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DOCS日記

DOCSの活動を報告するブログです

本日は全国に中継されている青木先生プロデュースの『若手医師セミナー2010』に参加してきました( ̄▽+ ̄*)

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今回講師を務められたのは前回に引き続き福井大学地域医療推進講座の寺沢秀一先生ですかに座

研修医当直御法度症例帖/寺沢 秀一

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テーマも前回に引き続き『ER診療のパールズ』で、今回も笑いあり感動ありのお話をたっぷり伺うことができました音譜

まずpearlsに関しては「胆石疾患の鑑別」や「消化管出血の検査値の経時変化」など寺沢先生の経験に裏打ちされたものを教えていただき大変勉強になりましたひらめき電球

そしてERとは切り離せない「見逃し」や「訴訟」に関しても押さえるべきポイントを教えていただき、特に現場で不安を抱きながら診療している研修医にとっては非常に貴重なお話だったのではないでしょうかあせる

また、今回は「日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語」という本を引用されたレクチャー内のブレイクもとても印象的でしたポスト

日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語/著者不明

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寺沢先生のお話を伺っていて感じるのは、先生が診療を通して患者やその家族や看護師、救命士といったコメディカルの一人の人としての背景にとても関心を持たれているということですわんわん

もちろんそうすることによってERの概念を周りに伝えるのに役立てられたというのもあると思いますが、それ以上にそういった診療に関わっているひとたちはより深い繋がりを感じているのではないでしょうか目

そんな寺沢先生の診療が「短い手紙」と「かまぼこ板の絵」から一つの物語を想像するこの本と絶妙にマッチしていましたキラキラ

「患者を愛している家族はもう一人の患者」であり、「救急車からは二人の患者が降りてくることを知るべし」というお話を聞いて、そこまで考えられる医師にならなければと身の引き締まる思いがしましたドキドキ

寺沢先生、本日も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m

[場所] ベルサール神田
[参加メンバー] 児玉、松本、山口

こだま
本日は横浜市民病院で行われた『神奈川EBM実践研究会』に参加してきましたヾ(@^▽^@)ノ

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今回のテーマは「論文の使い方」で年に数回のWS形式でした本

まず始めに名郷先生がショートレクチャー「歩きながら論文を読む」で論文を読む際に最低限みるべきポイントをご紹介してくださり、"超"短時間で読む方法を学ばせていただきました砂時計

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続いて参加者は4つのグループに分かれて40分という短い時間でそれぞれ異なる3つの論文を読み、要点をまとめて発表を行いましたペンギン

その際、「高血圧が心配で娘につれてこられた75歳男性」のシナリオが用意され、参加者はただ論文を読むだけでなく、いかに目の前の患者に役立てるかも考えました目

今回は用意していただいた論文が「高血圧」というテーマのみが共通の全く異なる12個であったため、4つのグループの発表は選択した治療も違えばプレゼンのスタイルも違うなど、どれもグループの個性が現れていてとても面白かったです音譜

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また、それぞれの発表後に行われた質疑応答では、別のグループの幹事の先生方による鋭いツッコミも飛び交い、EBM初学者の自分にとっても熟練者の視点が学べる貴重な時間でしたドキドキ

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これからは今回教えていただいた方法でどんどん論文を読んで臨床を楽しむツールにしたいと思いますアップ

『神奈川EBM実践研究会』幹事の皆様、本日も楽しい会を提供していただきましてありがとうございましたm(_ _ )m

p.s.おまけで発表の様子を少しだけぶーぶー



[場所] 横浜市民病院
[参加メンバー] 児玉、松本

こだま

本日は本学茨城医療センターで行われた『第26回稲敷MC ICLSコース』に参加してきました(*^o^*)

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このコースは茨城県稲敷地区の複数の病院や消防署が協同で開催しているもので、DOCSは2年前より本学茨城医療センター麻酔科室先生のお誘いでお手伝いさせていただいています車

今回は受講者30名、5ブース、スタッフ40名程度の規模で行われましたわんわん

ICLSは細かい決まりが少ないためコースによってその雰囲気が大きく異なりますが、今回のコースは受講者のほとんどが看護師であったことやスタッフに救命士が多かったことなどが特徴的でした目

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また受講生がブース間を移動せず、ずっと同じブースで学ぶという形式であったため、担当するグループの学習度合いを継続して見ることができました目

このように外部のコースに触れることで、新たな出会いが生まれるのはもちろんですが、自分たちのコースをより良くするためのヒントを見つけられるのも楽しみのひとつです音譜

そしてほぼボランティアの形で休日を返上して参加されているスタッフの皆さんの姿を拝見する度、仕事の価値は目の前の損得で決めるべきものではないということを学ばせていただきます。

特にブースでご一緒させていただいた、救命からICUに移られたという看護師さんの「職場のICUの仲間に蘇生を学んでいるひとが少ないから自分が広めていきたい」というお話は印象的でしたドキドキ

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自分も目標に向かって常に周りを駆り立てる人間になりたいと思っていますヒヨコ

室先生、この度は貴重な機会にお誘いいただきましてありがとうございましたm(_ _ )m

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p.s. もちろん前夜のお食事会も大切な楽しみのひとつですビールキラキラ

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[場所] 東京医科大学茨城医療センター
[参加メンバー] 上杉、児玉、稲岡、大谷、山口
special thanks to 彩ちゃん

こだま