・「水に落ちた犬を打て」 森元首相リンチ事件

 

 

 

2021年2月25日号 『週刊新潮』記事より

 

私自身「歳を重ねるごと」に丸くなってきているのか、20代前半の時よりも数多くの価値観を共有できる体質になっていると思います。

 

もちろん、今でも譲れないモノはあるし、それはコロナ騒動における諸々だとか、ヘイトスピーチを喧伝する歴史修正主義的なネトウヨにしろ、当然として批判を加えるが、それはあくまでも「知識による喝破」であり、感情的に彼らを「血祭に上げる」行為は、在特会やしばき隊と何ら変わりないレベルです。

 

 

 

やっぱり早くも流れが変わってきている。
森喜朗・集団リンチ事件の結末が橋本聖子だった
違和感をブログで書いたら、それを日刊スポーツが
報じ、そのコメント欄がわしへの賛意で埋まってしま
っている。

 

ちぇぶがツイッターの情報を次々送ってくれるのだが、
その日刊スポーツの記事を添付して、「今年は女尊
男卑の出発点だ」というコメントがあり、違和感表明
の意見が続々である。

 

もはや「ゴー宣道場」の門下生より、世間の違和感の
熱量の方が高い。

 

「ゴー宣道場」の門下生は「信者」と言われることを
恐れて、なるべくわしの意見から距離を取ろうとして
いる。
自分で考えた独自意見をひねり出そうと意識する
あまりか、金塚・倉持・高森側のリベラル意見に寄り
そう感覚も持っていて、熱量は低い。

 

だがむしろ世間の方がわしの意見に対する熱量が
高くて、右派と左派の垣根すらなくなっている。
両方とも違和感を持ち始めたのはとてもいいことだ。

 

わしは「SPA!」『ゴー宣』で森喜朗・集団リンチ事件
のコンテを先ほど描き上げた。
時代は常にわしのために動く。
今後、「女性論」を描いていく素地がようやく整って
きたように見える。

 

予想通り、流れは変わってきた | ゴー宣ネット道場 (gosen-dojo.com)

 

本当に「女性の人権」を思えば・・・、何よりもコロナ禍における理不尽な自粛迫害でもって、命を絶たれる人々のことに注意を向けるのが第一であろう。そのような“喫緊の課題”が横たわる傍での森氏の発言など・・・正直二の次だ。

 

 

口先だけで「人権」を唱える似非リベラル連中にしろ、実際は国家権力拡大を待望して、あらゆる制限を容認するのだから呆れる。彼らは「本物のリベラル」ではないし、その紛い物のテレビショーに洗脳された連中が、感染者に対するおぞましいイジメや非合理極まりないマスク全体主義を繰り広げている時点で、『この国の本質』は半ば見えたりと言ったところだろう。

 

だから平気で、個人に対して「集団リンチ」が出来るのだ。

 

いいかげんに、頭を冷やせ。大バカ者どもよ。。。

 

そんな中、唯一森氏バッシングに堂々と疑問を提示された小林よしのり氏に、ヤフコメ上では同調の流れが強かった。

 

 

小林よしのり氏が橋本聖子会長の疑惑不問の声に持論(日刊スポーツ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

 

まさに『作られたワールドスタンダード』は、アイデンティティ政治“分断の極み”にあるアメリカ政治の末路を見れば・・・その結論は見えてくると思います。

 

 

 

向こうの極左ANTIFA勢力にしても、許可制右翼デモに暴力でもって封殺し、彼らを飼うソロス氏や米民主党にしても、世界中でドンパチ戦争をやって、大量の殺戮や難民創出の温床になっていることに、悲しいほど興味がなく、ひたすら「黒人の人権ガー」などと、偽善じみた能書きを垂れている。

 

誤解を招かぬよう、あらかじめお話させて頂きますが、私自身も女性の人権向上には大賛成だし、社会の不条理な面があれば是正されることを望む。

 

ただし、やはり何でも「急進策」には反対なのです。

 

現実無視の措定論でもって、「男は敵だ!」「仕事に逃げれる」とか、後者に関しては世間知らずにもほどがあるし、お金を稼ぐことがどれだけ大変なことか・・・接客業ひとつとっても、バイトでさえ気苦労や疲れは、やがて心身両面を崩壊に導くほど、多大なストレスがかかるし、正社員なら責任やノルマも加わって、説明不要の過酷さが常に付きまとう。

 

長年、反レイシズム運動ブログをやってきた端くれとして、その中で「見えてきたこと」は、ネトウヨもネトサヨも「仮想敵のサンドバック」を永久に殴り続けることに明け暮れて、そこに一切の建設的融合や議論が出来ないという『致命的欠陥』を抱えているがゆえ、必然的に過激な方向に物事が進み、まつろわぬ者への物理精神両面での攻撃が絶え間なく続く・・・。

 

もう、そういうのにウンザリなのです。

 

女性も男性も「敵ではない」し、それは他の民族やマイノリティを論じるときもそう、これを無視して、おごり高ぶった敵対論をひけらかす人間が、私はことさら大嫌いで信用できません。

 

 

<参考文献>

 

・2021年2月25日号 『週刊新潮』記事

 

ゴー宣ネット道場 ブログ『予想通り、流れは変わってきた』(2021.2.20) 小林よしのり

 

・YAHOOニュース 『小林よしのり氏が橋本聖子会長の疑惑不問の声に持論(日刊スポーツ)のコメント一覧』

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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