本というか活字好きなので
基本的に本は雑食主義です(言い方よ)
昔は気に入った作者の作品を芋づる式に読むこともしていたのですが
最近はよっぽどのことがない限りしていません。
こちらの記事でも書いたのですが
最近は仕事の資料で使う本以外は
基本的に「あ、これ読もう」と思ったものだけ読んでいます。
(仕事の資料でも、絶版本などで内容を確認できない場合は直感で選んでます)
普段のこういう本を読もう、読みたいと思っているとき以外は
なんとなく目に留まった本を選んでいます。
小説などのフィクションとマンガがそれに当たります。
ここで書きましたが
私は視覚が強いので、「目に留まる」は合図だと思っています。
なので、絵柄が嫌いであろうと、どんな物語かわからなくても
とりあえず好き嫌いをせずに読んでみます。
マンガはわりとどんなのでもいけます。
けれども物語は偏食するときがあります。
その基準がまた独特なのですが
その小説から聞こえる声が好きか嫌いかで決まります。
たとえば前回にハマった作家さんとしてあげた方だと
高村薫さんの作品は常に低くささやくような声(地の底から語りかけるような声です)
石田衣良さんは基本落ち着いているけれど、思わぬときに声が変わります。
こんな感じで読んで(聞いて)みて
気に入った声の物語だけを読んでいます。
これはあくまでも私の感じ方です。
ですが形を変えれば誰にでもできる方法です。
ここでも書きましたが
鍛えれば使えるようになる感覚が誰にも存在します。
そして鍛えるためには必ず数字や量が必要になってきます。
私が本から声を聞くようになったのは10代になってからです。
それまでは特に何も思わず読んでいました。
講座で「100名様は命式を見てください」と言うのは
ある程度の量を頭に入れたときに、ぱかんと感覚部分が開くからなのです。
これは桁が変わるごとに大きくなっていきます(私の経験上は)
なので、目的以上のものを得ようと思うなら
得意なものや好きなものを見定めて
そこに数や量を積むのが一番の近道となります。
自分の得意な感覚を知りたい方は個人セッションでお伝えしています。
<伊藤の不思議話いろいろ>