前回の記事

 

‐画像で振り返る2019年朝米首脳会談(2回目) その1‐

 

 

 

2019年2月28日 『テレビ朝日』報道より

 

かっちんさんのブログより、詳細は上述で伺えます。

 

【3月2日の追記】

 

ついさっきのテレビ朝日『週刊ニュースリーダー』のニュースランキング(1位:米朝首脳会談)によると、会談が決裂(昼食会/共同声明なし)した理由は、アメリカのトランプ大統領の会見で「(北朝鮮)はこの地域における大部分の核兵器を廃棄する意思を見せ、それに伴う全面的な制裁解除を求めてきたが、我々はそれに応じることができなかった」としています。

 

その深夜に北朝鮮は「我々は一部制裁解除だけを求めただけで、核実験やそれに伴う長距離ロケット試験を半永久的に中止する用意があった」として、両者の相違が浮き彫りになった状況です。私個人としては、やっぱりトランプ氏の「アメリカ国内での状況」が影響したのだろうか。軍産複合体の利益に反する北朝鮮との合意に、米民主党やマスコミからの突き上げなど、いろいろと大変な状況なんだろうと思っています。

 

 

【関係記事】

 

‐画像で振り返る南北首脳会談 その1‐

 

‐画像と文章で振り返る朝米首脳会談 その1‐

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その1【ピョンヤンの秋】‐

 

‐2019年 画像で振り返る中朝首脳会談‐

 

‐第二回朝米首脳会談前夜 北朝鮮の『体制保証』と『非核化』について語る‐

 

‐金正恩委員長ベトナム入り 第2回朝米首脳会談直前報道(現地ドンダン駅の様子)‐

 

‐米朝首脳会談を知る前に是非読んでほしいブログ‐

 

 

【北東アジアの戦後史】

 

‐新シリーズ・朝鮮統一と日本を考える 最終章(日本自主化のプロセスと東アジアの平和樹立)‐

 

‐韓国に進出した日本の独占企業の話 最終回(日米独占資本の「相違」と平和国家の欺瞞)‐

 

‐シリーズ『日米同盟』の正体 最終回(米日韓の断ち切れぬ軛)‐

 

 

 

『2日目の会談に臨む米朝首脳』

 

時事通信映像センターより

 

https://www.youtube.com/watch?v=DO1uAJjIOi8

 

 

2019年2月28日 『東京新聞』記事より

 

 

米朝双方の主要な要求 (同)

 

 

米朝首脳 再会談始まる (同)

 

本当は中国やロシアのニュースサイトだとか、「西側世界以外の」の情報も紹介しなければ、報道の本質や進捗状況もつかめないのですが、自ら自身の能力不足に、ただただ恥じるばかりです。例えていうなら、綺麗な水が出る蛇口が出なくなり、どんどん下の水が濁っていく状況です。

 

とにかく「歪みのない情報」がほしい。

 

そして、今回合意に至らなかった以上、改めて物事の難しさを知りました。

 

 

 

2019年2月28日 『テレビ朝日』報道より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカをはじめ、日本、韓国と北東アジアの戦後史を見れば、地域や社会において様々な「分断」や、それに伴う「差別」など、ほんとうに悲しい出来事ばかりが積み重なってきました。

 

 

 

 

 

 

 

テロップ絶対「タメ口」じゃないと思うんだけど、北朝鮮が『とてつもない経済的可能性』を秘めているのは、前々から指摘されている事実です。

 

 

時事通信社 『朝鮮要覧』1973 現代朝鮮研究会 20頁~21頁

 

 

同 22頁~23頁

 

 

同 24頁~25頁

 

 

同 26頁~27頁

 

 

同 28頁

 

北朝鮮には10兆ドルの価値に相当する天然資源があるが、制裁のため、採掘したり輸出したりできず、東西両方に、その富を自分の懐に入れようと、平壌の機嫌を伺う有力な人々がいるのは確実だ。おそらく金の支持基盤は、これまでの(私の国ニュージーランドを含め)実に多くの国々同様、朝鮮民主主義人民共和国の主権放棄に同意し、圧力を和らげるため、一極の塊に加わるよう説得される可能性がある。

 

マスコミに載らない海外記事 『マドゥロが勝利し、北朝鮮が核を保持するのを私が願っている理由』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/cat39001174/index.html

 

 

つまり開発次第で、いくらでも化ける要素は至るところにあるので、トランプ氏の指摘する『経済大国への道』は現実的な見方でしょう。

 

しかし大事なことは、そういう「金」に踊らされて、国家主権をもぎ取られ、日本のように頭の先からつま先までアメリカの言うなりになる『植民地』となることは、絶対に避けねばならない。仮に一度でもそうなったら、欧米支配体制の「権威」に組み込まれ、マスコミ情報を統制され、人々の生活はそれ中心に牛耳られるのですから、余程の国際的パワーが働かない限り、半永久的に抜け出すのは厳しいでしょう。

 

主権経済、この二つを両立させるのが後の「正しい繁栄」へ繋がって来るのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【トランプ氏の行動に関する参考記事】

 

ロバーツが語る「ドナルド・トランプの真実」

 

日本では報道されない「このごろのドナルド・トランプ」

 

いずれも、英語ブロガーMichikoさんのブログより。

 

特に前者の記事は、現代のアメリカ政治や世界ニュースを理解する基礎となる翻訳内容となっている。本来、大統領選を勝ち抜いたトランプ氏の政策課題(アジェンダ)が、年間1000億ドルをこえる予算と、それに伴う軍産複合体にどれだけの「脅威」を与えたのか。結果「ロシアゲート」「貿易戦争」などの様々な事件に巻き込まれ、戦争推進の米民主党やマスコミに煽られ追い込まれ、トランプ氏は文字通り『死に体』となった。

 

そのことに、我々は目を背けずに向き合う必要があるが、やっぱり見ていると、右も左もそれに「気付いている人」は少ない。

 

口を開けば、「トランプは差別主義者だ」「メディア弾圧者だ」という、それこそ『本当の独裁体制』を布く、支配階級のオリガーキー(寡頭制)に属する人たちの言葉を「受け売り」したに過ぎず、まんまとその術中にはまっていると言える。

 

現代世界の情報インフラが、圧倒的に「欧米に有利」な状況である中、その逆境にめげない人が、今もっとも必要とされる。

 

仕事や日常の出来事などで忙しいのはわかりますが、「この事実」さえ分かってしまえば、その不文律に従って、特に英語が出来る方は、その能力を最大限に使っていただいて、欧米の情報以外に、中露系のサイトや、世界各地のフォーラムサイトを渉猟され、現地の人々とコンタクトを重ね、新たな認識を獲得されることを切に望んでいます。

 

そこらへんは、私はゴミクソで無能なので出来ません。

 

 

 

平壌市民、米朝会談に関心 北朝鮮メディアが正恩氏到着報道

 

KyodoNews

 

https://www.youtube.com/watch?v=RlfKT3kSlzY

 

次回は残りの画像紹介と、今回米朝間の合意に「至らなかった原因」について、友人と協力して韓国メディアの報道を翻訳してみようと思います。

 

 

<参考資料>

 

・かっちんブログ 「堅忍不抜」 『米朝首脳合意至らず ホワイトハウス発表』記事

 

・2019年2月28日 『東京新聞』記事

 

・同 『テレビ朝日』報道

 

・時事通信社 『朝鮮要覧』1973 現代朝鮮研究会

 

・マスコミに載らない海外記事 『マドゥロが勝利し、北朝鮮が核を保持するのを私が願っている理由』


http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/cat39001174/index.html

 

・Cluttered talk blab blab blab 『ロバーツが語る「ドナルド・トランプの真実」』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12408707395.html

 

・同 『日本では報道されない「このごろのドナルド・トランプ」』

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12409400425.html

 

・Youtube動画 時事通信映像センター 『2日目の会談に臨む米朝首脳』 

 

https://www.youtube.com/watch?v=DO1uAJjIOi8

 

・同 KyodoNews 『平壌市民、米朝会談に関心 北朝鮮メディアが正恩氏到着報道』

 

https://www.youtube.com/watch?v=RlfKT3kSlzY

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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