休みが明けても、エヴァは絶好調ですね!
明日からの都内のTOHOシネマズは
上映回数を増やしているところもありましたよ〜
前週比の興行収入がものすごいことになってたみたいです。
さてさて、前回は旧劇場版について書きました。
まだの方はこちらから是非読んで観てくださいね!
3月の公開からついに4ヶ月目に突入しましたが
リピートリピートしているコアなファンの方がいれば
これが新しい出会いの人も中にはいるわけで。
コロナ禍でも上映が続いているのは
入場者特典などがいいタイミングで投入されていたり
何度でも観てしまいたくなる仕掛けがあるのは確かです。
ですがそれ以上に
何度でも最後に立ち会いたい
そんな思いにさせてくれることが
リピーターが多い理由でもあると思います。
普段は数回程度観れば、すごい観たな!という人が
(私も含め)何度も観ているのですから(笑)
そしてその大きな要因は
美しい形で
終わったこと
じゃないかと思っています。
というわけで今回は、
エヴァが美しく終わった要因を
私なりに4つ考えてみました。
美しく終わるための流れは
「序」からすでに敷かれており
「シン・エヴァ」までの流れを含め全体的に
ここがポイントかなというところを書いてみます。
①大人が子供に向き合うようになった
ゲンドウ含め、大人たちがこれまでとは
いい意味で変わりました。
「序」はこれまでの踏襲だったので
相変わらずゲンドウは「乗れ。乗らないなら帰れ!」
とシンジに言い放っていましたが、
「破」では思いがけない展開がありました。
シンジと2人でユイの墓参りをし、会話をしたり。
素直な感情を見せてくれるシンジによって心を開き
積極的に人を知ろうとするようになったレイに促され
食事会への参加を決めたり。
ミサトも以前よりシンジ君を親目線で
守るという意思が強くなった感じがしました。
これまでの不安定な要素は残しつつも
大人のいる世界が
少しあったかくなった
そんな印象を受けました。
実際に「序」まではエヴァが楽しいと
感じたことがなかった林原めぐみさん、宮村優子さんが
「破」はすごく楽しかったとおっしゃっていたので
役者さんの状態も作品にのっていたんだろうと思います。
②丁寧に積み重ねられた描写
丁寧というのは、「序」から「Q」までの
言葉やシーンをとても素敵に「シン・エヴァ」に
反映してくれているところです。
一つひとつのシーンが
丁寧に積み重ねられて
全て「シン・エヴァ」に
つながっていった
そして、TV版、旧劇場版からの繋がりも
しっかりと描かれていて
それがとても嬉しかったな〜
「シン・エヴァ」で最後にカオル君とシンジが
浜辺で会話する場面は、2人の絆を感じましたね。
悲しい別れを繰り返してきた2人だけど
お互いがお互いの幸せを願ってきた
大切な存在だったのだなあと。
長い時間をかけて「シン・エヴァ」まで
たどり着いたので、それまでの時間も
美しいラストを彩ってくれてると感じました。
ここまで来るのに長い時間がかかったことは
結果でしかないかもしれないけれど、
その時間が最後をとても深みのあるものにしてくれています。
ということで、結構長くなってしまったので、
エヴァが美しく終わった要因の③と④は
次回にしたいと思います!
ではまた、えばでした〜^^