占い師の伊藤 恵利子です。
小さいころから
手紙を書くのが好きでした。
自分の家族へ宛てた手紙、
友達同士で交わしたノートの切れ端
毎日会っているのに足りなくて
何枚も何枚もつづった、
でもたわいのない内容の手紙。
どれも私の中で同じ重みで残っています。
手紙を書いていると
ふっと相手の風景が
浮かび上がってくるときがありました。
なんだか切ないなとか
なんだかうれしいなとか
その風景を眺めながら
文をつづっていました。
今思えば、
これが私の占いの原点なのだなと思う。
命式を見ていると
最初は言葉の断片が浮かんできて
ある瞬間から流れるように
言葉があふれてくる。
私はそれをこぼれ落ちないように
そっとすくい上げていく。
私のメッセージの下ろしかたは
いつもこんな感じ。