仮題・中学殺人事件 辻真先著 創元推理文庫 2004年4月9日初版、2023年4月28日新装版初版

 

2月25日受取

3月6日返却

3月11日返却期限

 

約40年前昔の作品の新装版で、煽り的文言もそのままの様子

言い回しも古め。

 

バラバラに見えて、繋がっているようなお話だった。

 

 眉につばつけま章 P8~

第一話・仮題 P10~

 密室殺人なでぜ章 P63~

第二話・中学殺人事件 P85~

 真犯人はきみで章 P151~

第三話・辻真先 P187~

解説 桂真佐喜 P194~

 

 

 

「仮題」

舞台としては、東京の青山みたいだ。

 

少女マンガ家の山添みはるを東京駅で待ち構えてインタビューの予定が、石黒殺害容疑で連行される。その際に犯行を否定するが。。。

 

石黒の遺体は佐賀県内で発見、死亡推定時刻は午前11時~正午。

山添は、佐世保10時30分発京都行(到着は午後の10時18分)特急「かもめ」に乗っていたとアリバイ証言した。

千晶瑠美は、大阪のホテルに缶詰になっていっと言うが、佐賀市内で千晶を見たという証言が有り警察に事情を聞かれ、缶詰になっていたのはアシスタントだという。

 

昭和46年の「かもめ」は佐世保発の編成と、長崎発の編成も有り、小倉で併合する

山添のアリバイ証言のあったかもめの食堂車は、長崎発の編成にあった。

 

キリコと薩次で、山添の自宅に行き問い詰めると、最終的に山添は自供し、そのまま投身する。

 

当時の時刻表が掲載されているが、時刻表丸のままで文庫だと読めないですね。。

 

「中学校殺人事件」

身体検査の日、ガリ勉のイナテンの遺体が女子トイレから発見された。

トイレの個室は鍵がかかっていた。

 

受付の爺さん(ジョーカー)の証言で、尾島夫人が怪しいと睨んだキリコだったが、尾島夫人がジョーカーの過去を思い出し、それを警察に通告すると、ジョーカーが学校のお金を使い込んでいるのが判明。

柳正子の家に行って、出前持ちの少年や柳と会話して、出前持ちの少年が刺殺したのではと問いただすとあっさり白状したが、直後にトラックに跳ねられ死亡した。

 

<登場人物>

「仮題」「中学殺人事件」「辻真先」

牧薩次(まきさつじ) 中2男子。通称・ジャガイモ

可能キリコ(かのうきりこ) 美人 中2女子。読書欲旺盛。通称:スーパー(スーパーマン)

・克郎(かつろう) キリコの兄、三流新聞夕刊サン記者。レスラーのような体格・

 

日置浜子(ひおきはまこ) 勉強の虫で通称・イナテン

柳正子(やなぎまさこ) イナテンに次ぐ優等生、柳寿司の娘。

尾島守(おじままもる) カンニングをしたのをイナテンに密告された

 

岩渕徳子(いわぶちとくこ) 国語教師で、通称・コクゴ・ア・ズルズー(略してズルズー)

大和田英樹(おおわだえいき) 中学校の受付事務員の男性、トランプ占いが好きでトランプのジョーカーに似ている。推理小説ファン。小出淡をアナグラムで変えた偽名。

小出淡(こいであわい) ジョーカー20年前の名前。あくどい金貸しをしていて、尾島家が被害にあった。

尾島夫人 同級生の尾島のママ。木造アパートの管理人。目が悪いがメガネを買っていない

伊之瀬 柳寿司の出前担当、

 

 

山添みはる(やまぞえみはる) 少女マンガ家、25前後、石黒殺害容疑で連行

千晶瑠美(ちあきるみ) 少女マンガ家

石黒竜樹(いしぐろたつき) 雑誌マンガ原作者、佐賀市内で刺殺された

 

山辺 克郎の後輩記者 

有馬 スナック「アリババア」を経営する老婆。

 

「密室殺人なでぜ章」「真犯人はきみで章」

加賀美清子(かがみきよこ) うねび号航空機事故(旅客機とF86の接触)の遺児

桂真佐喜(かつらまさき) うねび号航空機事故の生存者の一人、両足の機能を失う。

金山(かなやま) 青春社の編集者

米倉(よねくら) 清子と祖母が旅行中に介抱した紳士

 

林一曹 防衛隊の元パイロット(うねび号と接触したF86のパイロット)。防衛隊をやめてセスナ機の佐世保の小さな航空会社へ転職、専用のマンションも用意されたが、8月20日にそのマンションの自室から突き落とされた。

ギフトライフ 吉川真人著 新潮社 2023年2月25日 中央図書館

 

 

2月21日 予約かごから予約

2月25日 受取可能

4月1日返却期限→返却

 

読了はしたものの、結局よくわからないストーリー。

 

 

ぼく イスラエル製の銃付ドローンの配達・回収人。回収に行った先で、ドローンの銃がなくなっているのを知る。1年前にも同じことが会って、紛失したと届け出たことを先方の職員に言うと、今回もそうしてくれとたのまれ、闇取引代として大量のポイントをいただく。

 

回収先は実家のある福岡なので、実家に行く(際しは翌日合流だったが子供が熱出したので帰省はとりやめに)

 

よる、幼馴染を訪ねようとしたが皆都合がつかず、そのまま歩くと居住区の端の居酒屋に。

居酒屋では、他の客の青年が非合法な薬を飲んでいるのを目撃し、店の裏メニューなのかと店員を読んで聞いてみたが埒が明かなく、客が勝手に持ち込んでいるのに気付く。

 

青年が接触してきて、更に場所を移してコミュニティ広場へ。その後、ある計画を準備していると聞き、青年と別れて帰宅してから、その計画について反芻していると、大量殺人を企てていると知り、それを阻止しようと特区へ行くが、時既に遅しで、警備員を射殺したあとだった。

 

車に乗せてくれたと頼まれて、移動して青年と別れたあとに気の緩みから、位置情報のアップデートに承諾してしまい、警察に捕まるものの、一通り説明すると事件に巻き込まれただけというストーリーとすると言われ釈放されて、東京行きのリニアに乗り込んで物語は終わる

 

 

 

 

 

リバース 湊かなえ著 講談社 2015年5月19日第1刷発行

 

高校の卒業旅行へ免許取り立ての友人が運転して、スキーに行くというので全力で止めたいとねがう親御さんのポストのツリーで紹介されていたので、検索してみると、中央生涯学習センター図書室にも単行本があるようなので見てみたけど見つからないので、予約。

 

2月20日夜 予約

2月25日受取可能

3月4日受取して一気に読了。

 

 

表紙と裏表紙とも、白地に黒い水玉模様で、ちょっと気持ち悪いね。

 

「深瀬和久は人殺しだ」の一言が記入された紙が、交際4ヶ月の美穂子の勤務先のグリムパン宛に郵送されたことから、深瀬は3年前の夏のことを話す。

 

 

 

明教大学経済学部経済学科山本ゼミ

 

斑丘高原

 長野県と新潟県の境に位置するスキー場。村井の叔父が別荘を持っているという。

 3年前の夏にゼミ生みんなで行こうと村井(親戚の会社に入り、数年後父の秘書で政治家を目指す予定)が提案した。大手商社・九条物産に内定がでていた谷原がのって、深瀬も誘われた。

 8月の第一週火曜日~木曜日の二泊3日。

 村井が愛車のRAV4を出して、免許を持っていない谷原と深瀬以外(浅見と広沢)が交代で運転するという。

 

集合場所は谷原のアパート。村井は昨夜事故にあったという(交際相手とドライブデート中に追突された)。車は村井の母親のヴィッツが用意されて、(広沢は春に免許をとったばかりなので)浅見の運転で出発した。

 

昼食は蕎麦屋に向かったが、広沢はカツカレーが食いたいと別な店に

 

別荘についてから、それぞれのペースで、谷原が3本、浅見が2本缶ビールを空けていた。

夕食時に、冷えた缶ビールがそれぞれの前に置かれた時、深瀬と広沢は飲めないと言うと、谷原の機嫌が悪くなった。深瀬は、ビールでアレルギーを発症したと白状。場の空気が悪くなったので広沢はビールを飲んだ。酔うと寝てしまうから避けていたという。

 

だいぶ盛り上がったところで、村井から別荘最寄り駅についたので迎えに来てほしいと電話連絡。最寄り駅は無人でタクシーはないし、タクシーのいる一駅戻るにも一時間待ちだという。

浅見は運転を拒否し、広沢が行くことになった。

1時間立っても来ないと村井から電話があり、広沢の携帯に電話するものの電源は入ってないとの案内。

 

ようやく浅見から連絡があり、坂の途中でガードレールを突き破った先で何かが燃えていると警察に通報したという。日が昇ってから、炎上した車の遺体が広沢由樹と判明された、

 

美穂子に話した日から、9日間、クローバー・コーヒーに行くのを辞めた

美穂子は淡々と非難した。

 

楢崎高校の木田から原稿用紙の注文を受けて届けると、浅見も同様の手紙を受け取ったという、浅見の場合は独身教職員用アパートの駐車場の浅見の車のフロントガラスに10枚ほど貼られていたという。同じアパートに住む木田が出勤時にその様子を目撃したという。

 

村井から連絡があり、個室のある居酒屋で会うと、来月に県議会議員選挙を控えた父親の選挙事務所の窓に1枚貼られていたという。

 

数日後にも村井から誘われた、店に行くと浅見もいて、谷原が線路に突き落とされたというが命に別状はなしとのことだった。

 

谷原は会社の総務宛に郵送されてた、その2日後に浅見の車に貼られていた。

 

金曜日 深瀬と村井が会う

日曜日 谷原がホームから突き落とされる

水曜日 谷原が浅見に突き落とされたと電話連絡し、浅見が谷原の家を訪問し、村井に連行し、3人で会う。谷原は会社を休んでいるという。

 

深瀬は広沢の故郷に行き、改めて広沢のことを調べ、卒業アルバムを借りると、意外な人物の写真があり、それは広沢の交際相手だという。

 

広沢は交際相手にゼミ仲間のことを話していたという。

村井の父が主催する音楽会にボランティアスタッフとして入り、谷原の属する草野球チームの見学に訪れ、深瀬の行きつけのコーヒーショップへ通い、個別に親しくなっていった。

 

 

神奈川県立楢崎(ならさき)高等学校 

 ニシダ事務機の営業エリアで、浅見が勤務する

 

クローバー・コーヒー

 深瀬のワンルームのアパート近くのコーヒー豆店。3年前(深瀬の新生活と同タイミング)に脱サラしてオープンしたという。

 

深瀬和久(ふかせかずひさ) ニシダ事務機株式会社3年目の営業マン。コーヒーを淹れるのがうまいく、大学の同期やニシダ事務機社内でも評判。

浅見康介(あさみこうすけ) 楢崎高校の社会科教師、父も教師で、大学一年のときに死去したが、多くの弔問客(教え子)が来たという。

村井隆明(むらいたかあき) 父は県議会議員。

谷原康生(たにはらやすお) 大手商社・九条物産に内定。父は中堅の家電メーカー勤務で、小学校時代海外駐在もしたという。草野球チームに属する(広沢が助っ人に入ったことも)。

広沢由樹(ひろさわよしき) 親戚が養蜂をしていて、蜂蜜をおすそ分けされた。身長185cm。実家は愛媛県の海沿いの街。蕎麦アレルギーがあった。親友だと思っていた。

 

 

木田瑞希(きだみずき) 楢崎高校の国語教師、今年赴任の女性教師。実は広沢とは同じ高校を出ていた。

小山(こやま) ニシダ事務機 部長

 

越智美穂子(おちみほこ) 4ヶ月前にクローバー・コーヒーで知り合った。グリムパンで勤務。

 

クローバーのマスター 都市銀行勤務だったという。豆の買付で外国に行くことも

 

池谷博之(いけたにひろゆき) 谷原の草野球チームメンバー。

 

松永陽一(まつながよういち) 広沢の幼馴染で少年野球チーム仲間だが中学でサッカーをして、高校は別なところに進学。

 

上田麻友(うえだまゆ) 広沢とは小学校から高校まで一緒だったが同じクラスになったのは、中3のときのみという。

吉梅あおい(よしうめあおい) 高1の時広沢と同じクラス。

 

岡本翔真(おかもとしょうま) 高校時代のバレー部のキャプテン。古川の存在を口にする。

 

古川大志(ふるかわたいし) 岡本と中学が一緒だった、谷原の連絡先を広沢の母に聞いた。広沢が関東の大学を受けると聞き、別な大学に合格し、広沢とは同じアパートにした。大学3年制まではよくあっていたが、自分の存在がおまけのような気がして、広沢を開放しようと、おまえは偽善者だと言って、絶交した

異世界歯医者はいそがしい(文庫) 森りん著 集英社文庫 2024年10月22日第1刷 東図書館

 

11月7日予約 

2月14日未明 受取可能→受取

2月28日返却期限

 

 

 

こみ歯科医院のロッカーとクレスト王国がドッキング

ゼルテニアのクレスト王国は時間の経過が30倍と早く、クレスト王国2日=日本で1時間、クレスト王国の半年=日本で1週間となる

魔法の基本は「移動」で、「ない」物を作り出すことはできない

 

クレスト王国図書館には平成時代に発行の『よくわかるイネ栽培』『イネの作りの基本とコツ』『砂糖の精製技術』国語辞典などが収録されいる。

 

キーゼル教 クレスト王国の宗教の一つで信者が多い。学校みたいなのはないので、宗教を通じて虫歯予防を伝える。

 

5年経過し、マヨの発案で初期の虫歯治療(歯を削る)を魔法で行えるようになった。リン酸亜鉛セメントや水酸化カルシウムも開発している

 

さらに3年後

王立歯科診療所建立、

魔術士がラムリンの葉を使用して虫歯を取り除き、水酸化カルシウムとリン酸亜鉛セメントで覆髄(ふくずい)して寒天で型取りして、金属の詰め物や被せものをつける

 

ゼルテニアで10年後(日本では約4ヶ月)

ガルデア帝国がクレスト王国に侵攻し、併合されてしまった。テオが内通していたという。

ガルデア帝国にクレスト国の砂糖が蔓延し、民は虫歯に侵されると、マヨらがそれは皇帝の呪いだと言いふらし、ガルストが皇帝を追い落として、新皇帝になり、クレスト国を再独立させた。

 

~~~用語~~~

ゼルテニア大陸

(広さはオーストラリアより若干小さい)

ゼルテニアが魔物を駆逐して、大陸と一つになったという

主食 南は米、北は小麦。

 

聖獣 

 聖獣の抜け毛がラムリンの葉になる。

 聖獣の央が病気になり苦しむと大地が揺れる

 

扉の鍵

 身に着けていれば通訳装置の機能がある。

 鍵を日本に置いた状態で、移動すればゼルテニアの人となる(帰れない)

 

 

クレスト王国 首都はクレス。大きさは北海道。気候は亜熱帯。政治は君主制

 

ガルデア帝国 山脈を挟んで北東に位置する隣国。軍国

ノンタナ共和国 海を挟んだ隣国で首都はタータン。三木がロッカーからでた場所

 

~~~登場人物~~~

マヨ クレスト王国王子→国王マヨ三世 10歳→15歳→18歳

ジョゼ クレスト王国国王 長雨で橋の様子を見に行った先で事故死 享年37

 

ヨルン 魔術師でマヨの世話係 30ぐらい

・ヨエ 娘 7~8歳→14歳

 

マヨ一世 300年前にクレスト半島のクレスを拠点に半島勢力を統一してクレスト王国の基礎を築く。

キコ 80年前のクレスト国中興の王で。聖女ササキや聖人ユウキの手助けを受け、ガルデア帝国から独立。

 

ジル ヨルンの部下

チアゴ 国王の部屋の警備担当兵士

デシオ 国王の教師

 

テオ マヨの叔父(ジョゼの弟)で宰相

・アーリン 妻

 

ガルスト ガルデア帝国皇帝の息子だが皇太子とは異母兄弟。、葵が最初に会った人。アズマチアキを曾祖母にもち、世界のつながりに詳しい。

 

わさび 聖獣 見た目は犬だが、口の中は人同じだった。

聖獣ゼルテニア 聖獣の王。テオが砂糖で捕まえて支配下においていた。根管治療が必要な虫歯ができていた。ゼルテニアを興した聖女ゼルテニアの祝福を受けた存在。

 

魔人チアキ 東千晶で、虫歯治療を試みたがうまく行かず逆に虫歯の呪いを広めた魔人と誤解され、ガルデア帝国へ逃亡し結婚。ガルストが幼い頃に死去した。

聖女ササキ 100年前、クレスト王国に米を伝え、稲作の成功を見届けて戻った

聖人ユウキ 80年前、クレスト王国にサトウキビや砂糖を伝えたあと姿を消した

聖者ミキ  ノンタナ共和国に降り立った三木彰。

 

永田葵(ながたあおい) 主人公。失恋したのでUターン。 

章夫 元恋人 交際4年で一方的に振られる。大学病院時代の先輩

市ノ瀬真穂 中学時代からの友人、

・涼(りょう) 一人息子で幼稚園児

 

三木彰(みきあきら) 中学の同級生、電器屋を営む。一時東京で家電量販店に務める

 

古見雄太(こみゆうた) 葵の姉の夫、大叔父が歯科開業医「こみ歯科医院」だった。

・碧(みどり) 葵の姉、歯科衛生士

 

東千晶(あずまちあき) こみ歯科医院の雇われ院長だったが2年前に失踪

 

今宵も猫は交信中 水庭れん著 講談社 2024年8月6日 第1刷発行 中央図書館

 

1月24日受取

2月6日返却

2月7日返却期限 所蔵1冊、予約総数4

 

 

ふみふみスタンプ P7~  

がりがりリムーバー P85~

すりすりクリソベリル P157~

ごろごろスヌーズ P219~

 

 

猫の4姉妹。多頭飼育の家で生まれて、保護猫となって、別々の家に引き取られた。

折川家を中心として、東側に蒔田家、北側に藪内家、南側に長谷部工房が位置し、距離は3km程度で全部回っても10km。

 

『ふみふみスタンプ』

蒔田夫妻、めい子が引き取られた当初は中の良かった蒔田夫妻だったが、夫妻のそれぞれが離婚届を用意していたことが判明

 

めい子 4女

蒔田季穂(まきたきほ)

・等志(ひとし)

・芽衣子(めいこ) 妊娠中に流れた子。

 

『がりがりリムーバー』

飼い主のうららは、男性と交際しているが長続きせず、ようやく落ち着いてきたかという時に長崎へ帰省することになり、同僚の古城がシュトレンの世話を買ってでた。

 

シュトレン 三女 かわいらしさを研究中。お菓子のシュトレンに似た模様。4姉妹の中では最後に引き取られた

藪内うらら(やぶうちうらら) 飼い主。派遣でビルの受付嬢

柳太(りゅうた) 交際相手

古城冴(こじょうさえ) うららの同僚 猫好きだけど猫アレルギー

 

『すりすりクリソベリル』

貴石(きせき) 次女 宝石加工店「長谷部工房」で暮らし、店番。

清時(きよとき) 長谷部工房店主 この道60年、ろうあ者

弥生(やよ) 妻。きせきが来て1年位で急逝。きせきの名付け親

翡翠(ひすい) 娘。

佐々岡勲(ささおかいさお) 隣町で、長谷部工房の同業者で囲碁仲間

神定(かみさだ) 宝石商

 

レオ ラグドールのオスで、動物病院で、きさきに話しかけた

 

『ごろごろスヌーズ』

真央は、ナルコレプシーで、眠りながらよく行く場所が、二丁目の公園、大通りの書店、駅前のたこ焼き店、裏の神社

 

宵(よい) 長女 裕福な家。まんまる顔に折れた耳、黒い背中に白いお腹。フォアグラ風味ご飯が好物。

折川真白(おりかわましろ) 24歳。大卒で折川交通に入社しタクシードライバー。自宅七騎の離れで暮らす。

直央(なお) 弟 24歳、大学生

折川哲臣(おりかわてつおみ) 父、タクシー会社「折川交通」の2代目社長

・しづか 妻、 後妻、

・美織乃(みおりの) 先妻で直央の実母。20年前に12月に末期がん判明して年明け早々に死去

佐藤 家政婦

鈴木 家政婦

一誠(いっせい) 公園の警備員。真白の実父

 

ミモザ隊

 霊園に集う猫たち

ギンナン ベージュ色の年上のオス猫

ポニー

クライド 

ななし カリスマ猫、美しい毛並み。4姉妹と同じ家にいた幼馴染でもあるが、保護される直前に単身で家を出た、

 

ぼくは化け物きみは怪物 白井智之著 光文社2024年8月30日初版1刷発行 姿川地区市民センター

 

12月27日受取

1月27日返却 所蔵5冊、貸出中4

1月28日返却期限

 

 

最初の事件   P5~P67     ジャーロ92(2024年1月)号

大きな手の悪魔 P69~P124    Jミステリー2023SPRING(2023年4月)光文社文庫

奈々子の中で死んだ男 P125~P195  ジャーロ80(2022年1月)号

モーテリアンの手首 P197~P257  ジャーロ85(2022年11月)号

天使と怪物  P259~P399  書き下ろし

 

 

話が飛び飛びでわかりにくく、コアなファン向けなのかな。

「最初の事件」とあるから、続くのかと思ったら読書メーターみてみると短編集みたいだし。結局『最初の事件』と読書メーターで評判が良かった『奈々子の中で死んだ男』のみ読了。

 

 

『最初の事件』

小手崎小学校5年3組の児童が次々に襲われる事件が発生。クラス全員何故か頭が冴えてきたが、名探偵は1人だけでいいとしたい児童が暴走してクラスメイトを次々と。。。とするきっかけの事件。クラスメイトは全部あだ名。教師もチョップしたり、昭和時代の間柄か。

 

2月10日にコハダの遠足代が封筒から消えた事件、2月24日、ショーンが前日に公園で襲われたという。

 

 

リョータ 探偵願望のある少年

コハダ 同じマンションのクラスメイト。親はパチンコ好き

ケチャップ

ケンイチ

ヤス 5千円入り財布をもってきて注意される。不良とつるみ、イヤホンを使用

ショーン 転校生、親はゼネコン勤務

ラブカ

マリ子

チャオ

ケーシー

 

多良山太一 理科教師

久保蕗子(くぼふきこ) 算数教師

 

 

『奈々子の中で死んだ男』

昭和初期の遊郭でのお話。奈々子が3階から落ちて仮死状態に、はした金で女がほしいと要望した男がいたので、仮死状態の奈々子に案内。コトの最中に奈々子が目を覚まして、男がびっくり仰天で、腹上死になったとおもわれたが。

男の方も、ハメられて、若い女性をいたぶるつもりが、自分の属するグループのオヤジに暴行を加えて、犯そうとして股間を弄ったら、イチモツがついていて、オヤジと判明したがすでに事切れていたためヤケクソ状態だった。

 

 

 

7.5グラムの奇跡 砥上裕將著 講談社文庫 2024年12月13日第1刷発行 東図書館

 

1月13日受取 所蔵1冊、予約総数2

1月27日返却

1月28日返却期限

 

線は僕を描くの作者による作品。

視能訓練士視点での物語。

 

母校(高校)に視能訓練士になるための大学の推薦枠があったのでそこへ進学を希望すものの、不器用なため担任や両親からは反対される。誰かの瞳を見るのが好きだからと反対を押し切り、進学した。

 

 

野宮恭一(のみやきょういち) 視能訓練士 南川福祉大学視機能科卒業し北見眼科医院に就職。通勤は折りたたみ自転車。

広瀬真織(ひろせまおり) 視能訓練士の先輩 30前後

 

郷田剣(ごうだけん) 男性看護師、趣味はアウトドアで、車は年季の入ったジムニー。

丘本真衣(おかもとまい) 受付担当の女性看護師。車はハスラー、カメラが趣味

萱野(かやの) 看護師長

北見治五郎(きたみじごろう) 北見眼科医院院長 オフはチノパンにラガーシャツを着用

 

 

患者・患児

祐也(ゆうや) 5歳。野宮が大人と同じ用に視力検査して困らせた

倉田(くらた) 年配女性、加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)

杉村翔太(すぎむらしょうた) 逆さまつげの診断の出た患児

 

第一話

八木とも子 6歳。視力低下を訴えるが、検査結果は異常なし。母は事務職の仕事で母のメガネに憧れて心因性視覚障害の診断

 

第二話

玉置遥香(たまきはるか) 丘本の親友、(彼氏に振られたことで)裸眼でいるのが嫌になりがトラウマで(丘本の助言でカラコンを着用するようになったが)カラコンを常時使用し角膜が傷つき失明寸前

 

第三話

門村(かどむら) 30代前半。緑内障だが適切に目薬を使用せず症状が悪化し、中心性漿液性脈絡網膜症(しょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)を発症し、左目が殆ど見えない事態に。営業の仕事をやめてカフェスタッフに

三井 緑内障、医院の近くで喫茶店ブルーバードを営む初老。元ラッパ吹き。妻と店を始めたが死別した。

 

第四話

谷口(たにぐち) 若い女性。ドライアイ 

持木光彦(もちぎみつひこ) 北見眼科医院の裏手にある薬局。夫婦で営んでいる。

・弘美(ひろみ) 妻

・正彦(まさひこ) 父で先代店主。80過ぎ。認知症と緑内障

・葉子(ようこ) 母。80過ぎ

35年目のラブレター 小倉孝保著 講談社文庫 2024年12月13日第1刷発行 中央図書館

 

1月10日受取 所蔵2冊(中央と東)、予約総数5(1/16時点)

1月24日返却期限→返却

 

「本を綴る」を鑑賞にいった映画館で、この小説を元にした同名の映画の予告編を何度か見て気になったので、読んでみた。映画も鑑賞予定。

 

読み書きができなく苦労した人生を送ってきた男性・西畑保、定年後の64歳で奈良市立春日中学校夜間学級に入学。始業時間の1時間前には教室に行き、「あいうえお」をノートに書き続けた。一年ほどで自分の名前が感じで書けるようになった。7年後、クリスマスを機に妻へのラブレターの手書きに挑む。その後もクリスマスに合わせて渡して、4通目とともに天国へ旅立った(4通目は棺に入れられた)。夜間中学校には当時の規定の最大年数の20年間通い続けた。

 

和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡熊野川(くまのがわちょう)町相須(あいす)集落(現在の新宮市熊野川町)で1936年(昭和11年)1月5日に生まれた

1942年(昭和17年)4月に熊野川町立宮相小学校(現・新宮市立熊野川小学校)に入校

前年に尋常小学校は国民学校になっていた。

炭焼小屋から学校までは12kmで徒歩3時間だった。。朝5時に出て眞知子と山道を歩

 

小学校入学前から、みなと兄ちゃんと雁皮(がんぴ)の皮を剥いで。それを売って少しばかりお金が溜まった。100円ほどになった(現在の価値では6万円ほどに)が、話したら全額没収されると思い、父には黙っていた。

 

1943年(昭和18年)4月、2年生になった。山本五十六の死発表からしばらくたある日、いつも身につけていた現金を学校で落としてしまい、名乗り出ても教師やクラスメイトから泥棒扱いされたので、お金は諦めたが、泥棒扱いは3日後も(数日休んでからの)10日後も変わらず、学校に行くのを辞めた。半年後に村で担任を見かけたが知らないふりをされた。

小学校には、1年の春から秋までと、2年の数ヶ月だけで、雨の日は休んでいたので正味100日程度。


 

 

8歳になったころ。炭焼小屋から相須の集落に引っ越した。

学校は相須の隣の宮井にあったので、徒歩10分程度になったが。不登校継続した。父は集落から山に入って炭を焼いた。

 

1944年(昭和19年)秋。11月2日、母が死去。病で寝込んだと思ったらそのまま息を引き取った。結核だったらしい。

 

母の死から二年後、突然母さんの田舎(三重県紀和町(現・熊野市))に行くぞと言われ、洗濯したばかりの服を着せられ、おにぎりをもたせてくれた。ついた先の家ではとてもいい待遇をしてもらえたが、父が帰り支度を始めたので、自分も帰ると言い出すと、父は明日また来るからと、置いていこうとしたが、それでも必死になって父について帰った。1ヶ月後に近所の女性から、実は父とは血の繋がりがなく、母の田舎へ養子縁組の話が出ていたと聞かされた。

 

12歳になった。宮井村にはパン店が有り、時々手伝っていたところ、ある日本店で働かないかと誘われた。本店は三重県熊野にありアルバイトを求めているという。

 

 

1965~1966年は泉佐野の複数の店で勤務。

読み書きができないので、料理人や店員からバカにされ、数週間で辞めた店もあった。

 

1966年(昭和41年)に30歳になり、近鉄奈良駅前の商店街にある「寿司常(すしつね)」に就職。1970年(昭和45年)の万博会場では知人から頼まれ、巻き寿司づくりのアルバイトをした、

その頃、育ての父、西畑秀光が64歳で死去したという。姉の真知子家族と同居していたが、認知症もでたので、弟の要が引き取り、会社の寮で面倒を見ていたという。

 

1971年、35歳になった。寿司常での勤務も5年になる。兵庫の親類から縁談を進められ、親類の家で皎子とその姉の美保子と対面した。

何度かデートを重ねて(体裁を保つため毎回新聞をもち歩いた)、親類を通して結婚の意を伝え、1971年の7月18日に西宮市で式を上げた。新婚旅行は伊勢で、サインが必要なときはトイレに行って皎子に書かせた。御所市のアパートで新婚生活。住民票取得時は手に包帯巻いて、怪我したことにして、窓口の人に代筆してもらった。ある日、回覧板に署名を求められて、ついに読み書きができないのを妻(離縁さっれるのを覚悟で)に白状した。

 

妻が妊娠し、御所のアパートから、寿司常の寮へ、さらに新築の県営団地に当選した

妊娠中に子宮筋腫が見つかり、治療のために大阪の公立病院へ入院。出産もその病院でを希望下が断られしょげていると掃除の人から、袖の下を渡すと良いと言われたので、看護師に1万円渡して、病院で出産許可に。出産は帝王切開で無事に終わった。

出生届のときも、手に包帯巻いて、窓口の人に代筆してもらった。

2年後の1974年(昭和49年)の次女の出生届も同様に代筆してもらった。

1979年4月に、長女が奈良市立辰市幼稚園(現・辰市こども園)を卒園し、奈良市立辰市小学校に入学。その3ヶ月後に自動車の運転免許を取得

 

1995年1月17日の阪神淡路大震災で、西宮市の親類は無事だった。翌1996年に還暦を迎え、寿司常は60歳定年のところ、継続雇用になった。妻は一時期スーパーの惣菜売り場でアルバイトしていた。1998年次女が結婚。2000年に64歳になり春に寿司常を退職。その前に勤務後に見かけるご婦人たちがいつも楽しそうに談笑しているのを目撃していて、ある日聞いてみると夜間中学帰りという。3月の終わりに学校に行き、入学の意思を伝え手続きしてもらった。その日の夕食後に、妻と長女に夜間中学入学を伝えると最初は長女に反対されたが、手続きしていたというと妻は泣いて喜んだ。妻や娘、親類から祝い金をもらい、文房具購入費に当てた、妻からは鉛筆1ダースをプレゼントされた。

 

夜間中学校の入学時点で、1年生が1クラス。二年生と三年生が二クラス、障害者クラスが有り。生徒数は153人。在籍期間に制限はなかった。教科書はなく教員が生徒の学習レベルに合わせてプリントを作り、個別に必要なことを学習する。

 

休み時間は、中国語やタガログ語。ポルトガル語も飛び交う。

高齢の在日コリアンの女性は9人生んだという。保同様に、回覧板が読めずに回していたと白状した人もいて、その時に自身も署名できず妻に白状したエピソード披露。90台女性は家に招かれると、若いときの夫と子供の遺影があり、夫が会社からダイナマイトを盗み出し12歳の息子とダイナマイトで魚を取ろうとして、暴発してふたりとも吹き飛ばされ死亡したという。定時制高校に進学を目指していたが、在校中に死去した。

 

 

登場人物

西畑秀光(にしばたひでみつ) 父 炭焼き職人

・よしの 母

・真知子(まちこ) 姉、父の連れ子、「ぼく」より3歳上

・要(かなめ) 弟

・道子(みちこ) 妹

・すみ子 妹

 

西畑保(にしばたたもつ) 「ぼく」

・皎子(きょうこ) 妻

・長女

・次女

 

みなと 近くの集落の5つ年上の男の子。周囲の大人は「泥棒一家」とよんでいた。最後にあった時に、家族で泥棒をしており、自分は見張り役だったと吐露し、翌日水死体で発見された。

 

泉佐野時代

少女 視覚障害の両親と3人ぐらしで、いつも巻きずし3本買っていた。

中村 紳士服店経営していたが、突然死した

中本 タオル製造業だったが潰れた

 

春日夜間中学

松田秀代(まつだひでよ) 担当教師

教室が、ひとりになるまで 朝倉秋成著 角川書店 2019年3月1日初版 中央生涯学習センター図書室

 

 

6人の嘘つきな大学生の著者のデビュー本なので、予約して借りてみた

12月22日受取

1月17日返却期限 所蔵1冊、予約総数1

 

単行本書き下ろし

後味の悪いクライマックスだ。

 

 

一章 告白 P8~

1ヶ月に3人が自殺したと校長が全校集会で話す、美月が不登校なので、担任にプリントを届けるように言われ、白瀬家の呼び鈴を押す(幼馴染だが、中学から会話はなくなっていた)。自殺した3人は、あいつに殺されたという。

 

私立北楓(きたかえで)高校

創立者は岸谷亮兼(きしたにりょうけん)

男子生徒は赤か緑色のネクタイ着用し

女子生徒は赤か緑色のリボンを着用する

 

2年AB組合同レクリエーション、2年に進級時からA組とB組で定期的にレクリエーションしており、2週間前の6月14日(金曜日)には校庭で総勢70人で仮装パーティーをしていた。

帰宅部となった村嶋が言い出し、小早川がB組をまとめて、高井がアイディアマンであった。

仮装パーティーの1週間前(6月6日木曜日)にA組の村嶋竜也が4階の視聴覚室から飛び降りアスファルトの地面に叩きつけられ即死。さらに二週間前の5月末(28日夕方)にB組の小早川燈花が新棟4階の女子トイレで命をたっていて翌日(29日水曜日)朝に山霧が発見した(発見時、すでに腐敗腐臭しており、愛用のリボンで判別できたという)。直後に仮装パーティーは不謹慎であるという声もあったが、二人が中心で企画していたとこもあり弔い的に開催された。

その時、美月が死神のコスプレした子に「殺して欲しい人いる?」と聞かれたという。村嶋と小早川を特殊能力を使って自殺に見せかけて殺して、次に高井を殺すという。その次が、山霧か美月にするという。土日をはさみ月曜日(全校集会の”今日”から数えると10日前、6月17日月曜日)になると、高井が空き教室から飛び降り(向かいのおんがくしつでクラブ活動中の吹奏楽部の生徒多数が目撃)自殺し、死神の言っているのは本当だと、認識し学校にいけなくなったという。

3人は遺書を残しており、警察の捜査でも自殺と結論付けられていた。

小早川と村嶋と高井の遺書は共通で「ー私は、教室で大きな音を出しすぎました、調律される必要があります。さよならー」。

 

 

垣内は卒業生から万年筆で書かれた手紙を弟を通じて受取る

北楓高校には、伝統的に常に4人の「受取人」が存在している

 

32代目がこの世を去ったので、無作為に選出し33代目の受取人に指名されたという

付与されたのは【嘘を見破る能力】。学校敷地内で自身に強い痛みを与えた直後の他人の発言についてのみ発動するという、ただし同一人物に対して発動は3回までという。

 

・「受取人」は卒業時に在校生か新入生のなかから自ら選出する必要がある

・選出しない場合は、ランダムで新入生が選出される

・「受取人」が死亡した場合は、先代が在校生から再度選出する。

・他人に能力を知られると能力は失効し、3年後の新入生からランダムで選出されるという。

 

翌日、合同レク会議が開かれるか否かわかりかねたところ、たまたま辞書が足に落ちて強い痛みを受けた直後に山霧の「[1人でもかけたら本当に困るんだから]、みんな自覚を持ってよ」の前半部分が揺れを感じ、ついで園川に特定の語句を読み上げてもらい、手紙が美月による偽装でないことを確信した。

 

二章 国家 P55~

垣内は、美月のアドバイス通り山霧に学校に来ないでほしいと頼み、遺体発見時や自殺時点の目撃情報を集める。

創立者本を読むと、

18歳の時にじしした友人にそっくりな男(人間ではない)があらわれ、自分は特殊能力があるというので、「4つほど能力を作り、代々生徒に受け継がれる」ように依頼した。その男と会った場所に学園を建てたが、学校教育法のために現在地に移転した後も学園敷地としているという。

直後に八重樫が接触し、自分は「受取人」で【人の好き嫌いがわかる能力】だと打ち明けられ、垣内が【嘘を見破る能力】と答えると、嘘見破る事が多かった村嶋竜也が先代の「受取人」だったのではと推測した。

合同レクのバーベキュー会で八重樫は能力で誰とも繋がりのない女子生徒を見つけ、垣内がホゾの丘で直接問うと「[私に特殊能力はないし、当然、誰も殺してない]」の返答を得る

 

三章 一般言語学講義 P111~

女子生徒Aを付け回して、書店で直接本人に山霧の命乞いをする

翌日昼休みに呼び出された社会科資料室に出向くと、Aから相手から自分の能力は「相手を自殺したいような気持ちに精神誘導できるもので、対象者の近くにいないと発動できない」でしょと問われ、自分は潔白とその証拠にベランダの前を山霧の体が落下していく場面を見せつけられ、「濡れ衣でした、僕が間違ってました、もうあなたを付け回すこともしません。ごめんなさい」と謝罪しなければ9月までに死にたくなってしまうと宣言される。

 

山霧こずえの通夜にクラス全員で参列した。

八重樫が、小早川が自殺した日は学校を休んでいたと、B組に確認した。

 

小早川の自殺は本当の自殺で、小早川が「受取人」だったが死亡によって、先代により女子生徒Aが「受取人」に指名されたので、5月から能力を使うようになったのではと仮説。

 

担任の河村と、八重樫とで、飛び降りた教室を入念に調べることに。

調べ終えた後に担任から「[最高のクラスだと、思っていたよ]」と言われる。

 

ハイクレスト北楓605号室の住人・飯塚により、高井が飛び降りた時の状況が明らかに。

 

四章 人間不平等起源論 P199~

 

ほぼ1人で行動しているのを八重樫咎められ、煮え切らない態度の結果殴られ、直後に「[信頼してたんだぞ、・・・お前のこと。友だちになれたもんだと思ってた]」と言われる。

 

美月が「受取人」であると見抜き、八重樫と会い今後の相談する。

 

夏休み、図書当番の日程を変更してもらった日に図書室で創立者の本を読んでいると、女子生徒Aに話しかけられる。

 

強がりを見抜く能力→【嘘を見破る能力】

誰も好かれないと愚痴をいっていたので他人の好意に敏感になる→【人の好き嫌いがわかる能力】

三郎の傷を癒やしたかった→【傷を癒せる能力】

手をとって見せてやることもできた→【幻影を見せる能力】 発動条件は「相手に触れる」

 

村嶋竜也の事件

 村嶋竜也を呼び出して、幻影で窓から落とす

 毎日のルーティンで斎藤直樹が来ることを予想し演技した上で、幻影で遺書を書いているかのように見せる

 

高井健友の事件

 高井を呼び出して、目撃者となる箕輪が来るまで待ってから落とす、ベランダにでた箕輪に触れて、自分を見えないように細工した幻影を見せるとともに、別な方からやってくる自身の幻影を見せる

 

山霧こずえ

 先に山霧を落下させてから、垣内を呼び出して幻影を見せる。

 

 

全校集会時にライン連絡で金曜日の可否を尋ねられたとき、金曜日のレク企画がなくなればバイトを増やせるからと、返事をした直後にニヤついていたのを、隣のAがみていた。

 

 

終章 P267~

夏休み明けの9月

 

八重樫は能力で垣内がクラス全員を嫌っていたと知っていた

イシミズはバンドのメンバーとしてメジャーデビューするのでストリートライブは終了する。プロジェクト参加のため毎晩業界関係者と飲み歩いていたという。

念願のギターを購入できたので、来月にはバイト辞めたいと申し出ると、店長に叱責され3月まで続けるよう言われる

 

購入したギターを家族に見られて、家族会議に。

 

 

嘘見破る能力(発動条件)→イシミズ(耳たぶを弾いた)→高井健友(両手を大きく叩いていた)→垣内(安全ピンを刺す)

幻影を見せる能力 小早川→A

 

登場人物

 

(目次に一覧有り)

垣内友弘(かきうちともひろ) 2年A組、美月とは小2からの幼馴染で同じマンションの隣室。学校に内緒でギター購入資金のためバイト(SCのフードコート内の蕎麦屋で麺を茹でる)。斉藤和義の曲を気に入っている。

白瀬美月(しらせ)  2年A組、3人目の自殺後に不登校に

小早川燈花(とうか) 2年B組、クラスの中心的存在だったが女子トイレで自殺(1人目)。茶髪に染められていた。帰宅部。壇は中学からの友達。

村嶋竜也(むらしまたつや) 2年A組、元バスケ部エースで身長180以上で声は低い。下半身を悪くして2年進級時にバスケ部を退部し帰宅部に。校舎から飛び降り自殺(2人目)

高井健友(たかいけんゆう) 2年A組、クラスのムードメーカー、前髪をゴムで止めてちょんまげのようにしていた。校舎から飛び降り自殺(3人目)

山霧こずえ(やまぎり) 2年A組、レク企画に積極的に参加、小早川の遺体発見者

八重樫卓(やえがし)  2年A組、サッカー部、他のクラスの生徒と交際

園川春吉(そのかわはるよし)  2年A組、帰宅部。カラオケ大会とバーベキューで半裸になった。合同レクをサル祭りと揶揄

壇優里(だんゆうり) 2年B組、高井の現場に居合わせた。長身で緑色のネクタイ着用。

林未来(はやしみく) 2年A組、高井と交際していた

(目次に無し)

垣内家 3LDKに6人で住む

・父 仕事

・母 金曜日はカルチャースクールへ編み物講習に。

・兄 大学生

・弟 「友ちゃん」と呼ぶ。中学生

・妹 金曜日はスイミングスクール

 

佐伯末凛(さえきまりん) 2年A組、林を介抱

郡山流聖(こおりやまりゅうせい) 村嶋と仲が良かった男子、サッカー部

仁科萌香(にしなもえか) 2年A組

森内仁(もりうちじん) 2年B組、山霧の交際相手

斎藤直樹(さいとうなおき) 2年C組、バスケ部。村嶋が飛び降りる瞬間を目撃。村嶋を「タツ」と呼ぶ。

張本(はりもと) カラオケ大会とバーベキューで半裸になった。

赤西哲也(あかにしてつや) バスケ部

浜屋(はまや) 2年B組の男子

木村(きむら) 2年B組の男子

竹崎(たけざき)2年B組。

マリカ 八重樫の交際相手

佐古(さこ) 3年で野球部キャプテン

河村(かわむら) 2年A組の担任。30代前半。専門は体育出学生時代は長距離走。「ショーキチ」

箕輪(みのわ) 北楓高校事務員、20代後半の小柄な女性。高井が自殺したときスグ近くにいた。

シロパッパ 北楓高校に勤続50年の初老の男性事務員。スマホを扱い、生徒とライン交換もしているという。

 

岸谷 現校長、創設者の血縁

岸谷亮兼(きしたにりょうけん) 北楓高校創設者

塩谷三郎(しおやさぶろう) 岸谷の友人だったが18歳で自殺。

柴倉ミチ(しばくらみち) 三郎に片思いしており、三郎の墓前で後悔していたのを岸谷が見る。

 

 

のり子 フードコート内タピオカドリンク店のバイトの大学生でふっくらとしている、共通の休憩室でよくフランクに会話する。「垣ちゃん」と呼ぶ。

イシミズ  垣内の尊敬するストリートミュージシャン

 

 

ワトソン力 大山誠一郎著 光文社 2020年9月30日初版第1刷発行 中央図書館

 

 

1月3日予約

1月6日受取

1月14日返却

 

にわか探偵ワトソン力で、人物関係がわかりにくかったので借りてみた。

一話一話はみじかいながらも、登場人物が多めで読むのはちょっと大変。

 

 

プロローグ     P5~ 書き下ろし

第一話 赤い十字架  P15~  宝石ザミステリー3(2013年12月)

第二話 暗黒室の殺人 P51~  ジャーロ63号(2018年3月)

第三話 求婚者と毒殺者 P85~ 宝石ザミステリー2014夏(2014年8月)

インタールードⅠ  P117~ 書き下ろし

第四話 雪の日の魔術 P123~  宝石ザミステリー2016(2015年12月)

インタールードⅡ   P151~ 書き下ろし

第五話 雲の上の死  P155~ 宝石ザミステリー2014冬(2014年12月)

第六話 探偵台本   P183~ ジャーロ66号(2018年12月)

第七話 不運な犯人  P215~ ジャーロ67号(2019年3月)

エピローグ     P247~ 書き下ろし

 

 

 

プロローグとエピローグ、インタールード

帰宅途中に拉致られて、謎の部屋に監禁され、関係した事件の関係者によるものかと、回想するお話。

エピローグで無事救出されるとともに、救出に至った経緯が明かされる。

 

 

和戸栄志(わどそうじ) 奥多摩交番→警視庁捜査一課第二強行犯捜査第三係勤務

片瀬つぐみ 警視庁警備部のSAT部隊。和戸に対しては「あんた」と呼ぶ

 

 

『第一話 赤い十字架』

ロンド荘というペンション。オーナーの海江田とその妹の敏子がそれぞれ自室で射殺体で見つかった。

近くでは5年前に現金輸送車が襲撃され、拳銃が使用されており、その拳銃が今回射殺に使われたものである可能性があると地元署から進言。

来栖が犯人で逃走しようとしたところを、つぐみが制圧した。

 

和戸 宿泊者。スキーに来て宿泊・

片瀬つぐみ 宿泊者

海江田 オーナー

・敏子 妹

箒木晋平(ははきぎしんぺい) 宿泊者、30過ぎ、ピアノ調律師、スキーに来て宿泊

来栖秀樹(くるすひでき)  宿泊者、30代なかば。塾経営者。スキーに来て宿泊・

東田(ひがしだ) 青井署の捜査指揮者

 

『第二話 暗黒室の殺人』

陥没事故があり、和戸たちが地下2階のギャラリーに閉じ込められた。

池袋の児玉第3ビル地下2階の「ギャラリー暮田(くれだ)」にて彫刻家の大前武幸(35歳、双子の兄の文幸(ふみゆき)は画家)の作品展開催。

作品の中で眠っていた文幸が推理し、会田が自供した。

 

和戸 

豊川俊輔(とよかわしゅんすけ)60代の恰幅の良い男

大前武幸(おおまえたけゆき) 30代なかばの長身の男、ギャラリー内に滞在。

・蘭子 交際中の彼女

大前文幸(おおまえふみゆき) 35歳。武幸の双子の兄

村瀬芳子(むらせよしこ) 40代なかばのメガネを掛けた女性

会田真帆(あいだまほ) 受付嬢

 

『第三話 求婚者と毒殺者』

警視総監から呼び出しを受け、親友である笹森会長の別荘(岡山県の瀬戸内海の小島)へ行ってほしいとお願いされる

令嬢の婿候補だという。銀座で高齢者を助けたのを見たので、ご指名とのこと

別荘での歓談中に、宇多がグラスワインを飲んだところ、青酸カリの中毒で死亡。

推理合戦となったが、平山の推理により、伊神と宇多が共犯であると判明した。

月子は婿取りを辞めてアメリカ留学に。

 

笹森俊介(ささもりしゅんすけ) 笹森電機会長

・月子(つきこ) 令嬢

平山 笹森家執事 50代

安住浩平(あずみこうへい) 婿候補。財務省、優男

伊神明彦(いがみあきひこ) 婿候補。経済産業省。眼鏡の学者風

宇多武志(うだたけし) 婿候補。国土交通省。陽に焼けたスポーツマン

和戸 婿候補。

 

 

 

『第四話 雪の日の魔術』

宮城が新築中の家で、仲間の佐川京一が射殺体で発見された。

第一発見者である宮城が犯人の疑いが強いが、宮城が和戸のワトソン力で推理によると、自分が死ねば京一がオリンピック候補となるから、宮城を狙って撃った玉が、たまたま落書きに来ていた京一に名中したのだと推理し、輝美も自供した。

応援に捜査一課が到着し、和戸が輝美の自供を得たのだと、捜査一課への異動希望があるなら推薦すると言い出した。

 

和戸 24歳、青梅警察署奥多摩交番勤務の巡査。

宮城時夫  射撃競技同好会員 小太り。青梅市役所職員。

佐川京一 射撃競技同好会員

・輝美(てるみ) 母 射撃競技同好会員。50代

・山口昇(やまぐちのぼる) 従兄 射撃競技同好会員、30代

・祖父 オリンピックの射撃競技選手

 

『第五話 雲の上の死』

イーストスカイ航空ロス国際空港行810便、B777。

和戸の初の海外旅行であった。和戸の後方の席の男性が異常死していた。

機長休憩室へ遺体を移して推理していたところ、無線で機長が、被害者の喉にあるものを隠すために殺害したのではと推理し、谷山が自供した。

 

森本弘樹(もりもとひろき) 巡査部長、スカイマーシャルの機動隊員

谷山朋絵(たにやまともえ) 中央医科大学附属病院内科医

Michale Okazaki ガイシャ。日系アメリカ人男性。45歳

香川 機長。

 

『第六話 探偵台本』

和戸は帰宅途中に一軒家が燃えているのを見つけ、住人男性を引きずりだしたが、男性は劇の台本を持っていたので、なりゆきで病院に付き添うことに。

春日の処置中に、台本を読むが途中からなかったので、推理することに。

だいほんは、(江本の役名の)駅前秀樹が殺害される場面までであった。

最終的に、江本が台本の判別不能部分も含めて推理したところで、春日が意識を取り戻した。

 

春日壮介(かすがそうすけ) 劇団「風舞台」脚本家

緒川文雄(おがわふみお) 30すぎのクマのような男。「風舞台」座長

井藤浩一(いとうこういち) 20代後半、細身

上野晶子(うえのあきこ) 30前後勝ち気

江本大吾(えもとだいご) 30前後小柄で貧相な体つき

秋山美保(あきやまみほ) 20代前半で可憐

 

『第七話 不運な犯人』

 

小日向玲子(こひなたれいこ)キャリアウーマン風

高野幸三(たかのこうぞう) 高齢男性

町田新介(まちだしんすけ)若者

中山浩一郎(なかやまこういちろう) バスジャック犯

バスドライバー 5人兄弟の末っ子

ガイシャ

村下宣一(むらしたせんいち)  投資ファンド社長。海老名でバスにガソリン撒いて逮捕