ここまではスライスとフックの原理と原因


またそれの直し方について説明してきました




次はダフリとトップについて説明します





ダフリはボールより下の地面を打ってしまう



トップはボールの上っ面を打ってしまう





これって全然違う結果ですが


実は原理と原因はほぼ同じです




とりあえず初めに原因と対策を書きますね




原因:頭の上下



対策:頭が上下しないようにする




ダフリはインパクトの瞬間にアドレスよりも頭が低くなっています


トップはインパクトの瞬間にアドレスよりも頭が高くなっています




ほとんどの人がアドレス時には腕を伸ばした状態になっていると思います




そして、インパクトではアドレスと同じように腕を伸ばして打ちますよね




ということはアドレスの時の頭の位置をキープすれば


同じ場所にクラブが降りてくるハズです




動画等で頭の位置を確認してみて下さい




ダフリやトップがそんなに出ない人も確認してみてください


意外と動いてますよー






原理と原因についても説明します



顔が上がりやすいポイント


バックスイングです



バックスイングで力が入る → 上体も一緒に起き上がる → 顔が上がる





顔が下がり易いポイント


ダウンスイングです



ダウンスイングで力が入る → 肩が突っ込む(沈み込む) → 上体も一緒に沈み込む




どちらも同じ幅だけ上げ下げしているウチは問題ありませんが、バランスが崩れるとダフリもトップもどちらでも出ます







そもそもバックスイングやダウンスイングで力が入らなければ上下はあまり発生しません




分かっていても、意識しても上下してしまうんですよね…




ということで、私がオススメする対策方法を書きます





【顔が上下する対策】



①アドレスで顔を下に向けない


顔は地面を向かずに斜め45°くらいをみるようにする

※練習場で、前の打席の人の足元を向くくらい




②ボールは下目で見る


顔はそのまま斜め45°方向に向けながら、目だけでボールを見る




③バックスイングやダウンスイングでボールから目を離さない


目を離す=顔が動く

と思って下さい




私はアドレスの時にアゴの下に透明な台があって、

そこに乗せ続けるイメージしてます



意識としては『今からこのボールを打ってやる!』
ではなく、『おっ、そこにボールがあるのか』
くらいの他人のボールを見ているくらいの感覚を意識してます(笑)






せっかくなので、良い練習方法があるので

書いておきます



【練習方法】

① アプローチ用のウェッジを右手だけで待ち、体の回転は使わずに右手だけで打つ(手打ち)
※右打ちの場合


頭が動かなければミート出来るハズです
※ダウンスイングで右肩が突っ込まないようにしてください

距離は20YくらいでOKです


② 3連続くらいでしっかりとミートが出来るようになったら、両手で握って打ってください

※両手で握るけど、右手一本で打つ感覚です
左手はそえるだけ!


③ ①と②を繰り返して下さい

そうすると頭を固定する感覚が身に付きます





次はダフリトップについてもう少しと
シャンクについて説明します


ミスショットの原理と原因に付いては次で終わり(の予定)です




つづく