神戸住宅街にあるミシンビギナーのための ソーイング教室「enne-sewing エヌソーイング」#初心者 #入園準備 #プライベートレッスン #学習グループ指導員
近頃は 立体裁断の演習が中心で例えば今日は 基本中の基本胸ぐせダーツの移動を‥「胸ぐせダーツの移動」っていうのは平面の布を、身体という立体に充てた時バストのお山を包むときにできる余りをどこに放ちましょうか、っていうことで肩だったり脇だったり脇ななめ下とかウエストに下ろしてみたり胸中央部にしたり首んとこでもいいわけで平面作図では「?」ってなりがちだけど立体裁断で視覚的に見ると こんなでとてもシンプルな話ですーーーーーそれらをデザインに合わせてもうちょっと引っ張り出して肩方向を2本にしてみたりもできるしウエスト方向で2本だったりも↑以上、これらの例は教科書に書いてあったままですーーーーー先日「服装解剖学」っていうグロテスク‥マニアックな本を手に入れました解剖学の名の通り人体の骨や筋肉、可動域が書かれている本です服のデザインというのは言わば 人体に境界を引く作業なわけですがじゃぁ、どこに引いたらいいですか?っていうこれまで漠然とやってきたことなのですがそもそも人体ってのはどうなってんのよって、知りたくなってですねぇ洋裁友達にこの話をしたら笑われちゃったんですけど‥ちょっと自分でも思わぬところに来ちゃった、って怖くなってきたけどせっかくなので 今回の演習は人体をイメージしながら進めていきました鎖骨とか、肩甲骨とか解剖学で読んだことをイメージ、イメージ‥まぁ、効果はあったかも☆これまで A型気質が発動してビタッと添わせがちだった 困ったクセも「ゆとり」の根拠が分かったことで自然と加味するようになれた?かな余談ですが近頃、腕が上がらないお年頃でもありまして(肩関節周囲炎のため)「コイツ(筋肉)が原因かー」っていうのを知るにも役立つ本でもありましたーーーーー秋冬になっても暖かいからうっかりしてたけど今年も もう1か月足らずで なんだか焦りますそー言えば 年末には忘年会があるけど何か作るかなぁー☆ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
東京六本木の国立新美術館で開催中の「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」に行ってきました途中休憩を含めて4時間近くかけて ひとり ゆっくりと回りました偉業の数々を知るとこれまで何も知らなかった、しかありません詳細は検索された先にお任せするとして個人的に残ったこと、気づきを挙げるとしたら(上手く言える気がしませんが)ファッション、スタイルをデザインする、というのは「コレ」を作り上げることを言うんだな、って私ね、バラを育て始める前はバラはいろんな色があると思っていたんですでも、ゴールデンボーダーは「黄色」でバーガンディアイスバーグは「紅色」色違いはないってことに、驚きましたいろんな色があるって思っていたのはバラっていう大きな括りで見ていたからなんですこれら、数々のコレクションも例えばこの青いドレスは「青」でしかなくて赤い月のモチーフのついた黒地のワンピースは黄色のタイツと組合わせたものしかない今まで私、服を作るとき一応イメージを持っているつもりがとても曖昧で、近視だった、ってことに気づいて先日、友人にこの話をしたら「だからenneはワンピースを作ることが多いんだね」って言われてあ、まさにそうだわ、ってストンと腑に落ちましたつまりは トータルの意識が欠けていた俯瞰で見ていなかった、ってことなんですけどワンピースって、上下ひとつで組み合わせを考えなくていいからまぁ、そういう思考までだったんです展示されていたのはたとえワンピースであっても全体がコーディネートされた作品でした今までのような1アイテム「個」の服作りもアリつつこれからは「スタイル」っていう意識も合わせて楽しみたいと思います会場にあった ある解説文の「リラックスシック」っていうワードを読んだとき何かを言い当てて頂いたように感じました今も、魅力的に響いて残っていますいつか私なりに表現できたら☆ーーーーーそれにしても、イブサンローランさんのお若い頃のイケメンぶりといったらすっごいカッコいいミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
はじめの1歩は「被服の授業」「服が自分で作れるんだ!」って ただただ感動したの2歩めは「ソーイングブック」今でこそ、ネットやYouTubeなどの情報源があるけれど当時は、自己流で進むには市販本を読み込んで トライ&エラーをするしかなく制作後、反省ノートに記しては作る前に読み返し、気を付けるを繰り返していましたこうの早苗さん、月居良子さん、茅木真知子さんの著作には大変お世話になりました☆長い間 これで充分満足していたんですがある時、ご自身の好きな道「お菓子作り」を追求している友人の姿を見て感化され‥わたしも洋裁を真剣にやってみようかな、って3歩めは「洋裁学校」電車で片道90分かけて、週末の丸1日を隔週自然豊かな環境にある自由な校風で働きながら通える洋裁学校でしたここで、ミチコ先生に出会いました限られた受講時間が惜しくて先生も驚く 4着くらいを同時進行で習ったこともトライ&エラー時代に反省ノートに書いていた疑問がどんどんクリアになっていくのが楽しかったな4歩めは「同洋裁学校のパターンクラス」平面作図、立体裁断を勉強しましたここで、優秀な同窓生達と出会いました☆5歩めは「enne-sewing エヌソーイング」開始立ち上げの時は、教えるということは学ぶこと、ってミチコ先生も応援してくださいました6歩めは「文化服装学院 通信講座服装コース」パターンクラスの友人が卒業後にやってて「復習するのによかった」なんて言うものだから私も基礎からやってみるかーって自由な校風の学校では「会話」を教わった感覚だったから文化さんでは「文法」を教わってみようって作ったものに点数が付いて返ってくる っていう状況は負けず嫌いの性格には背負うものがあってコロナ禍で教室も中断していましたし、課題に集中私なりの全力を尽くした結果光栄なことに いくつか賞も頂戴できまた、指導員になることができたのは大きかったです7歩目は「katakata☆days」出店パターンクラスの友人がデパート出店に誘ってくれてユニットを組んでチャレンジしました販売は初めてで、「商品」を作るのは点数が付くのとはまた違う緊張感がありました全く知らないお客様から思いかけず 温かいお言葉を頂いたときは店頭にも関わらず涙する、という‥すっごい嬉しくて、沁みたなぁー服以外の作家さん達との交流も楽しくてモノ作りの拘りを大切にする姿勢や好きを続けている諸先輩方がキラキラしていてこれからの生き方みたいなものを考えさせられましたそして‥ミチコ先生とお別れを経た現在‥8歩めは「指導員研修会」今年のテーマは立体裁断さすが指導員さん向け講習会で 課題のレベル高っついていくのに 予習復習自習必須ですと同時に、9歩め「カルチャーセンター 洋裁クラス」おけいこ用の裁縫道具♪指導員さんとの交流の中でここに至るまでの過程が皆 違っており「私の辿ってきた道は一片だった」と違う角度の洋裁があることを知ったんです付いた先生によってこれほどアプローチが違うのかって驚きがあって指導員の友人から教えてもらった情報でたまたま 家から通いやすい場所にいい先生と教室があることにもご縁を感じ通ってみることにしました☆トントン話が進み、さっそく来月からスタートです初回は、後ろファスナーのフレンチスリーブワンピースを作ることになりましたおけいこ用道具と材料を準備して ワクワクしています♪洋裁も奥が深く、一生勉強と言いますけどもこれまでの歩みに 全て繋がりがあったようにこの先にある何かを楽しみに 進撃です!☆☆☆2016年9月から始めた本ブログ「enneの部屋」今回で1000投稿目となりましてこれまでを振り返ってみました今後ともよろしくお願いいたします☆☆☆ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
母からお直しを頼まれましたたっぷりシルエットが嫌でコンパクトにして欲しい、という要望です本人に着てもらい、右身ごろに針を入れましたシルエット:たっぷりフレア→控えめライン丈:チュニック→ブラウス針で折り上げた山を糸で拾いラインを決めていく‥極薄地に 凹凸の織模様が入った生地で目の錯覚をおこしそうな柄ですインパクトのある方がぽっこりお腹が誤魔化せると思ったんだってしかし この生地滑りが悪いだけでなく伸縮性がある上この凹凸のせいで生地がもっていかれて不安定非常に縫いにくかったー薄地対策には、紙と一緒に縫うといいのですが参考書なんかには「ハトロン紙」って紹介されていると思いますけども夫がこの頃 禁煙チャレンジ中でねニコチネルパッチの説明書が転がっててそれが ちょうどいい薄さでしてしかも長ーいのがよかった☆+押さえも、滑りのいいものに変更ロックミシンで端処理をしレジロン糸(伸縮に向くミシン糸)で縫いました本来、このブラウスの折り上げならオーバーブラウスで着るでしょうしジャケット風に2.5cm程度あってもいいところでしたが背中にタックを施したため、1cmにしました丸くなった母の背中にひっぱられて後ろ丈が吊り上がってしまう‥チュニック丈なら生地の重みで落ち着くのですがブラウス丈になると裾がダイレクトに跳ねあがるだけなのでタックで摘まんでおくことにしたんですタックが入るならミシンが走る位置は浅い方がいいかなーって*****【修正前】*****【修正後】ボディに着せると、脇線が前に流れますが背中の丸い母が着るといい感じになります年齢による 体型変化があるんですね最近、私も変化を感じてて作った服が合わなくなってきました「今日を維持するための努力」が必要になってきたなって現実を感じさせられています(努力すればまた着られるかな※希望←まだ抗いたい)‥と言ってる側から休憩おやつは☆フロレスタドーナツのラスク♪ラスクというより、かりんとうのような「カリッと」がいいんだわぁ☆ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
前回ブログの続きのような話になりますが‥ステキな服って何なんだろう‥デザイン・バランス・着こなし同じTシャツでもステキに見えるかそうでないかがあるのは体型を含めたその人の雰囲気に合っているか とか作る時は いつも狙っているけど自分目線、他人目線、複雑な要素がいっぱいで難しいこのシャツ、昨年の出店時に 作ったものですが正面に据えた三角の飾り布と 大きくて高い衿折り返しで跳ねる 存在感のあるカフスで目を引かせてドロップオフショルダーで丈長オーバーサイズ感はあるけどサイドに深いスリットを入れたことでもたつかせない 抜けバックはラインを拾わせないようにセンタータックを施して、ストンと落とす‥っていう、ディテールに拘った服が好きですアイロンを効かせたシャツを着崩したときにこなれて見せるためには縫製はビシッとキメておかないとな、って半泣きになる位、いや実際は、当時はまだ洋裁を前にすると恩師の訃報を引きずっていたから天国の先生に今の実力を見てもらうんだーって自分で気負っちゃって、涙流しながら作っていました出来に満足できず、作り直したりもして(衿パーツ:上が×、下を採用)たしか接着芯の加減かで、張りが出すぎて気に入らなかったピンストライプは、柄合わせはもちろんミシンはこの白1本にかける!とか縫い直しは即アウト、1発でキメる!とかもちろん、商品だから汚しちゃいけないし終始 緊張感を持ちながら完成させましたで、無事出店を迎えマネキンに着せてみたときの、満足、満足。お客様に試着していただいた、その姿を見て満足、満足。私のクセ?なのかな、服作りの途中でもどんどん変更しちゃうことが多いんですが(計画性があるようでない)今回ポイントにした三角の飾り布も作り始めたときの予定にはなくて途中で、袖を取った後の切れ端を偶然ポンと据えた時に、これを生かせないか、と決めたものです昨今、服・生地の大量廃棄が問題となっていますがちょうどその頃、高い関心を持っておられる方からお話を聞く機会があり、思い出したんですで、enneなりの例えば‥をやってみようってね「少しでも生地を無駄にしないデザインとは」ありがたいことに思いを組んでくださった方が買ってくださったんですが単純に今も「このシャツ好き」って思ってくださってたらいいな☆ーーーーー自分で服を作る 最大の利点は体型に合わせた服ができるってことだけど動きやすいからといってステキかどうかは別問題とは、最近も洋裁仲間で話題になったことですどの点でステキと思うか、思わせるかって服のステキには、こうした「思想の共感」もある好きなアーティストのグッズもファンじゃない人から見たらなんでもない ただの靴下だったり要は価値観、総合力でどう映るかなんだと思いますゆえに、ニーズも多様過ぎるからこんなにも服が溢れているのでしょうけれど‥といった世の中で、敢て「作る」のですから洋服、バッグ、小物に限らずその多様な方向から 好きな魅力を集めて自分のステキを作りたいしご縁を頂いた生徒さんにも寄り添いたいと思っていますミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
作図のときの細かい数字は何の意味があるんだ鉛筆の線の太さ生地の厚み、縫いズレ‥後の工程で 簡単に解消されそうな位の誤差のような小数点以下まで電卓でたたき出し反映させた線を引くあー、めんどくさい少しくらい 服になったら分かんないでしょこんな思考があったから数字と対峙する 平面作図は嫌いでした私の先生の服作りはどちらかと言うと 立体裁断寄りで平面作図から作る場合も、仮縫い重視でしたなので なおさら仮縫い時に、針の刺し替えでどうにでも動くような数字を作図上で拾うことが 無意味に思えたというか‥まぁ、単に 生意気ですね作図時の精密×仮縫い時の感覚この矛盾するような流れに混乱するのかついていけず、離れていく子もいました先生は「洋裁は難しい」って、よく言っていましたーーーーーで、時を経た今どう向き合っているかと言うなれば‥この感覚はお料理やお菓子作りに似てるのかなって思いますレシピには、グラム単位の数字が載っている混ぜ合わせる状態、タイミングが書いてあるけど、実際作るときって素材や状況に合わせて臨機応変に加減をしますつまり、レシピは「絶対」じゃなくて「美味しい公式」同じように、平面作図も「ステキの公式」じゃないかしかも最終的な答えお料理で言う「美味しい味」洋裁で言う「ステキなデザイン」には好みや個性が許される余白もあってならば、その公式も「目安」でいい小数点以下の数字を出すくせに×加減とても矛盾するんだけど、洋裁もそういう世界なんだって(その加減をするのに経験が必要なんでしょうけどね)こうしたことに気が付いてからは窮屈に思えた平面作図も嫌いじゃなくなりましたむしろ積極的に数字を求めるようになったかも(小数点以下も反映させてやる!ってミシンの自信も当時よりは付いたしさー)ーーーーー理論的な平面作図×自由な立体裁断この2つを相互に生かせたら最強ですね☆ほんと、先生が仰っていたように洋裁は難しい今後の自分に期待を込め、勉強は続きます何度もグルグルしていて、終わりはないですさぁ、今日もがんばろうミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
立体裁断を勉強するのに1/2サイズのボディーを手に入れましたもちろん立体裁断自体は原寸ボディーでも可だけど、1/2サイズがあればトライ&エラーを繰り返すのにシーチングが少なくて済み便利というわけ正直、このテーマの研修会も今年だけのことですし1/2で組み立てたところで着られるパターンにはならないしなぁ、っていろんな言い訳が浮かんでナシで強行しようと渋っていたのですが‥ラッキーなことに譲ってくださる方とご縁を結んでくださる方がいらしてお言葉に甘えて入手できましたで、入手して大正解ー☆大感謝ですほんっと、このサイズなら気軽に「やってみよ」って気になる学ぶ時は惜しんではいけませんね(反省)立体裁断と言いながら平面製図の知識を生かします布を動かすときは、頭の中で作図をイメージするその上で、理想の形に調整していきます‥っても、ここに組み立てた作品は教科書に載っている基本の演習で平面製図だけで描けるようなデザインですけども今は焦らずじっくりとハサミと針を使って生地と向き合い感覚を養うことを目的とします衿の時だけは、原寸でやってみた衿腰、返り、落ち着き、ゆとりの加え方どう関連づいて、作れるんだろう‥ーーーーーさて、ご参考までに、立体裁断に使っている他の道具達をご紹介します針(シルクピン)No.3は小さめ、1/2サイズボディーにNo.4は大きめ、原寸ボディーの時に使っていますラインテープ切替線を入れるときに使います100均ダイソーさんのものがコスパ良専用のものよりも、若干、糊が弱い気もしないでもないけども‥とはいえ、ラインテープに関しては昔習った恩師は鉛筆で済ませていましたが使ってみると、確かに、これがあればさっと線が、しかも濃く引けるので便利です(使い捨てになるから、ちょっと贅沢?な感じもするね)シーチング薄手(30/36)、厚手(20/20)、湯通し薄手(30/36)( )内は糸番手 経/緯これら、大阪船場の繊維街で調達してきました薄手(30/36)シーチングを「サンマル」厚手(20/20)を「ニーマル」って言うんだって業界用語を知ったのがなんだか嬉しくてさっそく別の店で使ったらおじさんに「あんた詳しいなぁ~」って言われちゃった‥いや、にわか、です☆さぁ、道具は揃ったスキルを上げるには、まずは数かなどんどんやってこう難しい研修会についていくために基本は自習しておこうミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
最近は、立体裁断をして遊んでいます腕を作りました立体裁断とはパターンを起こす手法のひとつでボディーに生地を充て、針とハサミを使って直接目で見ながら形作る手法一方、紙とペンを使う平面製図という手法があります平面製図と同様、立体裁断も洋裁学校時代にひととおり やりましたが‥改めて 使ってた教科書を読み返すと学ぶことは多いですタイトスカートタックを解いて切り込みを入れるとフレアスカートに連続してやってみると、変化が楽しい♪※シーチングのシワは本来は伸ばすもの(ズボラしております‥)今年は「それぞれに気づきがあれば」という気楽な目標の研修会に参加します私は何か掴めるかな☆※この記事は再投稿です手違いで、いったん全て消してしまいました初稿よりずいぶん短くなっております‥ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
京都市京セラ美術館で開かれていた(4/16-6/11)「マリー・ローランサンとモード展」に行ってきました☆ふたつの世界大戦に挟まれた1920年ごろにパリで活躍した女性画家マリー・ローランサンと同時期にファッション界で活躍したシャネル達絵画と洋服展示も楽しめるという 欲張りな内容です淡い色合いが優しい中にピリッと効かせる鮮やかなブルーが大胆だけどそれがステキだシャネルのオーダーを受けて描いたマドモアゼル シャネルの肖像、1923でも、シャネルは気に入らずで描き直しを要求したんだそうですローランサンも折れなかったから結局シャネルは受け取らなかったそうこのエピソードから、お互い気が強くて気まずい空気も流れたんだろうと想像がつきますが没後こうしてそれぞれの作品が展示会のテーマとしてひとつ括りに並んでね、第3者である私としてはお二人の人間らしさが垣間見えて無責任だけど可愛く思えました才能あるふたりの表現者間に譲れないぶつかり合いがあったんですね「自分」があるからこそ独自のモノを生むことができるある意味そうでなくっちゃいけない部分もあるような必然なのかもカール・ラガーフェルド氏による2011春夏シャネル オートクチュールコレクションよりこのコレクションはマリー・ローランサンにインスピレーションを受けたものが発表されたそうです会場ではそのショーが全編 映像で流れていましたとても素晴らしかった☆ショーにしろ、この展示会にしろ後世では、皆が二人を繋ごうとしているね(ご当人らが知ったら どう思うんだろなー)この日は、爽やかな初夏のいちにちで京都市京セラ美術館 外観美術館の目前にそびえる 平安神宮の赤い鳥居が雲ひとつない青天に映えていましたこの日、お誘いに快くお応えくださったのは京都在住の尊敬するお姉さまで帰りには おいしいタルトタタンを頂きましたいつもより ちょっとオシャレをして文化的なオトナ淑女のイメージで京都散歩をしたというか‥有意義ないちにちでした♪こうして良いものに触れて自身に取り込み今後の表現の糧にできたら、と思います☆ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
初夏らしい色味のリバティープリント生地でワンピースを作りましたデザイン:ミセスのスタイルブック2020盛夏号56ページ または作りたいワンピース100 no33(文化出版局MOOKシリーズ)脇の中央部からウエスト(パネルライン)に切替えがあり身ごろの四角い正面部分と脇布+スカートが繋がってL字部分と変則的なパーツから成るものです(説明が下手‥)つまり、正面中心部分は上下に分かれていてサイドは繋がっているデザインです縫い合わせが無いサイドは、その分すっきり見える☆正面のスカート部分はギャザーが寄せてあって、ゆっくり。それが、ちょうど ぽっこりお腹がくる位置で適度な脱力感といい、ミドルエイジ体型に嬉しい☆と選びました両サイドには、スカート表面にステッチの入るインサイドパッチポケットがあります‥って、連々と説明をしましたがこんなプリント柄では、詳細よくわかんないですね‥さて、このような色柄プリントを縫う時の糸の色について昨年このワンピースを作ったときの反省で当然「白」かと思っていたけど白色のステッチって、案外目立つんだなぁ‥‥ってことがあったのを思い出しまして今回はその点、慎重になりました「白」か‥「ベージュ」か‥何色で縫うのがいいのかステッチをどうしたいのかで選んだ結果、「ベージュ」で縫いましたステッチは目立たず、存在は陰影、馴染む感じに縫い上がりましたこういうのに、正解、不正解は無くて好みの問題ですよね「狙い通りになっている」っていうのが「正解」「思ったようにならなかった」というのが「不正解」なのかなって思います「狙いどころ」を知るのにも経験や失敗からってことが多いですよね今回、ひとつクリアできたかな‥♪ーーーーー裏から☆この作品の制作攻略ポイントは、四角い身ごろの角 凸部と脇布+スカートが繋がったLパーツの凹部分この凹凸の縫い合わせで、切り込みを入れて縫うんですよねしかもそれがあるのは前正面、後ろ正面の目立つとこです!バシッと角を決める、ってのが肝になるインサイドパッチポケットというのも要切り込みだしこのワンピースすいっとカワイイ顔しているので簡単に見えていたけどもその実は 意外とテクニックが必要でさすがスタイルブックの作品、腕がなるものでしたーーーーー洋裁は奥が深くて、進めば進むほど不足を感じますまだまだ全てが「狙い通り」とはいきませんけども楽しく作り続けていこう♪ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)@ennesewing(インスタ )
先日行った東京で、兄に会った時にサイズを間違えて買ってしまったというパンツのウエストを9cm小さくしてほしいという依頼を受けてきました後ろ中心と両脇の3方、マイナス3cmづつでいいだろうか‥お直しはあまり経験のないことなのでお直し屋さんに勤めている友人にアドバイスを乞いました「パンツと本人を見ていないから分量はわからないけど三等分というよりは、後ろ中心を多めに詰めることが多い」〇チノパンは両脇のカーブがあまりなく、真っすぐで 1.5(3cm)つまみだと、下の方までさわることになるから〇後ろ幅が広く感じられることが多いから とのことでした‥なるほど‥聞いてみるもんです。アドバイスありがとー☆〈お直し前〉計画左△1cm・右△1cm、小計△4cm後ろ中心△1cm、これで計△6cmアドバイスの「後ろ中心を多めに詰めることが多い」を念頭に置いてこのパンツの場合、中心で詰めすぎると2本のベルト通しが近寄りすぎるのも変になるから(位置を動かせるけど、それもメンドクサイし)あと残り△3cmは、ダーツ部分で取ることにしようざっと描いた図‥ウエストを解くついでにウエストラインも下げといてあげることにしました9cmダウンとは、LサイズをSサイズにするような2サイズダウンの大がかりな変更、きっとお尻も余るでしょうから(オムツしてるみたいになるか??)ウエストを下げることで縦方向の分量が減ることになります前も触りたいところだけどなんだかんだパーツもあるから、勘弁やで。ご丁寧に、脇の縫い代はスレキのバイアスで包んでありました解いてみると縫製の手のかけられ方がよく見えるものです正直ね‥「ほんとうは、こうしたかったんじゃないか?」と思う部分もありましたけどもユニクロさんでも、これはジルサンダーとコラボしている「+J」ブランドラインのパンツなんだそうで量産品の中でも丁寧なものでした(←何者だ、私っ)後ろウエストライン部見返し端も スレキのバイアスで包んでありましたenne→兄「できるだけ元の縫い目は活かしておきたいのもあって腰から下は変えていませんなので、履くとワイドパンツっぽくなるのかなーと思いますがそれはそれで、今流行っているし楽しんでみてー」兄→enne「NICE TRY ありがとう、お手間をお掛けします」ナイストライ、って兄さんよこれくらいなら私、確証持ってできるようになってんよー‥彼の中では、私はいつまでもヨチヨチの妹変ってないんだわね(笑♪)お直し☆完成足跡(enne-sewing ネーム)、残しておきましたーーーーーせっかくなので、関西の味と共に送ることに致しましょう畳みシワ防止も兼ねて「美味しさ兵庫から」鶯ボールを忍ばせましたユニクロ+J と enne-sewing トリプルコラボの完成☆持ち上げると鶯ボールがゴロゴロするよ♪「あいつ(enne)のすることはー」ときっと彼は思ってくれることでしょうーーーーー兄→enne「神戸から鶯ボールとチノパンが届きましたサイズ・ウエストフィットも違和感なし、サスガです。ありがとう。そして、ごちそうさま。」スマホ画面に熱中している甥っ子の横顔と共にお礼のラインが届きました\(^v^)/‥甥っ子大きなったな☆しかし‥なんとなし‥‥チノパンの扱い‥脇役になってネ?(もはや私も)ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)2023.3 re-OPEN@ennesewing(インスタ )
週末、東京都現代美術館で開催されている「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展に行ってきました☆初めに「ニュールック」がバーン、とVあき、浅めだープリンセスラインの切り替えで脇布のとこでダーツが入ってるんだー‥なんて、細部に注視していたのは初めだけ数々の服は もちろん美しいのだけどそれらの展示、演出のされかたも素晴らしくて部屋を入るたびに 変わる総合芸術としての世界観に入っていました※写真撮影は自由ディオールというだけで人気なのは分かるけどそれ以上にこの展示会の評判がいいのは服とは無関係な夫も見入っていた様子からもわかりますーーーーーさて、この日を遡りますと‥土曜日の雨天に関わらず8時半に美術館に到着したときに言われたのは「16時以降のチケットになります」で9:09には、当日券の人数に達して締め切られたようです開館20分前、9:40頃に、列が動き出して入館今度は、チケットのある人とない人に分かれ中でも並ぶない人の列は長くて整理券が配られるかと思ったけどこの場で買うしか当日券の手はないみたいでそっか‥そんなことしたらきっとその整理券を転売する人が出てきちゃうよね諦めたのかな、列から外れる人もいました待って、待って、待った末にやっとチケットが買えたのは12時前のことトータル3時間+α かかって16:30以降の入場チケットを入手しましたこれだけで午前中が全部つぶれたいちにち仕事だな入館までの4時間少しは、銀座に移動して過ごしました雨じゃなかったらもっと楽しめたでしょうけれど外国人観光客も多くて、どこも人ヒト人ランチも、また並ぶ‥竹葉亭のうなぎ丼 旨っ銀座から東京都現代美術館まで雨だからタクシー移動を試みたものの銀座の交差点ではタクシーの争奪戦でね「ダメだコレ」って、地下鉄移動にしました東京観光のコツ欲張りは禁物適当なところで諦めた方が、楽しめるチケット期限の17:00には間に合いましたけど閉館が18:00なのは変わらずでして後半は 少し駆け足に回りましたが今回の上京目的のひとつ、見られて満足です8:30よりも早く行って並べばもっと早く入場できるチケットでゆっくり見られたんでしょうけどあれ以上の早起きは無理だったし銀座も駆け足になっていたんでしょうからこれはこれで正解だったんでしょうーーーーー来るとき、空からも黄砂がすごくて富士山は見られなかったけど、到着間際東京タワーとスカイツリーを同じ視界に見ました☆奥にうっすらスカイツリー、分かるかなあと、バカリズムさんのライブ「fiction」もこれは前クールのTVドラマブラッシュアップライフで盛り上がった友人が誘ってくれて楽しんできましたこーいう お笑いライブ体験は初めてでしたけどバカリズムさんって、芸人ですね(当たり前)90分だか、飽きずに面白かったです東京は何度来ても楽しいそれは夫もで この2泊3日の間で若い時に通っていた池袋のラーメン屋さんに別行動の時に、飽きもせず2回も行ってたしねなんかね、東京は特別。旅行というよりも、なにかを吸収してくる感じ会いたい人もたくさん居ますまた、近いうちにきっと☆ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)2023.3 re-OPEN@ennesewing(インスタ )
ツイードのような部分と無地部分がランダムなピッチで混在した播州織で春色のワンピースを作りました☆華やかな横糸の有無を どう使うかがポイント‥と言いつつごくありがちな配置にしちゃいましたがボックスシルエットのシンプルなかたち袖口のところだけ 控えめなペプラムで広げました(ペプラムとはフリルの一種)柄と無地が身ごろとスカート部分の境になるように横一直線で分割させたかったから胸ダーツはワキに逃がしました服は胸のふくらみ部分をどこで摘まむか(逃がすか)が肝でもあるスタンダードから外すと面白いのが出来そうだけどなかなかチャレンジできないところこの生地は横糸が渡っているのがキレイだからまぁ、この作品としては一番影響の少ないワキでよかったかと思っていますがなんといいますか敢て崩す、みたいなのも面白いものになるかもしれません私はいつも保守的に作ってしまいますが一方で、洋裁は正解が無い、とも言われる世界ですので自分を解放して?もっと自由な発想で服作りができたらいいな、と思っていますせっかくこんな個性的な播州織の生地に出会えたのにね洋裁仲間と西脇市の工房まで出向いて出会ったある種 思い出の生地なんですこれはこれでアリとは思いつつ他に答えはいっぱいあっただろうな、とも思う全体にバイアスで使ったらどーだったのかなー、とかね。今更だけどちなみに袖口はペプラムのカーブに影響させないように細めのバイアステープで包んで手縫いで仕上げ薄いですが、肩パットも付けました肩パットは流行らないかもしれないけどねキチンと感が出るので個人的には好きです先日、これを着てホテルランチに行きました♪たまには背筋が伸びるようなスタイルもなんとなく特別な気がして よかったですただひとつ、失敗というか計算外だったのはランチを終えて立ってみたらシワになってて、それが目立つ目立つ綿100%の無地部分シワの付きやすさを考慮すべきでしたねギャザーとか誤魔化しがきくような、というかこの生地が生かせるデザインはいくらでもあったんだろうな作るときは、素材からもデザインを考慮して着用シーンを吟味する‥その意識、及ばずでした情けないことに、いつになっても毎度、何かしらの反省をしておりますーーーーーさて、休憩おやつ☆ですストロベリーのブールドネージュ♪東京在住の友人からのプレゼントちょっとヒッピーなウサギもかわいいこんなチョイスが 彼女らしさでもある。めっちゃ、美味しかったー!ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)2023.3 re-OPEN@ennesewing(インスタ )
食事のときに敷いているナフキンがくたびれたので手持ちのハギレをかき集めて作りました☆たて30cm×横40cm位がちょうどよいナフキン候補だったハギレたち世の中も動いてきたしそろそろ教室を再開しようとレッスン用の家庭用ミシンを動かしてみましたよかった♪2台とも調子いいです♪ナフキンって私にとっては必需品です水滴がこぼれてもナフキンが吸ってくれるのでテーブルを拭く回数が劇的に少なくて済みズボラができます☆それと、油断したらすぐに手荒れするのでできるだけ手が濡れるような状況を作りたくないわけでして布きんを触りたくないんですよね「丁寧な暮らしをしてるねん」とカッコいいことを言いたいところだけど毎食ナフキンを敷いているのは「そんなんちゃうねん」なんですというわけで、ポット周辺にも敷いていますお茶好きで淹れることが多いけど、いつもこぼすからねティーカップやティーポット柄がハギレにあったし下手したら20年になる??もうわからないくらい古いハギレでこのときのために、残してあったようなもん春、新年度新しくなって、すっきりしました☆今年の入園入学準備は間に合わないような時期になってしまったけれどしれっと、enne-sewing も再開しております‥ーーーmy休憩おやつ♪北海道名産六花亭のレーズンバターサンド地元のスーパーでもときどき見かけるようになりましたがいつも素通りできない逸品ですミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)2023.3 re-OPEN再開にあたり、システム・HPリニューアルしております☆今後ともよろしくお願いいたします@ennesewing(インスタ )
ライトブルーのピンストライプの生地でタイカラーのブラウスを作りましたタイは このままでも いいと思うしクロスさせたり↑この場合はブローチが要るかなもちろん 結ぶもよしちょっと傾げるスタイル、個人的には好きだ裾は 大きい円形細い3ツ折りなどで軽く仕立てることが多いけどここはエッジを効かせたくて敢て 1cm幅のバイアスで仕上げました存在感というかさ太いバイアスを使ったカーブ、難しかったーあと、タイは表裏の裁断を正、バイアスで変えましたキリッと立たせたいけど柔らかく返って欲しい‥みたいな そんな狙いであと、バイアスで取ると返ったときに\と/になるのでアゲアゲ方向にストライプが流れて身ごろとの変化が出るのでいいかなーって\と/にするためには、左右で方向をかえて裁断し中心で繋ぐ必要があるのですけどま、実はそんな小細工をしております返ってほしい位置も接着芯でコントロールしてたりしてなうしろは ヨーク×センタータックでここは至って普通です私の中では これしかないっ、ていうピンポイントの要素満載で作ったんですが洋裁を知らない友人にしてみればこのシンプルにも見える1着に「そんなこだわりがあるとは‥」とダラダラと話し出す私に驚いた様子でも、それで充分♪「ステキ」って思ってくださったならそれ以上は ないです※ここでも散々語っておいてナンですが‥(やっぱり言いたい気持ちは否めず☆)ーーー休憩おやつ♪COCORIS ブッセ「ジャンドゥーヤ」東京駅構内にて、呼び込みに誘われてついつい行列に並んで買ったナッツ味のダコワースですうん、美味しかった☆パッケージも とにかく可愛いいの女の子の髪がリスになってるし紙袋の紙質や、内側も手を抜いていないあたりオーナーさんの、デザイナーさんの熱いこだわりを感じますきっと 楽しんで作っておられてる♪伝わってきますミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)お休み中@ennesewing(インスタ )
以前アップしたフードブラウスと同じストライプ部分が起毛している生地でクルーネックのブラウスを作りました前丈は足の付け根後丈はお尻がすっぽり隠れるくらいその間に、もう1段挟んでスリットを切りサイドを3段ステップにデザインしてみました制作途中はフワっとした 癒し味の生地だからかパジャマ感が出るなーって払拭するのに あがきました前立てを付けてみるか?って 布を当ててみたら、↑よけいに パジャマに寄ったの図そんな 一連の流れで‥なんとなしに後ろに垂れるものがあったら面白くないか?、って後ろあきのつづきにたらりと 長く延ばしてみたんですけど‥えっとぉー、結局 この服は売れ残っちゃったんですが自分で着るときは 取ろうと思います‥この服も いちおう販売用に作ったんですけどここは各作家の個性が溢れるような売場で私も負けじと、何かしないと、と思ったわけです今思えば、これを作っていた頃はカーっと熱が入っていてらしくないとこまで 行っていましたねぇんでも、サイドの3段切替部分は冷静に戻った今でもアリかな☆とは思っています着てみたら こんな感じおもしろい形ができたかなーって☆こんな風に着ようかな春よ来い♪早く来い♪ーーー(当時の) 休憩おやつー☆丹波栗の渋皮煮と抹茶のクランブルパウンドケーキ※友人作使われている栗は友人が直接、丹波で栗ひろいをしてきたもの彼女の年中行事のひとつで数年前までは我々も同行したものですそのときのブログこだわる、って、手間暇かかるものですがストーリーのあるお菓子を食べられるって幸せを感じますしこちらもいっぱい元気をもらいましたミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)お休み中@ennesewing(インスタ )
麻混ウールのブルー生地でワンピースを作りました☆文化服装学院通信教育課題で作ったジャケットと同じ生地ですいずれは 別のアイテムも作ってジャケットと揃いにしようと当初から思っていたんですそれにこの布は、ものは試しと贅沢にもクリーニング店で地直しをお願いしたんでいつまでも放置するのはもったいないと初志を貫徹※2021.8.31ブログ「地直しを専門店に頼んでみた」その分?裏地は残りをかき集めたアリモノを使って色が違っていてもいいかーってねエコエコ、SDGsデザインはスタイルブック(2013春号)からですノースリーブを袖付きに変えたくらいほとんどそのままただ、襟ぐりは着るときに付けるであろうネックレスにカーブを合わせておきましたこういった 服の方で調整ができるのがオーダーメイドの良いところですねこのデザインを選んだ決め手は横3段切替が控えめで、清楚な印象を感じたのと何よりも ウエストのタック☆たとえ こんなよそ行きを着るような場面でもぽっこり隠しになってしっかり食べられるわ、って♪作りはごくシンプルで 基礎なワンピースです裏はコンシールファスナーで特別なことは何もジャケット&ワンピース 揃い 完☆ーーーーーそれにしても‥またしても 袖が下手で、今後の課題です諸先生方のブログなどを拝読し勉強になったこともあるのでいろいろと試して改善していきたいと思っていますしっかり向きあおう。ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)お休み中@ennesewing(インスタ )
文化服装学院通信教育「服装コース」修了課題提出作品地元兵庫県産「播州織」を使用したダッフル×トレンチコートです。裾に仕込んだ紐を引くとボックスからコクーンシルエットに変化、ライナーとフードは取外式です。深めの前打合せは第1ボタンからの比翼あきで、覆い布との重ね方を変えるとまた違った雰囲気となります。ジャガード織の矢印模様が松ボックリのようという人がいました。和柄にも見える魅力的な形を損なわないよう、裁断や柄合わせも集中して最後まで丁寧に製作しました。ーーーーー完成は もう半年以上前になるのですが修了課題として作ったのは こんなコートです☆とにかく 柄合わせに気合を入れましたでも、いちばん考え込んだのは前覆い布を付けなかった右前身ごろこれをどう仕立てたらいいものか悩みましたダッフル、トレンチコートって覆い布が最大のデザイン要素だから、それをペラペラにはしたくなくてある程度の厚みをもたせました「重なってるよー」って存在感が欲しいな、ってねそれに、重ねるだけだと柄布なので紛れちゃったりただのデザイン線に見える心配も‥なので ここは陰影が欲しいなーってしかし、そうなると左前身ごろは前も覆い布があるからいいとして右はこの厚みをどう消化したらいいんだ??って 問題が浮上半日くらい考えていて‥こーいう類の答えってだいたいお風呂に入っているときに「あっ」と思いつくものですねそっかそっか!ジャケットを作ったときのダーツ裏と同じようにあて布を仕込めばいいのかー、ってわかってみれば、しごく単純で何をそんなに悩んだのだろう‥って思いますが中に当て布を仕込んで段差を解消させました前から見ても左右の肩の高さが揃って無事すっきりです☆失敗談として、いちど当て布の分量を入れ過ぎちゃっていわゆる肉襦袢の効果が出てしまいムキムキになったんで、ご注意です肩のところって華奢さを左右する部位なんですねけっこう繊細で。って、そりゃそっかーボディービルダーさんって胸板を鍛えて逆三角形を目指すんですものね服って有り様によってスタイル良くも補正できるものですがこれからも こんな効果を掴んでって狙えるようになりたいなバランス感覚っていうかーーーーー取外し式のライナーは見返しの縫い合わせを控えたところに挟む様式見返しにボタンホールを空けましたライナーを外した時のことを考えるとライナー側にボタンがあるこの仕様の方がすっきりするので、個人的には好みです‥と言いながらフード部分は身ごろ側にボタンを付けちゃいましたがいや、ここはボタンがあっても 邪魔になりませんしねこっちの方が 着脱しやすいってのもあります裏地の色はラベンダーみたいな薄紫色でライナーの花柄に合わせてみました☆で、最後にご紹介する小細工は裾に通したヒモでストレートな「ボックスシルエットからコクーンシルエットになる」というのはこの子の働きによるもの絞ったときに余ったヒモが垂れないようにループも付けています‥っていう この仕様はね市販品で見たのを真似たものです深めの打ち合せを支えるために覆い布の影に スナップを付けましたーーーーー‥といったひとしきり自己満足を盛り込んで力を尽くして作ったのですがねこれまで 一度も外に着て出ていないというオチ‥もったいないねぇ見た目は好みのコートが出来たんですがもう、これを着るような歳じゃない気もしていたりしてなんとなし このコートって可愛いめですよねなんかもう、そんな気分じゃないんだよなそれに、裏地やライナーを付けたとはいえ素材が綿なんですよ、コットンいやー、着るとしたら、春ですね‥の割に、ファーが付いてるんですがねともかく、着ることを考えたら全てがアンバランスですわね作品です、これは。ただただ「作品」を作っちゃったな今回のブログが通信教育「服装コース」のご報告としては最後の投稿になりそうなのですがなんとも締まり悪いことになりました心底 気に入って着られるものを!っていつも目指して作っているハズなのですが実際はそうならなくてホームランを打つのは なかなか難しいもんです次はぜったい!次こそ!今年はホームランな作品がバンバンできますよう☆今後の目標はこれですね作るだけで満足しない「着てこそ洋裁」だーミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewing(HP)お休み中@ennesewing(インスタ )
2023年が始まりうかうかしていたら今日になってしまいました昨年 2022年は高校の家庭科の授業でブラウスを作った時に感動して以来長く洋裁を続けてきて大きな節目となった1年でした主な出来事のひとつは 百貨店出店☆6月と11月売上という点では 不甲斐ない結果でしたが得るものは大きかったただ好きで作っていては感じないような制作時の意識、姿勢が全く違っていて緊張感とか、なんか、本気っていうか全力を尽くし、高みを目指すっていうか。それに、知識・技術的にも初出店のタイミングは文化服装学院の通信講座を修了した後でひと通りのおさらいを済ませ足りないところにいっぱい気づけてからだったのでよかったな、って思いますふたつめは修了課題で作った このコートに集約されているとでもいいましょうか‥2月の時点では まだ未完成ではあったけれど兵庫県西脇市にある播州織工房館で開催された播州織ファン作品展に 展示して頂きました(播州織であれば、どなたでも参加可なものです)自身としては、一般の方に見て頂くのは初めてのことでしたから緊張でしたその後完成させて、課題として提出し、返却されてからの7月には、この生地を織った織屋さんを訪ねる機会があり職人さんに直接見てもらえたりして‥織職人さんと話すことなんてなかなか無いことだから 面白かったな☆そして、大変光栄なことに11月には文化服装学院の文化祭でも展示して頂きました私には かつてお世話になった恩師がいるのですがこのご報告ができなかったのがとても残念ですこのコートは当時 先生から教わりながら作ったものととっても似ているからこのノーカラーコートともうひとつは 現物はもう無いのだけどフード付ショートコートですが思い出の2着を合体したような デザインなのでした結局、こんなデザインが好きってことなんでしょうね※先生の字だわこうして評価を受けられたのは個人的には 先生と一緒に頂いたのだと思っています中なんか、笑っちゃうくらい そのままだよね2022年6月、残念ながら先生は亡くなりました出店を見に来て下さる予定は叶わなかったけどそれは出店終了後の1週間と空かない時期でそれが 文化さんから頂いた修了証書に書かれた年月とも同じだなんてなんだか見届けてもらっているようで先生からも ほんとの卒業ってことなのかなーって勝手ながら 思わずにはおれません11月、授賞式に出席するために早朝、神戸空港から東京へ飛び立った空はこれ以上ないくらい 気持ちのいい秋晴れで常に辛口な先生ではあったけど※さすがに今回は一緒に喜んでくださっているよね?って信じています※ある課題で90何点かの評価を受けたときに褒めてもらうつもりで報告したら「当たり前です」と言われたことがあって逆に笑っちゃうわ一体何点だったらご満足いただけたのでしょうかねぇ‥とまぁ、2022年は 自身の中では大きな修了と挑戦がありまして2023年は これまでを改めたところでの私の裁縫人生フェーズ2の始まりだーって、思っていますあ、ゆっくり、です相変わらずマイペースな活動になりますが今年もまた こちらでも引き続きご報告させてくださいませミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewingお休み中@ennesewing(インスタ )
ストライプの部分が起毛している播州織でフードブラウスを作りましたマットな質感にひとめぼれした後ろは、気になるお尻が隠れるように長めで脇線を前寄りにしてギャザー分でボリュームアップした分をコントロールしたつもりギャザーがあるのにサイドはすっきりって、なっているかな?正面から後にもギャザーを入れました肩(袖山)にもタックを施しギャザーやタックで甘いけどフードを付けて、カジュアルに落とすみたいなデザインイメージです短冊あきとフードの関係性でどのように付けたらキレイに納まるかな、と思ってバイアステープで身ごろ側に縫い代を倒しました今回、デザイナーをしている友人にHPのイメージで、ってお願いをして商品タグを作ってもらっちゃった♪それだけで 売り物感が出たような展示販売時の様子仲間たちの洋服と共に☆※ここに映っているenne作はネイビーのフードブラウスのみ色違いで 白も作りました出店してみたものの完全に季節外ればかりを作ってしまいそれ以外の理由もあるのでしょうけれども売上という意味では撃沈でしたがenneなりに納得いく作品ばかりを持って行き作り手としては多くの方々に見て頂いて時に褒めてもらったりして(なにより嬉しっ)感動のあまり胸が熱くなることも‥満たされた2回目出店でしたでも、出店を続けるならば課題は多くありますね‥関係者様前回に引き続き結果を出せず申し訳ありません‥ーーー休憩おやつー☆フロレスタのドーナツラスクカリッとして 美味しいのフロレスタは自然派材料を使ったドーナツ最近は ドーナツといえばここのばっかりになってしまった※パン屋さんのイーストドーナツを除く。あれは最強。ミシンビギナーのためのお裁縫教室enne-sewingお休み中くわしくはこちら(HP)@ennesewing(インスタ )