昨日、FX愛好家(東京FX娯楽部) のオフ会にて、僭越ながら、

『トラリピの弱点と対策案』について、お話をしてきました。


トラリピを使用したことはないんですが汗、トラリピ手法には

買い下がり・売り上がりの半自動取引プログラムと共通する弱点が

あるので、その対策を提案してみました。



さて、


これまで、4回にわたりFXCMジャパンとOANDAジャパンを比較して

きましたが、今朝方、両社に於ける指値決済が成立しましたので、

ここに、その状況を記録しておきます。


対象となったのは、米ドル円の買いポジに、97.5円に指値決済注文を

先週末から置いていました。


決済時間: 両社ともに6時0分0秒。 時間差は見られません。


決済レート: FXCMが97.726 vs. OANDAが97.729と、

僅かですが0.3pipsの差でOANDAが有利に成立しています。

この違いは設定されているスプレッドの差から生じているのでしょう。


また、取引に影響はありませんが、FXCMのコメント欄には、指値決済を

表わす[tp]という表示がありますが、OANDAには、それがありません。



ということで、


これまで、成行約定時のポジティブ・スリッページ、約定スピード(約定力)、

指値決済を比較してきましたが、


     両社ともに優良業者であり、実力は、ほぼ同等で甲乙つけがたい


という感想に至ってます。


また、以下のような特徴が挙げられます。


FXCMジャパンは、証拠金設定が高い

(例、米ドル円の1Lot当たり、FXCMは48万円、OANDAは約39万円)


OANDAジャパンは、約定力が高い分、約定レートにブレが生じやすい。

(NDDを謳いながらも、FXCMは、機械的な内部操作を行った後、注文を

相場に流し、OANDAは、何の加工もせず、相場に注文を流している)


FXCMは両建て可、OANDAは不可。



その他、OANDAジャパンには、EAを誤作動させる仕組みがある…という

噂を、時折、耳にするのですが、この2ヶ月間でEAによる96回の取引が

執行されてきたんですが、そのような状態に遭遇したことはありません。


なので、その噂については否定派に属してます。



さてさて…




『お名前com』 と 『使えるネット』 とを同時に利用してみて、判明したことを

ここに報告します。


どちらも1GBメモリのプランです。


お名前com: 2業者のMT4を同時稼動

メタボトレーダーの日常 -on_memory


メモリ使用量約80% ドクロ


使えるネット: 上記2業者を含む4業者を同時稼動

メタボトレーダーの日常 -tu_memory


メモリ使用量約50% チョキ



お名前comはメモリが逼迫しているため、3日間で2度も接続できない状態に

見舞われ、『再起動』 を行いました。 これでは使えません。

OSとして、Windows8 を搭載しているのが原因かもしれません。


ちなみに、使えるネットは Windows Server 2003 と旧式ながら、MT4の

稼動には十分です。



MT4を24時間稼動させるのが目的なら、


『使えるネット』を選択すべき と断言できそうです。




長らく暖め続けてきた米ドル円の買いポジですが、幸いなことに

メイン口座(FXCMジャパン)とサブ口座(OANDAジャパン)から

巣立ってゆきました。

いつものように、早過ぎたようですが…汗


米ドル円 4時間枠 FXCMジャパン

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_131011_H4_FXCM


こんな寄り道も…


ポンド羊ドル 1時間枠 FXCMジャパン

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_131011_H1_FXCM



ということで、スクエアー、手ぶらの週末を迎えつつ、徒然なるままに(?)、

RateLevel が表示する通貨ペアの位置付け(偏り)を眺めながら、次は何を

しようかな…と、ぼんやりと過ごしてます。


『偏り』 というもの自体は、通貨ペアの将来的な方向性を示唆するものではなく、

構成している両通貨の相対的な現状(強弱)を表わしているにすぎません。


ただ、そんな偏りが進行すると、これまでの経済バランスを崩しかねず、それを

回避しよう・未然に防ごうと、政治的な抑制力・補正力が働き、踏みとどまることを

期待できると思ってます。


目に止まる通貨ペアを選択してみますと、


メタボトレーダーの日常 -RateLevel_131011


土リラ(買い)の魅力は衰え、星ドルの強さが際立ってきています。


ここで、これらの通貨ペアは、どのくらい動くのか?と、今年に入ってからの

平均日足変動幅を調べてみました。


2013年 平均日足変動幅


通貨ペア 日足変動幅
(原値 pips)
クロス円 日足変動幅
(調整値 pips)
USDCAD 61.35 95.19 58.40
USDSGD 58.19 79.07 46.01
USDTRY 160.38 49.64 79.61
EURNZD 178.27 81.96 146.11
GBPNZD 208.53 81.96 170.91
GBPSGD 134.27 79.07 106.17


同 参考値

USDJPY

116.72
GBPJPY

179.63


米ドル星ドルの動きは大人しいですね。


ポンド(クロス)は、やはり魅力的(個人の感想ですあせる)。



さてさて




2回に亘って、このネタをアップしましたが、

OANDAジャパン(サブ口座)側が、最大建玉予定数に達しましたので、

今回、ここにまとめてみます。


FXCMジャパン(メイン口座)とOANDAジャパンのリアル口座にて、

9月27日から10月4日の間、米ドル円の98.50円から97.0円まで

成行で買い下がった際に発生した約定スリッページ(注文レートと約定

レートの差)です。


途中、9月30日には、大きめな窓開け相場が示現され、スリッページとは

異なる成行約定も発生しましたが、これはこれで興味深い(?)データが

得られました。 詳細は、こちら(→『FXCM vs. OANDA ②』 )で。


プラスはポジティブ(有利な)スリッページ、マイナスはネガティブ(不利)

を表わします。


メタボトレーダーの日常 -建玉スリッページ_131004_1


約定スリッページ累計:

FXCM  183.3pips(内、窓開けによるもの160.9pips)

OANDA 195.4pips(同、176.4pips


窓開けを除く、平常時で比べてみますと、


メタボトレーダーの日常 -建玉スリッページ_131004_2


約定スリッページ累計(平常時のみ):

FXCM  22.4pips(平均0.97pips

OANDA 19.0pips(同0.83pips)


約定スリッページだけで比較してみますと、安定的にポジティブを排出

するFXCMジャパンに軍配が上がります。


ただし、グラフには現れませんが、約定スピード(力)では、OANDA

ジャパンが上回ってます。

その分、スリッページにブレが生じやすくなるのでしょう。



また、共通して言えるのは、

レートXX.X0はYY.Y5より板(注文量)が大きく、滑りやすい

ということ。


このことから、指値はXX.X0に、逆指値はYY.Y5に置くのが好ましい

と言えそうですねチョキ



さてさて




アメリカの予算と債務上限の問題で、米ドルの全面安


オバマ大統領はAPECへの出席をキャンセルして、

予算の問題解決にあたるとのこと。

その意気込み(?)に期待して、米ドル円は日通し高値で

週末の取引を終えています。


そして、一難去って、また一難…と言うか、

予算の問題が解決しても、さらに大きく重大な債務上限の

問題が控えてます。


これら問題の背後には、アメリカの国民健康保険新設の

問題が控えているので、解決は難航しそうです。


さて、どうなるでしょうねはてなマーク



このようなファンダメンタルズが牽引する相場状況では、

テクニカルは機能が制限され、レートレベルの目途を

示唆するくらいにとどまります。


米ドル円 4時間足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_131004_H4


常時であれば、BB20が収束状態にあることから、

97.0を一旦の底値と見做せるところなんですが…。



週明けは、上にしろ下にしろ、窓開け相場となりそうですね。



さてさて…




今日(30日)、週明け早朝の米ドル円は、50pipsほどの窓を開け

取引が始まりました。


おかげで、買い下がりEAは大忙し。

FXCM・OANDAともに、たて続けて9個の買いポジを建てました。


ただし、その状況は、2社で異なります。


メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130930_週明け


今回は建玉時間・レートともにOANDAの圧勝ビックリマーク


両社の発注命令文の違い(昨日の記事参照)が、大きく影響したんでしょう。



さてさて…




9月も、余すところ1日、たいぶ涼しくなってきました

(平年並みとのことですが…)。


今月の成績は 3,166.7pips。 先月のわずか 20% 程度ダウン

『米ドル円崩落』 のイメージ(期待)が大きくハズレた汗のが響きました。


米ドル円の崩落(90円トライ)…。 いつ起きるでしょう…はてなマーク



そんなことに一抹の不安を抱きつつも、週末のジリ下がりに応じて、

買いポジを建ててみました。


メイン口座のFXCMジャパンは98.7から、サブのOANDAは98.5から、
それぞれ買い下がってます。


メタボトレーダーの日常 -建玉スリッページ_130927


上のグラフは、目標約定レート vs. 実約定レートとの差を示してます。

プラス側がポジティブ・スリッページ、マイナス側がネガティブです。


どちらかというと、FXCMジャパンの方が好ましいレートで約定してます。


これらの差異が生まれる実態の究明は難しいのですが、

相場が目標約定レート(98.50)に到達してからの成行注文と建玉修正の

記録を 『操作履歴』 で確認してみますと、


FXCMジャパンでは:

20:17:27 '...': instant order buy 0.01 USDJPY at 98.495 sl: 0.000 tp: 0.000

20:17:27 '...': request was accepted by server

20:17:28 '...': request in process

20:17:28 '...': order was opened : #... buy 0.01 USDJPY at 98.496 sl: 0.000 tp: 0.000


20:17:28 '...': modify order #... buy 0.01 USDJPY at 98.496 sl: 0.000 tp: 0.000 -> sl: 0.000 tp: 99.000

20:17:29 '...': request was accepted by server

20:17:29 '...': order #... buy 0.01 USDJPY at 98.496 was modified -> sl: 0.000 tp: 99.000


OANDAジャパンでは:

20:16:58 '...': order buy market 0.01 USDJPY sl: 0.000 tp: 0.000

20:16:58 '...': request was accepted by server

20:16:59 '...': request in process

20:16:59 '...': order was opened : #... buy 0.01 USDJPY at 98.500 sl: 0.000 tp: 0.000


20:16:59 '...': modify order #... buy 0.01 USDJPY at 98.500 sl: 0.000 tp: 0.000 -> sl: 0.000 tp: 99.000

20:16:59 '...': request was accepted by server

20:16:59 '...': request in process

20:16:59 '...': order #... buy 0.01 USDJPY at 98.500 was modified -> sl: 0.000 tp: 99.000


FXCMジャパンの成行注文は instant order となっていて、取引量の他に

発注レートとして 98.450 が指定されています。


この発注形態を見ると、NDDを掲げ、MT4の成行注文は、すべて

「約定レートに制限を設けないベストアベイラブルです」との

FXCMジャパンの説明はてなマーク を感じてしまいます。


対して、OANDAジャパンは単に取引量だけを指定した発注となってます。


また、建玉修正のプロセスは、OANDAジャパンの方が1つ多いのも

注目し得る違いです。


ちなみに、以前、利用していたLQDは、成行発注はOANDA型、建玉修正は

FXCM型でした。





これまで、ボリンジャーバンド(BB)の拡縮転換レートは、

エクセルで標準偏差(STD)を別途計算して、判定してきました。


(例)

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130916_W1_STD20F


エクセルシートに、一旦、書式を設定してしまえば、この判定作業は

それほど手間の掛かるもんではありませんが、より容易に…と

インディケーターを作ってみました。


米ドル円 4時間足

メタボトレーダーの日常 -STDVar_4TF


右側の4本の縦帯(左から表示チャート時間枠、日足、週足、月足)で

現レートが、ピンク色部分にある時、その時間枠の標準偏差(STD)は

減少(BBは収束)、青色部分にある時は、STDは増加(BBは拡張)で

あることを示します。

色の境界レベル(ピンク色の数値)が、BBの拡縮転換レートになります。



ボリンジャーバンド愛好家にとって、有用な情報になるのでは…。


【追記】 2013年09月22日

縦帯幅を自動調整するよう STDVar_4TF を変更しました。




20日間が過ぎた今月は、からっきしダメ汗

描き出した相場観に自ら怯え、手足を出せずじまい汗


まぁ、ノーポジには損失の機会もないわけで、それだけが救い…。


こんな時もあるわな。 おとなしくしてよう。



転換点になるか…と期待したFOMCは、予想外の緩和維持を発表。

結果として、ドルストレートの更なる上昇(ドル安)となりました。


メタボトレーダーの日常 -RateLevel_130920


特に、羊ドル米ドルの上昇が顕著です。


(参考: FOMC前の9月16日現在)

メタボトレーダーの日常 -RateLevel_130916



それにしても、

米ドル円は底堅いですね。




今週の米ドル円を週足レベルのSTD20から見ると、


メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130916_W1_STD20F


こんな具合で、もうこれ以上は減少できない限界状態に来ています。


すなわち、上下のどちらに動いてもSTD20は増加(BB20は拡大)に

転じます。


米ドル円 週足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130916_W1


週足レベルのBB20拡張が示現されるとなると、

変動規模は、かなり大き目ビックリマーク


はたして、その変動とはアップなのか、ダウンなのか…。



FOMCを起点とする、↓を期待してますが…。



さてさて