・言葉狩り? 『正義の暴走』にはご用心

 

 

森喜朗元首相への集団リンチが続いている。
東京五輪のボランティアが300人以上辞めたそうだ。
こうなるだろうと思っていた。
日本人は集団リンチが好きだからな。
水に落ちた犬は叩けとばかりに、悪と認定した人物へは
追放するまで叩き続ける。
それが今の日本人だ。
そういう風潮をコロナ禍がますます増幅させている。
文句があるなら公開討論でやろう。
1対100でもいいぞ。

 

今日発売の「SPA!」『ゴーマニズム宣言』で赤旗への
反論を公開する。
文句があるなら、また書いてくれていいし、なんなら
公開討論してもいい。
1対100でもいいぞ。

 

今日の午後は編集者2名が『よしりん辻説法』の画稿を
受け取りに来るので、そのとき「ファクターZ」のために、
ある原稿を見せようと思う。
秘書みなぼん、用意しておいてくれ。

 

わしは『コロナ論』のシナリオを書く。

 

1対100でもいいぞ | ゴー宣ネット道場 (gosen-dojo.com)

 

何も小林氏は、森元首相を「無条件」でかばっているのではない。

 

森喜朗バッシングはコロナ禍の魔女狩り | ゴー宣ネット道場 (gosen-dojo.com)

 

現在日本で「遅れて蔓延する」アメリカ譲りの『ポリコレ全体主義』は、互いに分断を生み、己を「神」と勘違いした連中が、善悪の価値判断を一方的に決めつけ・・・まつろわぬ人や団体に容赦なく「血祭り」にあげている。

 

 

そうした懸念を、4年以上も前に指摘されていた英語ブロガーMichikoさんの記事は、実に先進的であったし、私自身も大いに学ばせて頂きました。アンチトランプ運動が過激すぎて、許可制の平和右翼デモに極左アンティファが暴力を振りかざしたり、アメリカの軍事行動という『究極の人権侵害』を無視して、表層的なアイデンティティに固執することが、社会が向き合うべき“本当の課題”から目を背けさせていること、トランプ前大統領が、ロシア講和や駐留米軍問題を解決しようとした矢先に、自称リベラルの軍産傀儡の米民主党やマスコミの「袋叩き」を思い出せば、今の日本が置かれている現実と奇妙に合致するものがある。

 

 

最近、ネトウヨをタテに『極左(ネトサヨ)』がポリコレを振り回し暴れまわる事態に・・・民主主義の危機を感じる。

 

「己の掲げる正義」に酔っぱらって、ありったけの憎しみを「敵」へぶつける・・・。傍から見ればゲテモノじみた行動も、匿名のブログ上だったり、集団主義で己を隠す卑怯者たちにとっては、PCの画面上にいる人間の気持ちを考えない言葉を平気で浴びせ付ける意味で、本当の意味で『他者への思いやり』が欠如していることを自ら証明している。

 

すぐ頭に血を昇らせ、罵詈雑言を吐き散らかすその様は、実に幼く醜悪だ。

 

きっと社会経験(他者との交わり)が希薄なのだろう。

 

私は先方さまがどんな立場であろうと、人として礼儀ある方ならば、ぜひとも議論をさせて頂く立場ですが、口先で人権を唱える連中に限って、関係のない人物まで巻き込んでヘイトをする愚か者は、在日であろうと私は容赦しない。

 

 

 

 

自分たちの『アイデンティティ』をタテに、特定の個人を夜の酒場にひとり呼び込んで、おぞましい集団リンチを加えたり、もうその時点で『巨悪』であるし、あらゆる手段でもって、そうした不祥事を隠蔽し、真相究明を行なう人々を脅して封殺するさまは、民主主義社会を根本から毀損する意味で、ものすごく脅威であるし、街頭やネット上でヘイトスピーチを繰り広げるネトウヨ(極右)と、同じライン上にいると思います。

 

 

森発言を受けて色々と思うこと(Live配信2021/2/9) - YouTube

 

フェア党の大西つねき氏(元れいわ新選組構成員)も、現在の森氏を取り巻く『魔女狩り』的状況に懐疑的見方を示している。ちなみにポリコレご本尊のニューヨークタイムズは、現在の反中洗脳を引っ張るMSM(メイン・ストリーム・メディア)の一角だ。

 

「ヤツら気に吊るせ!」語気を荒げる群衆をよそに、一歩引いた立場から、総合知を駆使した冷静な分析を出来る方は、いつも時代も稀有な存在です。

 

冒頭でご紹介した、し〇き隊のMさんリンチ事件から、現在の森氏に連なる関係で、私は日本リベラルの「本性」を見たような気がしますが、かつて狂信的な連合赤軍による山岳ベース事件を振り返り、彼らは利口ぶって、実はものすごく感情的で暴力的でした。相手に対する敬意もなく、その話も聞かずして、同調圧力(全体主義)をもとに、特定の価値観や行動を押し付けるやり方は、ある種の“お家芸”と言えるでしょう。

 

 

これは関東大震災の頃に、朝鮮人虐殺を繰り広げた日本大衆と「同じ構造」で、教育やメディアで『敵である』という洗脳を施された結果、彼らにどんな仕打ちをしてもかまわないという『暴力主義』を生み出し、政府がそれを実行させたことは、まことに恐ろしいことです。

 

現在もコロナ・インフォデミックによって、政府が強権を発動し、生きるために営業をする店や憲法で保障された個人の自由に、多額の「過料(罰金)」を加える意味で、私たちは真に歴史を勉強し、その教訓を生かさねばならない時期に来ていると思います。

 

日曜の「ゴー宣道場」のテーマは「コロナ禍と女性の
地位向上」
だ。
なんということか、森喜朗の女性蔑視失言から燃え
上がったポリコレ騒動が、あまりにもタイミングが良す
ぎる。

 

「ゴー宣道場」のために森喜朗は失言し、「ゴー宣道場」
のためにマスコミは大騒ぎし、「ゴー宣道場」のために
東京五輪のボランティアが偽善のボイコットを始め、
「ゴー宣道場」のために世界中が日本のジジイを批難し
始めた。

 

コロナ禍の敬老精神で、人々は移動の自由を捨てろと
言ってたはずなのに、森喜朗に対しては「追放運動」に
夢中だ。
コロナ禍の「女性の自殺」は無視しても、「女性蔑視失言」
だけは許さないという愚劣な連中には天誅をくわえたい。

 

国会では野党女性議員が白装束で現れて楽しんでいる。
白装束議員を見たら、「やっぱり女って馬鹿だね」と思う
気持ちが湧きおこってくる。

 

ああいう言葉狩りやポリコレが女性の地位向上に役立つ
とは思えない。
「ゴー宣道場」では実際に女性のリーダーを次々に生み、
男がこの女性たちを支えている。
わしは女性総隊長が独裁化しないかに神経を使わなけ
ればならない。

 

女性が地位的に上位になった「ゴー宣道場」で、果たして
どんな議論が生み出されるか、日曜が楽しみだな。

 

女性の地位向上を議論する「ゴー宣道場」 | ゴー宣ネット道場 (gosen-dojo.com)

 

「赤旗への反駁」(ゴー宣最新号・2月9日発売のSPA!)を含め、どうも矛盾を感じてならない。

 

『命は大切だ』と叫ぶ一方で、民主主義や経済を破壊し、多くの自殺者や鬱病者を生み出している現実を「一切スルー」して、そちらの被害者の人権には、氷の如く冷酷な態度を取る姿に、ものすごい生理的嫌悪感が湧き上がってくる。

 

「過剰な他者叩き」の背景に・・・表層的な人権を振りかざし、自らの浮かばれない気持ちの「鬱憤晴らし」に、私はリベラルやポリコレ論者を信用できないし、何より彼らは根本的に「人としての温かみや礼儀」に欠けるものだから、リアルでは絶対にできない発言をしたり、憎しみにまみれた罵詈雑言をネット上でまき散らすことしか能の無い、“大人になれない”哀れな人間の集まりだと思います。

 

 

<参考資料>

 

ゴー宣ネット道場 ブログ『1体100でもいいぞ』(2021.2.9) 小林よしのり

 

・同 『森喜朗バッシングはコロナ禍の魔女狩り』 (2021.2.6) 同

 

・同 『女性の地位向上を議論する「ゴー宣道場」 | ゴー宣ネット道場』 (2021.2.10) 同

 

・Youtube動画 『森発言を受けて色々と思うこと(Live配信2021/2/9)』

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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