結婚は修行、から、仕事の話まで。
明るい兆しの話をしようと思っても、また今朝、夫と些細なことで喧嘩してしまう。まあでも、あれだね。結婚は修行の場だと誰かがいっていた。まさにそのとおり。育ってきた環境も価値観も性別も、我が家の場合は、国籍も母国語も異なる人間が二人、子供二人を一人前に育てるというゴールを共有しながら共同生活を送っていくのだから、衝突するのも当たり前、だから、衝突した後、どうやって仲直りするか、衝突する回数をどうやって減らしていくか、それを日々考えながら実践していく。それがまさに結婚した者に与えられた修行であり、特に国際結婚した場合は、さらにハードル高い修行を与えてもらっている、ありがたや、と考えるようにしよう。これから一ヶ月間の私の修行:怒っても、大声をあげない。まず落ち着いて、それから冷静な口調で話す。修行の結果がどうだったかは、またこのブログで書きましょう。ここから、前回書いた仕事の話の続き。日本企業は、研修といえばやはり対面、そして1日研修、2日研修と、時間をかけてくれるところが多い。一方、アメリカ企業の傾向は一言でいうと「軽薄短小」。研修に9:00-5:00まで一日割いてくれる企業はかなり少数派。ここ数年で劇的に増えたのが、Virtual Training,、すなわち、WebexやAdobe Connect、Gotomeetingなどのプラットフォームを使ったWebinarである。Virtual Trainingについてはまた別記事で詳しく説明しようと思うが、録音された内容を一方的に聞くだけのE-Learningとは異なって、クラスルームがバーチャルに置き換わっただけで、受講者とのやりとりもあるし、グループに分かれてディスカッションして発表してもらったり、対面での研修と同じように進めていく。ただ、バーチャルだと、受講者の集中力が続く限界が2時間なので、基本的に90分から2時間程度のワークショップになる。また、スキルや知識は伝えられるけど、受講者の深いところまで入っていくワークや、受講者同士のチームビルディングの効果は、やはり対面にはかなわない。私が二人目の子供を出産して復帰してからの仕事は、こういったバーチャルトレーニングがほとんどだった。出張しないで、家からできるという意味では、ありがたかった。でも当時の私は、「日本人で、日本語と英語ができる点を活かした仕事をしたい」と思っていたので、「バーチャルミーティングを効果的に運営するための研修」といった、バーチャルトレーニングのテーマにあまり興味が持てなかった。これって、私じゃなくて、他のアメリカ人講師がやっても同じだよね、というよりも、英語がNativeのアメリカ人講師がやったほうがいいよね、と思っていた。でも、まだバーチャルトレーニングの話が来ているうちはよかったが、そのバーチャルトレーニングの依頼も減ってきて、しかも長期の出張を断っていた私には、依頼される仕事自体ががっくり減ってしまった。弊社のコンサルタントは、基本的にどこで何時間仕事しようが自由である、しかしそれは「数字」を達成していれば、という大前提である。私の業績は、クライアントに請求できる仕事を何日間したか、と、売り上げをいくら挙げたかの二つの数字で評価される。この数字が目に見えて落ちてきたので、上司もかなり懸念を示し、「あなたは、以前は凄い業績良かったのに、一体どうしたの?」と言われるようになってしまった。アメリカのコンサルティング会社は、働き方は自由だけど、成果を挙げていなかったら、あっさり解雇される。以前、この会社には日本人が私のほかに4人いたが、みんな解雇された。最後の日本人である私も、今の業績だと、首の皮一枚でつながっている状態。。。この会社で生き延びたいなら、日本人であることを活かした仕事をしたい、なんて悠長なことを言っている場合じゃなくなった。次回に続く。