クリーブランドクリニック 留学日記 -13ページ目

プレイボール

英語クラスの最後の授業として、今日はクラスメートと野球をしました。野球文化はあまり日本以外ではあまり一般的でないようです。ルールも知らず、ブラジルからの生徒は野球ボールを足で蹴る始末。ストライク取られたら激怒してました。他、走る方向がわからなかったり、ファールでも思いっきり走ったりとで収集つかないゲームでした。僕はその中で一番野球のルールをわかっている(日本では下手な部類でしたが)方で、ピッチャーと監督のようなことをしていました。4イニングなげ、見事7対5で勝つことができました。おとといみた松坂選手にかっこよくはないですがね。
下が写真です。ここはクリーブランドハイツの高校です。夜7時過ぎていますが、まだ日中のような天気です。自分を乗せられないのが残念ですが、みんなと体を動かし、楽しかったです。
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ジャーナルクラブ

月に1回こちらのフェローでジャーナルクラブをやっております。今日も病院に隣接しているホテルの中のTable45 というレストランで行われました。
今日のテーマは、皮質刺激。脳神経外科のDrG、脳神経外科のレジデントたちもきました。皮質刺激とはてんかんのモニタリングのため埋め込んだ電極を利用し、電気刺激をすることにより、運動・言語などさまざまな脳機能を知る(functional mappingといいます)ことと、発作を誘発させることが主な目的です。古くは1900年半ばより行われております。しかしその刺激の条件は施設によりまちまちです。主に低頻度刺激と高頻度刺激にわけられますが、今日はその刺激の比較を中心に、非常に話しが盛り上がりました。
【Epilepsia】
皮質刺激の低頻度刺激を使い、その比較を統計学的に行った論文。有名なスパーリングらの報告。低頻度刺激(5-10Hz)は発作をおこしずらく、しかもマッピングにはいいよう。かなりいい論文だった

ボール

今週は受け持ち患者もいなく、研究も早めに切り上げ病院をでました。というのも今日はクリーブランドインディアンズVSボストンレッドソックス戦なのです。昨日までの雷雨もうってかわって晴天のクリーブランド、早々とプログレッシブフィールドに向かいました。
グランドを見ると、レッドソックスの選手たちが試合前の調整をしていました。外野の方からみると近くに岡島選手がいるのに気づきました。メジャーリーグのグランドは東京ドームなどに比べとてもグランドに近いのです。本当にすぐ近くにみえ、おかじまさ~ん、っていってみると岡島選手は振り返ってくれました。こんなにメジャーリーガーと近くでコンタクトとれるなんて、、、さらに飛んできたボールをファンサービスで観客になげたりしてくれるのですが、岡島選手は、私のほうに向かって投げてくれました。そこを横から入ってきた他のファンに二回も取られてしまったのですが、三度も投げてくれ、ようやくキャッチすることができました。苦労してとったボールがこれです。三度もこりずになげてくれるなんて、なんてやさしい岡島選手なのでしょう。
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その後、調整を終えた、松坂選手も私の前をとおりました。松坂選手にもがんばってくださ~いって叫ぶと、こちらを向いてニコリ、手を振ってくれました。下の写真は、右が松坂選手、左が岡島選手。これで見えるように、本当に至近距離でみることができます。

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試合も今日のクリーブランドの天気のように最高でした。8回まで松坂選手が投げましたが、見事に完封。ここはクリーブランドですが、観客の多くはなぜか、レッドソックスを応援していました。とにかく、メジャーリーグは、日本のプロ野球以上に、観客と選手が一体となっているようなのと、多くのファールボールを観客が受け取ったりこれもこれで盛り上がったりと雰囲気は最高でした。

サンダーストーム


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この二日くらいサンダーストーム(雷雨)の不安定な天気です。今日は日曜日ですが、明け方から暴風と雷を繰り返しています。写真は自宅からみた外の風景です。わかりずらいですが、正面の木が風で大きく揺れているのがわかるかと思います。そして、湿度。。部屋もじめーっとしていらいらしそうになりそうです。
こんな日はどこにも出かける気にもなれません。

偽発作について

本当はてんかんではなくあたかもてんかん発作のように見える発作があり偽発作と呼びます。こちらではNon epileptic seizure (NES)といいます。今日のカンファではこの話題について同僚のフェローが話し、大変興味深い内容でしたのでこれについて書きます。
私の日本の外来でも何人かこの偽発作の患者さんがおり、てんかんの外来では必ず一定の確率で診察することになります。一般にてんかん外来の10-15%だそうで、意外と多い割合です。原因は生理学的原因・精神的原因に分けられます。生理学的とは、低血糖やショック、不整脈など身体変化に伴い、起こるもの。精神的原因はストレスや解離性障害・人格障害などさまざまです。生理学的原因によるものに対しては適切な治療を行うことで治療可能です。精神的原因によるものはなかなか治療が困難です。精神科の介入が必須となりますが、ちょうどわれわれてんかん医と精神科医のはざまに患者さんが置かれ、十分な治療が受けられないのも事実です。入院しビデオモニタリングを行い、その発作が脳波変化を伴っていないことを患者さんに説明し、まずは受け入れてもらうことが大切なようです。
【Epilepsia】
これに関連し、NESについての論文2003年を読みました。dissociative disorders, affective disorders, personality disorders, and somatoformdisordersが原因として多いとのこと。

EEGlab

私の仕事では脳波解析は必須なのですが、その解析ソフトとしてカリフォルニア大学サンディエゴ校にて開発されたEEGLAB というtoolがあります。Matlab上で動くソフトウエアーでフリーでダウンロードすることができます。これを使うことで、脳波のASCIIファイルを脳波表示することもできますし、加算平均することもできますし、周波数解析、ICA解析など一通りなんでもできることができます。ちょうど受け持ち患者のモニタリングが終わったので、このソフトを何とかつかえるようになるため必死に英語のチュートリアルを解読しこの数日ずっとやっていました。ようやく脳波表示することまでできました。次は加算することですが、また大変。確か同じフェローもmorphometric MRIをMatlabで行うのに3ヶ月かかったっていってましたので、これくらいかかるかと思います。これを使えば日本に帰っても解析をすることができるかと思います。大事なのはやはり"無料”ってことですね。
【Epilepsia】
今日のフェローカンファでDrNがintractable epilepsyの定義について口走っていたので、改めてILAEのホームページより調べてみました。何が難治性てんかんか?少なくとも適切な抗てんかん薬を2種類以上試みても発作がコントロールができない場合難治性と呼ぶようです。
適切な抗てんかん薬とは??
1:成人の部分てんかん レベルA:カルバマゼピン・フェニトイン、レベルB:バルプロ酸
2:小児の部分てんかん レベルA:オキシカルバマゼピン
3:全身性強直間代性てんかん レベルA:Bともなし
4:老人のてんかん レベルA:ガバペンチン・ラモトリギン
だそうです。

テニススクール

いままで学生時代テニス部でもなく、テニススクールも通ったことのない自己流テニスだったのですが、今回ユニバーシティー市のテニススクールを募集していたので今日登録にいきました。6月から8月まで毎週火曜日木曜日の夜、仕事が終わってからなのでちょっと大変ですが、体力作りもかねて通ってみることにしました。異国の地でテニススクールに通うなんて思ってもいませんでした。またこちらの方といろいろ知り合いになれるかと思うととてもうきうきします。

留学の時期について

留学する時期について考えて見ます。
私は30台半ばで留学しておりますが、現センターのスタッフをみると若干30半ばでスタッフとなりこちらで指導する立場にある先生もいます。それをみると私ももう留学している場合でない、指導する立場にならないとって思うときもあります。30半ばという年齢は留学するぎりぎりのリミットではないかと思います。周りのフェローも一部を除きほとんど私より若いですし、レジデントは皆若いです。周りのフェローといるとフレッシュな考えを聞く事もできるし、たまに考え方のギャップを感じるときもあります。私も次は指導する立場にならなければいけないのです。いつまでも誰かが指導してくれる、教えてくれるという考えは甘いかもしれません。これからは数多くの経験をしその一つ一つから学び、自分で勉強することを積み重ねていくことでよき指導者になっていくのかな、と最近ふと思います。
【Neurology】
今日カンファレンスにでていたら島回部てんかんに対しガンマナイフ治療をこちらの脳外科医が提言していました。いままで聞いたことがなかったのでいろいろと論文を探してみました。もちろん見つかるわけもなく、仕方がないので2010年のMTLEに対するガンマナイフ治療についての論文を読みました。

メモリアルデー

今日5月31日はアメリカはメモリアルデー(戦没者追悼記念日)でした。日本でいう8月15日の終戦記念日に相当するのでしょうか?しかし日本と意味が違うのは、日本は戦争を忘れないため、世界の平和を祈るのに対し、こちらは過去・そして現在戦争でなくなった方を追悼するのです。そう、アメリカでは依然戦争が続いているのです。テレビをつけると、アフガンにいる将校がインタビューに答えていました。CNNでは、20代の若者がアフガンで戦死したと報じていました。どの家も星条旗を掲げていました。おそらく全米の市民は異国の地で今戦っている兵士を讃え、そして戦死した兵士を誇りと思っているのです。もちろんアメリカ、そして日本も安全で平和ですごすことができているのも彼らたちに支えられているのかもしれません。
それにしてもテレビで映し出されていた戦死した若者は、果たして戦争の意味、愛国心など理解できていたのでしょうか?20代でそこまで理解できていたのか甚だ疑問です。

ウエストサイドマーケット

クリーブランドのダウンタウン、クリーブランドクリニックから西へ向かかいカヤホガヤ川を渡ったW25thストリートにウエストサイドマーケットがあります。東京でいう築地市場のようなクリーブランダーの台所です。今日はここに行きました。連休中とあり、大勢の人で込み合っていました。野菜・果物が積み重なり、おそらくスーパーの値段の半額から2/3程度ととても安く売っています。他、肉・魚も各種いろいろそろっております。

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今回で三回目でしたが、広い市場もだいたいオリエンテーションがわかり、効率よく回ることができます。ただ、食材をそんなに多くは必要でないため観光気分で殆どみているだけです。
ウエストサイドマーケットお勧めベスト3(独断!)
1 キャラメルポップコーン(Campbell's)
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おそらくここでしか買うことができません。味はチーズ、フルーツ、サワーオニオン、バーベキュー、塩キャラメルがありますが、キャラメルが断然おいしいです。ディズニーランドのものより風味がありとーってもおいしいですよ。
2 Gyros(日本でいうシシケバブのようなもの)

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これは雑誌でも取材されたもののようですが、いつも行列です。ぐるぐるとまわったお肉とたまねぎ、レタス、トマトと特製ソースと一緒にたべますが、ボリューミーでこれも最高においしかったです。
実はこれはギロというギリシア料理のようです。ご興味のあるかたはこちら を参照してみてください
3 クレープ
これはまだ食べたことがありませんが、いつも行列です。アメリカンクレープを次は楽しみたいと思っております。

皆さまも是非いってみてください。