ワイルドマン・ブラン [2015] / ドメーヌ・ルッチ(ルーシー・マルゴー) | 直感ワイン!! 

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Wildman Blanc 2015
ワイルドマン・ブラン

 

 

ご存じ!?
オーストラリア・ナチュラルワイン界の
フロントランナー。
ルーシー・マルゴーです。

 

 

その名は、今や国内だけにとどまらず、
日本やナチュラルワインの本場、
フランスにも轟いており、
その人気は正にワールドワイドです。

 

 

LucyA5

 

日本では、3年くらい前までは、
“ある程度”普通に手に入れることが
できました。

しかし最近では、
ネットではセット販売が当たり前。
店頭ではお得意様にしか販売しないなど
恐ろしく入手困難なワインに
なってしまいました。


唯一の救いは、
どこかの産地のものと異なり、
いたずらに価格が高騰しない
(させない)ことでしょうか。

 

ブランド名の ”ルーシー・マルゴー” は、
オーナーである
アントン・ファン・クロッパーの
娘の名前で、和紙のラベルに描かれた
こちらの絵は、その看板娘、
ルーシーの作品です。

 

 

LucyA2

 

ワインの方は、
ソーヴィニヨン・ブラン主体ですが、
SBとその他の品種は分けずに混醸、
全て上部を開放した古樽で醸造、
スキンコンタクトはかなり長め。
と、その名の通り、
かなりワイルドな造りになっています。

 

これは飲むのが心配・・・
いや、楽しみです。

 

 

LucyA3

 


色はオレンジでやや濁っている。

 

香りはカリンが主体で
わずかにアプリコットとライム。
そこに甘酸っぱい果実の
アロマティックなテンションがあり、
華やかで香りよく、
とてもジューシー。

 

飲むと、柑橘系果実のシャープな酸と
カリンを主体とした果実味があり、
ジューシーアンドフルーティ。

 

そして僅かな苦味を伴った
すさまじい集中力の果実味の余韻が
長く続く。

 

全体的には、
カリンを主体としたフルーツのアロマが
ボディにまで一貫して感じられ、
決して濃厚な造りではないが、
フレッシュな果実の集中力が凄まじく
ある意味感動するレベル。

 

 

LucyA4

 

いや~~それにしても美味い。

最近は、白に関して言えば、
造りの良い、ピュアな
ナチュラルワインさえあればそれで十分。
と思うようになってきた。

 

 

 

Wildman Blanc 2015
ワイルドマン・ブラン

品種:
ソーヴィニヨン・ブラン主体

カテゴリ:
白 / 辛口

Alc:
12.3%

国地域:
オーストラリア / 南オーストラリア
(アデレード・ヒルズ)

生産者:
ドメーヌ・ルッチ(ルーシー・マルゴー)
(Domaine Lucci (Lucy Margaux))

インポーター:
Wine Diamonds