ワトソン力 大山誠一郎著 光文社 2020年9月30日初版第1刷発行 中央図書館
1月3日予約
1月6日受取
1月14日返却
にわか探偵ワトソン力で、人物関係がわかりにくかったので借りてみた。
一話一話はみじかいながらも、登場人物が多めで読むのはちょっと大変。
プロローグ P5~ 書き下ろし
第一話 赤い十字架 P15~ 宝石ザミステリー3(2013年12月)
第二話 暗黒室の殺人 P51~ ジャーロ63号(2018年3月)
第三話 求婚者と毒殺者 P85~ 宝石ザミステリー2014夏(2014年8月)
インタールードⅠ P117~ 書き下ろし
第四話 雪の日の魔術 P123~ 宝石ザミステリー2016(2015年12月)
インタールードⅡ P151~ 書き下ろし
第五話 雲の上の死 P155~ 宝石ザミステリー2014冬(2014年12月)
第六話 探偵台本 P183~ ジャーロ66号(2018年12月)
第七話 不運な犯人 P215~ ジャーロ67号(2019年3月)
エピローグ P247~ 書き下ろし
プロローグとエピローグ、インタールード
帰宅途中に拉致られて、謎の部屋に監禁され、関係した事件の関係者によるものかと、回想するお話。
エピローグで無事救出されるとともに、救出に至った経緯が明かされる。
和戸栄志(わどそうじ) 奥多摩交番→警視庁捜査一課第二強行犯捜査第三係勤務
片瀬つぐみ 警視庁警備部のSAT部隊。和戸に対しては「あんた」と呼ぶ
『第一話 赤い十字架』
ロンド荘というペンション。オーナーの海江田とその妹の敏子がそれぞれ自室で射殺体で見つかった。
近くでは5年前に現金輸送車が襲撃され、拳銃が使用されており、その拳銃が今回射殺に使われたものである可能性があると地元署から進言。
来栖が犯人で逃走しようとしたところを、つぐみが制圧した。
和戸 宿泊者。スキーに来て宿泊・
片瀬つぐみ 宿泊者
海江田 オーナー
・敏子 妹
箒木晋平(ははきぎしんぺい) 宿泊者、30過ぎ、ピアノ調律師、スキーに来て宿泊
来栖秀樹(くるすひでき) 宿泊者、30代なかば。塾経営者。スキーに来て宿泊・
東田(ひがしだ) 青井署の捜査指揮者
『第二話 暗黒室の殺人』
陥没事故があり、和戸たちが地下2階のギャラリーに閉じ込められた。
池袋の児玉第3ビル地下2階の「ギャラリー暮田(くれだ)」にて彫刻家の大前武幸(35歳、双子の兄の文幸(ふみゆき)は画家)の作品展開催。
作品の中で眠っていた文幸が推理し、会田が自供した。
和戸
豊川俊輔(とよかわしゅんすけ)60代の恰幅の良い男
大前武幸(おおまえたけゆき) 30代なかばの長身の男、ギャラリー内に滞在。
・蘭子 交際中の彼女
大前文幸(おおまえふみゆき) 35歳。武幸の双子の兄
村瀬芳子(むらせよしこ) 40代なかばのメガネを掛けた女性
会田真帆(あいだまほ) 受付嬢
『第三話 求婚者と毒殺者』
警視総監から呼び出しを受け、親友である笹森会長の別荘(岡山県の瀬戸内海の小島)へ行ってほしいとお願いされる
令嬢の婿候補だという。銀座で高齢者を助けたのを見たので、ご指名とのこと
別荘での歓談中に、宇多がグラスワインを飲んだところ、青酸カリの中毒で死亡。
推理合戦となったが、平山の推理により、伊神と宇多が共犯であると判明した。
月子は婿取りを辞めてアメリカ留学に。
笹森俊介(ささもりしゅんすけ) 笹森電機会長
・月子(つきこ) 令嬢
平山 笹森家執事 50代
安住浩平(あずみこうへい) 婿候補。財務省、優男
伊神明彦(いがみあきひこ) 婿候補。経済産業省。眼鏡の学者風
宇多武志(うだたけし) 婿候補。国土交通省。陽に焼けたスポーツマン
和戸 婿候補。
『第四話 雪の日の魔術』
宮城が新築中の家で、仲間の佐川京一が射殺体で発見された。
第一発見者である宮城が犯人の疑いが強いが、宮城が和戸のワトソン力で推理によると、自分が死ねば京一がオリンピック候補となるから、宮城を狙って撃った玉が、たまたま落書きに来ていた京一に名中したのだと推理し、輝美も自供した。
応援に捜査一課が到着し、和戸が輝美の自供を得たのだと、捜査一課への異動希望があるなら推薦すると言い出した。
和戸 24歳、青梅警察署奥多摩交番勤務の巡査。
宮城時夫 射撃競技同好会員 小太り。青梅市役所職員。
佐川京一 射撃競技同好会員
・輝美(てるみ) 母 射撃競技同好会員。50代
・山口昇(やまぐちのぼる) 従兄 射撃競技同好会員、30代
・祖父 オリンピックの射撃競技選手
『第五話 雲の上の死』
イーストスカイ航空ロス国際空港行810便、B777。
和戸の初の海外旅行であった。和戸の後方の席の男性が異常死していた。
機長休憩室へ遺体を移して推理していたところ、無線で機長が、被害者の喉にあるものを隠すために殺害したのではと推理し、谷山が自供した。
森本弘樹(もりもとひろき) 巡査部長、スカイマーシャルの機動隊員
谷山朋絵(たにやまともえ) 中央医科大学附属病院内科医
Michale Okazaki ガイシャ。日系アメリカ人男性。45歳
香川 機長。
『第六話 探偵台本』
和戸は帰宅途中に一軒家が燃えているのを見つけ、住人男性を引きずりだしたが、男性は劇の台本を持っていたので、なりゆきで病院に付き添うことに。
春日の処置中に、台本を読むが途中からなかったので、推理することに。
だいほんは、(江本の役名の)駅前秀樹が殺害される場面までであった。
最終的に、江本が台本の判別不能部分も含めて推理したところで、春日が意識を取り戻した。
春日壮介(かすがそうすけ) 劇団「風舞台」脚本家
緒川文雄(おがわふみお) 30すぎのクマのような男。「風舞台」座長
井藤浩一(いとうこういち) 20代後半、細身
上野晶子(うえのあきこ) 30前後勝ち気
江本大吾(えもとだいご) 30前後小柄で貧相な体つき
秋山美保(あきやまみほ) 20代前半で可憐
『第七話 不運な犯人』
小日向玲子(こひなたれいこ)キャリアウーマン風
高野幸三(たかのこうぞう) 高齢男性
町田新介(まちだしんすけ)若者
中山浩一郎(なかやまこういちろう) バスジャック犯
バスドライバー 5人兄弟の末っ子
ガイシャ
村下宣一(むらしたせんいち) 投資ファンド社長。海老名でバスにガソリン撒いて逮捕