昨日は一日休みを取って、Acupuncture(鍼灸)と中国医学の大学院を見学してきた。このままのキャリアで行くのか、第二のキャリアを考えるべきか、この半年くらい模索していて、自分が興味あることは、とりあえずやってみる、行ってみることにしている。
私は首、肩、腰のこりが凄いので、マッサージ、整体、鍼治療など、定期的に受けている。鍼を始めとする東洋医学には以前から興味があり、さらに、私が昔一緒に仕事していたコンサルタントが、MBA→コンサルタント→鍼灸師というキャリアチェンジをして、「こういうのもありか!」と目からうろこが落ちたこともあり、第二のキャリアとして、鍼灸師の資格を取ろうかと結構真剣に考えていたのだ。
今の仕事も嫌いではないし、労働環境は非常に恵まれているので、理想としては、今の仕事を少し減らしつつも続けながら、パートタイムで大学院に通ってカリフォルニアの鍼灸師の資格を取る、という青写真を描いていたのだが、昨日の見学でそれが甘い考えだったことを思い知らされる。
カリフォルニアで鍼灸師の資格を取るためには、鍼灸・中国医学の大学院の最低でも修士を取らなければならないのだが、これがフルタイムで通っても4-5年かかるのだ。最初の一年間は医療で使う中国語を覚えなくてはならないし、そもそも、この大学院に入るためには、生物学、化学、解剖学などを大学で学んでいなくてはならないので、商学部だった私はまずそこから始めなければならない。そして夏に2週間の休みがある以外は、平日、朝から夕方まで授業がある。仕事をしながらパートタイムで学ぶオプションもあるが、その場合は8年くらいはかかってしまうだろう。これから8年間、こういう生活にコミットできる覚悟はあるのか、と自分に聞いてみると、答えは明らかにNO。今いちばん優先したいことは子供との時間。子供はあっという間に巣立ってしまうから、今、いちばん親を必要としているときに、そばにいてあげたい。夏は一ヶ月は日本に連れて行ってやりたいし、その他にも家族旅行をたくさんしたい。ちゃんとしたご飯を作ってあげたい、本を読んであげたい。宿題を見てあげたい。
後、やっぱり、私には、自分が自由に使えるお金があるということが大切だ。自分が欲しいものは、誰に遠慮することもなく、自分が稼いだお金で手に入れる。仕事を辞めて大学院に行くということは、この経済的自由を手放すことになる。また、大学院の費用は総額900万円近くかかる。
そう考えると、やはり今の私には、このオプションはないなと思った。60歳くらいになって子供が自立したら考えるかもしれないが。とりあえず今は鍼灸や中国医学のBenefitを享受する側で満足だ。見学にいったおかげで、自分の中の選択肢が明確になったし、何よりも自分の人生の優先順位が明確になってよかった。
心身を癒すというテーマにはずっと興味があるので、霊気、気功など、鍼灸以外でもっと手軽に出来そうなものをいろいろ試してみようと思う。
