好評だった
高卒アメリカ短大留学ストーリー
読んでみてね♪↓
その1:留学決意編
その2:アメリカ生活スタート編
最近いろいろビジネスのこととか
慣れない勉強をしていると
「今の価値観が今の自分の基準で、
より成功したいのならば、
より成功してる人の価値観に
近づく行動をした方がいい」
なんていうアドバイスを
受けることがあったのですが、
いろんな考え方や価値観を
吟味しながら進んでいる状況で、
悲しいなと思ったのが
「日本は生産性が低い」という
意見でした。
◆安かろう悪かろうとも言えなくなった時代の弊害◆
6時間で出来る仕事を
変なやり方で9時間かけて
やっているから、
効率化させて生産性を上げる。
それでうまく行くことも
あるかもしれない。
または、
働く時間を短く持つことで、
プライベートの時間に
好きなことをたくさんして、
仕事の生産性をあげる。
とかは、なんとなくわかります。
でも、
手間暇かけて作る
伝統工芸とか、文化とかって
生産性でいうと、やはり
とても低いだろうし
私たちのやってる子育ても
生産性とは程遠い活動にも
思えます。
時短だったり
移動が便利になったり
家電が発達したり
そのおかげで豊かになる反面
また忙しくなってる人も
いますよね。
芸人さんが、
新幹線が早くなって、
あっちの舞台もこっちの舞台も
1日に往復しないといけなくなったと
言っていて、
なるほどと思った記憶があります。
全員が、暮らしたいスタイルで
仕事と生活をするのは
本当に無理なのでしょうか?
私たちには
時間があるのでしょうか?
ないのでしょうか?
◆入るお金に合わせた欲?欲に合わせたお金?◆
昔、小さい子供を
二人抱えてのワンオペで
ヒーヒーいってたお母さんに、
「じゃあ旦那さんが
定時で上がってくるけど、
今より給料が下がるのと、
今のままで、今の給料だったら
どっちがいい?」
と、聞くと、
「んあーーーー!!今のままだね!」
と、割と即答で答えてました。
わたしも当時
同じような状況で、
お給料が減っても、
帰ってきて助けて欲しいと
思っていたので、
面白いなと思って
掘り下げて聞いてみると、
「お金が欲しい!」というよりは
旦那さんがいたところで、
どうせあまり役に立たないから
それよりは仕事に残って
外できちんと稼いで来て欲しいという
適材適所的な考えでの
発言だったようです。
わたしはしんどいから助けて欲しい
お金が少なくなっても
労力を分散できるなら、
またご飯を作る力も出てくる
と、その当時は思っていたのですが、
正直結構ギリギリにいつも疲れていて
週末にもう何もしたくなくて
なんとか外食して、
でもその出費に落ち込んで、
そして、また疲れた平日に戻るという
とてもアンハッピーな要素を
残した生活でした。
(子供は可愛いんですが、
やることが多すぎた。。。)
平日ワンオペだから、
週一はサポートの人に頼むとか
慣らし保育みたいなのに、
預けてみるとか、
そういう風な息の抜き方は
聞いてはいたんですが、
無収入の自分が、
サボって1時間700円とかの
サポート受けるのは
何か違う。。。と
根性で乗り切るばかりで、
自分を労われてなかったなぁって
思っています。
「休みたい」
「何もしたくない」
「疲れた」
これも立派な欲で、
その欲を解消してあげるために
必要なお金を出せるのか出せないのか
今どこでもドアがあるなら
「お金を出して休みなさい」と
間違いなく言います。
子供がなかなか人に馴染まないから
心配だったのももちろんあるし
誰かに預けた後に、
ぐずりがひどくなることを
恐れていたというのもあるけど、
休まないと疲れは取れない。
なまじ体力は若さでカバーしてるけど
精神が疲れてるから、
不健康この上なし!だったなと。
未来の働く自分から、
前借りと思って、
しっかり休むようにしてても
よかったと思います。
◆生産性だけでなく自分の基準を知ること◆
わたしは今長女が11歳で、
10年間専業主婦をし、
末っ子が2歳になって
保育園が決まったタイミングで
職探しをしました。
前の仕事を辞めてから
沖縄に移動してきてるので、
戻る職場がなかったことは
結果的にわたしにとっては
良かったかもしれないなと
思いました。
戻る職場があったなら、
おそらく産休明けで戻っただろうし、
もしかしたら4人子供を授かりたいとは
思わなかったかもしれないです。
戻る場所がないからこそ
10年は主婦業に打ち込めた。
そして、1年半前の就活で
わたしが断固前に出したのは
「育児優先を認めてくれる条件でしか
絶対働かない」ということでした。
「子供が熱を出しても
わたしが休まないといけないし、
週3回1日6時間が限度です」と
面接でもはっきりと
希望の働き方を伝えていました。
お互いの時間の無駄にしては
いけないと思っていたからです。
そこに至るには経緯があり、
育児後の社会復帰を応援する、
ママのためのハローワーク的なところに
相談に行ったことがきっかけです。
仕事探しから、履歴書の書き方、
働く条件の定め方を
手取り足取り指導していただき、
しかも託児までしてもらえ、
大変大変お世話になった相談所でした。
「中途半端に働くなら
もうフルタイムがいいですね」
とかましていたわたしに
そこの指導員さんは、
しっかりと「現実」を
叩き込んでくれたのです。
今の生活スタイル、
サポートの有無、家族構成、
いろいろをお伝えし、
これから変わっていく
可能性のある事柄や、
自分が譲れないことについても
話し合い、
上記の条件プラス
家から30分以内に絞る検索条件を
作成してくださいました。
収入は決して多くないですが、
生活がストレスなく
とてもやりやすいのは、
最初にきっちりと
「仕事を始めてからのやりたい生活」
をイメージできたことが
鍵だったなって思っています。
つまり、指導員さんのおかげっっ
でも生産性がいいの?って言われると
わからないですが、
時間こそ短いですが、
全力でお役に立てるよう
精一杯努めております。
子育て中は
まるで、何もしていないかのような
錯覚に陥ることがありますが、
そんなことは全くなくて、
そもそも人の要求ばかりで動くこと、
しかも超絶融通が効かない
全力の子供たちとの生活。
時間はあるようでないし、
何もやってないようで
多大な仕事量がコンスタントに、
しかもこちらの都合を無視で
のしかかってきていますよね。
めちゃ大変ですよ。
労りを忘れず、やっていきましょう。
わたしも1週間の夏休みが
今3週間に延び、
もはやいつ始まるか
全く見通しが立たない状況で、
心に問う生活を心がけております。笑
では最後まで読んでくださり
ありがとうございました。