・在日コリアン友人の体験談も含めてお話します

 

 

朝鮮民主主義人民共和国<北朝鮮>パスポートより(在日コリアン友人提供)

 

 

昨年2月ごろ、日本に住まわれる朝鮮・韓国人の方々に関する記事を書かせて頂きました。

 

‐韓国メディアが語る在日コリアンの国籍問題 その1‐

 

‐韓国メディアが語る在日コリアンの国籍問題 その2‐

 

‐韓国メディアが語る在日コリアンの国籍問題 その3‐

 

 

在日大手ブロガーかっちんさんの記事より、簡潔にまとめられております。

 

朝鮮籍≠北朝鮮籍

ヘイトクライムの温床にもなっている1つが在日朝鮮籍についての不認知がある。在日朝鮮籍=北朝鮮籍ではない。事実、日本には北朝鮮国籍の人間は存在しない。この事実を日本人の99パーセントが知らない。いや、中には知っているが、知らないふりをしてヘイトクライムなどへ都合よく利用している人間も少なからず存在する。

1959年(昭和34)から始まった帰国事業などで北朝鮮へ渡るもその後、脱北して再び日本へ戻ってきた人たちは、北朝鮮の国籍を離脱して多くが日本国籍を取得している。

冒頭で述べた在日朝鮮籍の人が北朝鮮国籍と誤解される要因の1つに所持するパスポートがある。

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12615335919.html

 

この問題はめちゃんこ複雑なので、一体どういう語り口でお話すれば良いのか苦慮しますが、在日コリアンの友人(朝鮮籍)の場合は、直接親族の方がDPRK(北朝鮮)がご帰国され、今でもピョンヤンでお暮しになって、友人は現在進行形でその孫(娘)さまと文通をしています。

 

非常に個別的事情ですが、彼の親類に当たる方のお母さまが、元は日本人ご結婚と機に『朝鮮籍』に帰化をされたり、これはかなりレア中のレアケースですが、また友人の母方の祖父さまが、在日コリアン社会でかなりの大重鎮に位置される方(本職は企業家<サンゴンイン>)で、亡くなられて30年ちかく過ぎますが、朝鮮本国をはじめ、当時における日中双方の政治要人とも関わりがあられました。

 

このような経緯から、友人自身は「韓国」よりも「北朝鮮」に政治意識の重点を置いています。

 

終戦直後111万人の朝鮮籍の人が存在

朝鮮籍とは、戦前の朝鮮半島出身者で、戦前は日本国籍だったが、戦後、日本国籍を離脱して宙ぶらりんとなった朝鮮出身者たちへ屋号としてつけられたものだ。なぜなら、離脱当時は、現在の大韓民国(韓国)も朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)も建国されていなかったからだ。朝鮮半島出身者という意味で使われたものとなる。

その後、韓国と北朝鮮が建国され、朝鮮戦争を経て、日本と韓国は1965年(昭和40)に日韓基本条約を結び国交を樹立。日本政府は、韓国を朝鮮半島で唯一承認する国家とした。

韓国との国交が樹立したことで出身地の屋号、印のようなもので国籍ではない朝鮮籍から正式な国籍である韓国籍を取得する人が増え始めるのはこのころからとなる。

2018年12月末時点で、韓国籍44万9634人、朝鮮籍2万9559人となる(「独立行政法人統計センター」2019年7月発表)。1945年(昭和20)の朝鮮籍総数は、111万5594人(法務省入管資料)だった。

 

※赤字は筆者註

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12615335919.html

 

現代のグローバル化する複雑な社会情勢において、友人自身は『朝鮮籍』のままですが、ご家族の幾人かは『韓国籍』に変更されて(理由はビザ関係)、彼自身「ワンコリアの精神があれば、究極的にどちらでも良い」という考えで、これは多くの在日コリアンの方々に共通される精神のひとつで、それよりも在日コリアン全体の総数が「48万以下をきってる」ことに衝撃をおぼえ、私たちの認識では、つい63万人だった記憶があり、10年以上すぎて、もはやその数の減少傾向に“滅びゆく存在”なのかと、時代の経過とともに民族資本も『同化しないこと』を、わたくしふーくんは切に願っている次第です。

 

こういう込み入った情報は、ネット記事や一般書物では得られないもので、かなり貴重なお話を聞かせて頂きました。

 

 

・外国人参政権について

 

 

『外国人参政権のお話』

 

りょうりょう

 

https://www.youtube.com/watch?v=zHsMVVdppx8

 

山本太郎氏率いる『れいわ新選組』元支持者りょうりょう氏が、動画3分4秒以後にお話しされていた通り、とりわけ『外国人参政権』の問題は、日本人の多くが勘違いされている内容で、あれは国政ではなく「地方だけ」に限定された制度であることを忘れてはならない。

 

さらに、「外国人全員」に無差別に参政権を付与するのではなく、過去の大日本帝国における『旧植民地出身の方々』(在日コリアン/チャイニーズ)に絞られもので、りょうりょう氏もよく御存じで、幾代にもわたって日本で暮らし、母語が日本語である方々について、「日本に帰化すれば済む話」と豪語する無知で非礼な人々に対する警鐘も含め、総合的な分析をされていらっしゃいます。

 

‐山本太郎が「国民」という言葉を使わない理由‐

 

‐歴史的知識の欠落したひとりの若者(生保コリアン除外や朝鮮学校無償化反対など)‐

 

‐れいわ山本代表・在日コリアンの「地方参政権容認」/やすとみ歩先生の『惻隠の情』など‐

 

(実際に日本にお住まいになる朝鮮・韓国人や中国人との交流がおありになった)りょうりょう氏と同様、在日コリアンの友人含め、私自身も「元支持者」となってしまったが、現在になっても、山本代表がおっしゃられた“この国に生きる人々”という言葉に感銘を受けているし、そういう考えを持つ政治家は、おそらく先々出てこないであろうと思います。

 

‐KAZUYA氏・在日コリアンの「参政権問題」で持論を展開‐

 

不勉強な「自称保守の論客」を含め、歴史を無視した頓珍漢な意見や「日本が乗っ取られる」なるタワゴトは、朝鮮・韓国籍合わせた在日コリアンの総数(48万人以下)を見ても、それが「全国に分散している」事実を類推しても、まったく有り得ないことだし、逆に朝鮮学校の無償化除外をはじめとする、さまざまなフィールドにおける「反コリアン的空気」によって、なし崩しに「同化の傾向」に追いやられている現実こそ、まことに道理に外れた行為で、由々しき事態なのだが、この国が『大日本帝国の延長(アメリカの植民地)』として、周辺国を敵視している以上、問題解決への道筋は前途多難であると考える。

 

 

<参考資料>

 

・かっちんブログ「堅忍不抜」 『日本人の99%が知らない朝鮮籍のコト 在日朝鮮籍の人は北朝鮮人?』記事

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12615335919.html

 

・Youtube動画 『外国人参政権』

 

https://www.youtube.com/watch?v=zHsMVVdppx8

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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