほっと出来る最後だったもの。

 

冬月先生は?と言われると、、、ですが

 

旧劇場版では「結局人は分かり合えない」

そんなメッセージを送られてしまったように感じていたので

 

みんな誰かの大切な人

 

こんな風に感じられる最後になったことで

美しいラストがより強調されたなと思います。

 

 

と、今回はここまでになります

そういえば、カラーさんが新しい公式動画

「現在のエヴァンゲリオン」を公開してくれましたよ!

 

「これまでのエヴァンゲリオン」

「現在のエヴァンゲリオン」ときたら

 

「こらからのエヴァンゲリオン」があるんじゃないかと

巷ではまことしやかに囁かれているとかいないとか(笑)

 

まだまだラストラン突っ走れそうですね!

ではまた、えばでした〜^^

シン・エヴァの薄い本を読む前に

これだけは先に書いておきたいと思い

書いている記事になります。

 

読んだらこれまで自分が作品に対して

想ってきたことが変わってしまう気がして。。

 

とても素敵な内容なのは間違いないけれど

今感じていることも残しておこうと思います。

 

 

アディショナルインパクトで

NEON GENESIS(新たな世界の創り替え)が行われ、

 

シンジはエヴァのいない世界を創りました。

 

カヲル君から円環を引き継いだシンジは、

自分ではなく「みんなを助けたい」と言い

 

その言葉通りにエヴァパイロット一人ひとりに

優しく寄り添い話を聴きます。

 

 

アスカ、カヲル君、レイ

 

3人はシンジの心の救済によって

自身が背負ってきた運命から解放され

 

本当の自分の人生

 

を手に入れました。

 

それぞれが新しい世界で

どのような人生を歩んでいくのかは

劇中では描かれていませんでしたが

 

きっとこれまで経験することの出来なかった

 

何気ない日常

を過ごしていくんだろうと思います。

 

さみしいけれど、これでおしまい…

 

それでも3人の新しい未来は

穏やかな笑顔に溢れているよね!と思わせてくれる

ラストになっていましたね。

 

 

というわけでここからは完全に私の主観ありきで

アスカ、カヲル君、レイの

これからについて書いていきますので

ご興味のある方だけお読みくださればと思います^^

 

 

アスカのこれから

 

 

アスカは本当にこれまでずっとずっとずっと

闘い続けてきましたよね。本当に…

 

周りとも自分とも。

 

新劇場版では式波タイプのクローンとして

描かれていたので親という存在がなく、

生き残り結果を出すことだけが

アスカにとっての生きる目的でした。

 

いつも1人孤独を味わい続けてきたアスカ。

 

欲しいタイミングで欲しい言葉をもらうことも

頭を撫でてもらうことも出来なかった。

 

精一杯に我慢して、自分の本音を抑えつけて

生きてきたと思うと、とても切なくなります。

 

アスカは強がってしまうから

周りから誤解を受けやすいけれど、

心底根の優しい女性でした。

 

ツンケンして当たりは強いけれど、

それがアスカの愛情表現の仕方で

シンジに対する愛情は人一倍強かったと思います。

 

 

アスカにとってはエヴァに乗ることが全てだったからこそ

エヴァのいない新しい世界では

たくさんの素敵な経験をして欲しいと

願わずにはいられません。

 

エヴァ3号機(のちに使徒化)の搭乗実験前に

ミサトがアスカに伝えた言葉のように。

 

”世界は面白いことに満ち満ちている。

だから楽しみなさい”

 

もしアスカがミサトのその言葉を覚えているなら

とことん新しい人生を楽しみ尽くして欲しいですお願い

 

 

そして、アスカらしく

 

こういうのも悪くないかもね

 

なんてボソッと言ってくれたら心から嬉しい…!

 

 

きになる恋のお相手がケンケンなのかは

正直なところ分かりません。

 

巡り巡ってシンジと再会することも

あるかもしれないけれど

 

アスカにはどんな可能性だってあるのだから

出会いや人と関わることも貪欲に楽しんで欲しいな。

 

アスカがアスカでいたら、

いつかその自分を受け入れ愛してくれる

大切な存在ができるから、幸せになってね^^

 

 

カヲル君のこれから

 

 

カヲル君もまた

ずっと孤独を味わってきた1人でした。

 

心の内を吐露している場面でとても印象的だったのが

 

演じ続けてきたという言葉。

 

この言葉がこれまでのカヲル君の影のある表情や言葉

全てを物語ってくれてると感じました。

 

真空崩壊でしか終われない命。

そしてまた円環の中で目覚めることを

永遠に繰り返していく孤独です。

 

自分だけが全てを覚えていて

相手(シンジ)は覚えていないことの虚しさ。

 

これまで本音を見せてこなかったカヲル君の

寂しさが心から伝わってきた場面でした。

 

全ての心の内を伝え、涙を流した後のカヲル君の表情は

とても穏やかで、心にくるものがありましたね。(号泣)

 

結局劇中では、「渚司令」のことは

一切触れられなかったけれど、

加持さんとのやり取りがすごく素敵でした。

 

私があのシーンから感じたのは、

カヲル君にとって加持さんは

 

自分を演じる必要のない、

自分らしくいれる存在だった

 

んじゃないかということ。

 

新しい世界に加持さんはもういないけれど

カヲル君には、加持さんのように

素を見せられる最高の仲間をいっぱいつくって欲しい。

 

そんな風に思いますお願い

 

 

レイのこれから

 

 

レイは、レイには

 

ただただ女性としての喜びを

たくさん経験してもらいたいって思います。

 

好きな人とずっと一緒にいること

好きな人との命を授かること

その命を大切に育んでいくこと

 

命を投げ出すこともいとわないくらいの

芯の強さを持っているから

きっとどんな時も諦めない聡明な女性として

生きていくだろうと思います。

 

そして、ヒカリに教えてもらった

言葉のおまじないを大切にするんだろうな。

 

おやすみ、おはよう、ありがとう、さよなら

 

自分の子供に同じように教えている姿が浮かびます。

素敵な人生を送ってね^^

 

 

 

こんな感じで3人のこれからについて

書きましたが、もう胸がいっぱいです。

 

もはやエヴァに出てくる登場人物って

アニメのキャラクターという存在を超えてますね。

 

ここまで想像してしまうくらいに思い入れが

強かったってことに気づかされました(笑)

 

私、親になった経験はないですが、

もはや親目線になっています!

 

結論、みんなエヴァと一緒に

大人になったってことですかねお願い

 

ありがたし!

 

ではまた、えばでした!

休みが明けても、エヴァは絶好調ですね!

 

明日からの都内のTOHOシネマズは

上映回数を増やしているところもありましたよ〜お願い

 

前週比の興行収入がものすごいことになってたみたいです。

 

 

さてさて、前回は旧劇場版について書きました。

 

 

まだの方はこちらから是非読んで観てくださいね!

 

 

3月の公開からついに4ヶ月目に突入しましたが

リピートリピートしているコアなファンの方がいれば

これが新しい出会いの人も中にはいるわけで。

 

コロナ禍でも上映が続いているのは

入場者特典などがいいタイミングで投入されていたり

何度でも観てしまいたくなる仕掛けがあるのは確かです。

 

ですがそれ以上に

 

何度でも最後に立ち会いたい

 

そんな思いにさせてくれることが

リピーターが多い理由でもあると思います。

 

普段は数回程度観れば、すごい観たな!という人が

(私も含め)何度も観ているのですから(笑)

 

 

そしてその大きな要因は

 

美しい形で

終わったこと

 

じゃないかと思っています。

 

 

というわけで今回は、

エヴァが美しく終わった要因を

私なりに4つ考えてみました。

 

美しく終わるための流れは

「序」からすでに敷かれており

 

「シン・エヴァ」までの流れを含め全体的に

ここがポイントかなというところを書いてみます。

 

 

①大人が子供に向き合うようになった

 

ゲンドウ含め、大人たちがこれまでとは

いい意味で変わりました。

 

「序」はこれまでの踏襲だったので

相変わらずゲンドウは「乗れ。乗らないなら帰れ!」

とシンジに言い放っていましたが、

「破」では思いがけない展開がありました。

 

シンジと2人でユイの墓参りをし、会話をしたり。

 

素直な感情を見せてくれるシンジによって心を開き

積極的に人を知ろうとするようになったレイに促され

食事会への参加を決めたり。

 

ミサトも以前よりシンジ君を親目線で

守るという意思が強くなった感じがしました。

 

これまでの不安定な要素は残しつつも

 

大人のいる世界が

少しあったかくなった

 

そんな印象を受けました。

 

実際に「序」まではエヴァが楽しいと

感じたことがなかった林原めぐみさん、宮村優子さんが

「破」はすごく楽しかったとおっしゃっていたので

役者さんの状態も作品にのっていたんだろうと思います。

 

 

②丁寧に積み重ねられた描写

 

丁寧というのは、「序」から「Q」までの

言葉やシーンをとても素敵に「シン・エヴァ」に

反映してくれているところです。

 

一つひとつのシーンが

丁寧に積み重ねられて

 

全て「シン・エヴァ」に

つながっていった

 

そして、TV版、旧劇場版からの繋がりも

しっかりと描かれていて

それがとても嬉しかったな〜キラキラ

 

「シン・エヴァ」で最後にカオル君とシンジが

浜辺で会話する場面は、2人の絆を感じましたね。

 

悲しい別れを繰り返してきた2人だけど

お互いがお互いの幸せを願ってきた

大切な存在だったのだなあと。

 

長い時間をかけて「シン・エヴァ」まで

たどり着いたので、それまでの時間も

美しいラストを彩ってくれてると感じました。

 

ここまで来るのに長い時間がかかったことは

結果でしかないかもしれないけれど、

その時間が最後をとても深みのあるものにしてくれています。

 

 

ということで、結構長くなってしまったので、

エヴァが美しく終わった要因の③と④は

次回にしたいと思います!

 

ではまた、えばでした〜^^

こんにちは!

 

ついにシン・エヴァがラストランに

突入してしまいました〜お願い

 

みなさんもうもらいましたか?

「シンエヴァの薄い本」

 

「シンエヴァの薄い本」という呼び方が定着してしまったけど

「EVA EXTRA EXTRA」というタイトルの入場者限定特典…

 

そして3.0+1.01として、差し替え版となっていますよね!

(IMAXや4Dなどはこれまで通り3.0+1.0です)

 

映像はもちろん早く観たいので、明日観て参ります。

だけど、薄い本はまだ見るタイミングでない気もして。

 

何というかまだ、本編のストーリーだけを

味わっていたい気持ちです。

 

だってまだこのブログで書き切れていないことが多いから

それがひと段落したら読みたいなと思っています。

(そう言いながら開いてる可能性大(笑))

 

 

ということで今日は気分を変えて

新劇場版でなく旧劇場版について触れていきます。

 

 

とは言っても、旧劇場版の「Air /まごころを、君に」は

1997年当時映画館で見てから一度もみておらず…

 

それでもどんな映画よりも

良くも悪くも心に傷跡を残してくれました(笑)

 

以前のブログでも触れていますが

あまりにもトラウマ的な体験でしたから。

特に10代の、中学生ど真ん中だったのでなおさらね。

 

 

なので、こんな体験のおかげか

これまで見返す勇気がなかったので

細かい部分は覚えていないところも多いです。

 

 

ですが、はっきり言えることは

 

新劇場版は観終わった後に美しかったと感じ

 

旧劇場版はひたすら痛かった…

 

ということです。

 

 

①アスカもシンジも精神崩壊

 

とてもじゃないけれど、中学生がここまで自分を壊すなんて

と怖くなるくらいに2人ともに救いを感じられませんでした。

 

 

シンジ役の緒方恵美さんが、今年出版された自叙伝

「再生(仮)」でもおっしゃってましたが、

 

「Air /まごころを、君に」のあの有名なラストシーンの時には

アスカ役の宮村優子さんともに

精神的にやられていたと書かれていました。

 

最後のセリフは最終的に監督からの質問に対して

宮村さんのその時の気持ちをそのまま使ったものですが、

 

その言葉が出るくらいに追い詰められていたんだと

大人になった今知ってもなお、辛さがよみがえります。

 

レイ役の林原めぐみさんはじめ他の声優の方たちも、

旧劇場版はとにかく辛かったとおっしゃっていたことからも

 

役者は単に作品に声を当てているだけではなく

 

役とともに感じ

役を生きている

 

それくらいの覚悟を持って臨まれているということが

良くわかりました。うんうん。

 

技術や声の良さだけでは到底出来ないプロの仕事。

 

だけどどこかに救いがあって欲しかった、、

というのが正直な気持ちです。

 

 

①なんか大人もおかしかった

 

大人達も成熟していないという印象で、

 

最後に自分の欲を剥き出しにしている人や

ただただ怯えている人

 

歪んだ男と女の関係性を感じさせる描写も多くて

10代の私にはショッキングなものが多かったかな。

 

 

大人とて完璧ではない

 

そこそこの経験してきたので(笑)今ならこう思えますが

当時はきっと”大人って汚い”って感じてただろうなと。

 

 

③描写が生々しく恐ろしい

 

一度は精神状態を持ち直したアスカの乗った弐号機。

その上空を旋回していた羽の生えた白い奴ら。

(もはや奴らとしか呼びたくない心境w)

 

そいつらに串刺しにされた弐号機の姿たるや、、

忘れようにも忘れられません。

 

ストーリー的には緩急は大切だけど

上げて下げるの程度があまりにも激しくて

アニメといえどもまともに観たくないシーンでした。

 

おええええ、、、

 

 

④結局人は心で繋がれない

 

シンジが、身体も魂も一つになる世界は違うと感じ

個のある世界を望んでも、

一番受け入れてほしいアスカに拒絶されてしまった。

 

結局身体はもどっても心は繋がれない。

観終わった後には虚しい気持ちだけが残ってしまいました。

 

 

①から④まで、何がどう痛かったのか書いてきましたが

今改めて振り返ると、10代のあの頃の自分は

「自分」とか「他人」という存在を深く考えるということが

出来る年齢じゃなありませんでした。

 

(あくまでその当時の私が、という意味です)

 

 

だから流れてくるストーリーを「観る」ことしか出来なかった。

きっと今観てみたら感じ方が変わっているかもしれないと

少しだけ思っています。小さじ0.2くらい。

 

だから、、、年内には観てみようと思います(笑)

 

 

次回はこの流れで、新劇場版が美しく終わった理由について

書きたいと思います!

 

ではまた、えばでした^^

 

 

 

5月1日に再放送のあった

「さようなら全てのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~」

 

庵野監督と周りのスタッフの方々の制作風景に

迫るドキュメンタリー。

 

3月の公開当初はまだエヴァ熱が再燃しておらず

やっと観ることができました。

(遅っそ!と突っ込まないでやってくださいw)

 

 

”撮った映像を切り取る時点でドキュメンタリーでない”

と語っている庵野監督。

終始面白い映像にするための制作者魂をひしひし感じつつ

 

エヴァのラストをリアルタイムで観ることの出来た私にとって

完成までの道のりをちょーっとでも覗けることはすごくありがたいこと涙

 

 

個人的にはシンジ役の緒方恵美さんの

収録シーンが見れて涙ものでした照れ

(もちろん声を発している場面は写りませんけれど)

 

あの!あの!

「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」のところ!

 

昨日のカラーの制作こぼれ話で

このセリフは6回撮られていて、

使われていたのは4テイクですとありました。

 

この番組でやってた時の、まさに4テイク目が流れてましたね!

聴いた瞬間、映画を思い出しました。

なんて素敵なサービスを!ありがとうございます涙

 

ちなみにその後の5、6テイク目は声を張った感じで

それを聴くと4テイク目でよかったと思えました。

 

それからもう一つ印象的だったシーンが

シンジのラストについて緒方さんが

「これで終わりですか?」と庵野監督とやり取りする場面。

 

緒方さん、とても謙虚に控えめではあったけれど、

庵野監督へのささやかな抵抗のようでした。

役への想いの強さを感じられて、目頭が熱くなってしまいました。

 

庵野監督ははっきりと「これで終わりです」と

おっしゃっていましたが、

これがまさしく番組中で言っていた

 

作品にとって

何が一番か

 

ということなのだと思いました。

 

ファンの気持ちとしても

最後まで緒方さんに演じて欲しかったという気持ちはあります。

 

それでも、庵野監督がそうしなかったのは

シンジをもう少年ではないと強調するためであり

エヴァが本当に終わることを伝えるため。

 

そして何よりも

 

緒方さん演じるシンジは

永遠に14歳の少年

 

であり、今回の選択をしたことが

 

緒方さんへの敬意の表れ

 

であったのかなと感じます。

 

いろんなストーリーを経て完成しているのですね。

その一部だけでも知れて、

ますますエヴァが好きになりました。

 

そしてもう一つ、今日の本題のラストについてのことを。

 

番組中でラストの脚本(だったと思います)について

制作スタッフのかたが語るシーンがありました。

 

「普通の終わり方」というような言葉を言っていました。

受け止め方としては庵野監督にしては「普通」という反応。

 

番組を見ていても制作現場での庵野監督は

「普通で面白くない」ということを何度も言っておられました。

 

作品の内容、キャラクター、デザイン、アングル、背景、

物のあるべき配置、、

 

いかに作品が面白くあるためにどうするのが最善かを追求し

こだわり抜いてこだわり抜いてきたものなんだというのが

観ているこちらにも確かに伝わってくる。

 

何としても

作品を終わらせる

 

という庵野監督の強い意志。

執念めいた気迫さえ感じましたが、

果たしてラストは「普通」だったのか。

 

 

もちろんそれは観た人に委ねられる訳ですが、

あなたはどう感じましたか?

 

私にとっては「普通」と言おうにも比較する作品が無いし

そもそもエヴァはエヴァなので

 

”普通”とも”収まるところに収まった”的な

無難なものなんかじゃなかったと思っています。

 

制作されるプロの方たちはいろんな作品の

ラストに携わってこられているだろうし

 

何より庵野監督の「普通でない面白さ」への

こだわりを形にすることを徹底してこられたと思うので

 

これまでのこと全てをひっくるめて

”普通”と受け止めたのかもしれません。

 

そこの違いはあるにしろ、重要なのは

 

これまでの25年分を

否定することなく

 

みんなが色々な想いを受け止め

それでも選択し決断し

 

さらに新しい未来への

可能性を見せてくれた

 

 

そんなラストでした。

 

6月から東京でも映画館が再開していて

今日は満席の劇場もありました!

まだまだ興行収入も上がってます!

 

何度観ても観たくなる作品なので

「あの時観ておけばよかった」と後悔しないよう

思い立った時に映画館に行きましょうー!

 

私は明日の朝イチ5回目の予定です笑

 

ではまた、えばでした〜!

 

またエヴァを観てきましたが、

毎回毎回、皆さん最後の最後まで席を立ちませんね。

 

今日は1番後ろの席で観ていのだけど

だれ1人としてエンドロールで立とうとしなかった。

 

しみじみと終わりを

感じながら観ている

 

そんな空気感がどの回にも漂っていて

「うん。終わったね」ってみんなが静かに

エヴァの最後を迎えている一体感。

 

 

おそらくエヴァが始まった時には

生まれていないだろう10代、20代の人たち

 

50代のカップルや様々な年代の人たち

 

偶然一緒の空間に居合わせ

同じ作品で気持ちを共有できるって最高です。

 

その映画が面白かったかそうじゃなかったかは

最後に如実に出ると思っています。

 

私はエンドロールの最後まで観てから席を立ちます。

 

それでも作品によっては

余韻を味わうことなくそそくさ荷物をしまったり、

この後のこと考えたりしてることがあります。

 

中には物語が終わった瞬間に

走って出て行く人もいますよね笑

 

その人はとても感動して帰ったのかもしれないけれど

そういう時の終わりって

一体感を感じることはないな。

 

まあ、大体の人は終わった後の一体感に

こだわりってないかもしれないけれどね照れ

 

私にとっては映画を楽しむ一つの

エッセンスなのです。

 

だから最後は重要。

 

大好きなエヴァでは、毎回最後の最後に

一体感を味わえることがものすごく嬉しい!

 

オンラインじゃ体験できない

リアルだからこその価値ある体験。

 

 

終劇の文字の後、しばらくスクリーンを見つめ

明かりがついてから、みんなゆっくりと出て行きました。

 

きっと巡り巡る作品への思いを胸に

それぞれの現実へ戻っていくのだろうな。

 

今日も素晴らしい時間だったキラキラ

 

そうそう!帰りにとても美しい虹を見ることができました。

エヴァの爽やかなラストを象徴しているかのようだった^^

 

 

 

ではまた、えばでした〜

 

昨日、お世話になっている起業塾の先生と話していて

 

エヴァって観てみたいけど

どれから観たらいいの?

 

という質問を受けました。

 

私自身は純粋にTV版から観てるから

流れのままにここまできたけど

 

知らない人からしたら、いろいろありそうで

訳わからない!というところでしょうか。

 

分からないし観なくてもいいかな、、、で

通り過ぎるのは非常にもったいないし、

社会現象にまでなった作品なので

 

①エヴァの作品の変遷

②どこから観るのがオススメか

 

についてえば的にお伝えしてみようかと思いますニコ

 

 

①エヴァの作品の変遷

 

まず作品がどんな流れになっているか

大枠で理解するとわかりやすりです。

 

⒈ TV版 

⒉ 旧劇場版

⒊ 新劇場版

 

このように3段階を経ています。

次は、なぜこの流れになったかというのを説明します。

 

 

⒈ TV版 

1995年放映 全26話

 

夕方の時間帯に放映されていた。

(私はこの時はまだエヴァと出会っていない)

 

24話でストーリーが大詰めを迎える中

25話、26話はこれまでの流れを放棄したため

完全な完結とは言えなかった。

 

この25話、26話が衝撃的で

その後の深夜帯での再放送で人気が爆発。

(ここで初めてエヴァを知ってのめり込む)

 

 

⒉ 旧劇場版 

 

1997年公開 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』

『DEATH』編… TVシリーズ(第1話〜第24話)の総集編的内容

『REBIRTH』編… 25話の前半部分。内容は刷新されている。

 

『REBIRTH』編は1997年春公開に間に合わなかったので

途中までの内容になっている。

 

1998年公開 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』

『REBIRTH』編の完全版として公開された。

 

ここでのラストも物議を醸すことになった。

個人的にはエヴァらしくもあり、

やるせないけど無理やり自分を納得させた感じ。

 

誰も救われないような、モヤモヤが残ったことは確か。

 

 

⒊ 新劇場版

 

2007年公開 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

2009年公開 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

2012年公開 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

2021年公開 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』

 

2007年から14年かけて今回の完結編となった。

 

 

②どこから観るのがオススメか

 

流れをざっとでも理解してもらった上で

じゃあどこから観たらいいか、ということですが、

 

個人的には「新劇場版」から観ることを

オススメしたいと思います!

 

理由1:受け入れやすい

これまでのTV版、旧劇場版を踏襲しているとは言え

登場人物の関係性がシンプルになったので

以前に比べて理解しやすくなったと思います。

 

また、TV版と旧劇場版はトラウマになりそうな

映像や展開が盛りだくさんで

 

ここから入ってしまうと

新劇場版にたどり着く前にギブしてしまうかも、、

という可能性があるからです。

 

理由2:登場人物が情緒豊かになった

意外と重要なのがここかも。

 

どこか無機質だった登場人物の関係性に

温度感が出たと思います。

それは言葉だったり表情だったり。

 

このことが最後のラストにも大きく影響している。うん。

 

理由3:映像美

TV版、旧劇場版ともに独特な世界観の表現は

とても美しかったのですが、

 

TV版では放送回によって、登場人物の描かれ方が

だいぶ異なっていて、その部分での統一感はなかったかも。

個人的には、内容より見え方が気になってしまった感じ。

 

新劇場版は、シンジ始めみんな今っぽいスタイリッシュな

印象に変わりました。めちゃいいですよ!

 

それに映像技術の進化も合間って

とにかく映る映像全てが美しいです。

 

制作過程を知るだけでも、

どれだけの熱量で創られた作品かがわかります。

 

ぜひ、これを機にエヴァという作品に触れてみてくださいね!

 

ではまた、えばでした♡

今日は、父方の祖母の納骨があり、お墓に行ってきました。

 

祖母のお骨が祖父のお骨の隣に置かれたのを見て

「またやっと一緒にいられるね」って気持ちになりました。

 

 

「シン・エヴァ」でゲンドウはたった一つの願い

ユイを見送ることができました。

 

それを見守っていたシンジのことを思い出して

 

大切な存在を見送ることは

とても尊い

 

そんな風に感じました。

 

 

祖父と祖母には会える機会が少なかったけれど

2人が命を繋いでくれたから、今の私がある。

 

面白いことにいっぱい出会えているのも

2人がいたから。

 

 

お墓に向かう途中、モンシロチョウ2匹が

円を描くように一緒にふわふわ舞っている姿が

 

まるで再会を喜んでいる祖父と祖母のように感じられて

とても素敵な1日でした。

 

 

さて、明日は緒方恵美さんの自伝「再生(仮)」を

読もうかしらハート

 

ではまた、えばでした♡

 

一つのストーリーとして終わりを迎えたエヴァンゲリオン。

 

だけどさすがエヴァ。

 

終わってもなお残っている伏線があるし

一度見ただけでは気づけないような小ネタも散りばめられてますね!

 

それが二度目、三度目と繋がって

さらに知りたいことが出てきてしまう。

 

「あれ?結局これってどういう意味だっけ?」と

言葉の意味を調べて見たり、自分なりに考察してみたり。

 

 

観終わっても遊べる作品

 

それがエヴァです。

 

 

ここまで遊べる作品はそうないです。

どこかで自分なりの終わりを出さない限り永遠に遊べますおーっ!

 

 

ちなみに、好みのストライクゾーンが狭めな私が

他に観終わっても遊べる作品あるかな?って

絞り出したところ(そこまで絞り出してもいないけど)一つありました!

 

 

それは、私が愛してやまないドラマ、TRICK

 

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TRICKについて超簡単に説明しておくと

 

売れない貧乳マジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵さん)

でっかいだけの(意味は色々にとらえてね♡)物理学者 の

上田次郎(阿部寛さん)のおなじみコンビが

インチキ超能力のインチキをまるっとゴリっと解決するドラマ。

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TRICKは面白いくらいに、先を観れば観るほど

過去作品に戻りたくなります。

 

話が進むたびに、過去の話で使われていた壺とか

掛け軸とか、とにかく何でも余すことなく登場します。

再利用するぞ!っていう意気込みすら感じます。

 

一瞬でも写り込んでいるのを発見してしまうと

「あーしまった!また観たい!」となる仕掛けです笑

にくいぞ、堤さん。

 

 

エヴァはまたそれとは異なりますが、

庵野監督がジブリとご縁が深いことから

ジブリネタなんかが仕込まれてたり、

 

過去に庵野監督が携わった作品のオマージュを

感じさせる場面も多いので

観たい作品が広がって庵野ワールドにハマっていく楽しさがあります。

 

内容の部分に関しても、新劇場版で細かに説明されない設定について

マンガから読み解いてみたり、庵野監督の言葉から探ったり

 

とにかく全てに「こうです」という説明をしてくれない分

こちらから探しにいく楽しさがあるのです。

 

おかわりください的な♡

 

 

それに!

 

「シン・エヴァ」のラストシーンも”ここから”っていう

未来を感じさせてくれる終わり方で

自然とその先のストーリーを想像したくなってしまうのです。

 

エヴァって作品はあらゆる可能性を残してくれてます。

 

碇シンジ役の緒方恵美さんは、WebNewtypeの

インタビューの中でこんな風に言ってます。

 

”「終劇」という文字は入らなくても良かったんじゃないかと言いあっていて(笑)。

今回の「エヴァ」はこれで良いと思うけれど、今回の「エヴァ」とは

違う世界があっても良いと思うし、もっといろいろな可能性があって

良いんじゃないかという話をしたりしてました。”

 

期待はしないでねってことですが、創る側もまだまだ終わらない

そんな気持ちにさせてくれる作品。

 

引き続きエヴァを深めていきますので

ちょびっとでも興味持ってくださって

 

一つの作品から興味が広がったり

「毎日が面白い!」ってなってくれたら嬉しいです^^

 

ではまた、えばでした♡