東京はやっと晴れてくれましたが、昼間はかなり風が強かったです。


うちのマンションの南の窓には台風かと思うくらいの風が入り 
開けていられませんでした。

 

昨日までは雨が入り込むので窓が開けられない 今日はせっかく風があるのに
強すぎて窓が開けれない・・・。


やっと風がやんで窓を開けると、今度は下の道路で電気の工事が始まり大音響、
また、窓を閉めました(笑)なんでやねん!

世の中 なかなか思うように進んでくれませんね(笑)

 

 

でも晴れてくれると気も晴れます。こんな時は本当に旅行にでも行きたいですが
それもなかなか許してもらえません


私のブログの表紙は以前にご紹介致しました伊豆半島にある大室山、
標高580mで火口の周囲はおよそ1km、20分もあれば1週できるかな?
くらいのお散歩道。


晴れていると駿河湾、相模湾 伊豆七島 富士山 箱根 天城連山まで見渡せる
大パノラマの絶景地です。

冬の大室山

秋の大室山

夏の大室山

おそらく5回くらいは行っております。

 


そう云えばここの処 本当に旅行に行ってませんね。
お休みがあれば伊豆高原へはよく行っていたのですが 近くて遠い場所になってしまいました。

伊豆高原の南に「河津」と云う駅がございます。河津七滝を要するここも絶景の温泉郷。
ここへも何回か足を運びました。


ところで、「河津」と聞くと歌舞伎通な方は何か思い出しませんか?

 

以前にも書いたと思いますが、『対面』『矢の根』『助六』などに登場する曽我兄弟。

そのお父さんの名前が河津三郎祐泰(かわづのさぶろうすけやす)

『寿曽我対面』では父の敵である工藤祐経(くどうすけつね)に、兄弟が父の顔によく似ている
と云う台詞がございます。

 

この河津三郎は伊豆のこのあたりの豪族でしたから名前が駅として残っているのです。

以前に河津八幡神社に行きました時のブログはこちら

 

 

もうひとつ、大相撲の決まり手に「河津がけ」と云うのがございます。

本来はカエルの「蛙がけ」なのだそうですが『曽我物語』によりますと
河津三郎祐泰と俣野景久(歌舞伎の石切に登場する赤っ面)が相撲を取り
「かわずがけ」で勝ったのでその後「河津」の名がついたとか・・・(笑)

 

この技の名前、今では相撲だけではなく柔道やプロレスにまで使われているとか・・・。

 

何にしてもこの曽我兄弟のお父さん河津三郎、工藤祐経に殺されたとは云え 
歌舞伎と大相撲 それに伊豆の駅にまでその名を残すとは
大偉業を成し遂げたのではありませんか?(笑)