トラブルメーカー レッド ブレンド
ホープ・ファミリー・ワインズの当主、
オースティン・ホープが手掛けるワインです。
ホープ・ファミリー・ワインズは
パソ・ロブレスの老舗ワイナリーで、
1980年代には、
カリフォルニアのトップ生産者の一つ
ケイマスのセカンドライン、
“リバティ・スクール” に使用する
カベルネ・ソーヴィニヨンを
生産していましたが、
のちにこのリバティ・スクールを
買い取り、現在は自らのブランドで
リリースしています。
現在の当主、オースティン・ホープは
このリバティ・スクールの他に、
自らの名前でいくつかの
ラインナップをリリースしています。
そのうちの一つがこの
“トラブルメーカー”
このトラブルメーカーという名前は、
オースティンの幼少期のあだ名でもあり、
今ある常識を打ち破って新しいものを
つくりだすという、
オースティン・ホープの
強いメッセージでもあります。
色はディープダークルビー。
粘性は強め。
香りは開いている。ややインキーで、
熟したプルーンのような
凝縮したフルーツの香りが中心。
背後にミルクチョコレートやココナッツの
樽のニュアンスがくっきりと感じられる。
アタックは強めで、
パワフルでミーティな印象だが、
タンニンによる渋みは控えめで、
マイルドでコクのあるタイプのフルボディ。
そして、樽に由来する
コーヒーの苦味と
ミルクチョコレートの甘味による
クリーミーでリッチな余韻が長く続く。
全体的な印象としては、
ボリューミーな果実味とクリーミーな
樽のニュアンスが特徴的な、
力強く、陽気で明るい
カリフォルニアンワインといった感じ。
オフィシャルHPではこのワインを
父親（オヤジ）のためのワインではなく、
新しい世代のためのワインであると
紹介していますが、
確かにこのトラブルメーカーは、
現在の潮流ともいえる、
テロワールを重視した、
ピュアで綺麗で繊細なワインに
真っ向から喧嘩を売っている。
そんなワインであります（笑）
トラブルメーカー レッド ブレンド
品種：
シラー50%、ジンファンデル17%、
グルナッシュ15%、ムールヴェードル10%…
カテゴリ：
赤 / フルボディ
Alc：
14.5%
国地域：
USA / カリフォルニア
パソ・ロブレス（Paso Robles）
生産者：
オースティン・ホープ ワイナリー
（Austin Hope Winery）
インポーター：
(株)リエゾン
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