そう言えば「シン・エヴァ」3.0+1.01観てきました^^

 

変更されているカット、何ヶ所くらいあったのだろう?

多分ここだよね?これかな?と思いながら観てたんですが

1カ所とてもグッとくる場面がありました。素敵だったな。

 

そしてついに「シンエヴァの薄い本」を読みまして(笑)

Qの前日譚とても胸熱だった〜!

 

スタッフの方達のイラストも、

それぞれにエヴァへの想いが溢れていて良かったなあお願い

 

特に井関さんの描かれたあれとあれとあれと、、、

もう愛でしかないですね(笑)

 

ちなみに薄い本を読んだら、

作品の見方が変わっちゃうんじゃないかな…と

先日のブログで書いていましたが、

 

全然そんなことない!(笑)ふ〜よかった

 

内容は触れませんけれど、

まだ薄い本を読んでいないという方は

ぜひ映画を観てゲットしてみてください!

 

 

ではでは、今日の本題に移りたいと思います。

 

前回はエヴァ新劇場版が美しく終わった4つの要因のうち

2つを書きました。

 

 

 

①大人が子供に向き合うようになった

 

②丁寧に積み重ねられた描写

 

と書いてきましたが、

後の2つのポイントはこちらかなと。

 

 

③シンジの心の変化が繊細に描かれた

 

これは「シン・エヴァ」のAパートと言われる部分で

とても丁寧に時間を割いて描かれていたと思います。

 

初回こそまさかの展開に目が飛び出そうになりましたが(笑)

何気ない会話や村の風景など、どのシーンを切り撮っても

後半パートに繋がるとても重要なストーリーでした。

 

カヲル君を目の前で失ったショックから

言葉を発することが出来なくなってしまったシンジ。

 

それと対比するように

穏やかな空気が流れ、人の生きる力が満ちている第3村。

 

まずその描かれ方がとても印象的で

最初の頃はこの対比によって

シンジの苦悩がより際立っています。

 

Aパートの大きな特徴としては、

これまでのエヴァではあえて描いてこなかっただろう

 

日常生活が描かれています。

 

ニアサー(ニアサードインパクト)を生き残った人達は

理不尽で抗いようのない大惨事を経験してもなお

 

何だかんだ人間は

力強く生きている

 

ということを教えてくれます。

 

 

そんな人々の日常の中で、

シンジはゆっくりと生きる力を取り戻していきます。

 

涙を流すこと

 

シンジは涙を流す場面が多かったですが、

涙を流すことはとても大切な「心の浄化」です。

 

例えば涙を流すために映画などを観ることを

「涙活(るいかつ)」と言いますがこれも「心の浄化」の一つです。

サウナや運動などで汗を流すこともそう!

 

溜まっている感情を外に出してあげることで

バランスを整えていくことができます。

 

また、人は何かに向けて行動を起こせるように

なるまでの過程で、さまざまな心の葛藤が起きます。

 

うまくいっていく時があればそうでない時もある。

「立ち直れ」と言われても出来ないときは出来ない。

 

それでいいんです照れ

 

強くなるために泣くことだって必要

泣くことは、自分が弱いと認めることができた証

 

なのだから。

 

これ、ラストのシーン観たかたはピンときますよね^^

 

まずは自分のために涙を流してあげればいい。

 

シンジは自分のためにたくさん泣いたからこそ

そんな自分にさよならして、

大切な人のために涙を流せたんだと、私は思います。

 

 

そしてもう一つ大切なのが

 

見守ってくれる存在がいたこと

 

アスカ、レイ、トウジ、ケンスケは

それぞれの言葉、それぞれの距離感で

シンジを根気強く見守り続けました。

 

どんな状態の自分だとしても

寄り添ってくれている人がいると実感できることが

どんなに心強いことか。

 

シンジって究極の人たらしだなあ〜って

つくづく思います(笑)THE愛されキャラです。

 

そんな風にシンジが自分自身と向き合う過程

そして周りのみんなの見守る描写を

ぶつ切りにせず丁寧に描いていったことが

美しいラストにつながったわけですね。

 

 

 

④みんな1人じゃない

 

4つ目はこれに尽きるかなと!

みんな良かったよ〜とほっと出来る最後だったもの。

 

冬月先生は?と言われると、、、ですが

 

旧劇場版では「結局人は分かり合えない」

そんなメッセージを送られてしまったように感じていたので

 

みんな誰かの大切な人

 

こんな風に感じられる最後になったことで

美しいラストがより強調されたなと思います。

 

 

と、今回はここまでになります

そういえば、カラーさんが新しい公式動画

「現在のエヴァンゲリオン」を公開してくれましたよ!

 

「これまでのエヴァンゲリオン」

「現在のエヴァンゲリオン」ときたら

 

「こらからのエヴァンゲリオン」があるんじゃないかと

巷ではまことしやかに囁かれているとかいないとか(笑)

 

まだまだラストラン突っ走れそうですね!

ではまた、えばでした〜^^