クリーブランドクリニック 留学日記 -24ページ目

受け持ち患者

今日は、こちらで初の電極留置の患者をうけもつことになりました。
手術室で、硬膜下電極および深部電極の手術が行われました。
私の仕事は、受け持ち患者の脳波を解析することです。
日本でも同じようなことはしていましたが、ほとんど優秀な技師さん任せで自分自身で何日分もの脳波を見たことはなかったですが、じっと見ることで、棘波の分布もイメージできてきますし、非常にいいトレーニングだと思います。
ちなみに下は、非常に頼りになる、シュテファンとドンナで、いずれも技師さんです。
いろいろと丁寧に教えてくれます。
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初滑り with my car

朝ガレージを出たところで、車がスリップしてしまいました。雪もふっていないのでまさか凍っているともおもっていたなかったのですが、10マイル程度しかだしていないので大惨事にはなりませんでしたが、車のバンパーが割れてしまいました。怪我もなく済んだのでよかったのですが、冬の道には充分気をつけなければいけません。

ブログ紹介

今日は、ブログ紹介をさせていたきます。
今日御紹介いたしますのは、私の先輩で大学時代に一緒に働いていた先生が昨年さいたま市で開業されましたクリニックのブログです。私は、この寒いクリーブランドより毎日ブログを拝見させいてただきほんわか暖かな気持ちになっております。
スタッフの方をはじめ先輩の先生の暖かさと、おなじくてんかんを治療していこうという熱い目標によって私も支えられております。
お時間のあるかたは是非ご覧ください。
http://epilepsy.cocolog-nifty.com/brainconcierge/

初滑り in Ohio

今日は自宅から車で30分でつく、Alpine Valleyにスノーボードにいってきました。
アメリカで初のスノーボードです。日曜日とあって家族連れでにぎわっていました。コースは初心者向けの比較的なだらかなコースばかりです。蔵王でさんざん滑っていた僕としてはコースが4コースしかないこと、コースが短いことを考慮すると若干物足りない気分でしたが、アメリカでまさかスノボができるとは考えてもいなかったので、うれしかったです。
午後から行き、ひたすら滑りまくってきました。古めのリフトが二台と他は、子供用のリフトが3台ありました。
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下は、コースの最上より眺めた光景です。ずっと広がる平原が見えました。
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アレキサンダーのこと

私は、ここでリサーチフェローとして働いております。こちらには同じリサーチフェローとして働いているアレキサンダーという友人がいます。本日は彼について書いてみようと思います。彼は、ヨーロッパのセルビアのベオグラードからきた神経内科の先生です。私と同じ年になります。しかし、私よりも仕事もよくできますし、三冊の小説も出版した作家で、そして何よりも物事に対する深い洞察力がある人です。同じ年数生きてきてどうしてこうも違うものかと考えていたら、その理由があったのです。それは彼の育った環境でした。ご存じの方がいるかと思いますが、セルビアは、第一次世界大戦より、ずっと戦火の下にある国です。近年では、コソボ紛争で有名かもしれません。政府がどう考えたとしても、そこに住む方々が一番被害者なのです。彼もまた、ずっと戦火の下で育ち、また医者になってからも戦場に医師として赴いたのです。そこには、常に生きるということ、生き抜くということが隣り合わせにあったようです。そのためか、物事を非常に深く考え、効率的に動くようになったのでしょう。はじめは何を考えているやつかわかりませんでしたが、付き合えば付き合えるほど、言葉の深い意味を教えてくれ、またけして表面的でない深い優しさを教えてくれるのです。

365日

聞こえてくる、流れてくる、君をめぐるおさえようもない想いがここにあるんだ。耳をふさいでも。

ぼく、イチローみたいになれるかな?(子)
なろうとおもってなれるものじゃないよ。でもな、なろうと思わなきゃなんにもならないよ。(父)

これは、NTT東日本のCMの一幕です。ここアメリカではCMはみれないのでインターネットから見てみました。
Mr Children の365日という曲をBGMにイチロー選手を目指す子供に言葉をかける父親がうつります。
非常に印象的なCMでした。

毎日が流れています。生きている喜びにあふれるような気持ち、自分自身、他人そして社会をめぐるいろいろな気持ち、そんないろいろな想いにもまれ浮き沈みしながら毎日が流れています。
でも大事なのは、自分が目指すところに情熱を持って進んでいくことです。いろんな気持ちに押しつぶされそうになり時に、どこに自分が進んでいるのかわからなくなってしまうことがあると思います。でも出口がどこにあるかわからなくても、かならずその先に出口があると信じて進むことです。出口だと思ったら、またそこが入り口だったり、そんなことを毎日繰り返す、、、そうして365日を僕らは過ごしていくのです。
昨日と同じような一日を送ったとしてもちょっとどこか変化したようなそんな毎日をおくりたいものです。

黒烏龍茶

ここ最近黒烏龍茶が日本では人気になっているかと思います。その理由としてポリフェノールを高濃度に含み、抗動脈硬化作用、血圧を下げる、コレステロールを下げるなどといわれています。私も日本にいるときから、某メーカーの黒烏龍茶を愛用していました。しかし、アメリカではもちろん売ってはいません。
私が、日本で購入し、もっていったものとして一番よかったもの、それが黒烏龍茶のティーバックタイプのものです。(下)
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52袋はいり、およそ500円弱でした。(小谷穀茶販売)
これは大変たすかります。下の写真のとおり、煮出し、ボトルにいれ、冷やしておくわけです。
アメリカには、飲み物は、pepsi, Mountain Dew, coke. alizona teaなど甘いものばかりですので、非常に助かります。これで、健康を維持していきたいと思います。
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Whaddaya think ?

What do you think?というとき、こちらのネイティブの方は、上記のように話すようです。Whaddaya think(ファダヤスィンク)。見慣れないスペリングですが、現地の方はすんなり耳に入る発音らしいです。こういった英会話は、学校の教科書でも、以前通っていた駅前留学でも教えてもらえませんでしたが、今日のESLの授業は非常に新鮮でした。他、youを ya とも発音するようです。たとえば、 Ya need two quarters.といった感じです。Yaも単にヤという発音ではなく、日本語のヤの発音を口の中でつぶしたような発音のようです。
こういった現地の方に近い生の英語を多く習得したいと思います。

時差ぼけからの解放

長時間飛行機に乗り、旅行した際経験するのが、時差ぼけです。
私もこの数日間時差ぼけに悩まされています。まだ体内時計は日本時間なのです。
そのため深夜に突然目を覚ましたり、日中突然強い睡眠に襲われたりします。
また早朝に急におなかがすいたり(日本時間で夕食の時間)、体調が優れません。
しかし、本日、時差ぼけのおかげですばらしいものを見ることができました。
それは、朝日です。

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本日も早朝4時から目が覚め、じっとパソコンに向かったり、本を読んだりしたいましたが、7時をすぎたころから、部屋に一筋の光が差し込め、窓から外をみていると、ゆっくり太陽が顔を出してきました。白銀の雪景色の中から出てきた太陽はすばらしいものでした。特に最近厚い雲に覆われていたクリーブランドの町が、次第に太陽の光に照らされていく、するといっせいに息を取り戻す、そんな瞬間を味わうことができました。

覚醒下手術

本日は、覚醒下手術がありました。覚醒下というのは、言葉のとおり、患者さんが手術中に起きた(覚醒した)状態で手術を進めるものです。特に、運動領野や言語領野近傍に病変がある場合には、よく行われます。
今日の症例は、左側頭葉の上側頭回(感覚性言語野)に皮質形成異常が疑われる患者さんの手術でした。
私が大学で覚醒下手術に関わっていましたが、基本的には同じ流れになります。
私が感じたところとして、
1:覚醒下手術(awake craniotomy)では、初めから挿管はしない。麻酔は、Precedex, Propofolのみ。fentanylなどの麻薬は使わない。(呼吸抑制を予防するためらしいです)
2:覚醒下のタスクは、広い範囲は、counting(数字をいわせる)でスクリーニングを行い、本当に疑わしいところは、naming(物品の呼称)をおこなわせる。刺激条件は、amplitude 1-15mA, duration 300msec, pulse 50Hz,です。
3:手術は、顕微鏡を用いず、肉眼+眼鏡で行う。そのため手術は、早いが術野は真っ赤。そのため周囲で見ていても何をしているのかよくわかりません。
4:基本的には、解剖に基づいたgyrectomy(脳回摘出)を行う。
手術は、9時から始まり、12時には終わりました。
解剖学的なwernicke野を摘出しましたが、覚醒下ガイドで手術を進め結果的には言語障害も出すことはありませんでした。ただ明らかな言語野も見出せずいったいどこに言葉の命令塔はあるんでしょうか?
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