イスラエル国旗
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マスコミに載らない海外記事 『オマール女史のますますの健闘を祈る!』 2019年3月18日 (月)より
2019年3月8日
エリック・S・マーゴリス
EricMargolis.com
「あなたが批判できない人を言ってくれれば、私は誰があなたのご主人か言おう」。(ボルテールの言葉とされるもの)
イスラエルに関して、何であれ否定的に言うのは、長い間、アメリカ政治とメディアが避けたがる話題だった。イスラエルはわが国にとって、最も神聖にして侵すべからざる存在なのだ。イスラエルの行動に対する、いかなる異議も、激しい反ユダヤ主義という非難と、徹底的な殲滅の対象になる。
「彼らは率直な意見を述べることをあえてした」が、パレスチナ人虐待のかどでイスラエルを非難するか、あるいはイスラエルがアメリカでまったく余りにも多くの影響力を持っているのを示唆することをあえてした後、全て彼らのポジションを失ったアメリカ上院議員と下院議員によって書かれるという状態で、私は警告的な本を本箱に置いている。
ジャーナリストは非常に早くこの最初のおきてを学ぶ。自身の危険においてイスラエルを批判するか、あるいはさらに質問しろ。最近まで、我々ジャーナリストは「イスラエルロビー」があると書くことさえ許されなかった。それは広くワシントンで最強力の圧力団体と思われているが、最近まで、その名に言及することは厳禁だった。
今、若い民主党のスター、トゥルシー・ギャバード、カメイラ・ハリス、アレクサンドリア・オカシオ・コルテスやミネソタの活発な女性下院議員、イルハンオマールは突然タブーを破って、言われないことをあえてしたことを言った: あまりに多くの右翼のイスラエルの影響力がある、そしてパレスチナのために公正があるに違いない。
バーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレンが持っている大統領候補が彼女が反ユダヤ主義であるという通常の告訴に対するイルハン・オマールの防衛に来る。黒人団体とより小さいリベラルなユダヤ人団体を持っていろ。民主党は、それほどかつてユダヤ人の情報提供者から金銭的援助の半分を受けた、ひどくパレスチナ危機について意見が分かれている。その古株連は後退していて、異教のオマール嬢の燃えるような公然の非難を出すことを越えて、何をするべきか知らない。民主党分割はただそれがドナルド・トランプ大統領を引き降ろそうとしている時に来る。
多くの人々がイスラム教が今アメリカで3番目に大きな宗教で、まもなくユダヤ教徒の数を上回るかもしれないことに気付いていないように思われる。カナダでは、イスラム教はすでに2番目の宗教だ。
イルハンは反ユダヤ主義ではない。私は、邪悪な反ユダヤ主義に満ちていたニューヨークとニューイングランドで育った。私は、本物の反ユダヤ主義は見れば分かる。だがイスラエル支持派の膨大な金が、議会とマスコミを買収した非難する彼女は非常に正しい。
イスラエル擁護のカジノ大物シェルダン・アデルソンは共和党とその指導部に1億ドルを遥かに超える資金を与えた。この金は合法な賭博、中毒者と不幸な人を犠牲にする病気に由来している。
1700年代に、サミュエル・ジョンソン博士が、宝くじと賭博は「愚か者に課された税金」だと見事に定義した。それがアデルソンの何十億ドルと、アメリカ政治過程に対する影響力の源なのだ。彼は現在汚職の重罪に直面しているイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の主要な金づるでもある。
興味深いことに、イギリスも類似の政治的嵐に直面している。ジェレミー・コービン率いる左寄りの労働党は、パレスチナ人のための公正と彼らのための実行可能な国家を呼びかけた。イギリスの親イスラエル団体とマスコミは、彼らに反ユダヤ主義という濡れ衣を着せて、コービンと彼の同盟者に激しい反撃を開始した。これはまったくのたわごとだ。本物の反ユダヤ主義がイギリスにあることを見いだすためには、保守政党の奥まった所を調べる必要がある。私はその醜い顔を見ている。
パレスチナ人に対するイスラエルの残忍な弾圧は、ヨーロッパ中で、激しい反イスラエル感情をひき起こした。マスコミが圧倒的に親イスラエルで、キリスト再臨に、なぜか大イスラエルが必要だと信じるよう福音主義キリスト教徒がだまされているアメリカでは、それほどではないが。
だが若いアメリカ人、それ以上にヨーロッパ人は益々パレスチナ人のための公正の要求に耳を傾けるようになっている。亡くなった偉大な作家ユーリ・アブネリを含め、多くの左翼イスラエル人に「ファシスト」と烙印を押すイスラエル右翼と彼らは関わろうとしない。
先見の明ある勇敢なパット・ブキャナンは何年も前に言った。アメリカ議会は「イスラエル占領地」だ。彼の政治生命は台無しにされた。
私の母親の経歴もそうだった。彼女は1950年代初期に中東を報道する最初のアメリカ人女性ジャーナリストの一人だった。新国家イスラエルから追いだされた約百万人ものパレスチナ難民がいたという未知の事実を広範囲に報じた後、書いていた新聞から広告をやめるという広告主に、そして最終的に、顔に酸を投げるという脅迫で彼女は沈黙させられた。彼女の経歴は台無しにされた。
私はオマール女史や他の勇敢な女性に、全速前進と言いたい。機雷がなんだ。世界とあなたの国のために良いことをして欲しい。我々の共和国に対する多額の金による支配を破壊して欲しい。
記事原文のurl:https://ericmargolis.com/2019/03/more-power-to-you-miss-omar/
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-d745.html
大体美化されたものほど、映りが汚いもんだ。
世界のニュース、とりわけアメリカ政治の「複雑さ」については、文字通り頭が痛くなるほどのレベルである。
本ブログでは、その「1ミリ」でも伝えれるほど自信はありませんが、今米国社会が、『アイデンティティ・ポリティクス』という「差別のレッテル貼り」ゲームに犯され尽くしている現状にあります。
・深まる『分断』(ディビジョン)
‐2018年米中間選挙の解釈(ポール・クレイグ・ロバーツ氏)‐
‐2018年アメリカ中間選挙の結果(アイデンティティ・ポリティクスと戦争)‐
人々は、ありもしない『属性』を見出し、互いに反目させあい、アメリカが行う「反米国家」に対する内政干渉や人権侵害、それにまつわる戦争行動しかり、そうした「本質」を矮小な『アイデンティティ』によって抹消しようとする動きが、ずーっと続いています。
‐日本もアメリカの「二の舞」になりたいのか?(全米を震撼させた『ブレット・カバノー事件』)‐
昨年のカバノー氏に関する事件についても、そうした動きの「一例」に過ぎず、人々が狭い視野における「人権問題」ばかりに固執し、世界規模でおきている、解決しなければならない課題に関心を向かわせないようにさせられている。
シャーロッツビル事件についてもそうです。
実際アメリカ人の数多い声をサンプリングされた英語ブロガーMichikoさんの活動をもとに、トランプ氏が『アイデンティティ・ポリティクス』の絡みで、「白人至上主義者」として仕立て上げられ、一方的に貶された。
彼が、行き過ぎた両者について批判していたにも関わらず、そうした事実を報じたメディアはありましたか?
無かったでしょう。
つまりこれが「事の真相」なのです。
・「反トランプ」陣営の思惑
彼を差別主義者であると罵り、『ロシアゲート』でロシアの工作員だと思う人は、余程の情弱か確信犯しかいないでしょう。
拙ブログでは、たびたびそうした動きに対して掣肘を加えてきましたが、とにかく本当にややこしいし、難しい。
ただひとつ言えることは、トランプ氏を嫌う人間たちが、彼の行う政策を貫徹させないために、あらゆる方面から、必死に「邪魔をしている」のだ。
田中宇 2018年7月24日 『軍産の世界支配を壊すトランプ』記事より
http://tanakanews.com/180724trump.htm
そして、やはり「結論」はこちらに落ち着く。
トランプ氏がアメリカを「戦争国家」から脱出させ、おびただしい干渉政策や侵略行動から手を引かせ、米国との不条理な関係を結ばされている『同盟国(植民地)』の「独立」まで含め、その射程はものすごく遠大だ。
そのアメリカの「既存体制」のトップであるユダヤ人にしろ、もちろん過去のナチスによる虐殺や迫害は、凄惨なものだったし、今もこの先も心から同情し、絶対にあってはならないことだと願い続ける。
しかしながら、「そのような口実」でもって、先人たちの悲惨な歴史を半ば利用する形で、自分たちの利益のために、今度は「他者の不幸」の生き血を吸うのなら、彼らは「人類共通の敵」であると言わざる得ない。
こういうと、絶対に『反ユダヤ主義』だと攻撃する連中が現れる余地を残すが、実際、ユダヤ人はものすごい権力をお金を持っているし、そのためにどれだけの人々が潰されてきたかと振り返れば、決して無視することはできないだろう。
結局、「人間の本質」というか、どんなに迫害された歴史を持つ人たちにせよ、いざ「すべての力」を手にしたとき、昔イジメてた連中と同じような行動を取ってしまうんだろうなと、半ば反面教師的に見ている。
だから「覇権の多極化」は絶対に必要なのであり、それを貫徹しようとしているアメリカのトランプ大統領については、異国民ながら全力支持です。
・日本はどうすべきか
‐韓国メディアの朝鮮学校特集 その5(ウリハッキョを迫害する日本政府)‐
昨今の朝鮮学校を取り巻く裁判でも、訳も分からずテンプレのごとく「無償化反対」と叫び、在日コリアンの迫害を温存し、その先にどんなことが起きるかも予想できずに、そこで持ち出される「偽りの公正」だとか、現実問題、司法は所詮政治の「従僕」であり、行政任務の「保守点検係」に過ぎない。
ゆえに、常に強いものが勝つし、それはさらに強い者の意向によって、日本が今置かれている状況を、歴史的に復習すれば、なお一層見えて来るものがある。
大事なことは、もっとマクロな目線に立つこと。決して「惰性」に溺れてはいけない。
これらの問題は、常に過去と対話し、向き合い、それらを資料として「最も良い未来」を想像しながら、常に行動を修正していかなくてはならない。
マイノリティとマジョリティとの「線引き」をし、とりわけ「元日本人」である在日コリアンの問題は特別です。
彼ら彼女らを隅へ追いやろうとする体制派や買弁右翼にしろ、逆にそれを「利用する」、過激なリベラル勢力にしろ、これらの集団が罵りあい、貶し合い、意味不明なプロレスごっこをやり続ければ、日本はどんどん間違った方向に行くし、現在のアメリカのように「社会の分断」がますます加速し、より国は衰退していくでしょう。
<参考資料>
・マスコミに載らない海外記事 『オマール女史のますますの健闘を祈る!』
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-d745.html
・同 『トランプ再選運動を続ける民主党』
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/moon_of_alabama/index.html?optimized=0
・Cluttered taik blab blab blab 『全米を震撼させた「ブレット・カバノー事件」の真の意味』記事
https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12410270763.html
・田中宇 『軍産の世界支配を壊すトランプ』記事
http://tanakanews.com/180724trump.htm
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