8話『私に出来る事』
夕暮れの 帰り道…
駅前の掲示板の前に たたずみ…
私は…さっき 別れたばかりの 美紀の言葉を 思い出していた…
「佐奈…佐奈の中に 今も椎葉君は いるの?」
「佐奈見てるとね…辛いんだよ… さっきも 椎葉君の話しされただけで 顔色 変えたでしょ?」
「佐奈…椎葉君は 佐奈に何も言わず 転校したんだよ…」
「そんな男…何時まで 待ち続けるの!? もう…椎葉君は 居ないんだよ!!」
「佐奈… 先に 進もうよ…もう… 忘れようよ… 」
「新しい 男なんか 作っちゃってさ! 楽しくやろうよ!」
「ね… 頼むからさ 佐奈 そうしようよ…」
私は…夕暮れの 赤く染まった 空を 見上げた…
美紀…
私もね…
忘れたいんだよ…
もう…
ダメなんだって 分かってる…
だけどさ…
だけどね…
心がさぁ~
言う事 聞いてくれないんだよ…
誰か…
私に
教えてくれよ!!
愛しい人の 忘れ方…
誠…
もし… もう一度
あんたに 逢ったら…
きっと 私は
真っ先に あんたに 訪ねるよ…
あんたを 忘れるには
どうしたら… いいの?
・・・・・・てさ
駅前の掲示板の前に たたずみ…
私は…さっき 別れたばかりの 美紀の言葉を 思い出していた…
「佐奈…佐奈の中に 今も椎葉君は いるの?」
「佐奈見てるとね…辛いんだよ… さっきも 椎葉君の話しされただけで 顔色 変えたでしょ?」
「佐奈…椎葉君は 佐奈に何も言わず 転校したんだよ…」
「そんな男…何時まで 待ち続けるの!? もう…椎葉君は 居ないんだよ!!」
「佐奈… 先に 進もうよ…もう… 忘れようよ… 」
「新しい 男なんか 作っちゃってさ! 楽しくやろうよ!」
「ね… 頼むからさ 佐奈 そうしようよ…」
私は…夕暮れの 赤く染まった 空を 見上げた…
美紀…
私もね…
忘れたいんだよ…
もう…
ダメなんだって 分かってる…
だけどさ…
だけどね…
心がさぁ~
言う事 聞いてくれないんだよ…
誰か…
私に
教えてくれよ!!
愛しい人の 忘れ方…
誠…
もし… もう一度
あんたに 逢ったら…
きっと 私は
真っ先に あんたに 訪ねるよ…
あんたを 忘れるには
どうしたら… いいの?
・・・・・・てさ
8話『私に出来る事』
みんなの視線が 一気に
美紀に 注がれる!!
(美紀!?)
私は 美紀を見た
その時…
「ごめん…美紀…なんか 悪い事 言った? 私…」
麻弥が そう言って うつ向いた。
(しーん)と…静まりかえった病室…重い空気が流れた…
美紀は 一瞬 横目で 私を見てから…
「あっ なんか ごめん… もう 居ない人の話しなんて どーでもいいじゃん!?って 思っただけ…」
そう言って 笑った!
「あっ それもそうだよねぇ~」
続いて 麻子が 焦り顔で
笑う。
「他の話し しようか!?」
香奈枝が そう言いながら
「えっと…」
と 口元に 人差し指をたて話題を 考えだした。
「なんかさぁ~ 他校の子でさぁ~ 気になるの 居るんだよね!!」
美紀が そう言って はしゃぎ出す
(美紀…)
私は 美紀から ゆっくりと視線を 外した。
「じゃあ! またね!!」
麻子に 手を振り 病室を 出た後…
香奈枝と麻弥を 先に見送り…
私と美紀は 夕暮れの待合室に 2人で残り
椅子に 腰を おろした。
暫くの沈黙が 流れる…
「あのね…」
先に 口を開いたのは 美紀だった
「私…椎葉君の事 好きだったんだ… 」
美紀の かすれた か弱い声に 私は
「うん…」
そう 言って 頷く事しか 出来なかった。
「佐奈…私ね… 椎葉君を落とす為に 佐奈に 近ずいたんだよ…」
(美紀!?)
思いがけない美紀の言葉に
心に (ズキンッ)と 衝撃が
走った!
「椎葉君は 佐奈しか 見て無かった… それが 分かったから 私 あの時 佐奈に声 かけたんだ… 」
あの日…
「宜しく!」そう言って
笑ってくれた 美紀が 頭の
中に 蘇る…
「もう…いいよ! 聞きたくない!」
私は 立ち上がり 美紀に
背を 向けた!
「だけどね! だけど… 佐奈と 一緒にいて 私ね」
「うぅ…」
背後から そう 言いかけた美紀
その後に 泣き声が 聞こえた。
「佐奈…あんたと 一緒にいたら 私…楽しくて いつの間にか…椎葉君の事 忘れちゃってたんだよ!」
背後から 聞こえた 美紀の叫びと すすり泣き…
「美紀!!」
私は 振り向いた!
「佐奈が 段々 大切な 友達に なっていって… だから、佐奈が 椎葉君の事で 苦しんでる姿 見て 私も 苦しかった…」
そう言いながら…
美紀は 溢れる 涙を 手で拭う
「もう…分かったから… 私こそ ごめん… 」
私は 美紀の 両肩を 掴んだ…
「だっ だって…」
余計に 美紀が 泣き出す
(まずい…私 こいつの涙には 弱いんだ…)
「もう…泣くなよ!」
私は 美紀を 優しく 抱き締めた
「黙ってて ごめん 佐奈…」
腕の中で そう言って 謝る美紀に…
「もう…いいよ! ってか泣き止めよ 恥ずかしいじゃん!」
私は そう言って 潤んだ
瞳で 私を 見上げた美紀の
おでこに…
(ピンッ)
デコピンを してみせた。
そして(ニコリ)と 微笑んだ。
美紀に 注がれる!!
(美紀!?)
私は 美紀を見た
その時…
「ごめん…美紀…なんか 悪い事 言った? 私…」
麻弥が そう言って うつ向いた。
(しーん)と…静まりかえった病室…重い空気が流れた…
美紀は 一瞬 横目で 私を見てから…
「あっ なんか ごめん… もう 居ない人の話しなんて どーでもいいじゃん!?って 思っただけ…」
そう言って 笑った!
「あっ それもそうだよねぇ~」
続いて 麻子が 焦り顔で
笑う。
「他の話し しようか!?」
香奈枝が そう言いながら
「えっと…」
と 口元に 人差し指をたて話題を 考えだした。
「なんかさぁ~ 他校の子でさぁ~ 気になるの 居るんだよね!!」
美紀が そう言って はしゃぎ出す
(美紀…)
私は 美紀から ゆっくりと視線を 外した。
「じゃあ! またね!!」
麻子に 手を振り 病室を 出た後…
香奈枝と麻弥を 先に見送り…
私と美紀は 夕暮れの待合室に 2人で残り
椅子に 腰を おろした。
暫くの沈黙が 流れる…
「あのね…」
先に 口を開いたのは 美紀だった
「私…椎葉君の事 好きだったんだ… 」
美紀の かすれた か弱い声に 私は
「うん…」
そう 言って 頷く事しか 出来なかった。
「佐奈…私ね… 椎葉君を落とす為に 佐奈に 近ずいたんだよ…」
(美紀!?)
思いがけない美紀の言葉に
心に (ズキンッ)と 衝撃が
走った!
「椎葉君は 佐奈しか 見て無かった… それが 分かったから 私 あの時 佐奈に声 かけたんだ… 」
あの日…
「宜しく!」そう言って
笑ってくれた 美紀が 頭の
中に 蘇る…
「もう…いいよ! 聞きたくない!」
私は 立ち上がり 美紀に
背を 向けた!
「だけどね! だけど… 佐奈と 一緒にいて 私ね」
「うぅ…」
背後から そう 言いかけた美紀
その後に 泣き声が 聞こえた。
「佐奈…あんたと 一緒にいたら 私…楽しくて いつの間にか…椎葉君の事 忘れちゃってたんだよ!」
背後から 聞こえた 美紀の叫びと すすり泣き…
「美紀!!」
私は 振り向いた!
「佐奈が 段々 大切な 友達に なっていって… だから、佐奈が 椎葉君の事で 苦しんでる姿 見て 私も 苦しかった…」
そう言いながら…
美紀は 溢れる 涙を 手で拭う
「もう…分かったから… 私こそ ごめん… 」
私は 美紀の 両肩を 掴んだ…
「だっ だって…」
余計に 美紀が 泣き出す
(まずい…私 こいつの涙には 弱いんだ…)
「もう…泣くなよ!」
私は 美紀を 優しく 抱き締めた
「黙ってて ごめん 佐奈…」
腕の中で そう言って 謝る美紀に…
「もう…いいよ! ってか泣き止めよ 恥ずかしいじゃん!」
私は そう言って 潤んだ
瞳で 私を 見上げた美紀の
おでこに…
(ピンッ)
デコピンを してみせた。
そして(ニコリ)と 微笑んだ。
8話『私に出来る事』
「バカ!!しぃー!! 声 大きいってば!!」
麻子が そう言いながら
人差し指を 口元にあてる
(やばい!!)
私含め みんな 慌てて 口を 手で 塞いだ!
「だけどさぁ~ カッコいい男なんて クラスの男子にいる?」
麻弥が ひそひそと 小声で聞いた!?
「いない! ってか 学校中探しても 私の理想は 居ない!!」
香奈枝が 胸を張って 答える
「でもぉ~ 1年の時…転校生でさぁ~ カッコいい男の子 居たよね?」
麻子が 思い出した様に 問いかけた。
「ああ~ 知ってる!! また転校しちゃった男の子でしょ? 確か 名前は 椎葉君!! 椎葉 誠君よ!!」
香奈枝が 答えた!
(誠の事だ…)
私は 唇を(ギュッ)っと 噛み締めた。
「良く 覚えてるわねぇ~ フルネーム」
「当たり前じゃん!! 私見たいな いい女 振った男だもん!」
なんか 麻子と香奈枝の会話が 遠くに聞こえる…
私は 心の動揺を 気づかれないように わざと 口角を上に 上げた。
その時!!
隣の美紀が 私の手を(ギュッ)っと 掴んだ!
(美紀…)
私は 美紀に 視線を 送った。
美紀は ただ 真っ直ぐ 前を見て、2人の 話しに 相づちを 打っている…
(私を 気づかってくれてるんだ…)
そう 思うと…
(ヤバい…泣きそうになる!)
その時
香奈枝の言った 一言で 美紀の手は 私から 離された!
「ねぇ~ 美紀…貴方も 確か 椎葉君に 告ってたよね!? 絶対 落とすって 自慢してたじゃん!? どうなったの? 」
(美紀が!?)
思わず 叫びそうになった言葉を 私は 慌てて (ゴクリ)と 飲み込んだ!!
何故か 怖くて 美紀の顔が見れない!
「ああ~ その事!? あれから直ぐに 振られたわよ!」
美紀が 笑顔で 答えた…
「クラス1の 美少女が 振られたんじゃ… 私からの告白なんて 即答で 断る訳よねぇ~ でも…あの時 椎葉君好きな娘が 居るって 言ってたけど… 誰だったんだろ!? 私は てっきり 美紀かと 思ってた…」
香奈枝が そう言って 首を傾げる…
「……」
無言の 美紀…
私は そっと 美紀を見た
美紀の口元が 微かに 震えている様に 見える…
(気のせい!?)
(美紀…本当に 誠の事!?)
「あっ 椎葉君って 言えばさぁ~ 私 前 見たよ!!」
「えっ!?」
美紀を 見ていた 私の視線が この発言に寄って 一気に 麻弥へと 注がれた!!
私は 微かに 震える声で 麻弥に 聞いた
「ほっ 本当!? 何処で!?」
「んとねぇ~ 結構 前かな春頃… 夜さぁ~ 友達と遊んでて… 道路 渡ろうと したら…猛スピードで 来た車に 私 跳ねられそうになって… バッカヤロー!!ってな 感じで 睨み付けてたら… 後ろのドアが 開いて、男が 降りて来てさぁ~ 髪の毛黒かったし 真面目そうで 最初 分かんなかったんだけど… 良く見たら 椎葉君でさぁ~
マジ びっくりよ!!」
麻弥が そう言って(ニコリ)と笑った!
(誠が 黒髪!? 真面目!?)
「他に 何か 言って無かった!?」
更に 麻弥に 聞いてみる…
「大丈夫ですか? って心配してくれた
私…話したかったんだけど椎葉君 急いでる見たいでごめんって 言って 行っちゃった~ 勿体ない事したなぁ~ 無理矢理 引き止めれば 良かった!
そしたら… 今頃…」
麻弥が何かを 想像しながら
「ぐふふ…」
と 笑う…
その時!!
「もう 辞めなよ!!」
美紀が 怒鳴った!!
麻子が そう言いながら
人差し指を 口元にあてる
(やばい!!)
私含め みんな 慌てて 口を 手で 塞いだ!
「だけどさぁ~ カッコいい男なんて クラスの男子にいる?」
麻弥が ひそひそと 小声で聞いた!?
「いない! ってか 学校中探しても 私の理想は 居ない!!」
香奈枝が 胸を張って 答える
「でもぉ~ 1年の時…転校生でさぁ~ カッコいい男の子 居たよね?」
麻子が 思い出した様に 問いかけた。
「ああ~ 知ってる!! また転校しちゃった男の子でしょ? 確か 名前は 椎葉君!! 椎葉 誠君よ!!」
香奈枝が 答えた!
(誠の事だ…)
私は 唇を(ギュッ)っと 噛み締めた。
「良く 覚えてるわねぇ~ フルネーム」
「当たり前じゃん!! 私見たいな いい女 振った男だもん!」
なんか 麻子と香奈枝の会話が 遠くに聞こえる…
私は 心の動揺を 気づかれないように わざと 口角を上に 上げた。
その時!!
隣の美紀が 私の手を(ギュッ)っと 掴んだ!
(美紀…)
私は 美紀に 視線を 送った。
美紀は ただ 真っ直ぐ 前を見て、2人の 話しに 相づちを 打っている…
(私を 気づかってくれてるんだ…)
そう 思うと…
(ヤバい…泣きそうになる!)
その時
香奈枝の言った 一言で 美紀の手は 私から 離された!
「ねぇ~ 美紀…貴方も 確か 椎葉君に 告ってたよね!? 絶対 落とすって 自慢してたじゃん!? どうなったの? 」
(美紀が!?)
思わず 叫びそうになった言葉を 私は 慌てて (ゴクリ)と 飲み込んだ!!
何故か 怖くて 美紀の顔が見れない!
「ああ~ その事!? あれから直ぐに 振られたわよ!」
美紀が 笑顔で 答えた…
「クラス1の 美少女が 振られたんじゃ… 私からの告白なんて 即答で 断る訳よねぇ~ でも…あの時 椎葉君好きな娘が 居るって 言ってたけど… 誰だったんだろ!? 私は てっきり 美紀かと 思ってた…」
香奈枝が そう言って 首を傾げる…
「……」
無言の 美紀…
私は そっと 美紀を見た
美紀の口元が 微かに 震えている様に 見える…
(気のせい!?)
(美紀…本当に 誠の事!?)
「あっ 椎葉君って 言えばさぁ~ 私 前 見たよ!!」
「えっ!?」
美紀を 見ていた 私の視線が この発言に寄って 一気に 麻弥へと 注がれた!!
私は 微かに 震える声で 麻弥に 聞いた
「ほっ 本当!? 何処で!?」
「んとねぇ~ 結構 前かな春頃… 夜さぁ~ 友達と遊んでて… 道路 渡ろうと したら…猛スピードで 来た車に 私 跳ねられそうになって… バッカヤロー!!ってな 感じで 睨み付けてたら… 後ろのドアが 開いて、男が 降りて来てさぁ~ 髪の毛黒かったし 真面目そうで 最初 分かんなかったんだけど… 良く見たら 椎葉君でさぁ~
マジ びっくりよ!!」
麻弥が そう言って(ニコリ)と笑った!
(誠が 黒髪!? 真面目!?)
「他に 何か 言って無かった!?」
更に 麻弥に 聞いてみる…
「大丈夫ですか? って心配してくれた
私…話したかったんだけど椎葉君 急いでる見たいでごめんって 言って 行っちゃった~ 勿体ない事したなぁ~ 無理矢理 引き止めれば 良かった!
そしたら… 今頃…」
麻弥が何かを 想像しながら
「ぐふふ…」
と 笑う…
その時!!
「もう 辞めなよ!!」
美紀が 怒鳴った!!