コノスル オーガニック ピノ・ノワール 2016 | 直感ワイン!! 

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ワインをエチケットのデザインと話題性で選ぶ人のためのブログです。

Cono Sur Organic Pinot Noir 2016
コノスル オーガニック ピノ・ノワール

 

久しぶりの更新になりました。

 

アメブロのエディターが新しくなり、
CSSの編集がやりやすくなったのを機に
ブログ全体のデザインやレイアウトを
刷新しようと思ったのですが、
せっかくCSSを組んでもモバイル版には
全く反映されないなど、
これまたアメブロ特有の問題があり、
その解決に思いのほか時間を費やして
しまいました。

 

記事の作成に関してはとりあえず
目途が立ったので
また飲んだワインの記事を
書いていこうと思います。

 

その他ブログ全体のデザインについては
ちょいちょい時間を見つけて
手を付けていく予定。

 

ConosurOP1


さて、今回のワインは
コノスル オーガニック ピノ・ノワール
です。

このピノ・ノワールに使用されている
ブドウは、ドイツの有機認証機関である
BCS Öko-Garantie GmbHの認証を受けた
方法により栽培されています。

ラベルにはシンボルの自転車の他に、
このシリーズに限り草花の絵が
描かれていますが、これは
自転車で草花を蹂躙している…
というわけではなく、
有機栽培で使用される草花を
イメージしています。

 

ちなみに価格の方は、近所のスーパーで
1000円+消費税(確か)。

日本中のスーパーで売られている
エントリーレベルの ”ヴァラエタル”
シリーズが800円くらいなので、
これらよりほんの少しお高いくらいの
価格設定です。

 

ConosurOP2

 

コノスルといえば、
ヴァラエタルシリーズのイメージが
かなり強いので、人によっては
コノスル=チリの安ワインメーカー
と思っている人もいるかもしれません。

しかし、そのラインナップの中には
Wine Advocate誌による評価で
90ポイントオーバーを連発する、
OCIO(ピノ・ノワール、6000円くらい)や、
Silencio
(カベルネ・ソーヴィニヨン、15000円くらい)
といったトップエンドのラインもあります。

 

(まだ飲んだことありませんが…)

 

さて、テイスティングです。

 

ConosurOP3


色は淡い紫がかった赤。

 

香りは、量は控えめ。


ラズベリーにチェリー、カシスといった
シンプルな果実の香りが中心で、
2016ヴィンテージということもあり
若々しい。

 

飲み口は軽め。
口当たりがまろやかに感じられるのは、
同シリーズのカベルネ・ソーヴィニヨン
(ブレンド)オーガニックにも
はっきりと感じられる共通点。

 

味わいは、
ほんのり甘くフルーティなミディアムボディ。

 

酸はなめらかで主張は少なめ。
温暖な地域のガメイに見られるような
ストロベリーのニュアンスの甘さが主体で、
背後には紫蘇のような苦味が
僅かに感じられる。

 

全体的にあっさりとしており、
奥行きや深みが感じられず平板なつくり。
加えて余韻も短めと、
やはり価格なりの印象。

 

ただ、こじんまりしているものの
バランスはよく、
チャーミングでまろやかな口当たりの
ピノ・ノワールといった感じ。

 

ConosurOP4


リゼルヴァのピノ・ノワールを飲んだことが
ないのでその上のシングルヴィンヤード
シリーズとの比較ですが、
やはりその差は歴然。

 

イメージとしては、
ヴァラエタルのピノ・ノワールを、
口当たりを滑らかにした感じかな。

 

 

Cono Sur Organic Pinot NOir 2016
コノスル オーガニック ピノ・ノワール

品種:
ピノ・ノワール 100%

カテゴリ:
赤 / ミディアムボディ

Alc:
14.0%

国地域:
チリ

生産者:
ヴィーニャ・コノスル
(Vina Cono Sur)

インポーター:
(株)スマイル